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配糖体生成 + ROH ヘミアセタール アセタール メチルβ-D-グルコピラノシド (アセタール)-oside グリコシド

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1 配糖体生成 + ROH ヘミアセタール アセタール メチルβ-D-グルコピラノシド (アセタール)-oside グリコシド
5版p.447 4版p.454 HCl + ROH ヘミアセタール アセタール メチルβ-D-グルコピラノシド (アセタール)-oside グリコシド CH3OH, HCl H3O+ β-D-グルコピラノース (ヘミアセタール)-ose

2 配糖体の性質 X 鎖状にはならない 変旋光示さない 配糖体は自然界に広く存在 例 ジギトキシン→不整脈の治療薬
例 ジギトキシン→不整脈の治療薬 5版p.447 4版p.454

3 単糖の還元 β-D-グルコピラノース D-グルコース D-グルシトール(ソルビトール) アルジトール(糖アルコール) 1. NaBH4
2. H2O D-グルシトール(ソルビトール)  アルジトール(糖アルコール) 5版p.448 4版p.455

4 機能性糖 ソルビトール→ナナカマド(Sorbus属)に含まれる 溶解時に吸熱→清涼感 虫歯菌に代謝されにくい 甘みはグルコースの60%
5版p.449 4版p.456 ソルビトール→ナナカマド(Sorbus属)に含まれる        溶解時に吸熱→清涼感        虫歯菌に代謝されにくい        甘みはグルコースの60% 1. NaBH4 2. H2O D-キシロース D-キシリトール 虫歯菌はキシリトールからエナメル質を溶かす酸を作れない→虫歯になりにくい 虫歯菌の増殖を抑える

5 例題14・8 D-ガラクチトール 上下対称 D-ガラクトース →光学不活性(メソ体) 1. NaBH4 2. H2O マクマリー p.186
5版p.455 4版p.448

6 問題14・19 D-グルシトール = 1. NaBH4 2. H2O L-グロース 5版p.4494版p.456(問題14.20)

7 単糖の酸化(1) β-D-ガラクトース D-ガラクトン酸(アルドン酸) Tollens試薬 または Fehling試薬
5版p.449 4版p.456

8 還元糖 Tollens試薬(銀鏡反応)アンモニア・銀(I)錯体 →糖のアルデヒドにより還元され銀析出 (マクマリー p.274)
生体物質化学資料 炭水化物(5) 還元糖 Tollens試薬(銀鏡反応)アンモニア・銀(I)錯体  →糖のアルデヒドにより還元され銀析出 (マクマリー p.274) Fehling試薬, Benedict試薬 Cu2+錯体,OH -  →糖のアルデヒドにより還元されCu2Oの赤褐色沈殿生成 還元糖→アルデヒド基をもつ→アルドース 配糖体は塩基性条件下では鎖状にならない→アルデヒド基を 生じない→ Tollens試薬やFehling試薬と反応しない 5版p.450 4版p.457

9 単糖の酸化(2) β-D-グルコース D-グルカル酸(アルダル酸) HNO3 Δ 5版p.450 4版p.457

10 問題14.20 HNO3 Δ 上下対称 β-D-アロース (アルダル酸)  光学不活性 5版p.450 4版p.457(問題14.21)

11 二糖:マルトース 配糖体形成 α-D-グルコース α-D-グルコース 1 4´ マルトース(麦芽糖),1,4´-α-グリコシド
5版p.450 4版p.457

12 二糖:セロビオース 配糖体形成 β-D-グルコース β-D-グルコース 4´ 1 セロビオース,1,4´-β-グリコシド
5版p.451 4版p.458

13 マルトースとセロビオース 1 マルトース 4´ ヒトが消化可能 酵母により発酵可能 4´ セロビオース ヒトが消化不能 1
 ヒトが消化可能  酵母により発酵可能 セロビオース  ヒトが消化不能  酵母により発酵不能 1 マルトース,セロビオースとも右側の糖は直鎖状になり, アルデヒド基を生じる →還元性がある(Tollens試薬やFehling試薬と反応)  変旋光を示す 5版p.451 4版p.459

14 スクロース 2´ 1 グルコース フルクトース 2 3 4 5 6 1 1 2´ スクロース 1,2´-グリコシド
グルコースとフルクトースは相互に配糖体の関係 →直鎖状にはならずアルデヒド基は生じない →還元性がない,変旋光を示さない 5版p.452 4版p.460

15 多糖:セルロース β 4´ 4´ β 1 1 1,4´-β-グリコシド結合により多数のグルコースが結合
直鎖状なので,多数の鎖が束になって繊維を形成 →細胞壁を構成 Ac=CH3CO- 酢酸レーヨン(アセテートレーヨン) →半合成繊維  5版p.452 4版p.460

16 多糖:アミロース 1 4´ α 1 4´ α I2 アミロース デンプンの重量の約20%
アミロース デンプンの重量の約20%  1,4´-α-グリコシド結合により数百のグルコースが結合  らせん状→ヨウ素ーデンプン反応 5版p.453 4版p.461

17 多糖:アミロペクチン 1 α 6´ 1 4´ 1 4´ アミロペクチン デンプンの重量の約80% 1,6´-α-グリコシド分岐を含んでいる
アミロペクチン デンプンの重量の約80%  1,6´-α-グリコシド分岐を含んでいる 5版p.454 4版p.462

18 デンプンとグリコーゲン デンプン →植物のエネルギー貯蔵 ジャガイモ,トウモロコシ グリコシダーゼ(アミラーゼ)はα-グリコシド結合のみ分解
 →植物のエネルギー貯蔵 ジャガイモ,トウモロコシ  グリコシダーゼ(アミラーゼ)はα-グリコシド結合のみ分解   →グルコースを生成  β-グリコシド結合は分解できない  ので,セルロースは消化できない  草食動物は胃の中にセルロースを分解するセルラーゼを生産  するバクテリアがいるので消化できる グリコーゲン  →動物のエネルギー貯蔵    デンプンと同様に,1,4´-α-グリコシド結合と1,6´-α-   グリコシド分岐を含んでいる   インシュリンによりグルコースから合成促進→血糖値低下   グリコの語源 5版p.454 4版p.462

19 アミノ糖 D-グルコサミン N-アセチルグルコサミンのポリマー →キチン 昆虫や甲殻類の表皮の成分 キチンのアセチル基を加水分解によ
5版p.454 4版p.462 D-グルコサミン  N-アセチルグルコサミンのポリマー   →キチン 昆虫や甲殻類の表皮の成分   キチンのアセチル基を加水分解によ  り除去→キトサン   人工皮膚などの機能性材料   健康食品→免疫力を高める,   コレステロール低下などの効果 D-グルコサミン N-アセチルグルコサミン ゲンタマイシン →アミノグリコシド系抗生物質 ゲンタマイシン

20 細胞表面の糖~血液型物質 細胞間の認識に糖鎖が重要な働き →組織や臓器の形成,がんの転移など 血液型物質→細胞膜タンパク質の糖鎖の構造の違い
A型 O型 GalNac Gal GlcNac B型 Gal GlcNac Fuc Fuc Gal Gal GlcNac Fuc 5版p.457 4版p.465

21 血液型と輸血 OからA, B, ABへは少量なら輸血できる →赤血球にA, B抗原がないので,抗A, B抗体による攻撃を受けない
ABへはA, B, Oから少量なら輸血できる →血液中には抗A, B抗体がないので,輸血された赤血球が攻撃されない 輸血された血液には抗体があるが少量なら稀釈される A型 B型 赤血球 抗B抗体 赤血球 抗A抗体 A抗原 B抗原 AB型 O型 赤血球 赤血球 抗A抗体 A抗原 抗B抗体 B抗原

22 甘み物質 味覚 甘味、苦味、辛味、 酸味,うま味 舌の受容体(レセプター)により感知 苦味と甘味の受容体はすでに発見
味覚 甘味、苦味、辛味、 酸味,うま味  舌の受容体(レセプター)により感知  苦味と甘味の受容体はすでに発見 最近うま味(アミノ酸の味)受容体を発見 T1Rタンパク質の異なった組合せが特定の味覚(特定の アミノ酸)に対応する細胞を生み出す 2つの受容体(T1R2とT1R3)の組合せがグルタミン酸に応答 マウスはアスパルテームやチクロなどの人工甘味剤の味を感知できない→ヒトとマウスのT1R 受容体遺伝子の塩基配列が異なるため 甘み物質の構造


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