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ケータイ・パソコンがあれば楽しい世界! テキスト P.2・3
*生徒セミナーを,保護者もいっしょに受けていた場合は,軽く生徒セミナーの内容を振りかえる感じで話をすると良い。状況に合わせて,紹介する内容を調整する。 ケータイがあれば,場所や時間を選ばずにメールで連絡をすることができます。 ケータイやパソコンからインターネットを使って色々なことを調べることができます。 また,チケットやホテルの予約をしたり,映画をみたり音楽を聴いたりすることができます。 ゲームや買い物をすることもできます。 ケータイのカメラ機能を使って手軽に写真を撮ることができます。
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反面,いろいろな問題が 起こっている *良い所がある反面,
しかし,便利な半面,ケータイやパソコンを使うなかで,いろいろな問題も起こっています。これは,ケータイやパソコンに限ったことではありません。新しいものが使われるようになると,それを悪用しようとする人が現れるのです。
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でも…こんな世界もある! テキスト P.4・5 *生徒セミナーを,保護者もいっしょに受けていた場合は,軽く生徒セミナーの内容を振りかえる感じで話をすると良い。状況に合わせて,紹介する内容を調整する。携帯電話は,もはや生活になくてはならないものになっていることを確認しておきたい。 メールによる文字でのやりとりでは,相手の表情が見えないので,ちょっとしたことでもきつく感じて誤解を招くことがあります。 掲示板には,名前を隠して書くことができるので,書いてあることをすべて信用するのは危険です。 これは,ホームページやブログにも言えることです。書いてある内容は,いつも正しいとは限りません。 そのページを見ただけでウイルスに感染するホームページもあります。 銀行やクレジット会社を装った偽サイトもあり,アクセスしてしまうと暗証番号などを盗まれて,勝手に預金を引き出されてしまうこともあります。 ケータイはいつでもどこでも使えて便利ですが,自転車に乗りながら使ったりすると,事故にあう危険があります。 インターネット上には,有害な情報もまじっていることもあります。
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依然多いワンクリック請求 絶対に料金を払わない 警察や消費生活センター等に相談 あわてず、 騒がないこと
また,ワンクリック請求も依然多く,独立行政法人情報処理推進機構(IPA)への相談件数も増えてきています。 ワンクリック請求が送られてきた場合は,絶対に料金を払わないようにしましょう。 また,心配なら警察や消費生活センターなどに相談してください。 最近は手口も大変巧妙になってきていて,クリックした本人の責任も問われかねない場合もあり, IPAでは,「インターネットは自己責任!! 『はい』をクリックしたのはあなたです。」という標語で 注意を呼び掛けています。 *個体識別番号には,個人情報が含まれていません。
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都道府県警察における相談受理件数の推移 2010年度の警察庁調査による「平成22年上半期のサイバー犯罪の検挙状況等について」によると 平成22年上半期に都道府県警察の相談窓口で受理したサイバー犯罪等に関する相談件数は37,181件。(前年同期比-6,575件、-15.0%) ○ 詐欺・悪質商法に関する相談は15,214件(-6,519件、-30.0%)。 ○ インターネット・オークションに関する相談は3,724件(-356件、-8.7%)。 ○ 迷惑メールに関する相談は4,364件(+1,021件、+30.5%)。 ○ 不正アクセス、ウイルスに関する相談は1,897件(-100件、-5.0%)。 警察庁:
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携帯電話の利用の実態について 次に子ども達の携帯電話の利用実態を見ていきたいと思います。
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中学生の約半数が携帯電話所有 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
2008年度の文部科学省調査による「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」によると 携帯電話の使用率は,小学生6年生では,約3割,中学2年生では,約5割で,高校2年生では,ほとんどの子どもが携帯電話を利用しています。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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通話よりもメールを使用 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
携帯電話の使い方で,通話とメールを使う頻度を比べてみると,小学生,中学生,高校生ともに,通話は,約5割ですが,メールは,中学生と高校生になると約9割以上で,通話よりもメールを頻繁に利用していることがわかります。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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ネット利用は,携帯電話から 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
携帯電話の使い方で,通話とメールを使う頻度を比べてみると,小学生,中学生,高校生ともに,通話は,約5割ですが,メールは,中学生と高校生になると約9割以上で,通話よりもメールを頻繁に利用していることがわかります。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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情報収集から発信へ 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
情報収集から発信へ ネットの利用目的も,学年が上がるにつれて多様化していきます。小学6年生,中学2年生,高校2年生でネットの利用目的を調べた結果をみると「調べ物」や「オンラインゲーム」は,あまり変化がありませんが,「音楽ダウンロード」「プロフやブログを見る」,「プロフを公開する」が大きく増えています。 自分の情報を発信するプロフやブログを利用する子どもが大きく増えていることは大きな特長です。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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携帯電話は,もはや通話よりもメール,インターネット,カメラ,音楽,ゲーム等の通話以外の機能を多く使う。
携帯電話は, 「ケータイ」 携帯電話は,もはや通話よりもメール,インターネット,カメラ,音楽,ゲーム等の通話以外の機能を多く使う。 多機能端末 以上のように,子どもは,携帯電話をメールやインターネット,カメラ,音楽,ゲーム等の通話以外の機能を多く使っており,いろいろなことができる多機能端末と思っています。その意味も込めて,携帯電話は,「ケータイ」と呼ばれているのです。
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ネット依存に注意 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
ネット依存に注意 このグラフは,子どもたちが,どういう時に携帯電話使っているのかを調べたものです。 子どもたちは,自宅などの部屋で一人でいるときに利用することがもっとも多くなっています。 保護者が目の届かないところで子どもたちは自由に携帯電話使っているようです。 その次に自宅の居間で家族でいるときが多く,食事をしているときや入浴しているときに使っている子どももいます。 一部の子どもは、もはやケータイ依存に近くなっていると言えるでしょう。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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ネットワーク利用犯罪の内訳 (2009年2月 警視庁調べ) ○ 児童買春は 減少(507件,前年比-44件,-8.0%)。
(2009年2月 警視庁調べ) ○ 児童買春は 減少(507件,前年比-44件,-8.0%)。 青少年保護育成条例違反は 増加(437件,前年比+207件,+90.0%)。 警視庁発表のネット犯罪の内訳を見ていくと,児童買春及び条例違反や出会い系サイト規制違反が大幅に増加しています。 また,出会い系サイト規制法ができてから,出会い系サイト以外の普通のサイトで子どもたちがねらわれることが増えています。一見普通に見えるオンラインゲームのコミュニティサイトやブログ,プロフへの書き込みによって,事件で巻き込まれることも多くなってきています。出会い系でないからと安心して信用していたら,いつの間にかだまされてしまうことにもなりかねません。 ○ 出会い系サイト規制法違反は大幅に増加(367件,前年比+245件, %)
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出会い系サイトに関連した事件の検挙件数等
2010年度の警察庁調査による「平成22年上半期の出会い系サイトに関係した事件等の検挙状況について」によると 出会い系サイト以外のサイトに関係した検挙状況等 ○ 児童が出会い系サイト以外のサイトを利用して犯罪被害に遭った事件の検挙件数は730件(前年同期比+99件、+15.7%)。[5頁] ○ 犯罪被害に遭った児童は601人(前年同期比+56人、+10.3%)。被害の多い罪種は、青少年保護育成条例違反が378人(+15人、+4.1%)、 児童買春が107人(+9人、+9.2%)、児童ポルノが83人(+42人、+102.4%)。 警察庁:
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SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
個人情報を公開してしまいやすいサービス ホムペ(ホームページ) ブログ プロフ(自己紹介サイト) リアル(リアルタイム日記) SNS(ソーシャルネットワーキングサービス) ネット上のサービスから見ていくと,子どもたちが個人情報を公開してしまいやすいサービスとして,ホームページ,ブログ,プロフ,リアル,SNSなどがあります。 *このシートでは,それぞれのサービスの詳細には触れずに,名前の紹介だけにしておく。
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プロフ(自己紹介サイト・プロフィールサイト)
プロフとは,「プロフィール」の略 サイトの作成ページに用意された「ハンドルネーム」「性別」「誕生日」など数十項目の中から,アンケートに答えるように記入するだけで自己紹介のページを作ることができる。 顔写真も掲載でき,掲示板もあり,手軽に友人関係を広げることができることから,中高生を中心に100万人以上の使用者がいると言われている。 プロフは,自己紹介サイトのことで,無料で利用することができ,作成ページに用意された「ハンドルネーム」や「性別」「誕生日」など数十項目の中からアンケートに答えるように記入するだけで自己紹介のページを作ることができます。 中高生を中心に100万人以上の人が使っていると言われています。
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「自分の子どもがブログなどを公開したことがある」と思っている保護者
ブログやプロフ公開の実態 ブログやプロフを公開している子どもの割合 高校2年:4割以上 中学2年:2割以上 「自分の子どもがブログなどを公開したことがある」と思っている保護者 2割弱 ブログやプロフを公開している子どもの割合を見ていくと,ブログ,プロフとも,高校2年生では約4割,中学2年生では約2割弱です。 しかし,「自分の子どもがブログなどを公開したことがある」と思っている保護者は,約2割にとどまっています。 自分の子どもの実態を十分につかむことができていないことがうかがえます。 みなさんは,ご自分の子どもがブログやプロフの公開をしているかどうかご存知ですか。 「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 (2008年度文部科学省調査)
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いろいろな情報をつなぎあわせると 個人を特定できる場合がある。 例 文化祭の日程,近くの店名 部活動名,ニックネーム,
ひとつでは大丈夫だと思っても いろいろな情報をつなぎあわせると 個人を特定できる場合がある。 例 文化祭の日程,近くの店名 部活動名,ニックネーム, 公開しているブログ名等 プロフなどを個人で複数利用している場合,1つに掲載されている情報では特定できなくても,色々な情報を組み合わせていくと,個人が特定されることがあります。 保護者の方は,自分の子どもがプロフやブログを作っていた場合には,その内容に注意をはらう必要があります。
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