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三重大学教育学部 附属教育実践総合センター 須曽野 仁志
地域と学習情報の提供システム 三重大学教育学部 附属教育実践総合センター 須曽野 仁志
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情報化社会の中での 私のこだわり 相手 いつでも、どこでも わかりやすく ペーパーレス IT(情報技術)は が大切 地方・郷土からの情報発信
2017/3/17 情報化社会の中での 私のこだわり いつでも、どこでも わかりやすく ペーパーレス IT(情報技術)は が大切 地方・郷土からの情報発信 相手
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海外先進教育研究実践支援プログラム テーマ 「CSCLと連携したPBL教育法の研究開発」
約4ヶ月の米国出張 ( – 7.21) 海外先進教育研究実践支援プログラム テーマ 「CSCLと連携したPBL教育法の研究開発」
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CSCL(Computer Supported Collaborative Learning)
PBL(Problem/Project Based Learning) Problem 問題を基盤とした学習 Project プロジェクトを基盤とした学習
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この約20年間の間に 米国の学校では 20人前後のクラスサイズ 脱 Chalk and Talk 教科教室型授業
この約20年間の間に 米国の学校では 20人前後のクラスサイズ 脱 Chalk and Talk 教科教室型授業 4~5人ごとのグループ作業・協働学習 教室でのコンピュータ・メディア活用 教師は学びのデザイナー・ファシリテータ Project Based Learning
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日本へ戻ってきて 「先生」と呼ばれること 米国でも教員はファーストネームで呼ばれること多い コンピュータの学習利用が進んでいない
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情報化の波 『第三の波』 (The Third Wave,1980) アルビン・トフラー
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第1の波 農業の発生から生じた波 食物の確保・安定 定住、集団で暮らす
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第2の波 産業革命によって生じた波 物質的な豊かさ 規格化、分業化、同時化、集中化、極大化、中央集権化
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第3の波 情報革命による波 情報的豊かさ 誰もが学べる社会の実現 コンピュータなど情報機器に支えられた高度情報化社会 高度情報化社会とは
高度情報化社会とは 「いつでもどこでも誰でもが、必要とする情報を直ちに必要な形態で選択入手し、活用できる社会」 誰もが学べる社会の実現
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どんなところに情報化の波を感じますか?
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米国出張での情報化の実感 航空券、ホテルの予約はインターネットで 現地でネットが使え、メール送受信、Webでの情報入手
デジカメでの撮影 → コンピュータへ画像保存 辞書は電子辞書を持っていく、あるいはWebで ビデオ(テレビ番組)はDVDで持っていく 書類のPDF化 携帯電話のグローバル化
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米国出張での情報化の実感(2) インターネットでのIP電話を用いて安価に日本へ通話 大学では、無線(ワイヤレス)でネット接続
ニュース、行事などがWebCast テレビ電話でのやりとり インターネットでの無料音声電話Skypeの活用
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30年前と比べ、情報機器等がどのように進展してきたかを振り返る
情報メディアの中で、具体的に「電話」「テレビ」等、情報に関するものを一つ取り上げる。 グループでそれがこの約30年間に、どう発展してきたか、教育や学習の場でどのように利用されてきたか、利用上の問題点等について話し合ってみよう。
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学習方法の変化 例 外国語学習 30年前、教師がテープレコーダを教室に持ち込み、一斉指導型授業の中で、発音練習
学習方法の変化 例 外国語学習 30年前、教師がテープレコーダを教室に持ち込み、一斉指導型授業の中で、発音練習 1979年以降、ヘッドホンステレオを使って語学用テープを聴く人が増えた → 現在、ハードディスクプレーヤで 現在、インターネットにアクセスして語学を学ぶ 電子辞書が便利に使えるようになった
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情報社会の特徴 (1) デジタル(電子)化 (2) ネットワーク化 (3) ユビキタス(いつでも、どこでも) (4) グローバル化
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(1) デジタル(電子)化 デジタルでの画像、動画、音声処理 書類の電子化 例 デジタルカメラ、MP3
例 デジタルカメラ、MP3 書類の電子化 例 PDF(Portable Document Format)
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(2) ネットワーク化 コンピュータを高速ネットでつなぎ、情報のやりとり 例 ワイヤレスLAN データの共有
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(3) ユビキタス(いつでも、どこでも) 小型・軽量化されたラップトップコンピュータ 情報端末 PDA 携帯電話での情報 情報コンセント、ワイヤレスLAN
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(4) グローバル化 情報は国境を越え、世界中に広がる 世界中の人とコミュニケーション
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情報化時代の学び 大切なこと いつでも、どこでも学べる まず自分が学習者 教育(学習)活動の改善・評価
情報化時代の学び 大切なこと いつでも、どこでも学べる まず自分が学習者 教育(学習)活動の改善・評価 成人教育での背景となる学習理論を大切に 生活や生き方に役立つ学び 自分が住むコミュニティを場・土台として
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いつでも、どこでも学べる 誰もが情報を入手できる時代 小型化された情報機器を上手く活用しよう 学ぶための時間は自分で見つける
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まず自分が学習者 誰もが学習者であり、教授者になる 教授・指導者が学習者になること
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私の放送大学 体験 2004年4月から教養学部3年次編入 専攻「発達と教育」 きっかけ 単位取得授業 「乳幼児心理学」を学びたい
私の放送大学 体験 2004年4月から教養学部3年次編入 専攻「発達と教育」 きっかけ 「乳幼児心理学」を学びたい 放送大学講師陣は超一流 単位取得授業 「学習科学」「学習科学とテクノロジ」「教育評価」「心理学研究法」「教育の方法」「国際化と教育」「韓国語1」「フランス語1」
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教育(学習)活動の改善・評価 学習者の声・成果を重視する 学習者からの評価 自己評価 教授者への評価 学習活動・社会教育への評価
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成人教育での背景となる学習理論を大切に アンドラゴジー マルカム・ノールズ著 「成人教育の現代的課題」 プライドや恥ずかしさを乗り越えて
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生活や生き方に役立つ学び 学習者の様々な経験重視 一斉指導での知識詰め込みより、Problem Project ベースの学習を
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自分が住むコミュニティを場・土台として どこに住んでいても情報は入る、情報を発する 高速インターネットがつながれば、緑多い場所の方が生活しやすい
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私のこだわり 自分が住むor勤める地域を大切にすること 情報発信型の学習・生き方
Lifelong Learning & Professional Development 教育に携わる者として コミュニケーションの幅を広げ、背景となる文化や生活を知る外国語学習
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成人を対象とした生涯学習では 学習会等に集まる人は、学習意欲が高く、学習への動機も内発的なものが多い。
在宅で自学することが多く、そのための情報メディアの効果的な活用が必要である。 学習を進める上での仲間を得るために、学習会等での情報交換が有益であったり、ネットを使った交流も役立つ。
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成人を対象とした生涯学習では(続き) 自分で情報機器などを購入でき、自分の学習に役立つ情報メディアを選択できる。 高齢者や身体的に不自由な面を持つ人々が学習しやすいように工夫する。
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情報社会で生涯学習を進める上での問題点 情報メディアを使える人と使えない人では情報格差(デジタルデバイド)が拡大する。 → 米国では、デジタルイクィティ(Digital Equity)というとり組みが進みつつある コンピュータがネットワーク化されているため、コンピュータウィルスの感染、個人情報の流出等の問題が発生している。
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情報社会で生涯学習を進める上での問題点(続き)
学習情報を手軽にコピーしたり、ネットワークで入手できることから、あるいは、自分自身でWebページを手軽に作成・発信できることから、著作権について十分理解しないといけない。 電子掲示板や電子メール等で、誹謗中傷される内容が書き込まれることがある。情報モラルについてよく知る必要がある。
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レポート 「私のこだわり旅」 OHPシート 8/8の授業で提示する A4縦置き 後でPDF化しWeb公開する 題名 旅の企画
レポート 「私のこだわり旅」 OHPシート 8/8の授業で提示する A4縦置き 後でPDF化しWeb公開する 題名 旅の企画 旅の(学習)情報 名前・番号 名前公開ダメなら裏面に書く ☆図や絵などを入れることOK ただし、他人のものを勝手に使わない ☆手書き(濃い字で)歓迎、プリンタで打ち出したものもOK -- vVv -- wWw -- vVv -- wWw -- vVv -- wWw -- vVv-- 三重大学教育学部附属教育実践総合センター 研究室Weblog 〒 三重県津市栗真町屋町1577 Skype susono1 or susono7
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学習情報の提供 プレゼンテーション 配布物 チラシ、新聞、パンフレット 情報提供システム データベース Webページ
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何かの説明を行う場合 →情報機器を用いて、大勢の人に、 わかりやすく 口頭だけで行う 黒板等に字や絵を書きながら行う 実物を見せながら行う
掛け図や大きな紙に書いたものを見せながら行う 配付資料(プリント)を読みながら →情報機器を用いて、大勢の人に、 わかりやすく
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プレゼンテーションのポイント 情報をわかりやすく提示 限られた時間の中で 話し方・声の調子 視聴する人の顔・様子を見ながら
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提示者(プレゼンター)は誰か 教授者(インストラクタ)が提示 学習者が提示
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プレゼンテーションで活用できる機器 (1) OHP(Overhead Projector) (2) スライドプロジェクタ
(3) ビデオ(TV放送、テープ、DVDなど)+ビデオプロジェクタ (4) ビデオカメラ+ビデオプロジェクタ (5) コンピュータ+ビデオプロジェクタ
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OHP(Overhead Projector)
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(1) OHP(Overhead Projector)
透明なシートに、サインペンで書いたものを手軽に提示できる。 専用コピーシートを用いて、コピー機で拡大して提示できる 専用インクジェットシートを用いて、プリンタで作成できる 比較的明るい場所でも使用できる。
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(2) スライドプロジェクタ 専用のスライドフィルム(ボジ)を用いて、従来のカメラで作成できる。
部屋の中を暗くしないと、見ることができない。
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(3) ビデオ(TV放送、テープ、DVDなど)+ビデオプロジェクタ
テレビ放送や録画したものを大勢の人に見せることができる。 録画したものであれば、巻き戻して見たい場面を何度も見ることができる。
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(4) ビデオカメラ+ビデオプロジェクタ ビデオカメラに接写レンズを付けると、小さなものも大きく拡大 ビデオカメラはスタンドで固定するとよい。
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ビデオカメラ
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接写用スタンド
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クローズアップレンズ クローズアップレンズは、カメラのレンズの口径に合ったものをカメラ店で購入
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(5) コンピュータ+ビデオプロジェクタ プレゼンテーション用ソフト(「パワーポイント」など)を使い、文字や画像などを序よく提示できる。 プレゼンテーション資料も手軽に作成できる Web上での情報を提示できる
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プレゼンテーションの留意点 プレゼンテーション用機器の接続や使用法によく慣れておく 部屋の明るさを十分に配慮する。 文字の大きさに注意する。
最近の機器は明るい部屋でも十分使えるので、暗くしすぎないようにする。 文字の大きさに注意する。 スクリーンやディスプレィから遠方の者でも文字が読めるようにすることが望ましい。 情報の量や質に配慮する。 情報機器を用いると、学習者にとって情報の量が多すぎることがある。
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生涯学習社会における学習情報 学習情報とは
「人々がなんらかの学習を始めようとしたり、あるいは、学習を進めるにあたって必要となる情報の全体」 ( 学習内容 + 案内情報 )
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学習内容だけでなく 学ぶための時間 学ぶための場所 学ぶための人 学び方 学ぶための道具
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社会教育主事として 生涯学習支援者としての事業
社会教育主事として 生涯学習支援者としての事業 学習情報の提供、学習相談 学習機会の提供、拡充 学習のための資源の提供 学習成果の発表・活用の機会の提供
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学習情報の種類(1) 学習材(教材) 学びたい内容に関するもの 学習の仕方 どのように学習を進めるか、ノウハウ 学習活動の事例
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学習情報の種類(2) 施設情報 学習機会 講師・指導者情報 サークル情報 資格、技能検定などに関する情報
学習の場となる施設、設備、利用方法、交通案内など 学習機会 各種講座、講演会などの学習機会に関する情報 講師・指導者情報 専門分野、連絡方法など サークル情報 活動内容、場所、参加方法など 資格、技能検定などに関する情報
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学習情報の種類(3) 体験談、先輩から 図書、視聴覚ソフトの情報 メディア、道具の使い方 地域特有の情報
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学習情報の提供のあり方 情報がわかりやすいこと 情報が豊富にあること 地域、対象者の実態にあった情報であること
学習者が提供システムに参加できることが望ましい 情報提供の範囲や対象を明確にする
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連絡先 須曽野 仁志 susono@edu.mie-u.ac.jp 〒514-8507 三重県津市上浜町1515
須曽野 仁志 susono@edu.mie-u.ac.jp 〒 三重県津市上浜町1515 三重大学教育学部 附属教育実践総合センター TEL FAX
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