Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

心理学的視点から検討した 歩きスマホ抑制アプリの制作

Similar presentations


Presentation on theme: "心理学的視点から検討した 歩きスマホ抑制アプリの制作"— Presentation transcript:

1 心理学的視点から検討した 歩きスマホ抑制アプリの制作
  恒川稜平 1/19

2 7月にリリースされたPokemonGoでも話題になった歩きスマホを課題とし,これをどうにかするアプリを制作したいと考えました.現在,歩きスマホは社会問題の一つになっています.中には歩きスマホをしていたことで死亡してしまったという人もいます.例として,東京都内での事故を上げます.駅でスマホの画面を見ながらホームを横切るように歩いていた女性がホームから転落して走行中の電車にはねられて死亡したというものである. 2/19

3 3/19 歩きスマホを検知 ↓ 画面上に警告を表示 このような事故があったことから携帯会社でも対応はもちろんある.
例えば携帯会社であるauは歩きスマホを検知して画面上に警告を表示するアプリをだしています. 3/19

4 4/19 他にもDocomoから啓発動画が出ている.
この動画はMMD研究所から発表された歩きスマホに関するデータの数々を紹介しています.それを歩きスマホで視界を奪われながら江戸に向かう参勤交代に当てはめて描いたものです. 4/19

5 5/19

6 6/19

7 こちらは既存のアプリである,歩きスマホ防止というアプリです.このアプリの機能としては,歩きスマホを検知して警告を行うかどうかを選択することができ,ほかにも,歩行検知感度の調節や通知領域に表示するかなども選べます.本アプリは無料ですが,有料版もあり,有料版にはパスワードロックをかける機能が追加されている. 7/19

8 歩きスマホの危険性の認識 ではなぜ歩きスマホをしてしまうのだろうか.歩きスマホを危ないと認識している人は若い人ほど認識がなく,年齢が上になればなるほど危険を認知していることがわかる.スマートフォンの危険を認知していながらもなぜ歩きスマホをやめれないのだろうか. 8/19

9 9/19 「歩きスマホはスマホ依存の人が たまたま歩いてる」 一部例外
心理学者である橋本ゆかり(長崎県立大学)とのミーティングを経て,「歩きスマホはスマホ依存の人がたまたま歩いているというのが実態ではないか」という重要な結論に至った. 9/19

10 パブロフの犬 行動主義心理学という心理学があります.どのような刺激とどのような反応や行動がセットになっているのか,そのつながりを解明していき,そのつながりの法則によって,次にどのような反応や行動がおこるのかを予測したりコントロールすることを目的としたものです.代表的なものとして,パブロフの犬やスキナー箱などがあります. 条件反射 自発行動 10/19

11 スマホ依存の人を三項随伴性を 4パターンに分けた行動随伴性で説明する.
スマホ依存の人を三項随伴性を 4パターンに分けた行動随伴性で説明する. 行動主義心理学の中に,三項随伴性理論というのがある.三項随伴性とは,オペラント条件付けを基にした理論で,「人間がなぜ,どうして,その行動をするのか」をA:Antecendent Bの行動が自発されるきっかけとなる刺激 B:行動C:結果から説明する.さらに三項随伴性を4パターンにわけた行動随伴性理論でスマホ依存を説明する.正は与えることで起こることを表しており,負は取り除かれることで起こることを表している.また強化は結果によって行動が増えることを表しており,罰は行動が減ることを表している. ①正の強化:与えられることで行動が増える②正の罰:与えられることで行動が減る.③負の強化:取り除かれることで行動が増える④負の罰:取り除かれることで行動が減る. *A:Antecedent B:Behavior C:Consequence 11/19

12 環境条件に応じた歩きスマホの リスク管理と行動分析
スマートフォン・携帯電話の1日当たりの使用時間が長くなるほ ど,1日当たりに「歩きスマホ」をする時間も長くなる傾向にあ る. スマートフォン・携帯電話の1日当たりの使用時間や「歩きスマ ホ」をする時間の長い人の方が,どの環境条件に対しても「歩 きスマホ」を「よくする」や「ややする」の割合が高い 辻らの研究によると,スマートフォン・携帯電話の1日当たりの使用時間が長くなるほど,1日当たりに「歩きスマホ」をする時間も長くなる傾向にある.スマートフォン・携帯電話の1日当たりの使用時間の長い人の方が,どの環境条件に対しても「歩きスマホ」を「よくする」や「ややする」 辻陽介 他 (2014)「環境条件に応じた歩きスマホのリスク意識と行動分析」 12/19

13 13/19 「歩きスマホはスマホ依存の 人がたまたま歩いてる」 一部例外
「歩きスマホはスマホ依存の      人がたまたま歩いてる」 結果として歩きスマホはスマホ依存の人がたまたま歩いているということにつながります. こちらの図には一部例外と書いてあるのですが,これは営業などで知らない土地に行き,地図などを見ながら行き先を探さなくてはならない人のことを表します.仕事中は必要に迫られて歩きスマホをしているが,必ずしもその人がスマホ依存ではありません. 一部例外 13/19

14 14/19 依存といえばアルコール中毒やタバコ中毒も思い当たる方もいるだろうと思います.
では,たばこやアルコールはどうやって中毒を解脱するのでしょうか. たくさんの方法がもちろんあるのですが,その中でも動機づけ面接法に焦点をあてました. 14/19

15 動機付け面接とは相手の「抵抗」や「両価性」をどう扱うかを研究しているコミュニケーションツールであり,それらに直接的に向き合い,行動変容を促すのは特徴的です.まず,相手を受容することが大前提となります.その後,段階的なコミュニケーション深め,行動変容を促します. 15/19

16 目標を達成できなかった場合には,相手を受領するという事でまず,歩きスマホをやめることは難しいですよねなどの共感を示すことが大事になってきます.次に自主性のサポートをするためにこちらからの指示はなくして,相手に選択してもらうことが大事になります.リスク認知の文章は読んでほしいのですが,リスク認知の文章も読むかどうかを選択してもらう形にします. 16/19

17 実演 17/19

18 18/19 ・デザイン性の追求 ・実装においての問題点の修正 今後の課題
本アプリの実装の段階で実装する機能ごとに画面をわけていたために分割したままで,まとまっていない画面となっている点です. 実装段階でプログラムの書き方などに問題があり,限定的な条件以外でも動くようなプログラムが必要である. その後の段階的なコミュニケーションをとることが現時点では実装できていなく,かなりハードな問題点である. 実際に動機づけ面接法に基づく形で実装を試みたが,相手を受容し,次に自分で目標などを変更をできるところまでは実装できているが, 18/19

19 まとめ 19/19 ・歩くスマホという行動はスマホ依存の 一部である ・依存からの解脱のためのプログラムを 制作した
 一部である ・依存からの解脱のためのプログラムを  制作した まとめとして,今回は歩きスマホという行動がスマホ依存の一部であることを解明した.それを解決するために動機付け面接という方法で解脱に向かうためのプログラムの一部を制作したこと. だが,プログラムの一部しか制作できなかったので,最後まで実装が必要な点で今後の課題だと考えられます. 19/19  心理学的視点から検討した歩きスマホ抑制アプリの制作    恒川稜平 


Download ppt "心理学的視点から検討した 歩きスマホ抑制アプリの制作"

Similar presentations


Ads by Google