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基本姿勢と態度 専門職のビジネススキル レポート作成の基本 ①体裁を整える.

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1 基本姿勢と態度 専門職のビジネススキル レポート作成の基本 ①体裁を整える

2 レポートとは何か 書く機会は多様 目的も多様 業務上の報告書 研修の課題レポート 情報の引き継ぎのためのメモ 会議の資料として
自らの理解度を示す文書として 保存・蓄積して継続的に活用する 目的を明確にする

3 レポートの前提 誰かに見せる 伝えるべき事、伝わる事を書く 相手の時間を割いてもらう 自分の考えや意見を相手に理解してもらう
読み手の立場(何が必要なのか)を意識して書く 自分の考えや意見を相手に理解してもらう 「見てもらえない」「理解できない」ものは意味がない 伝えるべき事、伝わる事を書く 自分が「書きたいこと」を書くのではない 伝わらない場合は別の方法が必要 映像を見せる、現場に連れて行く、体験してもらう A4用紙1枚が基本

4 見やすさという配慮 見やすさが保障すること 内容だけでなく作成の技術も重要 読み手の時間を短縮 正確に伝わる 自分自身の考えが整理される
コストダウンにつながる 正確に伝わる 自分自身の考えが整理される 内容さえしっかりしていればいいというのは間違い 内容だけでなく作成の技術も重要 必要なことを欠かさない + 無駄を省く 素早く読める + 勘違いや読み間違いをしない 体裁を整えることは 本質的に重要

5 余白の大切さ 全体の余白 行間の余白 用紙いっぱいに書かない 用紙の周辺20~25mmは余白をとる 1ページの文字数・行数は余裕を持たせる
左とじの場合は、さらに広めに(穴開けや綴じ代) ページ番号やヘッダー、フッターは余白内に 行間の余白 1ページの文字数・行数は余裕を持たせる 行間が詰まっていると読みにくい 適度な余白はメモを書き込むスペースになる

6 ワープロソフトの利用上の注意 機能を使う 機能を使わない 文字:明朝体とゴシック体を効果的に使う
ポップ体や過剰な装飾は用いない スペルチェック、文法チェックで間違いをなくす 1ページの行数や、1行の文字数を調整 行頭に1文字だけ、2ページ目に1行だけは避ける 機能を使わない 自分で調整できない機能は設定を解除する 字下げ、箇条書き、自動段落番号等

7 タイトルや見出しの工夫 効果的な見出し タイトルの付け方 見出しのない文字だけの文書は読みづらい 各章や各段落を総括する言葉を使う
見出しだけ読めば、全体のあらすじがわかる 大見出し、小見出し、箇条書きなどの工夫 タイトルの付け方 全体の意味を代表している考え方や言葉 読み手が興味を持ってくれる言葉

8 引用のルール 参考文献 引用する意味 効果的な参考文献 自分の主張を明確にする、強めるため 学術論文や書籍(専門書に限る)
引用のルール 参考文献 引用する意味 自分の主張を明確にする、強めるため 根拠(データなど)を示すことで説得力が高まる 効果的な参考文献 学術論文や書籍(専門書に限る) 世に出るまでに多くの人のチェックが入るため 官庁の報告書、統計データ 新聞記事等は限定的に利用する 辞書、ウィキペディアなどの引用は不可

9 引用のルール 表記の仕方 短い引用 長い引用 カギ括弧「 」で引用部分を括る カギ括弧の後に(著者名 発行年)を付記
引用のルール 表記の仕方 短い引用 カギ括弧「 」で引用部分を括る カギ括弧の後に(著者名 発行年)を付記 自分の言葉と他者の言葉を混同しないこと 長い引用 引用部分の前後に空白行を開ける 引用部分は字下げをする 著者名と発行年を最後に記す (原則として学会などの投稿規定・ルールに従う)

10 必ず見直す 書き終えたら見直す(チェックポイント) 誤字脱字がないか 文章がダラダラと長くないか 文字スタイルに間違いはないか
短い文章でテンポ良く論じると読みやすい 文字スタイルに間違いはないか 明朝体やゴシック体が混在していないか 長音とダッシュを混同していないか 改行位置や行頭にずれがないか 全角、半角などの間違いはないか 印刷すると分かり易い


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