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「調査1.0」から「調査2.0」へ SQS:Shared Questionnaire System2.0の開発
千葉商科大学 政策情報学部 准教授 久保 裕也
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IPA「2007年度I期未踏ソフトウェア創造事業」で 「天才プログラマー/スーパークリエータ」に 認定。
2008年5月 IPA「2007年度I期未踏ソフトウェア創造事業」で 「天才プログラマー/スーパークリエータ」に 認定。
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「天才」認定後に婚約, 2008年10月,結婚。
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調査1.0 「Closedな調査」 調査2.0 「Openな調査」
調査プロセス情報の非公開化 / 他者との差別化 / 調査結果の私物化・死蔵 調査2.0 「Openな調査」 調査プロセス情報の公開化 / 顧客からの信頼 / 調査結果の共有財化・多角的活用
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調査に関するメタ構造 調査手法(調査に用いるボキャブラリ、スキーマ、 調査の仮説、調査項目の雛形、分析・可視化ツールなど)の提供
多様な調査手法の蓄積 調査票(フォーム) (何を・どのように調査するのかのデザイン) の記述・調査実施 多様な調査票の蓄積 調査結果(フォームの値) (回答内容・現実はどうなって いるのかのデータ)への反映 多様な調査結果の蓄積
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「垂直統合」的な調査の現状 調査現場のタコツボ化
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「水平分業」的な調査の可能性 多様な「調査モジュール・プロバイダ」の縦横連携
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調査票の共有・再利用 目的・評価指標を「共有」し、 達成度を求める調査票を「再利用」する。 「時間軸上での再利用」
過去の優れた調査票の共有・再利用を進める 調査技術の向上や,調査結果の活用へ 目的・評価指標を「共有」し、 達成度を求める調査票を「再利用」する。 「時間軸上での再利用」 経年変化を追う ⇒ 改善への意識 「組織・地理的区分を超えての再利用」 比較や対照を行う ⇒ 良い事例の真似
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2種類の「共有」の実現 1.「アンケートシステム」の共有化 × 2.「調査コンテンツの共有」のシステム
Shared Questionnaire System 1.「アンケートシステム」の共有化 オープンソース・ソフトウェアとしてのSQS × 2.「調査コンテンツの共有」のシステム オープンな調査コンテンツの処理系としてのSQS
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“Shared Questionnaire System”
しぇあーど・くえしょねあ・しすてむ 2003年に開始,もうすぐ7年目. Apache License, Version 2.0によるオープンソース. 10
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SourceEditor:調査票ファイルを編集・フォーム生成
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学校 教育委員会 インターネット SQS SourceEditor SQS Repository SQS MarkReader
①アンケート「ひな形」の 蓄積・公開 ②アンケート「ひな形」の ダウンロード SQS SourceEditor 教育委員会 ⑦学校レポート 作成 ③アンケートの作成・ 編集・印刷 SQS Repository 学校 インターネット ④アンケートの 配布・回収・ スキャン ⑧アンケート分析 ⑥アンケート 集計・分析 ⑨学校レポートの 蓄積・公開 SQS MarkReader ⑤アンケート回答 アンケート 教員・児童生徒・ 保護者・地域住民など
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SQSの全国的普及 京都市: 全小中高幼 宮城県:全高校 大坂府: 実験校 岩手県:高校、実験校 愛知県:独自導入
群馬:前橋市を中心とした実験校 茨城:取手市 全校導入 鳥取: 個別導入 千葉:独自導入校、 研究導入高校 東京都足立区:実験校 宮崎: 個別導入 神奈川県横浜市:実験校 東京都三鷹市:実験校
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SQSの世界的普及 中国 アメリカ 合衆国 イタリア ベネズエラ コロンビア
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これまでは、 「まにあわせ」「その場限り」の 調査・評価が多すぎた。
これまでは、 「まにあわせ」「その場限り」の 調査・評価が多すぎた。 調査・評価の知識は、「暗黙知」のままになっている ものが多い。組織が成長していない。 調査・評価の知識を、「形式知」化し、共有・再利用 をするべき。組織を成長させるべき。
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