SFC生のための就職活動セミナー 10年後に生き残るための選択

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1 SFC生のための就職活動セミナー 10年後に生き残るための選択
SFC生はどう見られているのか(10分) 10年後を考えたシューカツの枠組み(10分) 学生時代から考えるキャリア設計(10分) 2012年4月23日 ニュースサイト『MyNewsJapan』編集長 渡邉正裕 ※本資料は『企業ミシュラン』のページトップからダウンロードできます   mynewsjapan.com/projects/48 IBM Confidential

2 ※『企業ミシュラン』ページトップよりダウンロード可
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3 強みを生かしつつ、想定される弱みを打ち消すために、 藤沢から離れた実践活動でストリートスマートさを磨け!
語学とITに強く自己主張が激しい日本企業に適応しにくいけど何か新しい風を吹き込んでくれそうな人たち(15年前) 他大学が追いつき、SFCのアドバンテージ縮小(現在) 濱田牧子氏(96年SFC卒、cyber agent人事部→現micro ad人事部シニアHRディレクター)談 ・早稲田の国際教養学部はじめ国際○○学部、乱立する○○情報学部/環境○○学部の  結果、語学やITの先進性はほぼなくなり、個性がなくなった ・海外留学必須の学部ができたり、そもそもデジタルネイティブ世代になったり… 【SFC生の強み】 ・「上位校」に共通する受験や学歴にコミットして通過してきた能力の高さ ・グルワやディスカッション多いカリキュラムで、自主性や自分で考える力がある 【SFC生の弱み】 ・理屈っぽくて実践が弱い、ああいえばこう言う、屁理屈に聞こえる ・合わないと思ったら、現実の環境を受け入れず、すぐ辞めちゃいそう ・立地的に都会から隔離され、勉強はするが社会に揉まれていない(筑波っぽい) 「実際にどういう役割でどういう活動をしてきたか、その背後にある人生観を見る。それが企業カルチャーに合うか判定する。自分の道筋(これまで、と今から)を自分の言葉で語れるように。3~4千人を面接してきましたが、嘘は見抜けます」 強みを生かしつつ、想定される弱みを打ち消すために、 藤沢から離れた実践活動でストリートスマートさを磨け! | 6-Nov-18 |

4 グローバル化時代の職業マップと日本人の代表的職業
職業の10年後 ②「無国籍ジャングル」  ・世界70億人と仁義なき戦い  ・“超成果主義“の世界  ・勝ち残れれば青天井  ・才能も運も必要 ④「グローカル」 ・日本人の強みを生かしつつ、  高付加価値スキルで勝負 ・日本市場向けの高度専門職 ・高度な日本語、日本の人的ネットワーク  ・グローバル化が進む(ミャンマーほか新・新興国が続々参入)  ・IT化がさらに進む(グローバル七〇億人の規模で) 知識集約的 SFC地帯(どっちを目指すか?) CEO/CFO メーカー基礎研究者 医師 メーカー開発者 (高付加価値品) ディーラー/トレーダー 会計士/CPA 弁護士 グローバル営業 財務/経理 グローバル人事 人事のプロ コンサルタント 建築家/デザイナー 国際弁護士 システムエンジニア マーケッター スキルタイプ ファンドマネージャー パイロット 税理士 記者/編集者 プログラマー メーカー開発者 (汎用品) 住宅営業 海外の対邦人営業 検査・組立工 低付加価値品営業 メガバンク地域営業 マンション管理士 介護福祉士 コールセンタ-スタッフ 公務員(ノンキャリ) 保険セールス 技能集約的 タクシードライバー 店舗店員/ウエイター 航空会社CA 旅館女将/ホテルマン 警備員 航空会社地上スタッフ 美容師 日本料理人 日本人メリット ①「重力の世界」  ・グローバルの最低給与水準に収斂される  ・平均賃金が日本の20分の1のインド人、   中国人との勝負  ・無限大の人材供給 ③「ジャパンプレミアム」  ・日本人ならではのサービスマインド、   職人気質、チームワーカースピリット  ・「同じ日本人」という信頼感を活用   した対面のサービス 【ソルジャー・職人】 【機械の代わりに動く人間歯車】 ※詳細は単行本『10年後に食える仕事 食えない仕事』参照 IBM Confidential

5 「外資で働く」ということ 100%外資で働く=支店で働く (外国の本社) (日本での営業、サービス展開) 小 大
【IT】アップル、マイクロソフト、IBM、グーグル、アマゾン… 【コンサル】マッキンゼー、BCG、アクセンチュア… 【金融】ゴールドマン、モルガン、メリル、シティバンク… 「外資で働く」ということ 100%外資で働く=支店で働く ②「無国籍ジャングル」  ・モノやカネ(=国境がない)の開発者  ・ビジネスモデル設計の元締め ④「グローカル」 ・対人サービス、「日本支店」業務 ・対言語のスペシャリスト 知識集約的 (外国の本社) (日本での営業、サービス展開) サービスの日本での展開、販売管理、広告 戦略立案、企画、開発、設計 製品の日本語化、日本版品質管理 スキルタイプ 日本国内メーカーからの原材料調達 Mac製品開発設計 日本語化/代理店営業/売上管理 アップルストア店員 鴻海精密工業(台湾/中国) ①「重力の世界」 技能集約的 ③「ジャパンプレミアム」   日本人メリット ビジネス設計や製品開発にタッチできない(原則として、できたものの日本語化だけ) 仕入れ担当なら、日本の材料メーカーに1儲けさせて、アップルに10儲けさせるような仕事 外国の税収、外人経営者、外国株主にせっせと仕送りするような仕事 支店のノルマ達成に追われ、支店業務しかできないもどかしさ、搾取されてる感、やりがい問題 →グリー、DeNA、楽天、商社といった日本企業では、これが真逆になる。 | 6-Nov-18 |

6 日本生命、第一生命、東京海上、損保ジャパン
担う機能と市場価値 「無国籍ジャングル」「グローカル」の業務はバリューチェーンの上流を形成する機能 下流に行くほど「使い捨てソルジャー」になりやすい(ジャパンプレミアム、重力の世界) みずほ銀が4年前に新卒1500人採った「特定職・FP」はジャパンプレミアムの典型 上流のほうが人数が少ない分、人気職種になりやすい。影響力も大きく、やりがいもあり、転職市場でも強く、報酬水準も高い。なるべく上流の機能でキャリアを積むべき。 三菱東京UFJ銀、みずほ銀、三井住友銀           特定職・FP 日本生命、第一生命、東京海上、損保ジャパン   ニッセイレディー 生保・損保代理店 キリンビール、アサヒビール、サントリー、味の素 酒屋、 ジャスコなど量販店 国分など 卸 ■「メガバンクの支店でリテールやってる人は、どんどんスーパーの店員みたいになっていくから」と東京三菱の大学のときの同期が言ってた。 ■金融は、中央で少数の社員が商品開発して、全国津々浦々で大多数の社員が売りさばく、というビジネスモデル。 ■当然、上流のほうが人数が少ない分、人気職種になりやすい。影響力も大きいからやりがいもある。転職市場でも強く、報酬水準も高い。日本企業は職種別採用をほとんどしていない一括採用なので、どの機能に配属されるか、でその後の自分の市場価値が変わってくる。 ■実際の配属では、上流はほとんどなくて、地方の下流営業からスタートする場合が多い。会社側は、それをごまかそうとする。 ■同じ「営業」といっても、どの機能を担うかによって、会社によってぜんぜん意味が違ってくる、ということが分かる。生保・損保の総合職だと、末端顧客との接点はない。販売員(ニッセイレディー)を管理するだけで自分では売らない。商社で「営業」というと、バックオフィスの管理部門以外の全員を指す。ビジネスモデル作りや投資活動も行い、子会社で実際の経営全般を行う。 トヨタ、日産、ホンダ ネッツトヨタ、日産ブルーライン ソニー、キヤノン、松下、花王 ソニーマーケティング、 キヤノンマーケティング、 ビックカメラなど量販店 総合商社 投資先企業 事業 戦略 M&A 商品 サービス 企画  マーケ ティング 研究開発 調達 製造 品質 保証  代理店  営業・ 管理 物流  末端 販売  アフター サービス サービスデリバリー 経理・財務(資金繰り) 人事・総務・法務 | 6-Nov-18 | IBM Confidential

7 『Global Investment Trends Monitor No.9』UNCTAD
メーカー、投資銀の10年後 メーカーは「選択と集中」で、血を吐き、ぜい肉を削ぐ10年に 事業売却、海外投資(買収)などでM&A関連スキルを持つ人材は底堅いニーズ (ドイツ証券出身のグリー青柳的な財務・国際事業系ポジション) 外資証券 マーケット営業 景気次第 マーケットディーラー IB(M&Aコンサル) 証券アナリスト M&A、戦略、事業再生系 外資戦略系コンサル 中途半端、余剰感 日系/会計事務所系コンサル | 6-Nov-18 | 『Global Investment Trends Monitor No.9』UNCTAD

8 例:ソニー 各企業で分析し、どこで何をしたいのか、なぜそれができるのか(どういう武器を持っているのか) 、その企業にとってメリットのある人材であることをプレゼンできる状態が望ましい ソニーの職種マップ 知識集約的 ②「無国籍ジャングル」  ・モノやカネ(=国境がない)の開発者 ④「グローカル」 ・対人サービス、対市場、対言語のスペシャリスト プレステゲーム開発 基礎研究 ソニー生命/銀行企画 新興国マーケ/販売 金融商品開発 エレクトロニクス開発 工場生産管理指揮 グローバル営業 スキルタイプ 映画音楽プロヂューサー グローバル財務/人事 国内人事のプロ 社内コンサルタント ハイエンドモデル開発 MA戦略(メディカル等) 社内SE プレステ営業/管理 量産型BRAVIA デジタル製品全般 ソニー生保営業 VAIO事業 ソニエリ事業 ソニーマーケ営業 技能集約的 ①「重力の世界」 ③「ジャパンプレミアム」 日本人メリット | 6-Nov-18 |

9 記者、編集者、ジャーナリストの10年後 日本語の壁に守られ、中国人インド人の参入はない
「紙と電波だけ」→メディアの多様化、ウェブ(ケータイ、PC)の拡大進む 記者 新聞は、広告収入がウェブに食われ、減少を続ける 読売新聞社の広告収入は2002年3月期から2011年3月期までの10年間で、1506億円→801億円と、実に46.8%も減少。部数は1000万部強維持。日経も300万部を維持。 新聞は若年層の新聞離れによって部数の激減が始まり、「団塊の世代」の死去で一気に崩壊へ(20年後) 雑誌はネットともろに食い合い、新聞以上の速さで縮小、昔のラジオみたいな存在に テレビは視聴時間が減っていないため、じり貧ながら下げ止まる(新聞よりまし) 編集者 雑誌編集者は、雑誌の衰退とともに数が減り、絶滅危惧種に 書籍編集者は、出版社のブランドとセットで現状維持(出版点数自体は昔より増加) フリーの編集者は、下請けから脱却するほどの付加価値を出しにくく、成立困難 独立系ジャーナリスト 現状はボランティア的な職業になっている 有料メルマガのビジネスモデルが急速に普及中 専門分野を極められる人は生き残れる | 6-Nov-18 |

10 SFC生の独立・起業 ■IPO創業者、および上場前幹部入社 佐野 陽光(97年卒、クックパッド創業社長)
石田 宏樹(98年卒、フリービット創業社長) 佐藤 輝英(97年卒、ソフトバンク→ネットプライス代表取締役会長) 本城 慎之介(楽天の共同創業者、元ナンバー2)→元横浜市立東山田中学校校長(当時最年少32歳) 小林 正忠(楽天取締役常務執行役員) 杉原 章郎(楽天創業メンバー) 日高 裕介(サイバーエージェント創業メンバー) 青柳 直樹(グリー株式会社取締役員CFO/国際事業本部長) ■NPO系 山口 絵理子(マザーハウス代表取締役兼デザイナー) 山崎 大佑(マザーハウス 取締役副社長) 宮治 勇大(みやじ豚代表取締役社長、NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事CEO) 駒崎 弘樹 (NPO法人フローレンス代表理事) 今村 久美 (NPO法人カタリバ代表理事) ■国会議員がなかなか出ない(総合政策学部としては、かなりマズいと思う) 相原しの(96年卒)、石井登志郎(94年卒)。橋本岳(96年卒、元職)。 その他、小規模IT独立独歩系が多い。元ソニーの青木 崇行(カディンチェ創業者)など。 卒業生1万人超の割に、当初期待通りの結果はぜんぜん出せていないのが現実と思われる。 世間的に知られるレベルの成功した起業家(三木谷、藤田クラス)は1人も出ていない。 名脇役、ナンバー2体質、社会起業家系、1人わが道を行くタイプが多い。(SFCはリーダー候補を集めて育てる教育はしない) 「もの書き」の世界にも人材を輩出していない。(水嶋ヒロは…) | 6-Nov-18 |

11 「やりたいこと」「できること」「業務内容」をクロスさせていく
動機と能力と仕事内容の3つを、35歳までに一致させる準備を、学生時代から意識せよ 「やりたいこと」=夢・欲求 「できること」=知識・技術 コア動機を顕在化させていく 知識・技術を 身につけていく 動機 (価値観) 能力 (才能) ある会社のある職種の業務内容 動機 能力 自分が磨いた能力で、コア動機(自らに特有の欲望や使命感)を満たす仕事に、社会人10年目までに就くのが目標 才能のない分野で能力を伸ばしても無駄 動機にもとづかない仕事は長続きしない 大学時代に自らの「動機」と「能力」を発見  すべく、様々な活動を経験することが重要 ■人間、やりたいことは、いくら続けても苦にならないから成功しやすい。 ■個人個人でやりたいことは違うから、それにあわせてやらないと、結局、しんどくなって、続かない。 →独立・起業はこの延長線上。現実の企業に実現する場がなければ、自分で創るしかない。 IBM Confidential

12 参考図書 ■20代にわたって読み返し、理解すべき本 『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー) 『プロフェッショナルの条件』(ドラッカー)
『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ) ■著者のおススメ本 ①『35歳までに読むキャリアの教科書』=SFC出身者がケースで多数登場。動機と能力をいかに発見するかの方法論。 ②『10年後に食える仕事 食えない仕事』=10年スパンを見据えたグローバル化にともなう大枠の流れを理解する。 ③『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』=具体的な会社選びの軸を理解する。 ④『やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する!』=独立志向の人向け。著者の実践記録。 ※④は絶版ですが、 | 6-Nov-18 |

13 参考:歪んだシューカツにどう対抗するか(テクニカルな話)
シューカツは歪んだゲームである 新卒カードが強い。中途採用やらず、採っても外モノ扱い、昇進できず(三井物産) NTTデータも、新卒500人枠に入るのは難しくないが、中途だとハードルが上がる 就活は受験やゲームと同じで、対策を徹底的に打った人が勝ちやすい とにかくOB訪問をして、就活塾に通って、社会人慣れした人が勝ってしまう やらない理由ばかり言う奴は落ちている 生涯賃金5億円をかけた壮大なゲーム TOEIC700点くらいまでは、とりあえず大学1年から勉強しとくべき 高校・大学で留学すべき(トリリンガルは、志望動機なんかなくても受かってる) 経営方面に興味があるなら、簿記2級くらいは勉強しとくべき IT(ウェブ・携帯)に明るい人は強いので、ベンチャーへのインターンなどを活用すべき 体育会系に見える人は、とりあえず何か入っといて損はない シューカツに共通する有効な対策 ■ホントにバカげている状況。解雇規制のせいで中途採用できないから、新卒のシューカツが加熱する。とにかく流動化すべし。 | 6-Nov-18 | IBM Confidential

14 参考:内定者が薦める「使えるサイト」 外資系への道標 ラックファクター インフィニティキャンパス アルファリーダーズ 理系ナビ
ラックファクター インフィニティキャンパス アルファリーダーズ 理系ナビ グッドファインド (研修してくれる) パフ (就職塾:社会人と学生が話す機会を提供) ジョブウェブ (主にベンチャー情報が使える) 就活塾 (志賀昌彦氏のもの) 企業ミシュラン | 6-Nov-18 | IBM Confidential

15 現在、キャリア教育を推進すべく活動しており(民間からやらないと国は動かない)、現役学生の状況を把握するため、何人か集まってくれたらSFC生向けに就活勉強会を随時やってきたいと考えていますので、気軽にご連絡ください。 渡邉正裕 連絡先 FAX TEL | 6-Nov-18 |


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