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大阪大学理学部 教育カリキュラムの目的と概要
2013年度 学部別履修指導 ( ) 大阪大学理学部 教育カリキュラムの目的と概要 理学部学部教育教務委員会 前委員長 中嶋 悟
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理学部とは 大阪大学の源流、理学教育の理念
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大阪大学の源流 1931年(昭和6年) 大阪帝国大学 (理学部、医学部) 緒方洪庵 1869 大阪医学校 1869 舎密局(せいみきょく)
懐徳堂 1724年 1838年 1869 大阪医学校 1869 舎密局(せいみきょく) 1873 大阪府立医学校 1931年(昭和6年) 大阪帝国大学 (理学部、医学部)
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「科学を推進するのは物ではなく人である」
長岡半太郎 大阪大学初代総長 湯川秀樹 原子模型(土星模型)を提唱した物理学者、 第1回文化勲章受章 ラザフォードの研究室を訪れ、実験装置が粗末なことに驚き、 と信ずるようになった。 八木秀次、菊池正士、湯川秀樹を大阪大学理学部に招く 「科学を推進するのは物ではなく人である」 理学部D501講義室に掲げてある額 そうはくをなめるなかれ 糟粕(そうはく:酒の搾りかす、精神のない遺物) 「作った人の精神を汲み取らず、形だけをまねることをするな」
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理学部の教育理念 大阪大学の教育理念 幅広い自然科学の基本に裏付けられた柔軟な発想 自然科学に対する鋭い直感力と的確な判断
科学の素養を背景にした社会への貢献 大阪大学の教育理念
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木曜企画 1年次の理学部教育カリキュラム ・理学部コア科目 フィールドワーク 幅広い興味をもち、理学全体の基礎と なる考え方を身につける
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理学部で受講できる科目 ★多様な科目群 ★共通教育系科目の 理科系に相当する部分 (専門基礎教育科目) 理学部コア科目 理学部教育の特徴
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理学部コア科目 1年前期必修① 1年後期必修② 1年通年必修③ 選択④ 1年次専門科目(コア科目とセットで) ①、②、③、④から25単位
基礎解析学1 (3単位) 線形代数学1 (2) 物理学1A 物理学1B (2) 物理学序論1 基礎化学1 (2) 生物科学コアA (2) 1年後期必修② 基礎解析学2 (2) 線形代数学2 (2) 物理学2A 物理学2B (2) 物理学序論2 基礎化学2 (2) 1年通年必修③ 自然科学実験1数学 (1) 自然科学実験1物理 (1) 自然科学実験1化学 (1) 自然科学実験1生物・地学 (1) 選択④ 確率・統計 (2) 現代物理学入門 (2) 基礎化学3 (2) 生物科学コアB (2) 宇宙地球科学1 (2) 宇宙地球科学2 (2) 自然科学実験2物理 (1) 自然科学実験2化学 (1) 自然科学実験2生物 (1) 自然科学実験2地学 (1) ①、②、③、④から25単位 1年次専門科目(コア科目とセットで) 安全実験法 (1):必修 数学のたのしみ1,2 (各2):選択 物理学セミナー (2):選択 化学入門セミナー1,2 (各1):選択 バイオアワー(生物学演習A) (1):選択 生命理学基礎演習1,2 (各1):選択
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学科混成クラス編成 履修歴別クラス 講義 基礎的概念の丁寧な説明・懇切な指導 学科に無関係に約70名のクラス単位で授業
講義 学科混成クラス編成 学科に無関係に約70名のクラス単位で授業 4クラスで同じ内容の授業 広い視野、分野融合意識、交友関係 履修歴別クラス 高校での未履修者(入試で未受験者)のクラス 基礎的概念の丁寧な説明・懇切な指導 既履修者(クラス数) 未履修者 「物理学1A,2A」(2) 「物理学1B,2B」(1) 「物理学序論1,2」(1) 「生物科学コアA」 (1) 「生物科学コアA」 (3)
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自然科学実験 実験 1年次(必修):数学(6回)、物理(6)、化学(6)、生物(3)、地学(3)
実験 自然科学実験 1年次(必修):数学(6回)、物理(6)、化学(6)、生物(3)、地学(3) 2年次(選択):物理(6回)、化学(6)、生物(6)、地学(6) 何にでも興味を持ち、科学することの楽しさを実感 高校時未履修でも取り組める入門的内容 異学科学生の組み合わせ 独自のテキスト 人工地震 の実験 物理学科の学生 化学科の学生 物理:液体中での小球の落下 生物のテキスト 化学実験の風景
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「自然科学実験1物理」 実験 1.力学:抵抗のある粘性媒質中での物体の落下速度の測定
実験 1.力学:抵抗のある粘性媒質中での物体の落下速度の測定 2.熱力学:気体媒質での音速の測定Ⅰ(基礎的技術の習得) 3.熱力学:気体媒質での音速の測定Ⅱ(様々な条件下での測定) 4.力学:様々な振動の観測(連成振動や共振り振り子など) 5.電磁気学:電磁誘導現象の観測 6.放射線測定:霧箱を自作し放射線を観測。 放射線検出器を用いて放射線の性質を調べる。 結果を教員に見せて 「良くできました」スタンプを貰う 霧箱を作って放射線の軌跡を見る
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「自然科学実験1化学」 実験 1.せっけんの合成 2.昆布からヨウ素をとりだす 3.中和滴定 4.食物からの色素抽出と分離
実験 1.せっけんの合成 2.昆布からヨウ素をとりだす 3.中和滴定 4.食物からの色素抽出と分離 5.金属イオンの分離・検出 6.ステアリン酸の単分子膜
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「自然科学実験1地学」 実験 1.野外調査(地質):浅海や河口付近で堆積した地層と古環境の復元、
実験 多くの学生が高校で未履修 1.野外調査(地質):浅海や河口付近で堆積した地層と古環境の復元、 深海底で堆積した岩石と沈み込み帯近辺の岩石、 活断層と地形、地形図と地質図について知る。 2.地震探査:人工地震による地下構造の調査、地震波の特性と コンピューターを用いたデータの処理、地震と断層、 惑星の内部構造の決定について知る。 3.偏光顕微鏡:鉱物の光学的性質、岩石の組織と履歴、 鉱物の観察から温度圧力条件を見積もる。 箕面で古生代から中生代の海洋底堆積物から なる地層を観察、火山岩の貫入の様子や断層 などを観察する。 簡単な測量を行い滝の高さを求めさせている。 掛け矢で地面をたたいて人工地震を発生させ、一列に配置した24個の地震計で地震波の到達時間を観測する。グラウンドで取得したデータを教室で配付して解析を行い、地下数メートルの所に地震波の不連続面が存在することを確認する。
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「自然科学実験1生物」 実験 1.光学顕微鏡の仕組み:ミクロの観察手段としての顕微鏡の原理を理解する。
実験 1.光学顕微鏡の仕組み:ミクロの観察手段としての顕微鏡の原理を理解する。 2.マウスの解剖:マウスを解剖して、生命現象を支える内臓諸器官とその連係を観察し、 ヒトを含む哺乳類の体制を理解する。 3.生物の生き方の多様性;キャンパス内の池のプランクトンや周辺の植物の 観察を通して、身近な自然に注意を払う目を養う。 多くの学生が高校で未履修
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「安全実験法」 本日配布 (専門科目・必修) 専門科目・必修 要KOAN登録 (4/4-25) 必ず 学研災に加入して おいてください。
「自然科学実験1」に先だって、以下の日程で「安全実験法」の集中講義を行います。日程とクラスによって講義室が異なりますので注意して下さい。 「安全実験法」 (専門科目・必修) 本日配布 専門科目・必修 4/10(水) 13:00- 4/17(水) 13:00- 要KOAN登録 (4/4-25) 必ず 学研災に加入して おいてください。 学生教育研究 災害傷害保険 学生便覧p.84
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木曜企画(少人数セミナー) 研究室で先端科学にふれよう 学科ごとの専門科目 要KOAN登録 (4/4-25) 理学部の全研究室が出動 1年次
学科ごとの専門科目 要KOAN登録 (4/4-25) 木曜企画(少人数セミナー) 研究の最前線にいる教員とのふれ合い 理学部の全研究室が出動 1年次 「数学の楽しみ1,2」 「物理学セミナー」 「化学入門セミナー1,2」 「生物学演習A」 「生命理学基礎演習1,2」 研究室で先端科学にふれよう ●「学ぶ」ということ ●「学ぶ動機」 ●専門分野の最先端に 触れる ●学科内の交流 所属する学科の
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「理学への招待」 (専門科目) 要KOAN登録 (4/4-25) 専門科目 ノーベル賞受賞! 本日配布 後期:月曜3限 1単位
(専門科目) 後期:月曜3限 1単位 専門科目 こういう講演もあった ノーベル賞受賞! 本日配布
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自主調査発表会 学年縦断合宿 特徴ある専門教育カリキュラム 2年生以降 分析実験
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理学部の教育課程 能動的な学習意欲を身につける 意欲のある人に向けた内容 (旧教育GP)
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能動的に学ぶ、主体的に活動する 意識の質の向上 4 3 2 1 学年 キャリアパスデザイン 能動的学生 啓発 専門へのステップアップ
将来展望シンポジウム (キャリアパスデザイン) 理学部コア科目 各学科の 専門教育 「理数 オナープログラム」 専門へのステップアップ 能動的学生 啓発 キャリアパスデザイン 4 3 2 1 学年 意識の質の向上 学年縦断合宿 カリキュラム懇談会 OBとの懇談会
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理学部の教育課程 能動的な学習意欲を身につける 意欲のある人に向けた内容 (旧教育GP)
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オナープログラム 意欲の高い皆さんへ オナー学位の授与 オナーセミナー(自主研究) オナー科目 (成績) 卒業証書(学位記)取得時に
+ オナー科目 (成績) || オナー学位の授与 卒業証書(学位記)取得時に もう一つの修了証書を
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学生便覧と科目と単位 *入学年度の「学生便覧」が、卒業するまで、 皆さんの「契約書」 → 各自よく読み、卒業まで必ず保管 しておくこと。
皆さんの「契約書」 → 各自よく読み、卒業まで必ず保管 しておくこと。 *関門通過に必要な単位数がある *必修科目と選択科目 単位とは:1単位の科目構成は45時間の学修を要する内容を基準とする 講義科目 :15時間=1単位、1コマ15回で2単位(予習復習30時間) 演習・実習:30時間=1単位、1コマ15回で1単位 ex.語学は1単位 実験科目 :45(30)時間=1単位 ex.自然科学実験1は4単位(通年)
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Webを用いた履修登録システム KOAN 紙による掲示板も常に要チェック
履修登録:期間が限られている (4/4:共通教育)(4/4-25:専門) 成績照会:進級・卒業に必要な単位を満たしているか? 掲示板:休講、補講、手続き、レポートなど 紙による掲示板も常に要チェック 第1セメスターのみ、ガイダンス(明日) 第2セメスター以降は、自分で履修登録をしなければ成績がつかない!
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履修登録の注意! KOAN 1.履修登録では,時間割をすべて埋める必要はない! 2.必修科目(理学部コア科目)をまず登録.
3.共通教育科目を登録. 4.選択科目を登録. 5.教職科目を登録(教員免許希望者のみ). 1コマは90分です! 1時限から6時限まである(8:50-19:30)! 1日4コマx5日=20コマ 無理しすぎないように注意して!
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おつかれさま
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