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ある学校の運動場にある「郷土に立つ」創立百周年記念碑〔昭和54年〕と本資料制作者
学校応援団の理解から立ち上げ・運営 今日は、学校応援団の基本的な理解から、具体的なボランティアでつくる学校応援団の仕組みとその立ち上げ・運営についてプレゼンテーションをつくりました。 わかりやすくお伝えできればと願っています。 写真は、学校の運動場にある「郷土に立つ」の石碑です。学校が、地域の皆さんのシンボルであり、地域に育まれていることがよくわかります。〔立てられたのは昭和54年に創立百年を記念して立てられました。残念ながら35年ほどたった今、当時のことを知っている方は今はいません。〕 ある学校の運動場にある「郷土に立つ」創立百周年記念碑〔昭和54年〕と本資料制作者
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学校応援団の理解 教育基本法第13条 学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。 教育基本法が平成18年12月に施行されました。そこに、第13条「学校・家庭・地域住民の相互の連携・協力」の努力義務が規定された。 なぜ、このような条文が規定されることになったのでしょう。
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「開かれた学校」の推進 1 なぜ、第13条が明記されたのか 「生きる力」の育成」 ・・・ 全国一律の目標
1 なぜ、第13条が明記されたのか 「生きる力」の育成」 ・・・ 全国一律の目標 ・地域性・個性を尊重する。 ・地域創世 ・・・ 地域が消える!! 「郷土の未来をつくる児童生徒の育成」 ~ 郷土を愛する ~ この大切さに気づき始めている ・ 方言を話すことに誇りの持てる時代 ・ 地域の絆(きずな)の大切さ 「開かれた学校」の推進 教育基本法 第二条(教育の目標) 五 伝統と文化を尊重 し、それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに・・・・・ 「教育基本法第13条がなぜ明記されたのか」を考えます。 学校教育の目標は《生きる力の育成》です。全国一律の教育目標です。 しかし、それだけでは十分ではありません。住んでいる地域について学ぶことの大切さ、児童生徒の個性を伸ばすことが尊重されています。 また、日本には大きな課題があります。地域消滅の危機です。 このような課題から 「郷土の未来をつくる児童生徒の育成」が求められています。つまり、「郷土を愛する児童生徒の育成」です。 すでに、このことの大切さに私たちは気づき始めています。 私が学生だった40年前は方言を使うことには抵抗がありましたが、今は方言を堂々と使う時代になってきました。古里があることに誇りを持っています。 東北大震災では、地域の絆が断ち切られ、その大切さが強く感じられました。古里に戻って地域振興に尽くしたいと語る子どもたちが東北ではたくさんいます。 (クリック) 教育基本法第2条五項(教育の目標)に「・・・郷土を愛するとともに・・・」が挙げられています。 ↓ 「生きる力の育成・郷土の未来をつくる(郷土を愛する)児童生徒の育成」という目標は、学校だけで出来ることではありません。 そこで、「開かれた学校の推進」が掲げられるようになりました。
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2 開かれた学校(3つの側面) ① 地域の教育力を活用する。 ② 家庭・地域住民が学校経営・運営に参画する。
2 開かれた学校(3つの側面) (平成8年中央教育審議会答申より) ① 地域の教育力を活用する。 ② 家庭・地域住民が学校経営・運営に参画する。 ③ 学校の持つ教育力を地域のために活用する。 「開かれた学校とは何か!」は平成8年中央教育審議会答申に示されました。次の3つです。 ① 地域の教育力を活用する。 ② 家庭・地域住民が学校経営・運営に参画する。 ③ 学校の持つ教育力を地域のために活用する。 これを一つ一つ学校経営に活かすことで、本当の「生きる力の育成」「郷土を愛する児童生徒の育成」が行われていきます。 この3つを、後に「開かれた学校の3つの側面」と言われるようになりました。
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② 家庭・地域住民が学校経営・運営に参画する。 コミュニティ・スクール
① 地域の教育力を活用する。 学校応援団 ② 家庭・地域住民が学校経営・運営に参画する。 コミュニティ・スクール ③ 学校の持つ教育力を地域のために活用する。 3つの側面の1つ目「地域の力を活用する。」という仕組みが学校応援団です。 2つ目、家庭・地域住民が学校経営・運営に参画するという仕組みが、コミュニティ・スクールです。 ここでは、学校応援団について説明していきます。 3つ目は、①と②で地域の皆さんにお世話になった分、学校も地域のために何ができるか考え、取り組んでください。
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地域の教育力を活用した学校のイメージ 地域 PTA しかし 〔課題〕地域の教育力を活用すればするほど、学校の先生の仕事が多くなってしまう。
JA 地域 婦人会 個人 市役所・役場 老人会 PTA 商工会 学校 区長・町内会長 ○○協会 ① 地域の教育力を活用した学校のイメージ図です。 ② 学校が、地域の色々な団体や個人とつながり、学校を支援してもらいます。 ③ 〔クリック〕しかし、・・・・・ ④ 〔クリック〕 地域の教育力を活用すればするほど、学校の先生方の仕事が多くなってしまいます。 森林組合 ○○会社 公民館 漁業組合 青年団 しかし 〔課題〕地域の教育力を活用すればするほど、学校の先生の仕事が多くなってしまう。 6
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課題を解決する学校応援団のはたらき 地域 学校応援団:地域住民と学校をつなぐ (コーディネート) そこで、考えられたのが、次の仕組みです。
学校と地域をつなぐ中間に学校応援団を置きます。学校は学校応援団に支援をお願いすると、学校応援団が条件に合う人材を探して、支援ボランティアを学校に派遣します。 支援ボランティアを探したりする手間のかかるところを肩代わりしてくれます。それが学校応援団です。 学校応援団:地域住民と学校をつなぐ (コーディネート) 7
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3 学校応援団(仕組みモデル図) (仮称)○○学校応援団協議会 これが学校応援団の基本的な仕組みです。
3 学校応援団(仕組みモデル図) (仮称)○○学校応援団協議会 コーディネーター 学習支援 これが学校応援団の基本的な仕組みです。 文部科学省が示した学校支援地域本部事業を参考にして作られたものです。 この図を先生に見せると、下の方に目がいって「これもあるこれもある。」と言われます。ここが“学校支援の種類”です。 どの学校にも、いくらかの支援があり、コーディネーターがいて、(仮称)〇〇学校応援団協議会があれば学校応援団の完成です。 これを人形で置き換えて説明します。 読み聞かせ 環境支援 (小)登下校の 安全支援 (中)生徒指導 放課後学習 行事支援 営繕支援 安全パトロール 青パトなど 8
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【仕組み】 【はたらき】 基本的な学校応援団の仕組みとはたらき 〈(仮称)〇〇学校応援団協議会〉
【仕組み】 【はたらき】 〈(仮称)〇〇学校応援団協議会〉 学校応援団の設置・方針・運営などについて協議する。 協議会委員はコーディネーターを支援する。 〈コーディネーター〉 学校の求めに応じて、地域の支援ボランティアを 捜して派遣する。 (学校と支援ボランティアとの連絡・調整をする。) 下の方から説明しますと、 体手足にあたるところが“支援活動”です。地域の団体・個人がボランティアとして学校の支援活動を行います。 体の中央の青いところがコーディネーターと呼ばれる“人”です。 学校の求めに応じて、地域の支援ボランティアを捜して、学校に派遣します。連絡や調整までするかは検討してください。 このコーディネーターがいれば、学校応援団といえるようにも思えますが、そうではありません。このコーディネーターの仕事がスムーズに行われるように運営しなければなりません。それが頭の部分です。コーディネーターが困った時の相談、仕組みはこれでいいか、どうしたらボランティアが増えるかなど、このシステムの設置方針運営などについて協議して問題を解決していく機関が必要です。 それが(仮称)〇〇学校応援団協議会です。協議会委員はコーディネーターの仕事を助けるはたらきもして欲しいです。 〈支援活動〉 地域の団体・個人が支援ボランティアとして学校 の支援活動を行う。
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4 ボランティアでつくる学校応援団の仕組み(1)
4 ボランティアでつくる学校応援団の仕組み(1) (仮称)〇〇学校応援団協議会 協議会委員がコーディネーター 支援活動 これは「ボランティアでつくる学校応援団の仕組み」としてかんがえたものです。 先のような仕組みであればコーディネーターが必要ですが、このコーディネーターの仕事は、とてもボランティアで出来ることではありません。人とのつながりも必要ですし、断られたり、いやな面もたくさんある立場です。責任も重いです。この仕事のできる人は滅多にいないのが現実です。コーディネーターをさがせなくて、学校応援団づくりが進まないところもあります。 そこで、協議会を作って、その委員がみんなコーディネーターという仕組みです。コーディネートする人がたくさんいて、ひとりひとりの仕事を減らすことができます。このことにたくさんの人が関わりますので、人数分だけ一人ひとりの持つネットワークを活用できます。学校応援団の裾野(すその)を広げることにもつながります。 10
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ボランティアでつくる学校応援団の仕組み(2)
ボランティアでつくる学校応援団の仕組み(2) (仮称)〇〇学校応援団協議会 協議会委員がコーディネーター コーディネーター 支援活動 もし、コーディネーターをする人が運良く見つかったら、その仕事を限定的にしてください。例えば、学習支援だけのコーディネートにする。 学習支援 11
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5 協議会をつくる (仮称)〇〇学校応援団協議会 〔協議会委員がコーディネーター〕
5 協議会をつくる 既存の組織 新たに立ち上げる 組織 民生委員会 まちづくり協議会の ひとづくり部会 ○○保幼小中学校応援団協議会 まちづくり協議会の 青少年育成部会 ○○っ子育成会 まず、学校応援団をつくるには、地域の皆さんにお願いして、協議会をつくる必要があります。 既存の組織を使うのと、新たな協議会を立ち上げる方法があります。 既存の組織では、私の町には校区の自治組織として「まちづくり協議会」があります。ここに実際の活動組織として部会があって、その一つに「ひとづくり部会」があります。各町内の代表・婦人会・老人会・体育協会・安全協会などの活動団体、保育園、幼稚園、小学校、中学校の代表者20名ほどで構成されています。ここに協議会になって欲しいとお願いしました。校区には保育園や保育園があり、保幼小中の協議会ということになりました。 図の下にある「青少年育成部会」も同じようなものです。ここにお願いされたところもあります。 ある学校は、民生委員会にお願いに行かれました。「自分たちは民生委員であると同時に児童委員という名前ももらっているが、その仕事は何をすればいいか分からず、何もしていない状態だった。これで、児童委員の仕事ができます。」と喜んで引き受けてもらったそうです。 新たにつくったところもあります。自治組織が小学校区で出来ており、中学校1校小学校2校で学校応援団をつくろうとされました。しかし自治組織は小学校区となっており2つの自治組織にまたがっていました。そこで考えられたのが、以前あった両校区にまたがる組織「安全連絡協議会」があった。しかし、目的が違うので、学校応援団にあった団体を加えて、園小中学校応援団協議会を立ち上げられた。 また、なったく新たの〇〇っ子育成会を立ち上げられたところもある。 (仮称)〇〇学校応援団協議会 〔協議会委員がコーディネーター〕 12
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6 学校支援までの具体的な流れ この協議会がコーディネーターを兼ねます。その学校支援までの流れを紹介します。 (読み上げて説明していく。)
6 学校支援までの具体的な流れ 年度始め 学校は「学校支援年間計画案」を作成する 学校は、年間継続して学校支援をするグループに依頼する。 PTAは「学校支援年間計画案」から支援のできるところを選び出す。 (仮称)〇〇学校応援団協議会の委員の皆さんに、学校支援年間計画 にある支援活動の担当を割り当てる。 支援活動ごと の繰り返し 協議会委員は担当した支援活動の ボランティアを探して集めておく。 支援活動1ヶ月前 学校担当者は、〔学校支援要請カード(仮称)SHカード〕を作成して、 協議会委員担当者に、SHカードを渡して、支援を要請する。 この協議会がコーディネーターを兼ねます。その学校支援までの流れを紹介します。 (読み上げて説明していく。) 具体的な流れがわかったと思います。 話に出てきた 「学校支援年間計画案」と「学校支援要請カード」の具体的なものをお見せします。 協議会委員担当者はSHカードの内容を支援ボランティアに周知する。 支援活動 学校担当者と協議会委員担当者は活動後の反省をする。 SHカードを保管する。 13
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7 平成26年度〇〇小学校支援年間計画案 学校TEL 31-5543 月 日 時間 教育活動 学校担当者 支援内容と人数
7 平成26年度〇〇小学校支援年間計画案 学校TEL 31-5543 月 日 時間 教育活動 学校担当者 支援内容と人数 協議会委員 or PTA役員 担当団体 担当者 連絡先 4 8 14:00~16:00 入学式準備 高橋 生花2人 22 8:50~10:30 交通安全教室1~4年 中田 指導補助10人 5 14 8:30~16:00 お見知り遠足 石井 引率補助20人 21 10:45~12:25 町探検2年 浅川 講師1人引率補助6人 6 3 14:15~15:50 町探検3年 田代 5 14:00~15:30 プール掃除5・6年 山下 清掃補助10人 9 9 避難訓練(不審者侵入) 伊藤 不審者役2人 14 家庭科(リュックサック製作)6年 沖田 ミシン指導補助12人 これが、「○○小学校支援年間計画案」です。年度の初めに学校が作成します。まず、これを、学校にとって第一の支援者PTA役員会に見せて、PTAが支援できるところを決めて、PTA役員のだれかが担当者となります。 PTAでできないところを協議会にお願いします。協議会の委員に担当者になっていただきます。氏名と連絡先を記入します。
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(担当者決定後)平成26年度〇〇小学校支援年間計画案
学校TEL 31-5543 月 日 時間 教育活動 学校担当者 支援内容と人数 協議会委員 or PTA役員 担当団体 担当者 連絡先 4 8 14:00~16:00 入学式準備 高橋 生花2人 婦人会 矢野桂子 31-1122 22 8:50~10:30 交通安全教室1~4年 中田 指導補助10人 老人会 山口健治 31-6567 5 14 8:30~16:00 お見知り遠足 石井 引率補助20人 PTA 12人 JA青年部8人 入口健太郎 田中翔一 32-1212 31-0099 21 10:45~12:25 町探検2年 浅川 講師1人引率補助6人 商工会 PTA 益田紀人 山下恵子 31-8990 32-0879 6 3 14:15~15:50 町探検3年 田代 漁業組合3人 PTA 3人 田代和一 34-6666 5 14:00~15:30 プール掃除5・6年 山下 清掃補助10人 水泳協会2人PTA 8人 山下栄一 屋敷和子 31-7659 32-0009 9 9 避難訓練(不審者侵入) 伊藤 不審者役2人 JA青年部 14 家庭科(リュックサック製作)6年 沖田 ミシン指導補助12人 婦人会6人 PTA 6人 田中文代 33-1119 記入の終わったところです。これを下に担当者は人を探します。学校担当者は期日が近づいたら支援要請カードを作成します。
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8 平成26年度○○学校支援要請カード(記入例)
学校TEL 31-5543 支援活動名 社会科校外学習引率補助 実施期日(期間) 10月14日(火)曜 月 日( )曜 ~ 月 日( )曜 未定の時( )月 上旬 ・ 中旬 ・ 下旬 時 間 第(2・3・4)校時 9時45分 ~ 12時05分 活動場所 学校-(移動)-〇〇町のスーパー〇〇〇〇八代店-(移動)-学校 対象学年 ( 3 )学年 ( 1 )組 人 数 ( 32 ) 人 学校担当者 学校指導者代表 担任 肥後花子 支 援 要 請 内 容 学 習 活 動 社会科「店の人は、どんなくふうをしているの」 〇 地域にあるスーパーマーケットの見学を通して、 販売のくふうや自分たちの生活のつながりに気づく。 (トイレ休憩2回) ・ 学校から徒歩でスーパーに行く。 10:00~10:20 ・ 6つのグループに分かれて見学を行う。10:30~11:30 ・ スーパーから学校まで徒歩で帰る。 10:30~11:30 09:45 集合 学校正門付近 09:50 児童と対面(紹介) 10:00~移動引率 トイレ休憩 10:30~スーパーの見学(指導補助と引率) 〃 11:40~移動引率 12:00 学校着(児童からのお礼) 12:05 解散 学校正門付近 役割 人数 指導補助・引率 12人 その他 準備など 1グループの児童は5~6人です。1グループに2人の支援ボランティアの方に付いていただければ助かります。 ※ 特に準備するものはありません。 反省 移動経路のすぐ側に信号機のある交差点がある。そこを通った方が安全ではないか。 教育活動と支援活動を詳しく記述して、支援活動がこれを見ただけでできるよう工夫して記入します。 支援活動実施後は、学校と協議会の担当者で反省を行い、来年度へつなぎます。
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ご清聴ありがとうございました。
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以下、参考
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コミュニティ・スクール 法 ○○学校運営協議会〔法律上権限が与えられている。〕 熟議 協働 マネジメント
市町村 保護者や地域の方々が参加する学校運営協議会を設置し、一定の権限をもって学校の様々な課題解決に参画する仕組みです。教育委員会が指定して設置します。〔地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5〕 ○○学校運営協議会〔法律上権限が与えられている。〕 ・ 校長の作成した学校経営の基本的な方針を承認する。 ・ 学校運営の全般について、教育委員会又は校長に意見を述べることができる。 ・ 職員の採用その他の任用に関する事項について、任命権者に対して意見を述べることができる。 ※ 保護者や地域の皆さんが責任と権限を持って意見を述べることが制度的に保障され、その意見を踏まえた学校運営が進められる。 ※委員の構成 (法律上)保護者・地域の住民、(それ以外)学校の校長や教諭、学校教育・社会教育の有識者など 身分:非常勤特別職地方公務員 ① コミュニティ・スクールは、保護者や地域の方々が参加する学校運営協議会を設置し、一定の権限をもって学校の様々な課題解決に参画する法に定められた仕組みです。 ② 一番上は学校運営協議会です。市町村からコミュニティ・スクールの指定を受けると、必ず設置しなければなりません。学校運営協議会については〔地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5項〕に定められています。(1)学校経営方針の承認。 (2)教育委員会・校長に意見を述べることができる。(3)採用・任用について、任命権者に意見を述べることができる。意見は尊重される。などです。 ③ これによって、制度上、保護者や地域の皆さんの意見を踏まえた学校運営が進められることになります。 ④ 熟議、協働とマネジメントを掲げて取り組みます。 ⑤ みんなでよく考え話し合う〔熟議〕 同じ目標に向かい一緒になって活動する〔協働〕 校長を中心に、人をつなぎ、学校の組織としての力を上手く引き出す 〔学校のマネジメント〕 ⑥ 地域住民の学校支援については定めはありません。権限と責任ですから、意見を言った以上は、学校支援に取り組むことが保護者や地域住民の責任です。 ⑦ つまり、「学校応援団を創る」は、保護者や地域住民の責任です。 熟議 協働 マネジメント 同じ目標に向かって、一緒になって活動する 校長を中心に、人をつなぎ、学校の組織の力を引き出す みんなでよく考え話し合う
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信頼 ボランティア 熊本版コミュニティ・スクール 〈○○学校地域づくり協議会〔名称は各学校で工夫〕〉 ・ 学校運営方針の周知と共有
財政的支援なし 熊本版コミュニティ・スクール 熊本版コミュニティ・スクールは、どの学校も設置できるように、コミュニティ・スクールの権限と要件を緩和し、保護者と地域住民が参加する協議会を設置するものです。この協議会の運用については、各学校が独自に定めます。 〈○○学校地域づくり協議会〔名称は各学校で工夫〕〉 ・ 学校運営方針の周知と共有 ・ 学校の課題や情報等の共有 ・ 課題解決に向けた協議 ※委員の構成 保護者や地域住民の方々に参加いただくこと 地域の既存の組織や団体等の協力を得て、学校や地域の実態に応じた無理のない構成を考えること。 課題に応じた 部会を作ってはどうか 自由に! ① 熊本版CSは、市町村の指定が無くても取り組めるように、CSの権限と要件を緩和して、保護者と地域住民が参加する地域づくり協議会を設置するものです。 ② 地域づくり協議会には、何の権限もありません。“信頼”で結ばれています。 ③ 要件は、いくらか定められていますが、自由に変更できます。 ④ その要件とは、(1)経営方針の周知と共有 (2)課題や情報の共有 (3)課題解決に向けた協議 (4)協議会委員に保護者と地域住民が参加する。など。 ⑤ 協議して決めた共通目標〔学校でやるべきこと〕〔家庭でやるべきこと〕〔地域でできること〕〔連携・協働してすること〕に取組みます。 ⑥ 協議会と活動の間に、分科会を持つことも、有効な活動を引き出すには必要ではないかと思います。そんなのも自由に設置できます。 ⑦ 学校支援については、”共通目標を持つ“という記述が、CSより一歩進んでいます。しかし、ここをおろそかにして仕組み作りをすれば、CSと同様に”意見を言うだけ“になってしまう危険性があります。 ⑧ “信頼”を大切にして重みのある意見・協議がなされる為には、「私たちも一緒に取り組みます」という学校応援団が必要です。 〈連携・協働〉 協議会で話し合った〈共通目標〉 ・ 学校でやるべきこと ・ 家庭でやるべきこと ・ 地域でできること について、 それぞれの立場で、連携・協働して取り組みを進める。 信頼
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仕組みの比較 権限 責任 協働 協働 共有 協議 学校を支援する仕組み 学校応援団 コミュニティ・スクール 学校応援団+
学校応援団 (学校支援地域本部) コミュニティ・スクール 権限 責任 熊本版コミュニティ・スクール 共有 協議 学校を支援する仕組み ① 各種の学校応援団を比較してみましょう。 ② まず、一番左の学校支援地域本部です。学校を支援するだけの仕組みです。基本的な学校応援団と同じです。指定を受けると行政から支援がありますので、強靱な支援システムとなります。しかし、いずれその支援は無くなりますので、その準備が必要です。 ③ 中央は熊本版CSです。規定されているのは、頭の部分です。中央の赤○の外側の茶色の○が学校経営方針や課題・情報の共有、課題をみんなで協議して解決のために行動目標を決める部分です。少し頭でっかちです。 ④ 学校を支援する仕組みについては、共通目標を定めて協働するとあり、各学校に任されています。 ⑤ 一番右側がCSです。熊本版CSに法に基づいた権限と責任があり、紫色の部分です。更に頭でっかちになりました。 ⑥ 動き出すと、こけてしまわないか心配ですね! その心配が〔意見を言うだけのCS〕です。CSの指定を受けたら強力に学校を支援する学校応援団を創る必要があります。 ⑦ このことから基本的な学校応援団〔左クリック〕熊本版CS〔左クリック〕CSと創っていくのが堅実です。 協働 協働
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