President, Japan Council on Energy & Security

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1 President, Japan Council on Energy & Security
北東アジア非核兵器地帯条約構想 ～その成立条件と可能性～ A Proposal for a Nuclear Weapons-Free Zone in Northeast Asia 金子熊夫 エネルギー戦略研究会　会長 Prof. Kumao Kaneko President, Japan Council on Energy & Security

2 条約の骨子 Outline of the NEANWFZ Treaty
対象国： 非核兵器国＝日本、韓国、北朝鮮、モンゴル 核兵器国＝中国、米国、ロシア Participating countries: NNWS=Japan, ROK, DPRK, Mongolia NWS= China, USA, Russia

3 新しい問題① New problem－１ 1 . 原子力規制委員会設置法と原子力基本法 ～「我が国の安全保障に資する」の意味と影響 (2012/06/20 国会で可決・成立） “National security” is included in the new Law establishing the Nuclear Regulatory Commission (June 20, 2012) What does it mean?

4 ＜現行の原子力基本法＞ （基本方針） 第２条　原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。 ＜今回の改正後の原子力基本法＞ （基本方針） 第２条　 １　原子力利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。 ２　前項の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする。

5 各国の反応 　　　 特に韓国、北朝鮮、中国 日本政府の説明 「潜在的核抑止力」？ 非核3原則、「核の傘」？ Reactions from neighboring countries, 　　　　especially ROK, DPRK, China Explanations by GOJ “Potential deterrent”? 3 non-nuclear principles

6 新しい問題② New problem －２ 使用済み核燃料の再処理問題 ー韓米原子力協定改正交渉(2014年で満期） ー日本の六ヶ所再処理工場と「もんじゅ」 Reprocessing of spent nuclear fuels －ROK-US nuclear cooperation agreement (expiring in 2014) －Rokkasho reprocessing plant and “Monju”

7 新しい問題③ New problem -3 北朝鮮の動向 金正恩新体制 核実験？ 六カ国協議？ 米朝関係？ North Korea under new leadership Whither will DPRK go? Its nuclear ambitions