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企業倫理と不祥事について 6/16 清水政宏.

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1 企業倫理と不祥事について 6/16 清水政宏

2 企業の不祥事 <最近の主な不祥事> 雪印食中毒、ハンナン食肉偽装、浅田農産、東北学園大学、ヤフー顧客情報流出、三菱自動車・・・
⇒枚挙に暇がない ☆以下不祥事のタイプ、原因、防衛手段を考える

3 不祥事のパターンと原因① <組織目的の歪み> ①外部ステークホルダーの軽視 ⇒総会屋への利益供与、粉飾決済 ②トップの暴走
⇒会社の私物化(武富士)、独善的経営 ③組織的不正 ⇒機密費流用、肉の偽装、リコール隠しなど組織が本来の企業理念から乖離 ☆限られた集団の際限ない「金銭的」利益追求

4 不祥事のパターンと原因② <リスク統制不能> ①特定実力者の暴走 ⇒権力が集中し聖域化(ヤミとの繋がり) ②社員の個人不正
⇒横領、水増し、カラ出張、顧客情報持ち出し ③社員のプライベートな問題 ⇒痴漢、覗き・・・個人倫理不良 ④単純ミス ⇒医療過誤、値付けミス ⑤外部者の不正 ⇒顧客情報流出、ハッカー侵入

5 不祥事の構造①

6 不祥事の構造② <発生原因> ①実行者個人と②組織的統制不良が相まって起きる ①・・圧力に簡単に屈する、不注意、判断能力の欠如
②・・内部統制の乱れ、チェック機能の不在

7 個人の問題 ア)働く目的、やりがいの欠如 ⇒判断停止、過度の協調性、横並び イ)倫理観の欠如 ⇒善悪の判断基準の歪み
☆これらは全て個人に帰着するわけではなく、組織や社会の問題でもある

8 組織の問題 ア)ビジョン、企業理念の不在 イ)企業そのものの倫理観欠如 ウ)組織帰属への過度の圧力 エ)理想の上司不在 オ)社会貢献度が低い
☆個人から働く意欲を奪う

9 不祥事防止の対策① <個人レベル> 個人の自立性向上 ⇒不正は個人が実行するから発生する 個人の倫理観の確立
⇒社会に存在している以上ルールの遵守は必須 ☆これらを企業だけで教育できるか?

10 不祥事防止の対策② <組織レベル> ・ガバナンスの確認、整備 ⇒トップの暴走を防ぐ ・組織の理念、ビジョンの明確化
⇒個人のモラールを引き出す ・企業倫理の確立 ・組織の透明性向上 ⇒内部告発の社内留保 ・リスク管理 ⇒発生したときの対処

11 不祥事防止の対策③ <社会レベル> ガバナンスに関する法整備 ⇒情報公開、監査の強化 内部告発者保護制度
⇒告発は会社を潰しかねない。個人で背負うのは限界 被害者保護 ⇒補償制度の充実 経営者市場の整備 ⇒不正をした経営陣の速やかな退場

12 ここまでのまとめと課題 個人の行動を左右するのが企業と社会 「倫理観」を企業が育成できるか?

13 企業経営原理の変遷 <従来> 効率性原理と競争原理 ⇒利益至上主義、会社中心主義 <現在> 株式会社の巨大化 ⇒所有の分散、公的な存在に
独占・寡占と社会利益の相反 ⇒「倫理問題」の浮上

14 企業倫理と社会的責任 現在の経営原理にはそれを規定するものが必要 ⇒企業倫理 企業の場合、倫理問題の本質は「社会と自分」との関係
⇒社会的責任(CSR)論の登場 ☆責任を果たす行為の根底にあり、その動機付けとなるものが倫理

15 企業の社会的責任(CSR)① <従来>・・会社権力の正当性とその根拠
<ちょっと前>・・ステークスホルダー・アプローチ(利害関係者・従業員、消費者、地域社会・・) ⇒①誰が②誰に対し③どのような責任を負い ④責任の所在がどこにあるか 以上を論ずるもの(ブルンマー)

16 企業の社会的責任(CSR)② <現在> トリプルボトムライン ・・環境配慮、経済性、社会的責任の3つの側面から会社を評価しようという動き

17 参考文献 企業倫理の経営学 鈴木辰治・角野信夫著
企業倫理の経営学 鈴木辰治・角野信夫著


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