Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
1
インド経済の将来性について
2
参考文献 井上恭子、近藤正規、広瀬崇子、南埜猛『現代インドを知るための60章』明石書店、2007 NHKスペシャル取材班『インドの衝撃』文藝春秋、2007 門倉貴史『大図解 インド経済の実力』日本経済新聞社、2006 重松伸司、三田昌彦、『インドを知るための50章』明石書店、2003 総務省統計局刊行、総務省統計研修所編集「世界の統計2008」 統計局ホームページ/世界の統計『 日本経済新聞社『インド 目覚めた経済大国』日本経済新聞出版社、2007 堀本武功『インド グローバル化する巨象』岩波書店、2007
3
第1章 インド経済の現状 第1節 持続的な高い成長 インド経済は、最近、高い成長率となっている。 →計画経済から経済自由化への転換 第2節 インドと各国の国内総生産 比較した国 先進国~アメリカ、日本、イギリス、フランス 発展途上国~タイ、ベトナム、ケニア BRICs~中国、ブラジル、ロシア 国内総生産を比較~インドは、先進国のグループより低く、発展途上国のグループより高い。また、BRICsの中では最下位であった。 →現時点で、インドは経済大国とは言えない。
4
1人当たり国内総生産を比較~インドは、発展途上国とあまり変わらないレベル
→格差社会 第3節 インドにおける主流産業の推移 インドの国内総生産に占める産業別比率 →年度別に見ると、第一次産業の比率が徐々に減り、第三次産業の比率が徐々に増えている。
5
第2章 インド経済好調の要因 第1節 中間層の増大 インド応用経済研究所葉、2005年の時点で、中間層は約1700万世帯いると予測→約1億人 インドの人口構成は、若い世代が中心なので、今後も増加が見込まれている。 第2節 人材 インドは、優れた人材を多数輩出している。 特に、英語や数学に優れた人材が多い。
6
第3節 IT産業 インドのこれまでの経済の高い成長を支えてきたインドの代表的産業→IT産業 世界中からのアウトソーシングによって急成長。 →特に、アメリカからが多い。 IT産業の成長を阻む不安材料~人件費の増大 第4節 印僑 2005年の時点では、約2000万人いると言われている。 →1割がアメリカにいる。 政治活動や本国への送金によって、インドを支えている。 第5節 外資規制緩和 計画経済から自由経済への転換に伴い、外資規制も緩和された。
7
第3章 インド経済の問題点 第1節 カーストに関する問題 カーストは、細分化されており、その数は2000とも言われている。 上下の階層的秩序があり、職業もカーストごとに固定化されている。 →中間層を増やしていくためには、職業転換していくことも必要であり、インド経済が成長していくい上での足かせになる恐れがある。 第2節 貧困に関する問題 インド経済が、高い成長率を維持している間も、失業者数はほとんど変化していない。 →格差が広がっている。
8
第3節 農業に関する問題 貧困層→農業で働いている人が多い。 農業を含めた第一次産業で働いている人→総人口の約7割弱 第4節 インフラに関する問題 インドは、インフラの整備が不十分 →海外からインドに進出する企業にとってネックとなっている。 第5節 インド政府の財政に関する問題 インフラの整備が不十分だった原因として、財政難だったことが挙げられる。 →打開策として、付加価値税を導入
9
第6節 労働争議に関する問題 インドの労働争議の特徴として、参加人数が多いことが挙げられる。 →損失日数の累積も非常に多い。
10
第4章 インドと日本 第1節 第二次世界大戦までの関係 本格的な関係→明治時代からである。この時期の産業の中心であった綿工業の発展に、インドは大きく貢献した。 日露戦争→日本の勝利によって、アジアがヨーロッパに劣っているという考えを払拭し、インドにおける独立運動を促し、日本に対しての期待も高まる。しかし、日本では大東亜共栄圏という考えをとるようになり、インド人は幻滅した。 第2節 第二次世界大戦から1980年代までの関係 第二次世界大戦後、しばらくインドと日本は疎遠な関係が続く。 極東軍事裁判での出来事によって、日本のインドに対するイメージが良くなる。 →1952年に日印平和条約が締結 しかし、この関係も長くは続かず、お互いの国への訪問も途絶える。
11
第3節 1990年代から現在までの関係 1990年代になって、再び、関係改善に向けた動き →冷戦の終結によって、国際関係が変化したことがきっかけ しかし、この関係も続かない。 →核実験、カシミールに関する問題 2000年に関係修復に向けた動き →森首相のインドへの訪問 その後、何回か両国の首相がお互いの国を訪問している。 人的交流も活発化 →日本からインドへの訪問者数、インドから日本への正規入国外国人数が増加
12
第4節 インドと日本の関係の特徴 政治的な面や戦略的な面が重要視されていること 日本とインドが対等な立場で関係を築いていること 多国間協議に参加できるように助けあっていること
13
第5節 今後の課題 経済面 科学の面、技術の面で更に交流を深めていくこと 核拡散防止に関する問題 アメリカに対するインドと日本の捉え方 中国をどのように扱っていくかということ
14
第5章 インド経済の将来性 第1節 短期的な将来性 インド経済の短期的な将来性は、暗いと思う。 →世界経済全体の不況、ムンバイで起きたテロ事件 第2節 長期的な将来性 長期的な将来性は、明るいと思う。 →インドの人口の多さ
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.