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日常運用可能な省力型ビデオアーカイブシステムの開発

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Presentation on theme: "日常運用可能な省力型ビデオアーカイブシステムの開発"— Presentation transcript:

1 日常運用可能な省力型ビデオアーカイブシステムの開発
鳥取環境大学 情報システム学科 助教授 永井孝幸 2007年3月9日 ET研究会@高知工科大

2 講義ビデオ撮影の取り組み 学生の復習・教員の自己研修の機会を提供 2002年度(開学2年目)より講義撮影を開始
2004年度より学科の全講義を撮影・配信 市販ハンディカムを用いて学生スタッフが撮影 2005年度末までに1,100以上の講義を撮影 専任スタッフ無し

3 今回の発表内容 有人収録方式での作業省力化の仕組み 省力型ビデオアーカイブ 撮影・キャプチャ・編集・配信を毎週30本
撮影後の作業に必要な人手・機材は? 省力型ビデオアーカイブ 作業工程の工夫 専用ツールの作成 授業支援システムに統合

4 作業工程(~2006年度前期) 毎回の作業自体は短い QuickTimePro DarwinSS
手動 自動 撮影 キャプチャ・編集・レンダリング レンダリング・配信 VideoStudio QuickTimePro DarwinSS 毎回の作業自体は短い 工程間の待ち時間が長い(ex.キャプチャ90分) 作業担当者の作業機会との兼ね合いが問題

5 撮影したテープを処理しきれなくなってきた
時間と共に問題は増える 撮影対象科目の増加(1・2年科目→全科目) 撮影・編集にかかる労力の増大 熟練スタッフの引退 作業ミス(ex.テロップの間違い,ファイル名のミス) 機材不良 テープ式カメラの経年劣化   →キャプチャ不良→手戻り作業の増加 (多少無理をしないと) 撮影したテープを処理しきれなくなってきた

6 作業工程の見直し(2006年夏) 作業機会にまとめて作業できないか? 編集機会を増やせないか? 編集作業を短縮できないか?
最初にまとめてキャプチャ、最後にまとめて編集 編集機会を増やせないか? 学生ノートPCを活用→Webからリモート編集 編集作業を短縮できないか? 撮影シートに講義状況を10分毎にメモ ビデオを自動的に10分ごとに分割

7 省力型ビデオアーカイブシステム 手動 自動 撮影 キャプチャ登録 編集 キャプチャ登録以降、配信までの工程を全自動化
キャプチャ・レンダリング・配信 編集 自動レンダリング キャプチャ端末 授業支援システム キャプチャ登録以降、配信までの工程を全自動化

8 キャプチャ・自動アップロード(7時間程度)
キャプチャ端末 Linux端末にDVカメラを複数接続 dvgrabコマンドをシェルスクリプトで制御 利用手順 ジョブ登録:テープ毎に科目ID・撮影時刻を入力 ジョブ実行:ジョブに従い、順番にキャプチャ ジョブを4つ登録(10分程度) キャプチャ・自動アップロード(7時間程度) 1日20分の作業でテープ8本をキャプチャ 素材IDの自動発行

9 レンダリングサーバ 素材が届き次第自動的にレンダリング 授業支援システムに 素材を自動アップロード
QuickTime Proをスクリプトから制御 H.264形式でエンコード 640x480,動画640Kbps,音声128Kbps 1コマ分のエンコードに3時間 授業支援システムに   素材を自動アップロード

10 ビデオ編集ツール クリップごとに配信範囲・タイトルを記入 講義の復習として見るにはこれくらいで足りる 講義1本あたり5分程度の作業

11 ビデオ配信カレンダー 撮影日時にもとづいて全科目のビデオを提示

12 科目別ビデオ一覧 撮影日毎に各クリップのタイトルを表示

13 ビデオ閲覧画面 見たいクリップを選択して再生 表示サイズを10%~100%で指定可

14 HDD録画型カメラの試験導入 長所:再生・録画ヘッドの劣化がない 撮影時刻が自動記録される 短所:動画データの転送が必要
  撮影時刻が自動記録される 短所:動画データの転送が必要      動画と撮影科目の対応付けが必要 冒頭にQRコードを撮影 →加工時に科目を自動認識

15 2006年度後期運用結果 23名で363コマ撮影・2名でキャプチャ・編集 閲覧状況(9月下旬~2月末)
編集:合計30時間程度(一本あたり5分) キャプチャ: 14週で23時間 (一日あたり20分) 閲覧状況(9月下旬~2月末) 135名の学生より12,000回以上のアクセス

16 まとめ 省力型ビデオアーカイブシステムを構築 2006年度後期利用実績 HDD録画型カメラに切り替え中 まとめてキャプチャ・後でまとめて編集
キャプチャ登録から配信までを自動化 2006年度後期利用実績 363コマ分のビデオを編集・蓄積・配信 キャプチャ作業は合計23時間程度 編集作業は合計30時間程度 HDD録画型カメラに切り替え中 冒頭にQRコードを撮影して素材管理に利用

17 授業支援システムの活用 基本機能を流用して開発・統合運用 「鳥取環境大学次期授業支援システムの開発」
第82回 情報処理学会研究報告 2005-CE-82, pp.7-14 ( ) 課題・回答・コメント・採点結果・集計表の管理 基本機能を流用して開発・統合運用 科目ID・素材編集権限の管理 ビデオ素材の蓄積・表示・RSS配信 ビデオ編集・閲覧用GUIの提供

18 進捗確認画面 各機材の不調を監視 編集状況・ドロップフレーム数を一覧表示

19 HDDカメラ使用時の作業フロー


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