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イノベーションと異文化マネジメント(P37~P45) 質問・コメント・問題提起

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Presentation on theme: "イノベーションと異文化マネジメント(P37~P45) 質問・コメント・問題提起"— Presentation transcript:

1 イノベーションと異文化マネジメント(P37~P45) 質問・コメント・問題提起
法学部法学科2年 落合正和

2 本章の要約 1.日本企業の現状 技術力はあるがそれを製品化・事業家できない=デスバレー 2.技術を事業や製品に結びつけるために
 技術力はあるがそれを製品化・事業家できない=デスバレー 2.技術を事業や製品に結びつけるために  ⇒コンセプトづくりの段階に原因 3.日本企業が克服すべき戦略的課題  世の中にまだ提起されていないような市場を創り出すコンセプトの創出

3 コメント 批判的にこの本を読むと・・・ 本章だけではないが次のような問題点がある ①言葉の定義が曖昧 ②データの引用が恣意的 ③論理的整合性
 批判的にこの本を読むと・・・ 本章だけではないが次のような問題点がある ①言葉の定義が曖昧 ②データの引用が恣意的 ③論理的整合性 ④文章力

4 ①言葉の定義が曖昧 ①この章でいきなりイノベーションを狭い意味である「画期的新製品」と捉えることには無理がある。
②「ものづくり能力」の定義がない。  安易に「ものづくり能力」=技術力としてよいのか。 ①イノベーション=「画期的新製品」!? ②「ものづくり能力」=「技術力」??

5 ②データの引用が恣意的 このデータだけで、日本のものづくり能力が世界トップ水準であり、その技術力が今なお健在であるという証明となるのか??
IDMによる科学技術に関する評価  自国民の特許登録件数と外国特許件数を引用  このデータだけで、日本のものづくり能力が世界トップ水準であり、その技術力が今なお健在であるという証明となるのか??

6 主要国の特許出願件数の比較(1)

7 主要国の特許出願件数の比較 (2) 主要国の特許出願件数(自国及び他国への出願の合計数を見ると 1989年(平成元年)まで
 主要国の特許出願件数(自国及び他国への出願の合計数を見ると  1989年(平成元年)まで     日本が出願件数で世界第1位 ⇔1992年(平成4年)に米国に逆転されて以来,米国を筆頭に,日本,ドイツ,英国,フランスの順位で変化していない。特に1989年(平成元年)以降の,米国の出願件数の伸びが目覚ましい

8 IMD国際競争力ランキング2009 日本 17位(全55カ国中)2006年以来のトップ20入り 前年度(2008)は22位 1位は昨年度同様
日本 17位(全55カ国中)2006年以来のトップ20入り  前年度(2008)は22位 1位は昨年度同様 アメリカ (1)USA 1 (3) HONG KONG 2 (2) SINGAPORE 3 (4) SWITZERLAND 4 (6) DENMARK 5 (9) SWEDEN 6 (7) AUSTRALIA 7 (8) CANADA 8 (15) FINLAND 9 (10) NETHERLANDS 10 (5) LUXEMBOURG 12 (16) GERMANY 13 QATAR 14 (18) NEW ZEALAND 15 (14) AUSTRIA 16 (22) JAPAN 17 (19) MALAYSIA 18 (12) IRELAND 19 (17) CHINA MAINLAND 20

9 PUBLICATION: IMD WORLD COMPETITIVENESS
YEARBOOK 2009 Of the 57 economies ranked by IMD, the US still ranks No. 1 in Hong Kong has switched places with Singapore to gain the 2nd place and is swiftly “closing the gap” with the US. Switzerland maintains its 4th rank from last year. All of the Nordic economies have increased or maintained their rankings compared to the US: Denmark improves one rank to 5th position, Sweden moves up 3 places to 6th, and Finland, a huge bound from 15th place last year to 9th place. Norway maintains its 11th position. In a free-fall economy, competitiveness is also about how countries can resist adversity and show resilience to weather the storm (please refer to this year’s “Stress Test”).  What is their ability to withstand “one-off events” such as today’s turmoil? For example, Japan comes out better than expected in 17th position, likewise Germany (13th) and the UK (21st). However, one must take into account that these rankings are based on a majority of statistics from 2008, especially the growth period of early 2008, and countries entered the economic crisis at different times.

10 ③論理的整合性 〈問題提起〉 もし問題を追及していく段階に、誤解や思い込みが入り込んでいたとしたら、論理的な整合性が破綻してしまう。
本当に日本の企業は、 未だに技術力があり、 それを応用し製品化する コンセプトができないため、 競争優位を構築できないのか? もし問題を追及していく段階に、誤解や思い込みが入り込んでいたとしたら、論理的な整合性が破綻してしまう。 例.日本企業は新しい技術を発明する能力がないのにあると思い込む。etc

11 ④文章力 P44 「日本企業はこのコンセプトづくりにおいて、ニーズを明確化できないことや、世の中にまだ提起されていない市場への対応ができていないことが問題であり、優れた技術を埋没させ製品化に問題点を抱えていたことになる。」 ・1つの文が長すぎて読みにくい ⇒主語、述語の関係がわかりにくい

12 今後の学習のために ・データ引用の陥穽を見抜く 『反社会学講座』 パオロ・マッツァリーノ イースト・プレス ・ロジカルシンキング
 『反社会学講座』 パオロ・マッツァリーノ イースト・プレス ・ロジカルシンキング  『ロジカルシンキング』 照屋華子ほか 東洋経済新報社  『知的複眼思考法』 刈谷剛彦      講談社+α文庫  『論理トレーニング 101題』 野矢茂樹 産業図書 ・文書力  『日本語練習帳』 大野 晋        岩波新書  『論文の教室』  戸田山和久       NHKブックス  『理科系の作文技術』 木下是雄    中公新書  『考える技術・書く技術』 バーバラ・ミント  ダイヤモンド社


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