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複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

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1 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
研修の計画と進行 はじめに(15:00) 参加者を歓迎する。 複合地区で効果的な100周年記念コーディネーターになる上で必要な、重要な責務、情報、能力について、ほぼ一日をかけて考察してきました。ご存知のように、こうした重要な責務の1つは、地区100周年記念コーディネーターのために研修及びオリエンテーションを実施することです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

2 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
研修はなぜ 重要か? 「参加者マニュアル」1ページを開くよう指示する。 1ページ目の左 に研修が重要な幾つかの理由を、1~2分間かけて個別に記入してください。一般的な研修の観点でブレーンストーミングしてください。(100周年記念の研修だけに絞らなくて構いません) 個別にブレーンストーミングをする時間を1~2分作る。 2分経過したら終了を告げる。 次のように質問する:研修の重要性について、自分の意見を発表したい方はいらっしゃいますか? 数人に答えてもらい、回答をフリップチャートに書き出していく。次のような回答が出されるだろう。(参加者の回答の補助として、必要な際は下記の情報を使う): 新しい知識や能力を伝えることによって、活動を向上させる 重要なメッセージ、実務、行動において、統一性を保つ 個人又はグループでの活動における問題点を取り上げ、その改善に向けた戦略を提供する 自己育成の機会を提供することで、人々の関与が高まる 一般的に、研修は、望ましい行動又は教育に基づいた活動を増やす機会を提供します。しかしながら、研修が効果的ではない、という経験をされている方々もいらっしゃると思います。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

3 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
研修を効果的に するものは何か? 1ページ目の右 に研修を効果的にするものを、1~2分間かけて個別に記入してください。皆さんが出席した全ての研修行事を思い出し、進行役、内容、研修環境といったさまざまな観点から検討してみてください。 個別にブレーンストーミングをする時間を1~2分作る。 2分経過したら終了を告げる。 次のように質問する:研修を効果的にするものについて、自分の回答を発表して下さる方はいらっしゃいますか? 数人に答えてもらい、回答をフリップチャートに書き出していく。次のような回答が出されるだろう。(参加者の回答の補助として、必要な際は下記の情報を使う): クラス環境及び居心地 進行役の準備及び専門度合 多様なグループ及びアクティビティにおける、ファシリテーターの有効性 研修の目的に沿ったカリキュラム ファシリテーターと参加者とのアクティビティ及び取り組み 他の人々を訓練するということは、難しいことです。参加者にとって価値があり、有意義な経験をさせるには、研修セッションの計画や進行の際に検討すべきことが、沢山あります。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

4 セッションの構成 パート1: 地区100周年記念コーディネーター研修 ワークショップの計画 パート2:
地区100周年記念コーディネーター研修 ワークショップの進行 このセッションでは、この2つのパートに取り組みます。 パート1:地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの計画 パート2:地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの進行 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

5 パート1: 地区100周年記念 コーディネーター研修 ワークショップの計画
単元1:地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの計画(25:00) あらゆる事業と同様、研修行事を成功させる重要な要素は、よくまとまった計画を立てることです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

6 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
セッションの目標 – パート1 会場で行う研修行事の計画に伴う各種手配を管理する 地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを計画するための情報源を確認する 継続的な学習を促す機会を見極める パート1「地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの計画」の終了時までに、皆さんは次のことが出来るようになります。 会場で行う研修行事の計画に伴う各種手配を管理する 地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを計画するための情報源を確認する 地区100周年記念コーディネーターの継続的な学習を促す機会を見極める 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

7 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
各種手配を管理 「参加者マニュアル」2ページを開くよう指示する。 次のように質問する:研修ワークショップを計画する際には、何を検討する必要がありますか? 次の3分間を使って、いくつかの回答を「参加者マニュアル」2ページに自由にご記入ください。その後、皆さんの回答を発表していただき、話し合いたいと思います。 3分経過したら終了を告げる。数名の参加者に自らの回答を発表してもらい、それをフリップチャートに記入する。新しいアイディアがあれば、「参加者マニュアル」2ページにメモを取るよう促す。 以下を含めて、さまざまな答えが予想される。 予算の作成 ワークショップを開催する、場所、日付、時間の決定 研修次第の作成 講師の決定 視聴覚器材の調達 部屋の設営デザイン 講師及び参加者用資料の入手/作成 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

8 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
計画の管理 プログラム 期間 予算 場所、機材、資料 コミュニケーション 評価 「参加者マニュアル」3ページを開くよう指示する。 研修行事の計画には、大小に関わらず、管理すべき詳細が多くあります。皆さんの時間を効率よく活用するために、3ページ目の情報を使って、独自の計画予定表及びチェックリストを作ると良いでしょう。これにより、皆さんは任務を効率よく、予定通りに終わらせることが出来るでしょう。 参加者と共に3ページ目の各セクションを考察する。もしくは、この情報を参加者が小グループに分かれて5分間考察するよう指示し、その後、質問に答える形で短い話し合いを促すこともできる。 この間、研修ワークショップを効果的に計画立てる上で、GLTエリアリーダーとしての独自の方法を共有することもできる。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

9 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
情報・資料 ツールボックスを選択する 100周年記念コーディネーター・センターを選択する 地区100周年記念コーディネーター研修資料を選択する 「参加者マニュアル」4ページを開くよう指示する。 先ほど話をしましたように、プログラム計画の重要な要素は、皆さんの研修カリキュラムを理解することです。それにより、皆さんに適した、予算、視聴覚機材のニーズ、部屋の設営、研修課題の計画を立てることができます。 ライオンズクラブ国際協会は、地区100周年記念コーディネーター研修のカリキュラムを準備しています。これは、Lions100.org ウェブサイトからダウンロードすることが出来ます。このカリキュラムは、本日、皆さんと話し合った題材や概念の多くを反映していますが、対象者が異なります。つまり、地区100周年記念コーディネーター向けのものだということです。皆さんが研修ワークショップを効率よく計画するのに必要な資料や情報が、このページには記載されています。 次の手順で地区100周年記念コーディネーター研修資料にアクセスすることが出来る旨を説明する。研修を行っている部屋にインターネットがつながっている場合には、この手順を参加者に見せることもできる。 「ツールボックス」をクリックする 「100周年記念コーディネーター・センター」をクリックする 「地区100周年記念コーディネーター研修資料」を選ぶ’ 今日のワークショップで学んだように、皆さんの準備に役立つさまざまな資料は、Lions100.org ツールボックスにも掲載されています。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

10 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
情報・資料 100周年記念実行委員会メンバー GLTエリアリーダー 複合地区GLTコーディネーター ライオンズのリーダーたち ウェブサイトから入手できる資料に加えて、他のライオンたちも皆さんたちを支援してくれます。仲間のCACメンバー、私自身を含めたGLTエリアリーダ、複合地区GLTコーディネーター、その他のライオンズのリーダーたちの知識や助言を有効に活用してください。これらのライオンズは、計画にアドバイスを提供したり、皆さんの研修の進行を手助けすることもできます。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

11 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
継続した学習の機会 「参加者マニュアル」5ページを開くよう指示する。 最初の研修ワークショップを行った後から100周年記念終了まで、皆さんには、地区100周年記念コーディネーターに継続した学習を推奨し、提供する機会があります。 次のように質問する:地区100周年記念コーディネーターを教育、研修する、 どのような機会が他にありますか? 数人の参加者に答えてもらい、回答をフリップチャートに書き出していく。「参加者マニュアル」5ページにメモを取るよう促す。 回答はさまざまだが、次のような回答があるだろう(必要であれば、下記のような回答を補足する): 地区または複合地区大会 協議会会議 情報や最新情報の共有を行う、地区100周年記念コーディネーターのフェースブック 重要な責務を実行するためのアイディアや戦略を伝える、週間Eメール ウェビナー/電話会議/オンラインによる会議 国際本部が主催するウェビナー、又はオンラインのライオンズ学習センターへの参加の奨励 研修や育成とは、常に対面式のワークショップの形態である必要はありません。最も効果的な研修の機会は、もっと非公式な場面やオンラインの環境で発生したりするものです。地区100周年記念コーディネーターに影響を与える新しい方法を考えるならば、想像力を働かせ、効果的なコーディネーターに必要な知識や能力を提供してください。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

12 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
セッションの目標 – パート1 会場で行う研修行事の計画に伴う各種手配 を管理する 地区100周年記念コーディネーター研修 ワークショップを計画するための情報源を 確認する 継続的な学習を促す機会を見極める 皆さんは、研修ワークショップの計画における重要な要素を理解されたと思います。それでは、このセッションの最初の部分の目標を再確認してみましょう。 会場で行う研修行事の計画に伴う各種手配を管理する 地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを計画するための情報源を確認する 地区100周年記念コーディネーターの継続的な学習を促す機会を見極める 次のように質問する:私たちは、パート1の目標を達成できたでしょうか? パート2に移行する前に、必要であれば参加者からの質問に回答する 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

13 パート2: 地区100周年記念 コーディネーター研修ワークショップの進行
単元2:地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの進行(40:00) 研修行事の計画や準備の管理について学んできました。このセッションの残りの時間は、効果的なファシリテーターが知っておくべき幾つかの能力や概念について検討していきましょう。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

14 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
セッションの目標 – パート2 成人学習者の特徴を理解する 対話型の実習を進行する クラス環境と学習者の言動を管理する パート2「地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの進行」の終了時までに、皆さんは次のことが出来るようになります。 成人学習者の特徴を理解する 対話型の実習を進行する クラス環境と学習者の言動を管理する 幾つかの題材は深く取り上げないかもしれませんが、皆さんは基本的な情報や能力について学び、効果的なファシリテーターになるのに役立つ資料を受けとります。 短いアクティビティを通じて、いくつかの題材を検討していきましょう。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

15 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
どんな科目を習いましたか? 学生だった頃やその当時学んだことを思い出してみましょう。 次のように質問する。子供の頃、学校で学んだ科目等を挙げてみてください。 数人の参加者に答えてもらい、回答をフリップチャートに書き出していく。 回答はさまざまだが、次のような回答があるだろう(必要であれば、下記のような回答を補足する): 漢字 読書 作文 足し算や引き算 参加者からはさまざまなアイディアを出される。上記の項目が入るようにする。 それぞれについて見ていきましょう。幾つかの項目は、全員に当てはまることでしょう。 まず、私たちが学校で学んだ時には、あまり選択肢がありませんでした。学校に行き、先生が提示するプログラムに私たちは従いました。 また、学んだ事に関し、私たちは殆ど、又は全く経験がありませんでした。学校は、私たちの多くに新しい世界を見せてくれました。そのころ、私たちの能力や経験は限られていました。 私たちは幅広い分野の学習を行いました。学校は、私たちの生活の中心にあり、さまざまな題材に十分な時間をかけて取り組みました。 私たちが子供の頃、ためらいなく受け入れていたことの幾つかは、今の私たちの動機付けにはならないということに、皆さんは同意して下さると思います。それだからこそ、私たちが地区100周年記念コーディネーターへの研修を提供する際には、成人学習者の特徴を念頭に置いておく必要があるのです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

16 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
次の15分間:皆さんの選択肢 基本的なHTML エドワード・ペイン 元国際会長 成人学習者は、自らの学習内容を知る権利を持っています。目の前に出されたプログラムに取り組む子供たちとは異なり、大人は学ぶ方向性について選択肢があります。皆さんには、今、その機会があるのです。 下記は、成人学習者の主な特徴の幾つかをまとめたものである。双方向性があり、活発な話し合いを推奨する為に、意見を「主張」してみる。 100周年記念コーディネーター・ワークショップの15分間に何をするかについて、皆さんの意見を出していただきます。二つの選択肢があります: HTMLプログラミング。100周年記念コーディネーターである皆さんには、テクノロージーに関連した知識が必要です。 もしくは、第26代国際会長であり、ライオンズクラブ国際協会の歴史で最も効果的で成功を収めた国際会長としても知られている、エドワード・ペインに関する話し合いです。 次のように質問する:皆さんがお好きな題材はどちらですか? どちらの題材についても準備をしてきている旨を説明する。各選択肢に対する反応を訪ねる。次のような回答が予想される: 100周年記念コーディネーターである私たちには、HTMLプログラミングは必要ありません。 100周年記念活動の促進には重要ではありません。 時間の無駄 - 使うことはないでしょう。 数多くの素晴らしい会長がいましたが、誰がエドワード・ペイン元会長を最も影響力のあった会長と決めたのですか? 「最も影響力があり、成功を収めた」という基準は何ですか? この元会長の話し合いをすることで、どうしたら更に効果的な100周年記念コーディネーターになれるのですか? 私たちの限られた時間を有効に使うには、この二つの選択肢は最適でないことは、皆さん同意してくださると思います。いずれの題材についても取り上げませんので、ご安心ください!この簡単なやり取りは、成人学習者の主な特徴の幾つかを表現しています。大人である私たちは、子供の頃とは異なる学習内容、スタイル、動機づけが必要です。 殆どの成人学習者に当てはまる特徴が幾つかあります。これらの特徴は、全ての成人学習者に該当するわけでも、一人の人に全ての特徴が該当するわけではないことを、ご理解ください。しかし、これらの特徴を念頭に置いておくことで、全ての学習者にアプローチできる進行や講義スタイルを見出すことができます。これは、地区100周年記念コーディネーターへ研修を行う皆さんにとって重要なことです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

17 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
成人学習者 特徴 それでは、成人学習者の主な特徴を見ていきましょう。 「参加者マニュアル」6ページを開くよう指示する。 参加者に特徴のリストを数分間みてもらう。 コメントする幾つかのポイントを選択する。次のポイントを選ぶことができる。 ポイント #1 と 2 – 学習者には、「これが私にとって何の得になるのか」という質問に対する回答が必要である。 ポイント #3 -- 講義を完全に放棄するのではないが、学習者が参加できるアクティビティを織り交ぜる。 ポイント #5 -- 学習者と彼らの背景を理解し、彼らの意見やコメントを求める。 ポイント #7 -- 学習者が実践できる機会を頻繁に与える。 ポイント #8 -- 年配の学習者は、学ぶのが遅いかもしれないが、間違えないようにより慎重に取り組むという点を、念頭に置く。 ポイント #10 – 1つの講義法が機能しない時のために、他の方法も準備しておく。皆が、同じ方法で学ぶわけではない。 これらの特徴は、「普遍の真理」ではない、ということを念頭に置いておくことが重要です。 また、全てのポイントが各成人に当てはまるものでもありません。皆さんも、皆さん自身、もしくは他の人々に当てはまらない部分に気づかれたことでしょう。 これは不十分なリストですが、皆さんが地区100周年記念コーディネーターの研修及びオリエンテーションを実施する際には、貴重なガイダンスを提供します。 どのようにかといいますと、「参加者マニュアル」の7ページには、皆さんの研修やオリエンテーション・プログラムの効果を最大限にするために利用できるリストが記載されています。皆さんの持っているアイディアやワークショップ中に分かったことを記録するのに、このページを使ってください。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

18 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
対話型の進行 講師と学習者の両方の関与 参加の呼びかけ 話し合いの促進 成人学習者の特徴の幾つかを見てきました。それでは、それぞれの学習者に最善の研修を提供する方法を見極めていきましょう。 学習効果を最大限にするために、対話型の研修ワークショップの実施を検討する際には、これらのアイディアを念頭に置いておく必要があります。 対話型学習には、次の幾つかの基本要素があります: 講師又はファシリテーターと参加者の両者が関与します。 対話型学習は、参加を奨励し、期待させます。 対話型学習は、話し合いを促進します。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

19 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
対話型学習の利点 関心が高まる 学習者が関与する フィードバックを提供する 強調したい部分を示す 意見交換を奨励する 次のように質問する:特に、100周年記念コーディネーター研修の分野において、なぜ対話型学習を含めるのでしょうか? 参加者から幾つかの回答をもらう。 次のような回答が予想される: 自分自身が参加し、自らの知識や経験が学習活動に組み込まれる時に、大人はより学ぶことができます。 講義は退屈になりますが、対話型学習はもっと楽しいです。 皆が関与すると、人々の注目を容易に得ることができます。 対話型学習では、講師が研修ワークショップでの学習者の理解レベルを評価することができます。 次のように質問する:地区100周年記念コーディネーターが、対話型学習を好むのはなぜですか? 参加者が質問、懸念事項、考え、意見を発言し、回答やフィードバックをもらうことが出来るからです。 アイディアを共有し、他の人々に独創的なアプローチができます。これは、前例のない役職である100周年記念コーディネーター職にとっては、特に重要なことです。 彼ら自身の経験と関連付けたり、他の参加者との友情関係を築くことができるからです。 対話型学習は、研修をもっと楽しいものにするからです。 皆さんの研修目標を達成する上で、対話型学習は重要です。数多くの利点がありますが、その幾つかをあげます: 対話型学習は関心を高める—講義だけでは、参加者の関心を維持することは難しいものです。他の人々の意見を聞いたり、他の観点を検討することには、価値があります。 対話型学習は、学習者を関与させる—いい質問は、彼らの関心をそそると共に、何故だろうという疑問が出たり、考えさせたりします。更には、内容や他の学習者とのつながりを促します。また、講師である皆さんが全てに回答する必要はありません。地区コーディネーターの中にいる専門家に答えてもらうこともできます。 対話型学習は、フィードバックを提供する—学習者が意見を出したり、共有する時に、講師は彼らの理解の度合いを査定することができます。必要であれば、間違った理解を訂正したり、重要なポイントを再度、強調することができます。 対話型学習は、強調することができる—講師が質問したり、ある題材に関連した意見を求める際に、アイディアや情報の重要性を伝えることができます。 対話型学習は、学習者たちの会話を奨励する—学習者は、懸念事項やアイディアを共有できますし、仲間の学習者からのアドバイスを得ることができます。これは、個々のコーディネーターの集まりではなく、100周年記念コーディネーターのチームとしての力を築いたり、利用するのに役立てることができます。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

20 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
対話型学習の進行 説明 監督 まとめ 次のように質問する:このワークショップで、対話型学習を経験しましたか?下記を含む、幾つかの回答をもらう。 答えには以下が含まれているべきである。 アイディアのブレーンストーミングや話し合いの機会 ペア又はグループでシナリオの話し合い 質疑応答セッション 100周年記念用のゲーム 計画の立案、計画や最善策の共有 効果的な成人学習プログラムを提供するには、対話型学習が重要である、ということに皆さんは同意してくださると思います。地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを行う皆さんが利用できるカリキュラムが提供されていますが、それを成功させるには対話型学習をいかに進行させるかが重要になります。 非常によく計画された対話型学習のアクティビティであっても、適切に実施されなければ、失敗してしまいます。これは、アクティビティ前、アクティビティ中、更にはアクティビティ後の全てに当てはまります。 参加者マニュアルの8ページを開くよう指示する。  地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを実施する際に利用できる幾つかのコツが、「参加者マニュアル」8ページに記載されています。研修において、対話型学習を効果的に利用するには、講師が3つの段階を踏む必要があります。(スライドを参照) アクティビティをきちんと説明しない場合には、どうなりますか? 混乱する 不満がつのる グループがアクティビティを終了しない アクティビティが重要ではなく、参加者の時間が重要視されていないと実感する アクティビティ管理の次の段階が、アクティビティの観察です。 アクティビティが適切に監督されていない場合には、何が起こるでしょうか? 更に混乱する グループは諦める 本当に重要なことではなく、「面倒なこと」と認識する グループの焦点がずれる 最後の段階は、全体の活動をまとめることです。これは、多くの講師に足りない部分です。 効果的にまとめることが出来ない場合には、どうなりますか? 学習者は、関連性を見いだせず、情報を利用することができません。 今後の活動や学習原理の活用がありません。 学習者が彼らの経験との関連性を見いだせません。 グループが時間の無駄と感じるでしょう。 今後のアクティビティを好意的に受け入れることが出来ません。 ここで挙げられたアイディアを念頭に置き、対話型学習で効果的な「説明」、「監督」、「まとめ」を行えば、皆さんの目標を達成し、地区100周年記念コーディネーターへの影響力を高めることができます 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

21 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
クラス管理 このセッションの最後に取り上げなければいけない題材は、クラス管理についてです。それでは、まず物理的な環境について見ていきましょう。 学習を促す環境を作ることは、研修セッションを幸先よく始める上で、非常に重要です。参加者がリラックスした雰囲気で、歓迎され、準備がよく整っている環境に入ってこれるように準備してください。部屋は、皆さんが時間をかけて準備したことを証明します。参加者に挨拶をし、素晴らしい研修セッションに歓迎します。 次のように質問する:マイナスのイメージを受けた場所でありながら、成功を収めた研修セッション又はセミナーに参加されたことがある方はいらっしゃいますか?1~2人に回答してもらう、もしくは自分自身の経験を伝える。 ごくわずかな準備を行うだけで、幾つかの問題は解決することが出来ます。 部屋の設営は、皆さんの研修環境に大きな影響を与える基本的な要素です。 部屋は、学習目標、皆さんが望む参加者数を支援できるよう設営されるべきです。 参加者にとって最高の学習環境を作ることを検討してください。 それでは、皆さんが地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップを計画する際に、検討すべきクラス環境について、2人のペアで2分間ブレーンストーミングを行ってください。その後、皆さんが話し合った内容を発表していただきます。 2分後、各ペアの代表に話し合った内容を一つ上げてもらう。彼らの回答を更に詳しく説明したり、参加者からの意見と次のスライドとを比べる。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

22 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
施設について 部屋の大きさ カリキュラムの必須要件 アクセスのしやすさ 利便性 邪魔 障害物 座席 照明 温度調節 マイク 全てについて検討する: サイズ:参加者数に対応できる部屋を準備します。広すぎる部屋は、狭すぎる部屋と同じだけ良くないということを覚えておいてください。 研修のカリキュラムにおける必須要件:研修セッションが多くの小グループでの活動を必要とする場合には、十分なスペースがあるかどうかを確認します。 アクセスのしやすさ:特に運動に制限のある人々を含めて、部屋が全ての人々にとって動きやすいようにする。 利便性:トイレ、電話、軽食、昼食などが容易に移動できる場所にあり、休憩や昼食後、参加者が時間通りにクラスに戻ってこれるようにします。 邪魔:気が散るものや騒音などがない部屋を選びます。隣の部屋で営業会議が行われている声が聞こえてくる部屋は、皆さんが作ろうとしている環境ではありません。 障害物:参加者の視界の障害となる柱といった骨組みがない部屋を選んでください。 座席:座りやすく、動かせる椅子がある部屋を選びます。座席の配置は、皆さんが望んでいる学習環境を更に良いものにします。学習者にとって何が最も大事なことなのかを決めます。100周年記念コーディネーター研修ワークショップでは、円卓が最適でしょう。 照明:適切な照明が必要です。薄暗い灯りが灯っている部屋では、研修セッションに活力がもたらされません。十分な照明がありますか?自然光は入りますか?部屋に窓がある場合には、どちらの方向を向いていますか?必要であれば、窓を暗くすることはできますか?朝日がプロジェクターの画面の後ろから降り注ぐと、参加者が見えず、画面のイメージも色が薄くなってしまいます。どこに電気のスイッチがあるのかを知っておくことで、必要に応じて、部屋を明るく、又は暗くすることができます。 温度調節:セッションに参加している全て人々を喜ばせることは出来ませんが、可能であるならば、試してみてください。温度調節器がある場所、そして温度調節が可能かどうかを確認します。部屋の準備をしている時に確認します。すぐに反応しますか、それとも時間がかかりますか?温度を調節するのに、誰かに連絡を取る必要がありますか? マイク:広い部屋、もしくは大きなグループの場合、もしくは、部屋の音響環境が良くなかったり、自分の声が小さい場合には、マイクが必要かもしれません。部屋にマイクののワイヤーがあるかどうかを確認します。 研修ワークショップに適切な環境が準備できたらば、カリキュラムの効果的なプレゼンテーションに集中することができます。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

23 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
クラス管理 その他にも、クラスの管理において更に難しいことは、参加者に関連性を持たせることです。 ご存知のように、ライオンズクラブ国際協会は、異なる文化、年代、性別、関心をもった会員で構成される世界組織です。この多様性により、、世界中の人道奉仕のさまざまなニーズに応える、私たちの組織は、特別なものとなり、独自の地位を築いたのです。 皆さんも地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップにおいて、この多様性を経験する可能性があります。つまり、多様な性格、態度、行動をする参加者たちに直面することでしょう。 理想を言えば、参加者が望めば、いつでも、どのようにでも、全ての参加者が自分の意見を発表したり、発表しないことを選ぶことが出来るでしょう。ですが、、グループ全体を考えると、それは許されません。各自のスタイルを尊重する必要があっても同様です。 殆どの場合、私たちは学習者の参加を4つのレベルに分類することが出来ます: 参加していない 参加しすぎる 気が散った参加 効果的な参加 彼ら自身が、これらの分類のどれに当てはまるか、尋ねる。 最初の3つは全て、効果的な研修セッションに悪影響を及ぼすということを、参加者に伝える。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

24 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
注意すべき行動 遅刻 沈黙 対抗 上の空 即答 知ったかぶり 揚げ足取り 知りたがり 愚痴 理屈屋 ライオンである皆さんは、 ここに挙げられた4つの分類の人々を見たことがあると思います。 これらの行動を見ても対処しない場合もありますが、これらの行動を観察したり、効果的な参加を奨励するテクニックを使う場合もあります。このアクティビティでは、参加者の行動に関する問題点について、私たちの経験やアイディアを共有する機会を設けます。 他の参加者の邪魔をしたり、前向きな学習環境を損なう、10の参加者の行動を判断します。 「参加者マニュアル」9ページを開くよう指示する。 (参加者の今後の参考用に、参加者マニュアルの10、11ページには各行動に対処するテクニックのリストが記載されている。アクティビティの前には、その説明をしない) このアクティビティ用に参加者を小さなグループ(グループのサイズいよっては、ペア)に分ける。 各グループに2~3つの行動を担当させる。 9ページの行動の説明を読み、地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの講師として、各参加者の行動を向上させ、全体にとってより良い学習環境をもたらす方法について話し合うよう、グループに指示する。 各グループ、又はペアは、担当した行動、そして、その行動を管理する方法をクラス全体に発表してもらう。「参加者マニュアル」10、11ページにある情報をもとに、彼らの発表内容を拡大させる。 地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの講師という役割は、前向きな学習環境を確立し、学習が効果的に実施される場所を確保することです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

25 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
セッションの目標 – パート2 成人学習者の特徴を理解する 対話型の実習を進行する クラス環境と学習者の言動を管理する それでは、このセッションを終わらせたいと思います。パート2の目標を達成できたでしょうか? 成人学習者の特徴を理解する 対話型の実習を進行する クラス環境と学習者の言動を管理する まとめに移行する前に、必要であれば参加者からの質問に対応する 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

26 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
次のステップ 地区100周年記念コーディネーター研修 ワークショップの計画を立てる ワークショップを実行する 成功を祝う! 複合地区に戻られましたらば、地区100周年記念コーディネーター研修ワークショップの計画に取り掛かってください。皆さんの計画に役立つチェックリストが「参加者マニュアル」の12ページに掲載されています。 先ほども申しげましたように、ライオンズクラブ国際協会は、地区100周年記念コーディネーター研修のカリキュラムを準備しています。これは、Lions100.org ウェブサイトからダウンロードすることが出来ます。このカリキュラムは、本日、皆さんと話し合った題材や概念の多くを反映していますが、対象者が異なります。つまり、地区100周年記念コーディネーター向けのものだということです。皆さんが研修ワークショップを効率よく計画するのに必要な資料や情報が、このページには記載されています。 また、皆さんの準備に役立つ数々の資料が掲載されている、Lions100.org のツールボックスにアクセスすることも忘れないでください。そして必要であれば、私はいつでも皆さんの計画を支援することが出来ます。 最後になりますが、研修ワークショップの最初からファシリテーターとしての皆さんの信頼性を高めつつ、心地よい学習環境を確保する幾つかのステップがあります。「参加者マニュアル」13ページのリストをご参照ください。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

27 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
「教育が目指す最大の目的は、 知識ではなく、行動である」 - ハーバート・スペンサー この格言を大きな声で読みあげると共に、参加者自身にも読んでもらう時間を作る。 ハーバート・スペンサーはイギリスの社会学者であり哲学者でもある。 地区100周年記念コーディネーター研修の準備をするうえで、この考え方を覚えておいてください。皆さんは、彼らの責務を伝えると共に、プログラムや目標、100周年記念の活動について教育を行いますが、ライオンズ研修における皆さんの重要な目標は、彼らの学んだ知識や能力を実行に移させることです。つまり、彼らが管理業務を満たし、資料を利用、促進し、他の人々を動機付け、協力し、本協会の歴史において重要な節目に対する認識を高めることにあるのです。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修

28 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修
評価 セッションの評価を記入するよう参加者に求めて、セッションを終了する。 複合/単一地区100周年記念コーディネーター研修


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