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ハザードコミュニケーション Hazard Communication

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Presentation on theme: "ハザードコミュニケーション Hazard Communication"— Presentation transcript:

1 ハザードコミュニケーション Hazard Communication

2 ハザードコミュニケーションとは 化学物質への暴露は、心臓病、腎臓や肺の損傷、不妊症、癌、薬傷、発疹のような多くの重大な健康への影響を引き起こす。作業環境において化学物質の危険にさらされる作業員に、暴露の有害な影響から自分自身を守る方法としての情報と指示を与えることは重要である。米国ではこれをハザードコミュニケーション(HAZCOM)という。

3 ハザードコミュニケーションとは 日本においてもようやく労働安全衛生法やPRTR法などにより供給者の通知義務が定められたが、米国では化学物質の危険性を作業者に通知する義務がOSHA基準29CFR で“Right to Know”、 ハザードコミュニケーションHAZCOMとして定められている。

4 目的 この基準の目標は、事業者と従業員が化学物質の危険と自分自身の保護方法を知ることを確実にすることである。

5 適用範囲 次の危険化学物質はHAZCOMでは免除される。
CERCLA(Comprehensive Environmental Response Compensation and Liability Act)の下に移された危険物質 タバコまたはタバコ製品 加工されない木材または木製品 製造の間特定の形に形成された製品

6 適用範囲 小売店で売られる、使用される、準備される、または個人消費のための食物やアルコール飲料 処方が必要な、処方のいらない薬品 化粧品
事業者が消費者が経験するよりも、作業場で使用される消費物資の暴露の方法、持続期間、頻度が小さいことを示すことができる 放射性物質 生物学的危険

7 HAZCOMの方針   HAZCOMは、化学物質製造業者、販売者、輸入業者に、製造、販売、輸入する危険化学物質を評価し、使用者に通知することを要求するとともに使用する事業者に対しても要求を課している。 責任   事業者の責任は次のとおりである。 容器へのラベリングを確実化 MSDSの調達、維持、使用 情報提供と訓練 HAZCOMプラン文書の作成

8 HAZCOMの構成要素 HAZCOMには次の主な要求がある。 化学物質インベントリー ラベリング 製品安全データシート 非定常作業
トレーニング

9 化学物質インベントリー インベントリー(目録)はHAZCOMでカバーされる全ての化学物質の記録を残すために使われる。MSDSで参照される危険化学物質の存在を知らせるリストである。インベントリーには通称、商標、危険化学物質の製造業者、保管または使用場所、量を含むとよい。

10 容器およびラベル 作業場で使われる化学物質の容器は次に大別される。
初期容器は、製造業者または販売者から購入する、事前にラベルがつけられた容器である。 二次容器は事業者が危険化学物質を製造者の初期容器から、保管や少量の使用のためにもうひとつの容器に移すときに使われる。

11 容器およびラベル 据付容器は大きな常置の容器である、保管タンクがよい例である。
ポータブル容器は即時の使用のために少量の化学物質がもう別の容器に移されるときに使われる。多くの場合、二次容器はポータブル容器の一種である。

12 容器およびラベル 初期容器ラベリング   初期容器には製造、輸入または販売業者が次の項目を表示しなければならない。たとえば“危険”というラベルでは十分ではない。“危険、目に刺激”のように表示することが必要となる。 製品名 製造業者名および住所 健康影響と関連臓器

13 容器およびラベル 二次容器ラベリング    事業者は最低限次の情報と共に、全ての危険化学物質の二次容器にラベル、タグなどにより表示することを確実にする責任がある。 危険化学物質であること 適切な危険警告、文字、絵、最低でもその危険化学物質に関する一般的な情報を与える表示は他の情報(例えばとMSDS)と共に、使用者に危険化学物質の物理的および健康障害に関する明確な情報を提供する。    注:JIS、NFPA、HMISまたは事業所独自のラベリングシステムが使われる場合、従業員に対してラベルの読み方と解釈の方法の訓練を提供しなければならない。

14 容器およびラベル ポータブル容器ラベリング
  OSHAでは、ポータブル容器にはラベルを貼ることが要求される。 例外としてはポータブル容器に充填した従業員のみがそれを使用する場合である。 据付容器ラベリング   事業者は二次容器に必要とされるのと同じ情報を含むラベルを据付容器にも貼付しなければならない。

15 MSDS 製造業者と輸入業者の責任 MSDSを準備し、情報が正確であることを確実にする。 新しい情報が発生した際にMSDSを更新する。

16 MSDS 販売業者の責任   MSDSが最初の製品に、または要求されたときに事業者または他の販売業者に提供することを確実にする。

17 MSDS 事業者の責任 MSDSの最新情報を従業員に提供する。 化学物質の初回納入時に製品と共にMSDSを入手する。

18 MSDS MSDSに含まれるべき内容 製品情報 名前 日付 電話番号 成分情報 爆発限界 CAS# 濃度

19 MSDS 物性および化学特性 引火点 MSDSには外観、比重、蒸気圧、蒸気比重を含む物理的、化学的特徴のセクションも含む。
液体がその表面付近の空気中に可燃性混合物を形成できる最低温度。引火点が低いほど、引火しやすく燃えやすい物質である。

20 MSDS 消火方法 消火剤 例:霧状の水、乾燥砂または二酸化炭素を使う。直接水を使ってはいけない。化学物質が浮遊し水面で再点火する可能性がある。 反応性 安定性 避けるべき状況と物質    例:酸化剤、熱、火花、電気設備、炎から離す。 危険な重合

21 MSDS 健康障害の情報 化学物質暴露の症状と暴露によって悪化させられる病状 体内への侵入経路
The OSHA Permissible Exposure Limit and the ACGIH Threshold Limit Value 化学物質がNTP (National Toxicology Program)と発癌性物質報告書に載っているか、発癌性の可能性があるかどうか。

22 MSDS その他の情報 応急手当の手段 事例 目に入ったら直ちに多量の水で最低15分洗い流し、医師を呼ぶ。
   事例 目に入ったら直ちに多量の水で最低15分洗い流し、医師を呼ぶ。 皮膚の接触の場合は、石鹸と水で徹底的に洗う。痛みが続く場合、医師の手当てを受ける。 高い蒸気暴露の後、新鮮な空気の場所に移す。呼吸が難しい場合、酸素を与える。呼吸が停止した場合、人工呼吸を行う。直ちに医師を呼ぶ。 飲み込んだ場合、吐かせない。直ちに医師を呼ぶ。液体の肺への吸入を避けるために頭を腰より下に保つ。意識のない人物に口から何も与えてはいけない。

23 MSDS 安全な取り扱いと使用のための注意事項 管理手段 輸送情報 ラベル情報

24 トレーニング 対象者   事業所内に立入るフルタイム、パートタイム従業員、臨時雇用者は訓練を受けなければならない。さらに事業者は各従業員の作業場にある危険化学物質に関する知識レベルを評価することが必要である。また、請負者に対しても従業員と同様のトレーニングが必要である。

25 トレーニング トレーニングの頻度   就業前および新しい物的危険または健康障害が伝えられたときにHAZCOM訓練を提供することが要求される。また、要求はないが、年次訓練が推奨される。

26 トレーニング HAZCOM訓練の間に提供すべき情報 法令の要求事項(29 CFR 1910.1200)
危険化学物質の存在する作業場での作業内容 危険化学物質の存在や放出を検出する方法と報告 作業場で使用される化学物質の物的危険と健康障害 従業員が化学的危険に対して自分自身を保護するためにとる方法 HAZCOM計画の場所、利用方法、詳細

27 非定常作業 HAZCOMプログラムは、事業者が従業員に日常的でない非定常作業の危険を知らせる方法も含まなければならない。この情報は次を含む
特定の化学物質の危険 事業者が講じる予防/安全対策 危険を低減するために講じる手段


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