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2013年 7月12日(於:大阪薬業ビル ) 大阪家庭薬協会 薬事委員会 品質部会長 杉江 正継
大阪家庭薬協会薬事委員会報告 2013/7/12 品質部会報告 2013年 7月12日(於:大阪薬業ビル ) 大阪家庭薬協会 薬事委員会 品質部会長 杉江 正継
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本日の内容 1. 品質部会活動報告 2. 大阪府薬事審議会医薬品等基準評価 検討部会の件 3. 日薬連品質委員会情報 4. GMP事例集改正案 5. その他
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1.品質部会開催 第1回: 平成25年 5月10日(金) 第2回: 平成25年 7月12日(金) 第3回: 平成25年10月11日(金)
1.品質部会開催 第1回: 平成25年 5月10日(金) 第2回: 平成25年 7月12日(金) 第3回: 平成25年10月11日(金) 第4回: 平成25年12月13日(金) 第5回: 平成26年 2月14日(金) ※第1回品質部会は大阪府薬務課医薬品生産グループ GMP総括主査嶋田様に大阪府の本年度調査方針に ついてご指導いただきました。
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原薬製造所適正管理WG活動報告 粟田リーダー資料
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2. 大阪府薬事審議会医薬品等基準評価検討部会
平成25年6月25日開催された。(近藤さん、杉江 参加) <テーマ> GMP適合性調査におけるバリデーション実施例 (旧グループ別バリデーション実施ガイドライン)
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PIC/S(医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム)関連 GMP施行通知改訂 <改訂項目> ①品質リスクマネージメント
5.日薬連品質委員会情報 PIC/S(医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム)関連 GMP施行通知改訂 <改訂項目> ①品質リスクマネージメント ②製品品質の照査(年次レビュー) ③原材料メーカー管理 ④安定性モニタリング ⑤参考品 ⑥バリデーション パブコメ募集 2013/06/14~07/13
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GMP事例集の日薬連最終案が確定され、5/24に日薬連よりPMDAに提出された。
◎2013/3/28確定の施行通知案 →→→→→→→→→→→→ ◎2013/7/1確定のGMP事例集 →→→→→→→→→→→→ 【説明会】 ・大阪会場 8月2日(金) メルパルク大阪 ・東京会場 7月31日(水)メルパルク東京
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医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム
★EUを中心に、米国FDA・台湾FDAを含め、全世界41カ国(43当局)が加盟。PIC/Sが世界標準となりつつある状況。
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「リスクに応じて○○すること。」と記述されている内容は リスクマネジメントの実施結果を査察等で確認される。
改正のポイント (1)品質リスクマネージメント ・重要工程の設定 ・バリデーションの実施 ・安定性モニタリング ・原料資材の参考品の保管 ・変更管理 ・逸脱管理など 「リスクに応じて○○すること。」と記述されている内容は リスクマネジメントの実施結果を査察等で確認される。 →ICHQ9のFMEA、FTA等の リスクアセスメントの方法を活用
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④全ての重大な逸脱又は不適合及びそれらに対するCAPA ⑤工程又は分析方法に対して実施した全ての変更 ⑥安定性モニタリングの結果、OOT
改正のポイント (2)製品品質の照査(年次レビュー) ①原料及び資材の受入試験 ②重要な工程管理及び最終製品試験結果 ③不適合であった全バッチの結果 ④全ての重大な逸脱又は不適合及びそれらに対するCAPA ⑤工程又は分析方法に対して実施した全ての変更 ⑥安定性モニタリングの結果、OOT ⑦返品、品質情報及び回収並びに実施された原因究明調査 ⑧工程又は装置に対して実施された是正措置 ⑨関連する装置及びユーティリティーの的確性評価 ⑩委託している場合は、委託先に対する管理 製造管理者の責務になった
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①毎年、製品1品目を少なくとも1ロット、使用期限内の 安定性モニタリングを実施すること。 ②測定項目:保存により影響を受け易い測定項目
改正のポイント (3)安定性モニタリング ①毎年、製品1品目を少なくとも1ロット、使用期限内の 安定性モニタリングを実施すること。 ②測定項目:保存により影響を受け易い測定項目 品質、安全性又は有効性に影響を与える項目 →最低、承認書の試験項目 ③測定間隔:少なくとも12ヶ月間隔で行うこと ④保存条件:原則、ICH条件(25±2℃、60±5%RH) ただし、当面の間は室温(1~30℃)による保管を認めるが 温湿度モニタリングを行うこと。 輸出医薬品に関しては相手国の要求事項に 従う必要がある。(台湾は今年PIC/S加盟して おり、保存条件は25±2℃、60±5%RH)
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①原料資材は製品標準書に供給者を特定すること。 →メーカーの選定は品質部門の承認が必要 ②重要な原料及び資材は、供給者との間で製造及び
改正のポイント (4)原材料メーカー管理 ①原料資材は製品標準書に供給者を特定すること。 →メーカーの選定は品質部門の承認が必要 ②重要な原料及び資材は、供給者との間で製造及び 品質に関する取決めを行うこと。 →原料規格書・資材規格書等が該当する。 ③供給者と取り決めた内容に従って製造管理及び品質 管理ができていることをリスクに応じて適切に確認。 →重要な原料・資材は医薬品製造所が定期監査 →大家協モデル文書を活用して書面調査から 供給者とは:原料及び資材の製造業者、代理店、仲介業者、 貿易業者、流通業者等を総称
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改正のポイント (5)参考品保管 ①対象範囲の拡大:最終製品以外に、原料・資材も対象。 ⇒ 資材の保管については、製品の保管で見なされる。 ②参考品の保管の意義:市場へ出荷後の不具合や将来、 品質を評価する可能性に備える。 ③保管期間 原料:最後に使用した製品の出荷判定後2年間以上 資材:最終製品の保管期間と同じ期間
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改正のポイント (6)バリデーション ①適格性評価 ア)設計時適確性評価(DQ) イ)設備据付時適格性評価(IQ) ウ)運転時適格性評価(OQ) エ)性能適格性評価(PQ) ②プロセスバリデーション(PV) ア)予測的バリデーション イ)コンカレントバリデーション ③洗浄バリデーション ④再バリデーション ⑤変更時バリデーション 要件化された。
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バリデーションマスタープラン(バリデーション手順書)に重要工程を設定しておく。
改正のポイント (6)バリデーション <重要工程の考え方> 製品の品質特性に応じて、品質に影響を及ぼす 可能性のある重要工程を製造業者等が選択し て実施すること。 →品質リスクに応じてバリデーションを 実施すること。 従前に示されていた重要工程の例が施行通知から削除された。 →事例集としては従来の重要工程の例が記載される。 バリデーションマスタープラン(バリデーション手順書)に重要工程を設定しておく。
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①「生薬及び漢方生薬製剤の製造管理及び品質管理に 関する基準」(日本製薬団体連合会自主基準) 平成24年10月1日適用
すでに発出された PIC/S 関連通知等 ①「生薬及び漢方生薬製剤の製造管理及び品質管理に 関する基準」(日本製薬団体連合会自主基準) 平成24年10月1日適用 ・生薬管理責任者の設置 ・生薬の栽培地、収穫者等の把握 ・製品標準書への記載項目の追加 ・刻み粉砕のみの製造所へのGMP適用 ②コンピュータ化システム適正管理GL 平成22年10月21日発出 → 平成24年4月1日適用 当社関連の医薬品製造所では概ね適合状態であるが、大阪府の本年度調査方針は運用状態の確認(自己点検・変更管理等)
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5.改正GMP事例集案 2013/7/11 インターフェックス・ジャパンで日薬連 品質委員会が講演した改正GMP事例集案
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次回(平成25年度第2回)品質部会は 平成25年 10月11日(金) 15:00~17:00 6.GMP指摘事項ノートについて
(共通-3:自主的に設定した規格及び試験検査の方法の文書化~ ) 次回(平成25年度第2回)品質部会は 平成25年 10月11日(金) 15:00~17:00
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