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都市計画マスタープラン策定実習 第一回中間発表 12/26

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1 都市計画マスタープラン策定実習 第一回中間発表 12/26
天国に一番近いまち                             土浦 ~高齢者にとって住み良い街  i.e.誰もが住み良い街へ ~ 都市計画マスタープラン策定実習     第一回中間発表 12/26 TA柳田 穣 2班 菴木嶺 望月竜一 大里浩司             小山航 田代哲朗 中野慎吾

2 土浦市 概要 立地:東京から60km圏内 自然:霞ヶ浦に面した低地と、それを挟む台地、筑波山麓の山林 歴史:城下町として栄え、水運が発達
土浦市 概要 立地:東京から60km圏内 自然:霞ヶ浦に面した低地と、それを挟む台地、筑波山麓の山林 歴史:城下町として栄え、水運が発達 産業:鉄道や道路網の整備、県南部の中心都市に発展

3 土浦市人口 高齢化の進行は免れない 年齢別人口分布(H20年) 年齢別人口分布(H40年) いばらき統計情報ネットワークより
土浦は人口143,716(H20.7)の都市です。人口ピラミッドは典型的な壺型を示しており、土浦市では将来、少子高齢化の問題が深刻化すると考えられます。市では平成29年度の目標を145,000人としています。現在60~64歳、所謂『団塊の世代』が最も多く10,769人で、市全体の約7.5%を占めています。また、高齢人口(65歳以上)が約21%、60歳以上の人口が約28%になります。 いばらき統計情報ネットワークより 高齢化の進行は免れない

4 工業 神立工業団地 (108.7ha) 東筑波新治工業団地 (24.5ha) おおつ野ヒルズ (39.3ha) テクノパーク土浦北
(34.4ha) 市内各所に工業団地が存在。()内の数字は工場用地面積。 神立工業団地は別名「土浦・千代田工業団地」。 農業県と言われつつ、一市町村内に多数の工業団地を持っているのは珍しいものか。 つくば駅 土浦駅

5 工業 www.kanshin.com/keyword/1322735 いばらき統計情報ネットワークより
事業所数、従業員数共にここ2、3年は上昇傾向あり。 製造品出荷額も上昇傾向か。 出荷額と事業所数の関係を見ると、H16,17年まで事業所数が少なくても出荷額がわずかながら上昇している。 事業所数の最低ラインが判明したのがこの二年間であり、あとは出荷額に合わせて事業所数を調整していけばいいといったような判断が伺える。 部門別出荷額では、食料、衣服等が減少傾向にあり、プラスチック、精密機械等が増加傾向にある。 どこでも見られる傾向であるか。 いばらき統計情報ネットワークより

6 農業 蓮根(れんこん)は生産量全国第1位!! 総産出額 96億8000万円(県内26位) 有名なのは 蓮根(れんこん)やグラジオラス等の花
総産出額 96億8000万円(県内26位) 有名なのは 蓮根(れんこん)は生産量全国第1位!! 蓮根(れんこん)やグラジオラス等の花 茨城県44市町村の中で26位。 れんこんだが、茨城県自体が農業県であり、その中で土浦含め霞ヶ浦周辺で生産が盛んという位置づけ。 茨城農林水産統計年報(H18)より

7 農業(人口) 総農家数1,104件 うち販売農家数805件(2005年) 販売農家総世帯員数3558人/約14万人(土浦市人口) 多い!!
総農家数1,104件 うち販売農家数805件(2005年) 販売農家総世帯員数3558人/約14万人(土浦市人口) 大して変わらず 多い!! 農業に携わっているのは全人口の2.5% 世代別のグラフから、15歳から74歳くらいまでは大きな違いは見られないが75歳以上の農業人口が跳ね上がっている。 高齢化の極み。 「土浦地域農業改良普及センター」が市と連携して後継者育成のため色々やっているようだが、効果はどうなのか。 いばらき統計情報ネットワークより

8 農業 高齢者の割合が大きい 稲作の作付面積が最大 しかし産出量は 米が14.5%、野菜45.6%となっている
いばらき統計情報ネットワークより 農業経営者とは農家の代表者?みたいなもの。合計は販売農家数に一致する。 作付面積は販売目的で農産物を生産している田畑のもの。 稲作の作付面積が最大 しかし産出量は 米が14.5%、野菜45.6%となっている

9 水産業 漁獲量、減少傾向 対策 霞ヶ浦の特産 ワカサギ・シラウオ・ハゼ・エビ 水質や生態系の変化 外来魚の増殖…etc
 霞ヶ浦の特産       ワカサギ・シラウオ・ハゼ・エビ 漁獲量、減少傾向 水質や生態系の変化 外来魚の増殖…etc 土浦市を代表するもののひとつである、霞ヶ浦では漁業が行われており、その特産として、わかさぎ、しらうお、はぜ、エビなどがあるようです。しかし、近年、水質の悪化による生態系の変化、外来魚の増殖等により、湖沼の環境の変化により、水産資源の生息環境が悪化しているようです。その中で、対策として、ワカサギの人口孵化・放流、うなぎの稚魚放流、エビの増殖施設の整備等、漁業の見直し・活性化が図られています。 対策 わかさぎの人工ふ化・放流 うなぎの稚魚放流、 えびの増殖施設整備

10 商業 郊外型大型店舗による中心市街地の空洞化 駅前大型店の開店 駅前商店街の衰退 郊外型ショッピングセンターの普及 駅前大型店の閉店
商業を見てみると、1997年に駅西口再開発ビル、ウララが完成しました。 しかし、1996年以降に西友や丸井などの大型店舗や、東武ホテルや京成ホテルなどの宿泊施設の相次ぐ閉店や倒産により、駅周辺、中心市街地は衰退してきました。 さらにつくば市等の郊外型大型店舗の立地が拍車をかけ、中心市街地の空洞化が問題となっています。 現在、上高津に大型ショッピングセンター(イオン)を建設中で、2009年の春にオープンするようです。 郊外型大型店舗による中心市街地の空洞化

11 土浦の観光… といえば  いずれも 季節もの!! 土浦キララまつり 土浦花火 くらいですかね…

12 ■鉄道 1996年、24561人→2007年、17524人… ・常磐線荒川沖駅、土浦駅、神立駅 ・利用者数は年々減少傾向
  土浦市においては土浦駅が中心的役割 ・利用者数は年々減少傾向 土浦駅での一日の乗降客数 1996年、24561人→2007年、17524人… 統計つちうらより

13 ■バス ・関東鉄道がつくば方面を中心に各路線を運行 ・路線バスの利用者数はここ数年で大きく減少
つくばセンター行は1日におよそ50本 ・路線バスの利用者数はここ数年で大きく減少 ・一般の路線バスの他、土浦市まちづくり活性化バス「キララちゃん」が中心市街地を運行 統計つちうらより

14 が、1日平均利用者数は約322人(1便平均約8.1人)程である。
・協賛店で 1,000 円以上の買物をすると、当日乗車証明券と 引き換えに 100 円分の地域通貨キララがもらえる ・アンケートによるとキララバス利用の約四割が買い物目的 ・バス利用は市内の買い物客と密接に結びついている ・利用状況は平成16年度から増加を続けている が、1日平均利用者数は約322人(1便平均約8.1人)程である。

15 ■道路 ・市内の主要な道路 高速道路 : 常磐自動車道、圏央自動車道 一般道 : 国道6号、125号、354号…
 高速道路 : 常磐自動車道、圏央自動車道  一般道 : 国道6号、125号、354号… ・国道周辺は慢性的に渋滞が発生 ・中心市街地の道路も混雑気味 ・土浦牛久バイパスの開通 渋滞の緩和 通過交通を高速道路へ流し、市街地への流入を防ぐ

16 課題 高齢化社会の進行 さらにヤバイ、どうすれば!? 中心市街地の衰退・郊外化 産業の高齢化・後継者不足 観光・イベント 運営者の高齢化
観光・イベント 運営者の高齢化 自動車依存の社会 生産力の低下  活力・質の低下 車に乗れない高齢者 高齢化社会の進行 さらにヤバイ、どうすれば!?

17 高齢者にとって住み良い街をつくろう 高齢者にとって住み良い街ができれば、 誰もが住み良いまちになる。 極めれば、 「天国」になれる。

18 これらを踏まえて キャッチフレーズ   「天国に一番近いまち 土浦」 ~高齢者にとって住み良い街  i.e.誰もが住み良い街へ ~

19 天国とは? 結局…     「住みやすさ」 が重要!! ※最高に住み良い  という意味で「天国」というキーワードを用いる。

20 2008年全国住みやすさランキング 土浦市は44位 (全国784の自治体中) ちなみにつくば市は13位 東洋経済新報社による
  「2008年全国住みやすさランキング」     ※住みやすさは、安心度・利便度・快適度・富裕度・住居水       準充実度に関する16の社会経済的指標により算出されている。 土浦市は44位  (全国784の自治体中) ちなみにつくば市は13位 1位 茨城県守谷市 2位 千葉県成田市 3位 栃木県真岡市 4位 佐賀県鳥栖市 5位 福井県福井市 6位 滋賀県栗東市 7位 岐阜県美濃加茂市 8位 富山県砺波市 9位 愛知県刈谷市 10位 東京都立川市

21 提案:天国に近づく要素 高齢者に優しく、誰もが住みやすいゆとりある中心市街地であること。
人と人の触れ合いが活発で、共に助け合えるまちであること。 土浦の歴史・風情を感じられ、市民が誇り を持てるまちであること。

22 しかし!! 歴史的街づくり先行事例 →土浦市と共通点が多い。 埼玉県川越市
   江戸時代には城下町として栄えた川越市。戦災を免れて古い町並みが残っている。    駅前の道路などは道幅も狭く、決して近代的な町であるとはいえない。 →土浦市と共通点が多い。 しかし!!

23 歴史的街づくり先行事例(つづき) 川越市は古くから、歴史的資源を活かしたまちづくりを行っている。
   川越市は古くから、歴史的資源を活かしたまちづくりを行っている。    現在では年間550万人もの観光客が訪れている。    観光客効果によって、   まちの商店街も元気!!

24 今後の流れ 現状調査続行 各種分析 提案の具体化

25 参考文献 東洋経済 東洋経済新報社 第7次土浦市総合計画(茨城県土浦市) 土浦市総合交通体系調査(茨城県土浦市)
東洋経済 東洋経済新報社 第7次土浦市総合計画(茨城県土浦市) 土浦市総合交通体系調査(茨城県土浦市) 常総市総合計画(茨城県常総市) 土浦市役所ホームページ  ( いばらき統計情報ネットワーク( いばらき路線バス案内所  ( 川越市ホームページ  (

26 Yes, we can.


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