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Published by三龙 越 Modified 約 6 年前
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② ① ③ スマホを使用するようになって、少年野球や少年少女卓球で、今までより空振りをすることが増えてきたといわれています。その原因は?
プロローグ 三択クイズ スマホを使用するようになって、少年野球や少年少女卓球で、今までより空振りをすることが増えてきたといわれています。その原因は? ① ② ③ 事前調査でも何人かいました。
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① スマホ使用で、「スマホ老眼」になり視力低下が起こり見えづらくなったため。
② スマホの使用により、両眼の見え方に違いが生じ、ピントがあわ なくなったため ③スマホをずっと見続けているため、ブルーライト(画面から発する光) により眼に異常を起こしたため
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野球少年・卓球少女へ あなたは、今後スマホをとるか、 野球・卓球をとるか ~空振りの増えた野球・卓球少年少女~
正解は 2 チョキ です 監修・構成 : 医学博士・眼科専門医(岩手県奥州市) 鈴木 武敏 (2014年度日本臨床眼科学会、国際斜視学会で発表) 制作:子どものネットリスク教育研究会 大谷良光 名前の訂正鈴木武敏 この内容の概要は、2014年日本臨床眼科学会、国際斜視学会で発表しています。 本啓発資料の著作権は、鈴木博士にあります。
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スマホを操作している人を観察していたら、多くの人が、スマホを顔の真ん中から左右どちらかにかたよった位置で操作していた
鈴木武敏博士の発見 スマホを操作している人を観察していたら、多くの人が、スマホを顔の真ん中から左右どちらかにかたよった位置で操作していた これは、スマホ使用による近見反応異常(両眼視異常)と仮説し、調査・実験を行った
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仮説 スマホによる近見反応異常発生のメカニズム 1.目は近くを見るとき、両眼を内側に寄せる「輻湊・ふくそう」というしくみが働く
近見反応 1) 調節 2) 輻湊 3) 縮瞳 輻湊 実験 二人で向き合う 1.目は近くを見るとき、両眼を内側に寄せる「輻湊・ふくそう」というしくみが働く
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2.画面の小さいスマホ等を長時間使うと、過剰な「輻湊」がおこる
3.過剰な「輻湊」で脳が混乱し、「片方の目を使わないように」という間違った指示が出て、両眼の正常な働きを妨げられたり、視力が低下することがある。 これが、斜視減少。はカットしてください。 4.片方の目で主に画面を見るようになるため、スマホの位置が中心から外れる
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片眼視(片方の眼で主に見る) 他眼の抑制(他の眼はあまり使われない) 近見反応失行 長時間使用 鈴木博士は、小学生と高校生100名以上を対象に、①立体視、②抑制、③眼位、④調整輻湊機能の4項目で測定を行い、スマホの利用時間と異常値の関係を検査・調査した。 抑制 あまり使われない
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①抑制、②立体視 検査 チトマスステレオテスト 偏光眼鏡を使った立体視検査 立体視: 抑制:
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立体視 と 片眼抑制 測定結果 結果の一部 立体視異常 % 抑制異常 % 対象: 奧州市某小学校 3,4,5年生 177人
立体視 と 片眼抑制 測定結果 対象: 奧州市某小学校 3,4,5年生 177人 結果の一部 立体視異常 % 抑制異常 % 結果の一部を紹介 私が理解できたデータの引用 :立体視異常は、約2割ある。2時間使用で倍になる
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③眼位検査 簡易眼位検査 結果 スマホ3時間以上利用者の約 10%の子どもに眼位異常が見られた。異常は、外斜視 OPUS(ワック社)
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④調節輻湊機能検査 調節機能測定装置AA-1、SpeedyI(梶田) 近見反応測定装置トライイリス(鈴木) 調節反応量と調節微動の記録
調節反応、輻湊、瞳孔径の記録
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調整輻湊機能の結果 輻輳 開散 縮瞳 散瞳 Left eye Right eye 右眼 左眼
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異常者の測定値 症例B 17歳女子 平日スマホ+パソコン、あわせて2~3時間 正常 異常
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特に、中学生までの視力が発達する時期に、スマホを長時間利用することは、両眼視の障害や斜視を招く危険がある。
結論 1時間以上の使用から両眼視の異常が出て、3時間以上になると多くの生徒が何らかの異常をきたしていた。 特に、中学生までの視力が発達する時期に、スマホを長時間利用することは、両眼視の障害や斜視を招く危険がある。
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15分から30分が限度 この調査結果は、従来の麻痺(まひ)説では説明がつかない。
したがって、治療には通常の眼鏡補正では対応できない。複雑な要因が絡んでおり、眼科学会による総合的な検討が急がれる。 子どもならば、何時間くらいならば安全か 15分から30分が限度
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では、どうなるの? どういうことが起きているの? 立体感、遠近感が異常になるため スポーツ外傷の増加 大人は、車の運転での追突事故も予想
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