もも脳ネット 脳卒中連携パス結果報告 担当　岡山赤十字病院 岩永　健.

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1 もも脳ネット 脳卒中連携パス結果報告 担当　岡山赤十字病院 岩永　健

2 対象 平成24年3月から同じ年5月末まで入院した脳卒中患者 急性期病院：11病院 岡山労災病院、岡山済生会病院、岡山中央病院、岡山市民病院、
川崎医科大学付属川崎病院、岡山旭東病院、東部脳神経外科岡山クリニック、 東部脳神経外科東備クリニック、岡山大学附属病院、岡山医療センター、 岡山赤十字病院 慢性期病院：15病院 重井医学研究所附属病院、梶木病院、岡山リハビリテーションセンター 玉野市民病院、岡山光南病院、佐藤病院、 済生会吉備病院、 児島中央病院、岡山西大寺病院、津山第一病院、瀬戸内市民病院 草加病院、藤田病院、さとう記念病院、近藤病院 計26病院

3 急性期：11病院(昨年10病院) 全入院患者 パス利用患者 今回 昨年 脳卒中入院患者数（人） 538 881 205(29％)*
225（25％） 平均年齢 72.5 69.3 74.3 73.3 男性（人） 288 510 104 112 脳梗塞（人） 344 550 118 117 脳内出血（人） 125 189 74 95 くも膜下出血（人） 32 48 11 一過性脳虚血発作（人） 54 2 1 平均在院日数 26.5 39.4 51.3 脳卒中連携情報提供書利用の退院時平均mRS 3.7 3.72 転帰：急性期病院・診療所へ転院数 14 19 転帰：回復期病院へ転院数 149 220 178 202 転帰：維持期病院へ転院数 34 39 22 15 転帰：維持期診療所へ転所数 10 7 転帰：維持期老健へ転所数 8 転帰：在宅復帰患者数 268 534 6 5 転帰：死亡数 38 53

4 病院別在院日数の比較

5 自宅復帰率とパス利用率（在院日数も含めて）

6 回復期:15病院(昨年病院) 全入院患者 パス利用患者 今回 昨年 脳卒中入院患者数（人） 327 347 154 188（54％）
平均年齢 76.6 72 75.8 56 男性（人） 160 177 78 84 脳梗塞（人） 205 234 91 109 脳内出血（人） 83 49 55 くも膜下出血（人） 27 13 14 一過性脳虚血発作（人） 8 26 2 平均在院日数 86.9 80 90.9 87.2 脳卒中連携情報提供書退院時平均mRS 3.4 3.02 転帰：急性期病院・診療所へ転院数 24 33 17 20 転帰：回復期病院へ転院数 1 9 6 転帰：維持期病院へ転院数 25 42 12 転帰：維持期診療所へ転所数 4 3 転帰：維持期老健へ転所数 45 28 18 21 転帰：在宅復帰患者数 207(63%) 179（51％） 105(72%) 106（56％） 転帰：死亡数 16 5

7 急性期病院の疾患内訳 N = 538 TIA　6％ くも膜下出血　6％ 脳内出血　23％ 脳梗塞　64％

8 急性期病院の退院先内訳 死亡　7％ N = 538 急性期・診療所　3％ 維持期・老健　10％ 回復期　28％ 在宅復帰　50％

9 急性期パス利用患者の退院先 Ｎ＝201名 維持期・老健　10％ 回復期　89％

10 回復期の疾患内訳 Ｎ＝327名 TIA 2% くも膜下出血　8％ 脳内出血　25％ 脳梗塞　63％

11 回復期病院の転院先 Ｎ＝327名 死亡　5％ 老健　12％ 維持期　8％ 在宅復帰　63％ 急性期・診療所　7％

12 回復期病院パス利用者の転院先 Ｎ＝154名 老健　7％ 維持期　8％ 急性期・診療所　11％ 在宅復帰　69％

13 まとめ 慢性期において在院日数の短縮の傾向に あった。
急性期では在宅に復帰の少ない病院では パスを利用して転院が増えるがそういっ た病院では在院日数が長くなる傾向にあ る。 連携パスは急性期病院では回復期転院の 89％であった。