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再降臨準備時代:400年(1517~1918) 1517 1648 1789 1918 (第一次世界大戦終了) 宗教改革期
宗教および思想の闘争期 1789 政治経済および思想の成熟期 1918 (第一次世界大戦終了)
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第一節 宗教改革期 (1517~1648)
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中世社会 :摂理の目的 成就できなくなる 文芸復興 宗教改革 再臨のメシヤのための基台
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中世社会 :摂理の目的 成就できなくなる 文芸復興 宗教改革 再臨のメシヤのための基台
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中世社会 封建制度、ローマ・カトリックの堕落 人間の本性抑圧 ① 信仰活動束縛 ② 信仰の自由拘束
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封建制度、ローマ・カトリックの堕落 ① 信仰活動束縛 ② 信仰の自由拘束 ③ 僧侶の奢侈、享楽 ④ 法王権の非信仰的立場 人間の本性抑圧
中世社会 封建制度、ローマ・カトリックの堕落 人間の本性抑圧 ① 信仰活動束縛 ② 信仰の自由拘束 ③ 僧侶の奢侈、享楽 ④ 法王権の非信仰的立場
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中世社会: 創造本性復帰の道遮る 中世の人: 創造本性復帰しようとする方向
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中世社会: 創造本性復帰の道遮る 中世の人: 創造本性復帰しようとする方向 創造原理: 性相 内的欲望 性相 外的欲望
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再創造のための復帰摂理 メシヤのための基台 霊人体 内的 内的実体献祭 肉身 外的 外的実体献祭
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中世的 指導精神 ● サタン分立 ● 創造本性を復帰 アベル(内的) カイン(外的) ヘブライズム 復古運動 ヘレニズム 復古運動
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● サタン分立 ● 創造本性を復帰 アベル(内的) カイン(外的) 中世的 指導精神 ヘブライズム 復古運動 ヘレニズム 復古運動 宗教改革
● サタン分立 ● 創造本性を復帰 アベル(内的) カイン(外的) ヘブライズム 復古運動 ヘレニズム 復古運動 宗教改革 文芸復興
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ヘレニズムとヘブライズム ヘブライズム ヘレニズム 西アジア ミノア文明 BC2000 統一王国時代 BC11cギリシャ ヘブライ文明圏
ギリシャ文明圏 統一王国時代 BC11cギリシャ
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Ⅰ.文芸復興(Renaissance) ●自由を追求 創造本性 外的追求
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Ⅰ.文芸復興(Renaissance) ●自由を追求 ●人格の自主性を追求 ●理知、理性を追求 創造本性 外的追求
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Ⅰ.文芸復興(Renaissance) ●自由を追求 ●人格の自主性を追求 ●理知、理性を追求 ●自然、現実、科学を追求 創造本性 外的追求
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●ヘレニズムの復興運動 ●人本主義 台頭 ●14C イタリアで胎動
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●ヘレニズムの復興運動 ●人本主義 台頭 文芸復興 (ルネッサンス) ●14C イタリアで胎動 ●封建社会全般に対する 革新運動
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人本主義(人文主義) ●ギリシャの古代精神模倣 ●古典文化 再生 中世社会生活改革 ●社会全般の革新
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人本主義(人文主義) ●ギリシャの古代精神模倣 ●古典文化 再生 中世社会生活改革 ●社会全般の革新 ●近代社会形成の外的原動力
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Ⅱ. 宗教改革(Reformation) ●宗教儀式と規範に反抗 ●封建制度と法王権に対抗 ●固陋な信仰生活に反発
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Ⅱ. 宗教改革(Reformation) ●宗教儀式と規範に反抗 ●封建制度と法王権に対抗 ●固陋な信仰生活に反発 ●遁世的、他界的、禁欲的
信仰態度を排撃 中世の キリスト教信徒 法王政治に反抗
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本性の外的 欲望追求 ●初代キリスト教精神への復古 本性の内的 欲望追求 ●中世ヘブライズムの 復古運動
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宗教改革 ●新教運動 ー14C 英国 : ウィクリフ ー15C イタリア : 失敗、処刑
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●新教運動 宗教改革 ー14C 英国 : ウィクリフ ー15C イタリア : 失敗、処刑 ー1517年 : M・ルター ードイツ
失敗、処刑 ー1517年 : M・ルター ードイツ 免罪符販売反対 ーフランス : カルヴィン ースイス : ツウィングリ ーイギリス、オランダなどの諸国へと拡大
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●30年戦争 -1648年 ウェストファリア条約 北欧 ゲルマン民族 新教 南欧 ラテン民族 旧教
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●30年戦争 -1648年 ウェストファリア条約 北欧 ゲルマン民族 新教 南欧 ラテン民族 旧教 -新旧両教派同等の権限 -領土問題を解決
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宗教改革 文芸復興 信教と思想の 自由 アベル型の 人生観 カイン型の 人生観 分裂と戦い 民主世界 共産世界
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宗教改革 文芸復興 信教と思想の 自由 アベル型の 人生観 カイン型の 人生観 分裂と戦い 実体基台 民主世界 共産世界 屈伏
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Ⅰ.カイン型の人生観 反中世的な文芸復興運動 ●自然と人間本位 ●理性による合理的な批判 ●経験による実証的な分析
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Ⅰ.カイン型の人生観 反中世的な文芸復興運動 ●自然と人間本位 ●理性による合理的な批判 理性論(演繹法) ●経験による実証的な分析
経験論(帰納法)
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理性論 フランス : デカルト(1596~1650) 「我思う、ゆえに我あり」 ●フランスのデカルトを祖とする理性論は、すべての真理は人間の
フランス : デカルト(1596~1650) 理性論 「我思う、ゆえに我あり」 ●フランスのデカルトを祖とする理性論は、すべての真理は人間の 理性によってのみ探求されると主張した。彼らは歴史性や伝統を 打破して演繹法を根拠とし、「我思う、ゆえに我あり」という命題を 立てて、これから演繹することによって外界を肯定した。
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理性論 経験論 フランス : デカルト(1596~1650) 「我思う、ゆえに我あり」 イギリス : ベーコン(1561~1626)
フランス : デカルト(1596~1650) 理性論 「我思う、ゆえに我あり」 イギリス : ベーコン(1561~1626) 経験論 実験と観察によって認識 自然と人間を神から分離 ●フランスのデカルトを祖とする理性論は、すべての真理は人間の理性によってのみ探求されると主張した。彼らは歴史性や伝統を打破して演繹法を根拠とし、「我思う、ゆえに我あり」という命題を立てて、これから演繹することによって外界を肯定した。 ●これに対して、イギリスのベーコンを祖とする経験論は、すべての 真理は経験によってのみ探究されると主張した。人間の心はちょう ど白紙のようなもので、新しい真理は、先入観を捨てて実験と観察 によって認識しなければならないとした。 ●これらの人間中心の合理主義思想と、現実主義思想は、共に自 然と人間とを神から分離させたのである。
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カイン型の人生観 ―文芸復興、人文主義 ―外的な性向のみに従う ●このように文芸復興は、人文主義から流れてきた二つの思潮に
●サタンの側の道を開く人生観 ―文芸復興、人文主義 ―外的な性向のみに従う ●18C:歴史と伝統打破 ●このように文芸復興は、人文主義から流れてきた二つの思潮に のって、人間が外的な性向のみに従ってサタンの側に偏る道を開 く人生観を生みだした。 ●このカイン型の人生観は、18世紀に至っては、歴史と伝統を打破 して、
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カイン型の人生観 啓蒙思想 フランス革命の原動力 ―文芸復興、人文主義 ―外的な性向のみに従う
●サタンの側の道を開く人生観 ―文芸復興、人文主義 ―外的な性向のみに従う ●18C:歴史と伝統打破 ●不合理、非現実排撃 ●神を否定 啓蒙思想 フランス革命の原動力 ●不合理なもの、非現実的なものを徹底的に排撃し、神を否定する 合理的な現実のみに重きをおくようになった。これが啓蒙思想で あった。 ●このような経験論と理性論を主流として発展した啓蒙思想がフラ ンス革命の原動力となった。
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イギリス ドイツ フランス ●このカイン型の人生観の影響を受けて、イギリスではハーバートを
17C ハーバート 「超越神教」 19C初 ヘーゲル「観念論」 18C 「無神論」 「社会主義」 ●このカイン型の人生観の影響を受けて、イギリスではハーバートを 祖とする超越神教(理神論)が起こった。これは、理性を基礎とした 神学を立てようとしたのである。 ●19世紀の初め、ドイツのヘーゲルは18世紀以後に起こった観念論 哲学を大成した。しかし、このヘーゲル哲学も、その後、フランスで 起こった無神論と唯物論の影響を受けて、ヘーゲル左派の派生を もたらした。
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マルクス、エンゲルス「弁証法的唯物論」提唱
イギリス ドイツ フランス 17C ハーバート 「超越神教」 19C初 ヘーゲル「観念論」 18C 「無神論」 「社会主義」 19C中(へーゲル左派) シュトラウス フォイエルバッハ 「弁証法的唯物論」 マルクス、エンゲルス「弁証法的唯物論」提唱 共産主義世界形成 「弁証法的唯物論」提唱 ●このヘーゲル左派は、弁証法的唯物論を体系化した。すなわち、 シュトラウスは『イエス伝』を、フォイエルバッハは『キリスト教の本 質』を著述し、このような学説が唯物論の基礎を形成した。 ●マルクスとエンゲルスは、彼らの影響を受けたが、それよりもフラ ンスの社会主義思想から大きな影響を受けて弁証法的唯物論を 提唱し、無神論と唯物論とを集大成した。その後、カイン型の人生 観は一層成熟して、共産主義世界をつくるようになった。
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Ⅱ.アベル型の人生観 宗教改革運動 ●中世の人々の本性的な追求は、外的なものばかりではなく、より
● 創造本性を指向する立体的人生観 ●中世の人々の本性的な追求は、外的なものばかりではなく、より 深く内的なものをも追及するようになったのであるが、それが、ヘブ ライズムの復古運動を発生せしめることによって宗教改革運動を 起こした。 ●宗教改革運動によって哲学と宗教は創造本性を指向する立体的 な人生観を樹立した。これを、アベル型の人生観という。
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Ⅱ.アベル型の人生観 宗教改革運動 ●カイン型の人生観は、中世の人々を神と信仰から分離させる方向
● 創造本性を指向する立体的人生観 ● 高次的に神を指向する人生観 ●カイン型の人生観は、中世の人々を神と信仰から分離させる方向 へ傾かせたが、このアベル型人生観は、彼らをして一層高次的に 神の側へ指向するように導いてくれた。
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哲学面 批判哲学 :思惟能力(悟性の自発的な作用) が対象からくる 感覚を統合、統一
●ドイツ:カント ●認識の成立 :思惟能力(悟性の自発的な作用) が対象からくる 感覚を統合、統一 批判哲学 ●ドイツのカントは、経験論と理性論を吸収して批判哲学を打ち立て、 人間本性の欲望を哲学的に分析して、哲学的な面でアベル型の人 生観を開拓した。 ●彼は、思惟する能力、すなわち自己の悟性の自発的な作用により、 自己の主観的な形式をもって、対象からくる多様な感覚を統合、統 一するところに認識が成立するとした。
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哲学面 批判哲学 観 念 論 :思惟能力(悟性の自発的な作用) ヘーゲル (弁証法) が対象からくる 感覚を統合、統一
●ドイツ:カント ●認識の成立 :思惟能力(悟性の自発的な作用) が対象からくる 感覚を統合、統一 批判哲学 ●ドイツ : フィフィテ、シェリング、 ヘーゲル (弁証法) 観 念 論 ●カントの学説を受け、フィフィテ、シェリング、ヘーゲルなどが輩出 したが、特にヘーゲルはその弁証法で哲学の新しい面を開拓した。
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宗教面 ドイツ:シュぺーネル 敬 虔 主 義 神秘的な体験 イギリス:ウェスレイ兄弟 メソジスト派 英国:フォックス クェーカー派
神秘的な体験 敬 虔 主 義 メソジスト派 イギリス:ウェスレイ兄弟 クェーカー派 英国:フォックス ●宗教界においては、第一に「敬虔主義」で、これはドイツのシュ ペーネルを中心として、教理や形式より、神秘的な体験に重きをお いた。 ●これがイギリスに波及し、英国民の生活の中に染み込んでいた宗 教心と融和して、ウェスレイ兄弟を中心とする「メソジスト派」を起こ した。また英国には、神秘主義者フォックスを祖とする「クェーカー 派」が生じた。
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宗教面 ドイツ:シュぺーネル 敬 虔 主 義 神秘的な体験 イギリス:ウェスレイ兄弟 メソジスト派 英国:フォックス クェーカー派
神秘的な体験 敬 虔 主 義 メソジスト派 イギリス:ウェスレイ兄弟 クェーカー派 英国:フォックス 天界の秘密 スウェーデンボルグ 民主主義世界形成 ●スウェーデンボルグは著名な科学者でありながら天界の多くの秘 密を発表した。 ●このアベル型の人生観は成熟して、今日の民主主義世界をつくる ようになった。
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政治、経済および 思想の成熟期 第三節 (1789~1918) ●1789年、フランス革命が起きた時から、1918年、第一次世界大戦
が終わるまでの130年期間をいう。
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アベル型の 人生観 カイン型の 人生観 アベル型の 世界 カイン型の 世界 ●カイン、アベル、二つの人生観はそれぞれの方向に従って成熟す
るようになった。 ●この二つの人生観の成熟につれて、カイン、アベルの二つの世界 が形成されていった。
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Ⅰ.民主主義 中世封建時代 ●いかなる思想の流れに乗って今日の民主主義が出てくるように なったのか、その内的な経緯を調べてみよう。
十字軍戦争 文芸復興 宗教改革 ●いかなる思想の流れに乗って今日の民主主義が出てくるように なったのか、その内的な経緯を調べてみよう。 ●キリスト王国において、メシヤ王国のための君主社会をつくる摂理 が成し遂げられなかったので、中世封建時代は延長された。 ●地方の諸侯たちに分散されていた政治権力は、十字軍戦争以後 衰えはじめ、文芸復興と宗教改革を経て、啓蒙期に至っては一層 衰微したのであった。
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Ⅰ.民主主義 中世封建時代 専制君主時代 ●17世紀中葉に至ると、諸侯たちは国王のもとに集中し、中央集権
十字軍戦争 専制君主時代 文芸復興 宗教改革 17世紀中葉 絶対主義国家 国王の絶対権限 ●17世紀中葉に至ると、諸侯たちは国王のもとに集中し、中央集権 による絶対主義国家を形成するようになった。この時代は、王権神 授説などの影響で、国王に絶対的な権限が賦与されていた専制君 主時代であった。
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専制君主社会 サタン側 ●また、復帰摂理から見ると、封建時代以後には、天の側の君主社
会が成就されなければならなかったのであるが、この時代には法 王と国王とが一つになれなかったので、サタンが先に成し遂げてい くという型どおりの路程に従って、サタン側の専制君主社会へと転 化されたのである。
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専制君主社会 サタン側 アベル型 人生観 カイン型 人生観 ●専制君主社会は、キリスト教民主主義による信教の自由を束縛し
たので、アベル型人生観の目的達成に反する社会であるとともに、 またこの社会は、その中に残っていた封建制度が、無神論者と唯 物論者たちが指導する市民階級の発展を遮るものであったので、 カイン型人生観の目的達成に反する社会でもあった。
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専制君主社会 サタン側 アベル型 人生観 カイン型 人生観 民主社会 共産社会 アベル型民主主義 カイン型民主主義
●ここで、この二つの型の人生観は共に、この社会を打破する方向 に進み、カイン、アベル二つの型の民主主義に立脚した共産と民 主の二つの型の社会を形成したのである。
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(1)カイン型の民主主義 カイン型 人生観 思想啓蒙 ●カイン型の民主主義は、フランス革命によって形成された。当時の
フランスは、カイン型の人生観によって、無神論と唯物論の道へと 流れ込んだ啓蒙思想に染まっていた市民階級が、絶対主義に対 する矛盾を自覚するようになり、旧制度の残骸を、打破しようとする 意識が潮のように高まっていた。
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(1)カイン型の民主主義 カイン型 人生観 思想啓蒙 フランス革命 ●そこで市民たちが、1789年、絶対主義社会の封建的支配階級を
●1789年 ●絶対主義社会、封建的支配階級打破 ●市民の自由、平等、解放 ●「人権宣言」 フランス革命 ●そこで市民たちが、1789年、絶対主義社会の封建的支配階級を 打破すると同時に、第三階級(市民)の自由平等と解放のために、 民主主義を唱えながら起こった革命が、フランス革命であった。 ●この革命により、「人権宣言」が公表されることによって、フランス の民主主義は樹立されたのであるが、これをカイン型の民主主義 という。
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(1)カイン型の民主主義 カイン型 人生観 思想啓蒙 ディドロ、ダランベール フランス革命
●1789年 ●絶対主義社会、封建的支配階級打破 ●市民の自由、平等、解放 ●「人権宣言」 フランス革命 ●フランス革命の思想家ディドロや、ダランベールなども無神論、ま たは唯物論系の学者たちであった。
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カイン型 民主主義 共産主義世界 ●このようにカイン型の人生観は啓蒙思想を立ててフランス革命を 起こし、カイン型の民主主義を形成した。
●ドイツ : マルクス主義 ●ロシア : レーニン主義 共産主義世界 ●このようにカイン型の人生観は啓蒙思想を立ててフランス革命を 起こし、カイン型の民主主義を形成した。 ●これは神の側に復帰しようとする、人間本性の内的な追及の道を 完全に遮り、外的にばかりますます発展し、ドイツでのマルクス主 義とロシアでのレーニン主義として体系化されることにより、ついに は共産主義世界を形成するに至った。
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(2)アベル型の民主主義 イギリス アベル型人生観 キリスト教 信徒 アベル型 民主主義
●信教の自由 ●絶対主義と戦い、勝利 キリスト教 信徒 アベル型 民主主義 ●イギリスやアメリカで実現された民主主義は、フランス大革命に よって実現された民主主義とは発端から異なっている。 ●これは、アベル型人生観の結実体である熱狂的なキリスト教信徒 たちが信教の自由を求めるために絶対主義と戦い、勝利して実現 したアベル型の民主主義であった。
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(2)アベル型の民主主義 イギリス アベル型人生観 キリスト教 信徒 アベル型 イギリス革命 民主主義
●信教の自由 ●絶対主義と戦い、勝利 キリスト教 信徒 アベル型 民主主義 イギリス革命 ●イギリスにおける革命は、外的には、市民階級が政治的な自由と 解放を獲得しようとするところに、その原因があったが、もっと主要 な原因は、内的な信仰の自由と解放を求めようとするところにあっ た。
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アメリカ アベル型人生観 イギリスの 清教徒 アベル型 アメリカ独立 民主主義
●信仰の自由 アベル型 民主主義 アメリカ独立 (1776年) ●イギリスの専制主義王政のもとで弾圧を受けていた清教徒たちが、 信仰の自由を得るためにアメリカの新大陸へ行き、1776年に独立 国家を設立してアメリカの民主主義を樹立した。 ●この民主主義は、アベル型の人生観を中心として、信仰の自由を 求めるために、樹立されたので、これをアベル型の民主主義という。
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アメリカ アベル型人生観 イギリスの 清教徒 アベル型 アメリカ独立 民主主義 ●このようにしてアベル型の民主主義は今日の民主主義世界を形
●信仰の自由 アベル型 民主主義 民主主義 世界 アメリカ独立 (1776年) ●このようにしてアベル型の民主主義は今日の民主主義世界を形 成するようになった。
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Ⅱ.三権分立の原理的意義 三権分立 天の側の理想社会の構造 ●三権分立思想は、国家の権力が特定の個人や機関に集中するの
●モンテスキュー提唱 ●国家権力の分散 ●「人権宣言」の宣布 天の側の理想社会の構造 ●三権分立思想は、国家の権力が特定の個人や機関に集中するの を分散させるために、モンテスキューによって提唱されたが、これ はフランス革命のとき「人権宣言」の宣布によって実現された。 ●元来、この三権分立は、天の側の理想社会の構造であって、サタ ン側で、先に非原理的な原理型として成し遂げたのである。
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神 頭脳 『理想社会の構造』 『人間一人の構造』 ●創造原理で明らかにしたように、完成した人間によって実現される
理想社会も、やはり完成した人間一人の構造と機能に似ているよ うになっているのである。 ●人体のすべての器官が頭脳の命令によって起動するように、理想 社会のすべての機関も神からの命令によってのみ営為されなけれ ばならない
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神 頭脳 キリスト 脊 髄 聖徒 末梢神経 社会全体 四肢五体 『理想社会の構造』 『人間一人の構造』
脊 髄 聖徒 末梢神経 社会全体 四肢五体 ●そして、頭脳からくるすべての命令が、脊髄を中心として末梢神経 を通じて四肢五体に伝達されるように、神からの命令は、脊髄に該 当するキリストと、キリストを中心とする末梢神経に該当する聖徒 たちを通じて、社会全体に及ばなければならない。
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神 頭脳 末梢神経 キリスト 信徒(政党) 立法 司法 行政 肺臓 心臓 胃腸 ●人間一人の肺臓と心臓と胃腸が、末梢神経を通じて伝達される頭
脳の命令に従って、お互いに衝突することなく円満な授受の作用を 維持しているように、 ●この三臓器に該当する理想社会の立法、司法、行政の三機関も、 政党に該当するキリストを中心とする信徒たちを通じて伝達される 神の命令によって、お互いに原理的な授受の関係を結ばなければ ならない。
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神 頭脳 政党 脊髄 『今日の民主主義政体』 『人間一人の構造』 神のみ旨 知らない 命令を伝達することが できない
●今日の民主主義政体は、三権に分立され、また政党が組織され ることによって、ついに人間一人の構造に相似するようになった。 しかし、それはあくまでも堕落人間と同じように、創造本然の機能 がまだ発揮されずにいる。 ●政党は神のみ旨を知っていないのであるから、それは頭脳の命 令を伝達することができなくなった脊髄と、それを中心とする末梢 神経と同様のものであるといえる
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神 頭脳 政党 脊髄 『今日の民主主義政体』 『人間一人の構造』 神のみ旨 知らない 命令を伝達することが できない 対立、衝突
立法 司法 行政 肺臓 心臓 胃腸 対立、衝突 ●すなわち、憲法が神のみ言から成り立っていないので、立法、司 法、行政の三機関は、あたかも神経系統が切れて、頭脳からくる 命令に感応できなくなった三臓器のように、調和と秩序を失って、 常に対立し、衝突するほかはないのである。
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『再臨理想の目的』 神 イエス 政党 本然の機能 立法 司法 行政 ●ゆえに、再臨理想の目的は、イエスが降臨することにより、堕落人
●中枢神経を結んでやる イエス ●神のみ旨を中心とした 本然の機能 政党 立法 司法 行政 ●ゆえに、再臨理想の目的は、イエスが降臨することにより、堕落人 間一人の構造に似ている現在の政治体制に完全な中枢神経を結 んでやることによって、神のみ旨を中心とした本然の機能を完全に 発揮させようとするところにある。
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Ⅲ.産業革命の意義 罪のない社会 幸福な社会環境 神の 創造理想 ●神の創造理想は、単に罪のない社会をつくることだけで成し遂げ
られるのではない。人間は、万物を主管せよと言われた神の祝福 のみ言どおり、科学を発達させて、幸福な社会環境をつくっていか なければならない。
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Ⅲ.産業革命の意義 罪のない社会 幸福な社会環境 み言:霊的無知除去 産業革命:理想社会の生活環境復帰 科学:肉的無知除去 (英国) 神の
創造理想 産業革命:理想社会の生活環境復帰 (英国) み言:霊的無知除去 科学:肉的無知除去 終末期 ●歴史の終末には、霊的な無知を完全に除去できるみ言(宗教)が 出なければならないとともに、肉的な無知を完全に除去できる科学 が発達して、理想社会を成し遂げ得る前段階の科学社会を建設し なければならない。 ●このような神の摂理から見ても英国の産業革命は、理想社会の生 活環境を復帰するための摂理から起こったものである。
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生産(胃腸): 必要、十分 理想社会の 経済構造 分配(心臓): 公平 消費(肺臓): (有機的な授受関係) 合理的
(有機的な授受関係) 合理的 ●理想社会の経済機構も、完成された人体の構造と同様でなけれ ばならないので、生産と分配と消費は、人体における胃腸と心臓と 肺臓のように、有機的な授受の関係をもたなければならない。 ●ゆえに、必要かつ十分な生産と、公平にしてしかも過不足のない 分配と、全体的な目的のための合理的な消費をしなければならな い。
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産業革命: :福音伝播のための版図造成 生産(胃腸):必要、十分 理想社会の 経済構造 分配(心臓):公平 消費(肺臓):合理的
産業革命: :福音伝播のための版図造成 生産(胃腸):必要、十分 理想社会の 経済構造 分配(心臓):公平 消費(肺臓):合理的 (有機的な授受関係) 大量生産で植民地開拓 ●ところで、産業革命による大量生産は、イギリスをして商品市場と 原料供給地としての広大な植民地を急速度に開拓せしめた。そし て、産業革命は理想社会のための外的な環境復帰ばかりでなく、 福音伝播のための広範囲な版図をつくって内的な復帰摂理の使 命をも果たした。
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Ⅳ.列国の強化と植民地の分割 産業革命 アベル型 人生観 カイン型 人生観 アベル型 民主主義 カイン型 民主主義
●生産過剰の経済社会 ●文芸復興以後、カイン、アベルの二つの型に分かれて成熟してきた人生観は、 各々二つの型の政治革命を起こし、二つの型の民主主義を樹立した。 ●こられらは、みなイギリスの産業革命の影響を受けながら急速度に強化され、 民主と共産二つの系列の世界を形成していくようになった。 ●すなわち、産業革命に引き続き、飛躍的な科学の発達につれて起こった工業の 発達は、生産過剰の経済社会を招来した。
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Ⅳ.列国の強化と植民地の分割 民主 共産 産業革命 ●そして、過剰な生産品の販路と工業原料の獲得のための新地域の開拓
アベル型 人生観 カイン型 人生観 アベル型 民主主義 カイン型 民主主義 産業革命 ●生産過剰の経済社会 ●市販路と原料獲得の ための新地域開拓 ●世界列強の強化 民主 共産 ●そして、過剰な生産品の販路と工業原料の獲得のための新地域の開拓 を必要とするようになり、ついに世界列強は、植民地争奪戦を続けながら、 急速度に強化されていった。 ●このように、カイン、アベル二つの型の人生観の流れと、経済発展は、政 治的にこの世界を、民主と共産の二つの世界に分立させた。
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Ⅴ.文芸復興に伴う宗教、政治および産業革命
人本主義 啓蒙思想 共産主義 第一次 文芸復興 第二次 文芸復興 第三次 文芸復興 ●カイン型であるヘレニズムの反中世的復古運動は人本主義を生 み、文芸復興を引き起こした。 ●これが、更にサタンの側に発展して、第二の文芸復興思潮といえ る啓蒙思想をおこすようになった。 ●この啓蒙思想が一層サタンの側に成熟して、第三の文芸復興思 潮といえる唯物史観を生み、共産主義思想を成熟させた。
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Ⅴ.文芸復興に伴う宗教、政治および産業革命
人本主義 啓蒙思想 共産主義 第一次 文芸復興 第二次 文芸復興 第三次 文芸復興 ●このように、サタン側で三次の文芸復興を起こすことにより、宗教、政治、 産業各方面においても三次の革命が生ずるようになった。
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『宗教』 一次文芸復興 二次文芸復興 一次 宗教改革 ルター 二次 宗教改革 ウェスレイ フォックス スウェーデンボルグ
●宗教面において、第一次文芸復興に続いて、ルターを中心とする 第一次宗教改革があった。 ●第二次文芸復興に続いて、宗教界では、ウェスレイ、フォックス、 スウェーデンボルグなどを中心とした新しい霊的運動が、激しい迫 害の中で起こったが、これが第二次宗教改革運動であった。
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『宗教』 一次文芸復興 二次文芸復興 三次文芸復興 一次 宗教改革 ルター 二次 宗教改革 ウェスレイ フォックス スウェーデンボルグ
●ゆえに、第三次文芸復興に続いて、第三次宗教改革が起こるとい うことは、歴史発展過程から見て、必至の事実であるといえる。事 実、今日のキリスト教の現実は、その改革を切実に要求しているの である。
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『政治』 一次文芸復興 二次文芸復興 一次宗教改革 二次宗教改革 中世封建 社会崩壊 専制君主 社会崩壊
●また、政治的な面においても三段階の変革過程があった。すなわ ち、第一次文芸復興と第一次宗教改革の影響により、中世封建社 会は崩壊に導かれた。 ●第二次文芸復興と第二次宗教改革の影響により、専制君主社会 が崩壊に導かれたのである。
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『政治』 一次文芸復興 二次文芸復興 三次文芸復興 一次宗教改革 二次宗教改革 三次宗教改革 中世封建 社会崩壊 専制君主 社会崩壊
共産世界屈服 地上天国統一 ●そして第三次文芸復興による政治革命によって、共産主義社会が 成立するに至った。今後は、第三次宗教改革により、天の側の民 主世界が理念的にサタンの側の共産世界を屈伏させて、この二つ の世界が、必然的に神を中心とする一つの地上天国に統一されな ければならない。
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『経済』 一次 産業革命 蒸気 (イギリス) 二次 産業革命 電気、ガソリン (先進諸国)
蒸気 (イギリス) 二次 産業革命 電気、ガソリン (先進諸国) ●一方、宗教と政治の変革に伴うところの経済改革も、三段階の過 程を経て発展してきた。 ●すなわち、蒸気による工業発達によって第一次産業革命がイギリ スにおいて起こり、 ●つづいて、電気とガソリンによる第二次産業革命が先進諸国で起 こった。
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『経済』 一次 産業革命 蒸気 (イギリス) 二次 産業革命 電気、ガソリン (先進諸国) 三次 産業革命 原子力 (理想社会)
蒸気 (イギリス) 二次 産業革命 電気、ガソリン (先進諸国) 三次 産業革命 原子力 (理想社会) 三分野、三次の革命 理想社会実現への必然的過程 ●今後は、原子力による第三次産業革命が起こり、これによって理 想世界の幸福な社会環境が世界的に建設されるであろう。 ●このように、三分野にわたる三次の革命は、三段階の発展法則に よる理想社会実現への必然的過程なのである。
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第四節 世界大戦
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Ⅰ. 蕩減復帰摂理から見た世界大戦の原因 外因 内因 外的自由意思 内的自由意思 政治、経済、思想の衝突 世界大戦 :現実に対応 人間行動
Ⅰ. 蕩減復帰摂理から見た世界大戦の原因 外因 政治、経済、思想の衝突 世界大戦 内因 外的自由意思 :現実に対応 人間行動 内的自由意思 :神のみ旨に順応 ●戦争は、いつでも政治、経済、思想などが原因となって起こる。しかし、このよう なことはあくまでも外的な原因にすぎない。そこには必ず内的な原因があるとい うことを知らなければならない。 ●人間の行動は、当面の現実に対応しようとする外的な自由意思によって決定さ れるのはもちろんであるが、復帰摂理の目的を指向し、神のみ旨に順応しようと する内的な自由意思によって決定されるものもある。
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Ⅰ. 蕩減復帰摂理から見た世界大戦の原因 外因 内因 外的自由意思 内的自由意思 政治、経済、思想の衝突 世界大戦 :現実に対応 人間行動
Ⅰ. 蕩減復帰摂理から見た世界大戦の原因 外因 政治、経済、思想の衝突 世界大戦 内因 世界的衝突 外的自由意思 :現実に対応 人間行動 内的自由意思 :神のみ旨に順応 ●この人間の自由意思によっておこる、行動と行動との世界的な衝突が、すなわ ち世界大戦であるので、ここにも内外両面の原因がある。
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世界大戦の内的原因 サタン 非原理世界 神 原理世界 世界大戦 ①サタン最後の発悪 最後の発悪
●それでは、蕩減復帰摂理から見た世界大戦の内的な原因は何なのだろ うか。 ●第一に、主権を奪われまいとするサタンの最後の発悪によって、世界大 戦が起こるようになる。 ●人間始祖が堕落することによって、元来神が成し遂げようとしてきた原 理世界を、サタンが先だって原理型の非原理世界を成し遂げてきた。
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世界大戦の内的原因 再臨主 サタン 善主権 非原理世界 神 悪主権 原理世界 世界大戦 ①サタン最後の発悪 最後の発悪
●神は、この非原理世界を奪い、善の版図広めることによって、次第に原 理世界を復帰する摂理をしてこられた。 ●ところで、サタンを中心とする悪主権の歴史は、再臨主が現れることに よってその週末を告げ、神を中心とする善主権の歴史に変わるのである から、そのときにサタンは最後の発悪をするようになる。
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②三大祝福復帰の世界的な蕩減条件 蕩減条件 ●第二に、神の三大祝福を成就した型の世界を、サタンが先に非原理的
につくってきたので、これを復帰する世界的な蕩減条件を立てるために 世界大戦が起こる。 ●神は、人間を創造なさり、三大祝福をされたので、その人間が堕落した からといって、この祝福を破棄することはできない。それゆえに、堕落した 人間がサタンを中心として、その祝福された型の非原理世界を先につくっ ていくのを神は許さないわけにはいかないのである。
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②三大祝福復帰の世界的な蕩減条件 神 サ 完成 長成 蘇生 三次 二次 一次 三大祝福 完成型 三大祝福 三次の世界大戦 蕩減条件
(原理世界) 三次の世界大戦 (非原理世界) ●人類歴史の終末には、サタンを中心とする個性の完成、子女の繁殖、被 造世界の主管など、三大祝福完成型の非原理世界をつくるようになる。 ●神が三大祝福を復帰するためには、サタンを中心とする三大祝福完成 型の非原理世界を、蘇生、長成、完成の三段階にわたって打つ三次の世 界大戦が起こららざるを得ないのである。
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③イエスの三大試練を世界的に越える イエス 全人類 三大試練 三次の世界大戦 三次にわたって 世界的に越える
●第三に、イエスの三大試練を世界的に越えるために世界大戦が起こる ようになる。 ●イエスの路程は、信徒たちが歩まなければならない路程であるので、信 徒たちはイエスが荒野で受けた三大試練を、個人的に、家庭的に、国家 的に、世界的に乗り越えなければならない。 ●このようにして、全人類がイエスの三大試練を三次にわたって世界的に 越えていくのが、三次にわたる世界大戦なのである。
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④主権復帰のための世界的な蕩減条件 カイン アベル 殺す 打つ 蕩減復帰 カイン型 サタン世界
アベル型 天の世界 カイン 殺す 打つ 蕩減復帰 アベル カイン型 サタン世界 ●第四に、主権復帰のための世界的な蕩減条件を立てるために、世界大 戦が起こるようになる。 ●人間がもし堕落しなかったならば、神の主権の世界が成就されたはずで ある。ゆえに、この堕落世界をカイン、アベルの二つの型の世界に分立し たのち、アベル型の天の世界がカイン型のサタンの世界を打って、カイン がアベルを殺した条件を世界的に蕩減復帰し、神の主権の世界を、探し 立てなければならない。
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④主権復帰のための世界的な蕩減条件 カイン アベル 三次の世界大戦 主権復帰 殺す 打つ 蕩減復帰 カイン型 サタン世界 主権喪失
アベル型 天の世界 カイン 殺す 打つ 蕩減復帰 アベル カイン型 サタン世界 主権喪失 三次の世界大戦 ●このための最後の戦争を遂行するにおいても、三段階を経過しなけれ ばならないので、三次の世界大戦が起こるようになるのである。 ●ゆえに、世界大戦は縦的な摂理路程において、主権復帰のためにあっ たすべての戦いの目的を、横的に蕩減復帰すべき最終的な戦争なので ある。
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Ⅱ.第一次世界大戦(1914~1918) 1.第一次世界大戦に対する摂理的概要 アベル カイン 政治 経済 思想 民主主義 全体主義
1.第一次世界大戦に対する摂理的概要 アベル カイン 政治 民主主義 全体主義 経済 天の側 帝国主義 サタン側 帝国主義 キリスト教国家 キリスト教国家 思想 米・英・仏 独・オーストリア・トルコ ●第一次世界大戦は、政治的な面から見れば、アベル型の民主主義政体と、 カイン型の全体主義政体との戦争であった。 ●経済的な面から見れば、天の側の帝国主義とサタン側の帝国主義との戦争 であった。 ●思想的な面から見れば、キリスト教を信奉した(米・英・仏など)アベル型 の国家群と当時のキリスト教を迫害した(ドイツ・オーストリア・トルコなど) カイン型の国家群との間に展開された戦争であった。
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Ⅱ.第一次世界大戦(1914~1918) 1.第一次世界大戦に対する摂理的概要 アベル カイン 政治 経済 思想 民主主義 全体主義
1.第一次世界大戦に対する摂理的概要 アベル カイン 政治 民主主義 全体主義 経済 天の側 帝国主義 サタン側 帝国主義 キリスト教国家 キリスト教国家 思想 米・英・仏 独・オーストリア・トルコ ●結論的にいうと、第一次大戦は、アベル型の人生観の目的を実現すべ き民主主義が、蘇生的な勝利の基盤を造成する戦争であった。
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2.天の側とサタンの側は何によって決定されるか
2.天の側とサタンの側は何によって決定されるか 天の側 サタン側 神の摂理と同じ、同調 神の摂理に反対 アベル型 人生観 カイン型 人生観 ●天(神)の側とサタンの側は神の復帰摂理の方向を基準として決定され る。神の復帰摂理の方向と同じ方向を取るか、この方向に同調する立 場を天の側といい、これと反対になる立場をサタンの側という。 ●近世以後においては、アベル型の人生観の系統はみな天の側であり、 カイン型の人生観の系統はみなサタンの側である。
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2.天の側とサタンの側は何によって決定されるか
2.天の側とサタンの側は何によって決定されるか 天の側 サタン側 神の摂理と同じ、同調 神の摂理に反対 アベル型 人生観 カイン型 人生観 民主世界 共産世界 信仰の自由 唯物論 ●このような意味において唯物論者はカイン型の人生観の結実でもある ので、人間的に見るといくら良心的で他人のために献身していても、彼 らはサタンの側であり、したがって、共産世界はサタン側の世界となる のである。 ●これに反して、信仰の自由が許されている民主世界は、アベル型の人 生観として存立する世界であるから天の側である。
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●キリスト教はすべての宗教の目的を達成するための最終的な使命を
もって、中心宗教に立てられているので、復帰摂理の立場から見れば、 キリスト教の行く道を妨害するとか、または、迫害する国家は、みなサタ ン側になる。
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米 英 独 仏 露 天の側 サタン側 連合国 同盟国 ●ゆえに、第一次世界大戦において、米、英、仏、露など連合国側の主
キリスト教 国家 キリスト教妨害、迫害 米 英 独 オース トリア 仏 露 トルコ 連合国 同盟国 ●ゆえに、第一次世界大戦において、米、英、仏、露など連合国側の主 動国家はキリスト教国家であるばかりでなく、回教国であるトルコ内で迫 害を受けていたキリスト教徒を解放させようとした国家であるので、天の 側になり、 ●ドイツやオーストリアなど同盟国側の主動国家は、キリスト教を迫害す る回教国家であったトルコを支持したので、それらの国家はみなトルコと 共にサタン側となった。
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神 3.復帰摂理から見た第一次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の蘇生的な蕩減条件
3.復帰摂理から見た第一次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の蘇生的な蕩減条件 神 サタン アダム型 人物 三大祝福 三大祝福の 蘇生級完成型 ●内的な原因の第一は、神の三大祝福を復帰する蘇生的な蕩減条件を 世界的に立てようとするところにあった。 ●歴史の終末に至っては、必ずサタン側のアダム型の人物を中心として、 三大祝福の蘇生級完成型の非原理世界が現れるようになる。
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神 3.復帰摂理から見た第一次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の蘇生的な蕩減条件 第一次世界大戦
3.復帰摂理から見た第一次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の蘇生的な蕩減条件 神 サタン 復帰 アダム型 人物 蘇生的蕩減条件 三大祝福 三大祝福の 蘇生級完成型 第一次世界大戦 ●したがって、天の側ではこの世界を打って、神を中心としてその祝福を 完成した原理世界を復帰する蘇生的な蕩減条件を、世界的に探して立 てなければならない。このため、第一次世界大戦が起こるようになった のである。
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サタン側 三大祝福の蘇生級完成型 (非原理世界) 個性完成型:カイゼル 子女繁殖型:汎ゲルマン主義 万物主管型:世界制覇政策
●第一次世界大戦を挑発したドイツのカイゼルは、サタン側のアダムの 蘇生級個性完成型の人物として、汎ゲルマン主義を主唱して子女繁殖 の型をつくり、世界制覇の政策を立てて万物主管の型を成し遂げ、サタ ンを中心とする三大祝福の蘇生級完成型の非原理世界を達成したので ある
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天の側 サタン側 復帰 第一次世界大戦 三大祝福 三大祝福の蘇生級完成型 (非原理世界) 個性完成型:カイゼル 子女繁殖型:汎ゲルマン主義
万物主管型:世界制覇政策 ●したがって、天の側がこのようなサタン側を打って勝利して、三大祝福 を復帰する蘇生的な蕩減条件を世界的に立てるために、第一次世界大 戦は起こるようになった。
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イエス ②イエスの第一次試練を世界的に越えさせる 世界的に越える 第一祝福復帰
②イエスの第一次試練を世界的に越えさせる 天の側 地上人 イエス 世界的に越える 第一試練 第一次世界大戦 第一祝福復帰 ●第二に、イエスに対するサタンの第一次試練を、天の側の地上人をし て世界的に越えさせるために、第一次世界大戦がなければならない。 ●ゆえに、イエスが受けた試練を中心として見れば、天の側では第一次 大戦に勝利し、神の第一祝福を世界的に復帰できる蕩減条件を立てな ければならなかった。
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イエス ②イエスの第一次試練を世界的に越えさせる 世界的に越える 勝利:個性復帰 第一祝福復帰 基台造成
②イエスの第一次試練を世界的に越えさせる 天の側 地上人 イエス 世界的に越える 第一試練 第一次世界大戦 勝利:個性復帰 基台造成 第一祝福復帰 再臨主誕生 ●なぜならば、イエスが荒野で第一次試練に勝利して、石で表示されたイ エス自身を取り戻して個性復帰の基台を造成したように、天の側では第 一次世界大戦に勝利することによって、サタン側の世界とその中心を滅 ぼし、その反面、天の側の世界を立てて、その中心たる再臨主の誕生 を迎え、個性復帰のための基台をつくらなければならなかった。
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天の側 サタン側 ③主権復帰の蘇生的な基台を造成 第一次 勝利 世界大戦 ●第三に、主権復帰の蘇生的な基台を造成するためである。
③主権復帰の蘇生的な基台を造成 天の側 ●世界をキリスト教化 第一次 世界大戦 勝利 ●民主主義の蘇生的基台 ●主権復帰の蘇生的基台 サタン側 ●第三に、主権復帰の蘇生的な基台を造成するためである。 ●結果として現れた事実が物語っているように、天の側の国家が勝利し、 政治的版図を拡大させて、世界をキリスト教化し、 ●天の側の、広範囲で確固とした政治および経済の基台を造成して、民 主主義の蘇生的な基台を確立すると同時に、天の側の主権復帰の蘇 生的な基台をつくらなければならなかったのである。
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4.復帰摂理から見た第一次世界大戦の結果 第一次大戦 天の側の勝利 ①三大祝福復帰の蘇生的蕩減条件 ②第一祝福復帰 ③主権復帰の蘇生的基台
4.復帰摂理から見た第一次世界大戦の結果 第一次大戦 天の側の勝利 ①三大祝福復帰の蘇生的蕩減条件 ②第一祝福復帰 ③主権復帰の蘇生的基台 ●第一次世界大戦で天の側が勝利することにより、 ①神の三大祝福を世界的に復帰するための蘇生的な蕩減条件を立てる ようになった。 ②神の第一祝福を世界的に復帰できる蕩減条件をたてた。 ③民主主義が蘇生的な勝利を得るようになり、天の側の主権復帰の蘇生 的な基台を造成した。
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天の側 サタン側 ●サタン側の世界と、その世界の王として君臨したカイゼルが敗北した反
●再臨主の 誕生基台 ●再臨主: 共生共栄共義主義 地上天国理想 ●カイゼルの敗北 ●再臨主型: スターリン-共産世界 地上天国型世界 ●サタン側の世界と、その世界の王として君臨したカイゼルが敗北した反 面に、天の側の世界の王としてこられる再臨主の誕生される基台が造 成された。またこれに続いて、サタン側の再臨主の象徴型であるスター リンを中心とする共産世界がつくられるようになった。 ●再臨主は、共生共栄共義主義の地上天国理想をもって降臨される方 であるので、サタン側ではこれを先んじて地上天国型の世界を成し遂げ ようとしたからであった。
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天の側 サタン側 再臨摂理の蘇生期始まる ●ゆえに、第一次世界大戦においては、天の側の勝利によってメシヤ再
●再臨主の 誕生基台 ●再臨主: 共生共栄共義主義 地上天国理想 ●カイゼルの敗北 ●再臨主型: スターリン-共産世界 地上天国型世界 再臨摂理の蘇生期始まる ●ゆえに、第一次世界大戦においては、天の側の勝利によってメシヤ再 降臨の基台が造成され、再臨摂理の蘇生期が始まったのである。
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Ⅲ.第二次世界大戦(1939~1945) 1.第二次世界大戦に対する摂理的概要 カイン型 アベル型 民主主義 全体主義 勝利
1.第二次世界大戦に対する摂理的概要 アベル型 カイン型 勝利 民主主義 全体主義 長成的勝利基盤造成 ●民主主義の根本精神は、アベル型の人生観の目的を実現しようとする ところにある。民主主義は人間本性の内外両面の性向の従い、必然的 に創造理想の世界を追求するようになる。 ●ゆえに、第二次世界大戦は、第一次世界大戦によって得た蘇生的な勝 利の基台の上に立つ民主主義が、人間本性の指向する道をふさぐ全体 主義と戦って、長成的な勝利の基盤を造成する戦争であった。
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2.全体主義とは何か 全体主義 否定 伊:ムッソリーニ 独:ヒットラー 日:軍閥 民主主義政治思想: 個性尊重、自由・人権、 議会制度
●1930年代において、経済恐慌のとき、独、日、伊などの国家は、その難局を打開する道を全体主義の中に求めようとしたのである。 ●全体主義とは、近代国家の民主主義政治思想の根本である人間の個性に対する尊重と、言論、出版、集会、結社の自由、そして国家に対する基本的な人権および議会制度などを否定し、
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2.全体主義とは何か 伊:ムッソリーニ 独:ヒットラー 全体主義 日:軍閥 民主主義政治思想: 個性尊重、自由・人権 否定 議会制度
政治理念: 全体だけが究極の実在 個人や団体は全体のため 主張
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3.第二次世界大戦における天の側国家とサタン側国家
米 英 独 日 仏 伊 民主主義 全体主義 アベル型人生観 カイン型人生観
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3.第二次世界大戦における天の側国家とサタン側国家
米 英 独 日 仏 伊 民主主義 全体主義 アベル型人生観 カイン型人生観 キリスト教国家 反キリスト教国家
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●自由剥奪、思想統制 ドイツ ●ゲルマン民族宗教 ●ヒットラー600万ユダヤ人虐殺
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ドイツ 日本 イタリア ●自由剥奪、思想統制 ●ヒットラー600万ユダヤ人虐殺 ●神社参拝強制 ●旧教を国教 ●ゲルマン民族宗教
●キリスト教信徒たち投獄、殺傷 ●旧教を国教 イタリア ●神の復帰摂理に逆行
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4.天の側とサタン側が各々三大国に対立した理由
三存在堕落 三大祝福完成されず 復帰も三存在関与
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4.天の側とサタン側が各々三大国に対立した理由
三存在堕落 三大祝福完成されず 復帰も三存在関与 天の側国家 サタン側国家 勝利 ア エ ア エ 米 英 独 日 天使長 天使長 仏 伊
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『ソ連はなぜ天の側に加担したのだろうか』
天の側国家 サタン側国家 打倒 サタン側が行 く道にも障害 民主主義 全体主義 打倒 ソ連 共産世界 ( も一時的に容認) 神
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『ソ連はなぜ天の側に加担したのだろうか』
天の側国家 サタン側国家 打倒 サタン側が行 く道にも障害 民主主義 全体主義 打倒 ソ連 共産世界 神 ( も一時的に容認)
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5.復帰摂理から見た第二次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の長成的な蕩減条件 神 イエス 三大祝福
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5.復帰摂理から見た第二次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の長成的な蕩減条件 第二次世界大戦 神 復帰 イエス 長成的蕩減条件 三大祝福
サ 復帰 イエス型 人物 イエス 長成的蕩減条件 三大祝福 三大祝福の 長成級完成型 第二次世界大戦
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サタン側 復帰 天の側 第二次世界大戦 三大祝福 三大祝福長成級完成型(非原理世界) イエス型人物: ヒットラー
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復帰 天の側 第二次世界大戦 三大祝福 三大祝福長成級完成型(非原理世界) イエス型人物:ヒットラー 子女繁殖型:汎ゲルマン主義
サタン側 復帰 天の側 第二次世界大戦 三大祝福 三大祝福長成級完成型(非原理世界) イエス型人物:ヒットラー 子女繁殖型:汎ゲルマン主義 万物主管型:世界制覇政策
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②イエスの第二の試練を世界的に越えさせる
天の側 地上人 世界的に越える 第二の試練 第二次世界大戦 第二祝福復帰
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第二の試練 第二次世界大戦 天の側世界的基盤
②イエスの第二の試練を世界的に越えさせる イエス 天の側 地上人 世界的に越える 第二の試練 第二次世界大戦 第二祝福復帰 勝利 :子女復帰 基台造成 天の側世界的基盤
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③主権復帰の長成的な基台を造成 第二次 勝利 世界大戦 天の側 ●民主と共産の二つの世界分離 ●各々長成的基盤 ●主権復帰の長成的基盤
サタン側 ●主権復帰の長成的基盤
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天の側の勝利 6.復帰摂理から見た第二次世界大戦の結果 第二次世界大戦 ① 三大祝福復帰の長成的蕩減条件 ② 第二次祝福復帰
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6.復帰摂理から見た第二次世界大戦の結果 第二次世界大戦 ① 三大祝福復帰の長成的蕩減条件 ② 第二次祝福復帰 ③ 主権復帰の長成的基台
天の側の勝利 6.復帰摂理から見た第二次世界大戦の結果 第二次世界大戦 ① 三大祝福復帰の長成的蕩減条件 ② 第二次祝福復帰 ③ 主権復帰の長成的基台
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再臨摂理の長成期始まる 天の側 過ぎる その国滅びる 共産世界の 世界的基盤 新しい天、新しい地 既成宗教混乱、分裂
サタン側 天の側 ●霊的王国時代 過ぎる ●ヒットラーと その国滅びる ●スターリン: 共産世界の 世界的基盤 ●霊再臨主を中心とした 新しい天、新しい地 再臨摂理の長成期始まる 既成宗教混乱、分裂 新しい真理による終末的現象
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再臨摂理の長成期始まる 天の側 過ぎる その国滅びる 共産世界の 世界的基盤 新しい天、新しい地 既成宗教混乱、分裂 新しい真理
サタン側 天の側 ●霊的王国時代 過ぎる ●ヒットラーと その国滅びる ●スターリン: 共産世界の 世界的基盤 ●霊再臨主を中心とした 新しい天、新しい地 再臨摂理の長成期始まる 既成宗教混乱、分裂 新しい真理 による終末的現象
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Ⅳ.第三次世界大戦 世界 1. 第三次世界大戦は必然的に起こるのであろうか 天の側 民主 共産 分立する ための戦い 第一次 第二次
神 天の側 民主 世界 統一世界 サタン側 共産 分立する ための戦い 第一次 第二次 統一する ための戦い (第三次)
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統一のための戦いの二つの道 ① 武器でサタン側屈伏 →再び内的にも屈伏させて喜ばねばならない →完全無欠な理念がなくてはならない
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統一のための戦いの二つの道 ① 武器でサタン側屈伏 ② 理念による内的戦い →再び内的にも屈伏させて喜ばねばならない
→再び内的にも屈伏させて喜ばねばならない →完全無欠な理念がなくてはならない ② 理念による内的戦い →理性で屈伏 →完全な一つの世界可能 人間責任分担遂行いかんによって決定
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新しい理念はどこからでるようになるのだろうか
民主主義世界 新しい真理 新しい理念
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新しい理念はどこからでるようになるのだろうか
民主主義世界 新しい真理 新しい理念 サタン 神 屈服させる 新しい完成 的な真理 弁証法的 唯物論
134
2.第三次世界大戦に対する摂理的な概要 民主世界 共産世界 屈服させる ● 理想世界復帰 ● 民主主義の完成的基台造成
● 全人類を一つの世界に導く
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2.第三次世界大戦に対する摂理的な概要 民主世界 共産世界 横的蕩減復帰する最終戦争 屈服させる ● 理想世界復帰
● 民主主義の完成的基台造成 ● 全人類を一つの世界に導く ● サタン奪われてきた全てのものを 横的蕩減復帰する最終戦争
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3.復帰摂理から見た第三次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の完成的な蕩減条件 神 再臨 イエス 三大祝福
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3.復帰摂理から見た第三次世界大戦の原因 ①三大祝福復帰の完成的な蕩減条件 神 サ 三大祝福 三大祝福の 復帰 再臨 再臨主型 イエス 人物
完成的蕩減条件 三大祝福の 完成級完成型 三大祝福 第三次世界大戦
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復帰 第三次世界大戦 共生共栄共義 三大祝福完成級完成型 主義世界 (非原理世界) 再臨主型 : スターリン 子女繁殖型 : 農漁民、労働者
天の側 サタン側 復帰 第三次世界大戦 共生共栄共義 主義世界 三大祝福完成級完成型 (非原理世界) 再臨主型 : スターリン 子女繁殖型 : 農漁民、労働者 大同団結 万物主管型 : 世界赤化政策
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②イエスの第三次試練を世界的に超えさせる
天の側 地上人 イエス 世界的に超える 第三次試練 第三次世界大戦 勝利:主管性復帰 基台造成 第三祝福復帰
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②イエスの第三次試練を世界的に超えさせる
天の側 地上人 イエス 世界的に超える 第三次試練 第三次世界大戦 第三祝福復帰 勝利 :主管性復帰 基台造成 被造世界全体に 対する主管性復帰
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②主権復帰の完成的な基台を造成 勝利 天の側 ● 共産主義世界を壊滅 第三次 世界大戦 ● 全ての主権を神に ● 天宙主義の理想世界実現
サタン側 ● 天宙主義の理想世界実現
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4.復帰摂理から見た第三次世界大戦の結果 カイン アベル 殺す 三段階まで延長 された蕩減路程 共産 民主 勝利 三次の世界大戦
アダム家庭 三段階まで延長 された蕩減路程 氏族 社会 民族 共産 民主 国家 勝利 世界 三次の世界大戦 全体蕩減復帰
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4.復帰摂理から見た第三次世界大戦の結果 カイン アベル 殺す 三段階まで延長 された蕩減路程 共産 民主 勝利 三次の世界大戦
アダム家庭 三段階まで延長 された蕩減路程 氏族 社会 民族 共産 民主 国家 勝利 世界 三次の世界大戦 全体蕩減復帰
144
三次の世界大戦 天の側勝利 命のみ言 神の心情 復帰 神の血統 復帰摂理のすべての基台を蕩減復帰 創造本然の理想世界実現
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