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2004年度入門経済学2A 担当教員:奥井克美
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本講義のねらい (1) 初級の経済原論の説明 (2) 経済に関する時事問題の解説 (3) 本年度の重点テーマ 「世界経済と南北問題」
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世界経済概観 世界の国の数 191 (2003年3月1日現在) 世界人口 62億人 (2002年) 世界のGDP 31兆ドル (2001年)
世界の国の数 191 (2003年3月1日現在) 世界人口 62億人 (2002年) 世界のGDP 31兆ドル (2001年) 米国のGDP 10兆ドル (2002年) 日本のGDP 4兆ドル=500兆円 (2002年)
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[出所]総務省統計局「世界の統計、第3章国民経済計算、(グラフ1)国内総生産(2002年)」
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[出所]総務省統計局「世界の統計、第3章国民経済計算、(グラフ3)国内総生産の実質成長率」
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一人あたり所得 GDP:ある年に一国の境界内で生産された最終的な財とサービス合計の貨幣的な価値。 一人あたりGDP=GDP/人口
生産水準と所得水準はほぼ等しい よって1人あたり所得は、一国な平均的な物資的生活水準を表す指標となる。
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42060/100=420.1
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豊かにならない理由 貧しい国の成長率の方が高ければ、国ごとの生活水準は等しくなる。 しかし、実際はこのようになっていない。
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成長の説明要因 (1) 教育 教育が経済成長を促進してるのではなく、経済成長が教育を促進して い るのかもしれない。 (2) 天然資源
(1) 教育 教育が経済成長を促進してるのではなく、経済成長が教育を促進して い るのかもしれない。 (2) 天然資源 ブラジル、ナイジェリア、ロシア、ベネズエラは天然資源が豊富であるが、 成長していない。 (3) 技術 なぜ、ある国は進んだ技術を持ち、他の国はそうでないのか (4) 制度
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政治的自由度: どの程度民主化が進んでいるかを示す
経済的自由度: どの程度市場化が進んでいるかを示す
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データ概観 1975年、1980年、1985年、1990年、1995年、2000年、の6年分の政治的自由度(P)と経済的自由度(E)のデータを使用。 政治的自由度(P)基本統計量
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経済的自由度(E)基本統計量
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政治的自由度の平均の推移
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経済的自由度の平均の推移
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政治的自由度の高い国低い国(2000年)
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経済的自由度の高い国低い国(2000年)
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政治的自由と経済自由 のデータを使った分析
政治的自由度:どの程度民主化が進んでいるか 経済的自由度:どの程度市場化が進んでいるか 政治的自由度・・・横軸 経済的自由度・・・縦軸 にとる 各国の経済体制のポジションを二次元平面上にプロットする。
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2.政治的自由度と経済的自由度 による体制分類
第Ⅱ象限 第Ⅰ象限 独裁政治 市場経済 民主政治 市場経済 政治的自由度 第Ⅲ象限 第Ⅳ象限 民主政治 計画経済 独裁政治 計画経済
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アメリカ、日本、シンガポール、ソ連、インドに焦点をあてて
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各象限に属する国の数の推移
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各象限の構成比率の推移
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結論 世界の経済体制は、(民主政治かつ 計画経済)の国が減り、現在、 (民主政治かつ市場経済) (独裁政治かつ市場経済)
政治的自由 経済的自由 (独裁政治かつ市場経済) (民主政治かつ市場経済) (独裁政治かつ計画経済) の3体制に分類されるようになっている。
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個別例(ハンガリー)
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個別例(マレーシア)
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個別例(中国とロシア)
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本講義のねらい 実際の経済について考える力を養う そのためには、市場の原理・需要と供給の法則・GDPの決定理論といった経済理論が役立つ
→よって、初級の経済理論を学ぶ 経済理論の裏付けをもって、現実経済をみることができるようにするのが目標
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特に重点テーマでは 貧しい国が成長するにはどうしたらよいか 貧しい国は発展させる制度的枠組みとは を考えていきたい。
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テキスト 黒崎卓・山形辰史 『開発経済学:貧困削減への アプローチ』 日本評論社, 2003年.
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評価方法 期末試験(持ち込み不許可) レポート(秋学期は、いくつかのテーマから一つを選んでレポートを書く。)
可能であれば、授業での成果も考慮に入れる可能性をさぐりたい
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注意 なお、授業妨害行為は減点はもちろん、断固たる処置をとる。 携帯電話の電源は切っておくこと。
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