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エステ・スクエア成瀬 水害の知識 (「震災対策マニュアル」の補足資料)

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1 エステ・スクエア成瀬 水害の知識 (「震災対策マニュアル」の補足資料)
保存資料 エステ・スクエア成瀬 水害の知識 (「震災対策マニュアル」の補足資料) エステ・スクエア成瀬 東京アメッシュ 2012年07月19日 15時20分 町田市洪水ハザードマップ 防災を考える会 2016年5月

2 はじめに   1991年(平成3年)秋に総合体育館トレーニングジムが浸水し機器の全損被害を受 けたことをご存知でしょうか? ご承知の方は少なくなり記憶の彼方に消え掛かって いるのではないでしょうか。  過去に水害対策としては、2004年(平成16年)に大規模修繕計画の一環で工事を行ったことは皆様ご承知のとおりです。  当時の関心は主に恩田川から溢れる水の対策で、結論として西門スライド門扉にステンレスの止水板を取り付けた上で門扉下部に土嚢を積んで溢れる水の敷地内(特に壱番館地下駐車場入り口)への侵入を防ぐというものでした。 これにより「約300mm高の流水を阻止し、(鶴見川流域総合治水対策協議会が想定する)恩田川の氾濫から地下階の諸設備が守れる」と判断されています。( 付SK委員会資料「地下階水防能力(基礎情報と評価)」)  当時、集中豪雨とかゲリラ豪雨とかが注目されなかったわけではありませんが、昨今の気候の激化により、成瀬においてもそれら豪雨によって引き起こされる「都市型水害=緑地の減少や道路舗装率の高まりから降水が一気に地表に溜まる現象」に改めて注意を払う必要が高まっていると考えられます。  当資料では、その都市型水害を含め当マンション住民として知って措きたい情報を整理しました。  まずは水害の特性を認識して下さい。地震や降灰とはかなり異なると言えます。 基本1:水害は発生する前に、時間の余裕があります、気象情報に注意しましょう。 基本2:各住居への水害リスクは少ないですが、やはり事前に各自の備えが大切です。 基本3:地下階への浸水リスクは懸念されます。 恒常的対処=地下室のライフラインの防災機能強化が必要 緊急対処 =止水作業とともに車と防災備品は早めに退避 以上 追記 この冊子作成で参照・引用させて頂いた情報 1.日本気象協会 HP 2.町田市 HP 町田市の水害対策 / 大雨に備えて 1

3 目 次 ES成瀬周辺地域の特性 3 ES成瀬の敷地・建物の特性 4 ES成瀬としての対策:設備管理 5 ES成瀬住人としての対策 5
目 次 ES成瀬周辺地域の特性 1-1 地形的特性1 なべ底形状 1-2 地形的特性2 恩田川の治水状況 3 1-3 降雨量と洪水・浸水 ES成瀬の敷地・建物の特性 4 2-1 敷地        2-2 建物 ES成瀬としての対策:設備管理 5 3-1 恩田川洪水対策 3-2 豪雨による雨の直接流入対策 5 ES成瀬住人としての対策 4-1 街中での注意 4-2 日常と非常時の行動 洪水時の避難所と災害備蓄倉庫             6 付録1 町田市の異常雨量   7 付録2 警報の種類と雨の解説   付図  ES成瀬敷地内土地高レベル調査結果 9 (編集 防災を考える会 大倉、岡本、塩見、相馬、田島、渡邊) 2

4 1.ES成瀬周辺地域の特性 1-1 地形的特性1 なべ底形状 1-2 地形的特性2 恩田川の治水状況 1-3 降雨量と洪水・浸水
1-1 地形的特性1 なべ底形状 体験的に判るように、成瀬地区は周囲に比べ相対的に低く雨水が集まる位置にある と言えます。しかもすぐ脇に恩田川という河川があることが著しい地形特性です。 この地形特性について設計事務所(前 圓堂建築設計事務所=現 ㈱エンドウ・アソシエイツ)は、水害面でどう考えているかに付き次のコメントがあります。( 付SK委員会資料「地下階水防能力(基礎情報と評価)」) 「エステ・スクエア成瀬の標高*は、恩田川・鶴見川合流地点(標高約5m) より遥かに高いので洪水の危険は無視できる」(*約35m) 1-2 地形的特性2 恩田川の治水状況  東京都南多摩東部建設事務所・工事課河川設計係で聴取した結果は次のとおりです。   ( 付SK委員会資料「地下階水防能力(基礎情報と評価)」) 『東京都のガイドラインである「50mm対応」=「50mm/hの降雨で 氾濫を起さない」工事が同所管轄内の全域について平成12年に完了した。 「50mm対応」とは「50mm/hの降雨時に護岸壁の天端から  600mm下に流水がある状態」である。 また、同所は降雨量とその発生頻度の前提を次のように予測していた。 50mm/h以上の降雨は6.3年に1回の頻度 100mm/h以上の降雨は70年に1回の頻度             』 1-3 降雨量と洪水・浸水  上記1-2項の見方がある一方で、より厳しい条件で洪水・浸水の可能性が予測されて います。 (1)洪水ハザードマップ(表紙の図を参照)は平成12年9月発生の東海豪雨(総雨量589mm、時間最大114mm)に基づき作成された。     ES成瀬は恩田川流域の水深ランク・・・0.5~1.0 mm の浸水実績区域 (2)恩田川が合流する鶴見川流域総合治水対策協議会平成7年度報告      180mm/4h又は400mm/48hの降雨の場合(発生率1日/150年)等500mm未満の浸水の可能性がある。 また、町田市で予想されている異常雨量については付録1を参照して下さい。 3

5 2.ES成瀬の敷地・建物の特性 2-1 敷地 2-2 建物 ES成瀬の敷地は西門前が一番低く、内部は波打つような高低差を持っています。
2-1 敷地 ES成瀬の敷地は西門前が一番低く、内部は波打つような高低差を持っています。 いくつかの地点を西門前公道上を0mm として計測した結果は下表のとおりです。 ES成瀬敷地内土地高レベル調査結果(平成16年2月(株)淺沼組調査) 付図を参照して下さい。 地点 地盤の高さ (mm) 壱番館防災倉庫周辺 930 壱番館地下出口スロープ 上端 900 壱番館西門周辺 120 壱番館地下入口スロープ 上端 290 弐番館地下スロープ   上端 870 弐番館防災倉庫周辺 950 ES成瀬正門周辺 500 2-2 建物 (1)住居へ浸水するリスクは少ないが、次のような懸念がある。 壱番館では地下駐車場入り口の地盤が低く洪水、雨水の流入 弐番館では地階中央に大きな開口部があり雨水が直接侵入 地下室にライフライン維持機能が集中しているため浸水による機器破損が生じた場合は断水、停電、非常時給電不可などの深刻な困難に遭遇します。 地階にある主要機器        東京電力受電設備、配電盤、自家発電装置、給水増圧ポンプユニット 設備の詳細は「エステスクエア成瀬防災設備」2014年10月配布をご参照下さい。 4

6 3.ES成瀬としての対策:設備管理 4. ES成瀬住民としての対策 広範囲な激しい水害では停電、断水もありうることです。
 地階水没の回避が最重要な課題だと考えられます。  3-1 恩田川洪水対策:一応実施済み 2004年(平成16年)5月22日総会で決議され「裏門門扉の最下部より横の石垣 の高さ(550mm)迄を、軽量部材で門扉を覆い、非常時に閉鎖して止水し、 門扉最下部と道路の隙間は土嚢(吸水ポリマー入り)により水の流入を阻止す る」工事が完了している。 敷地内の高低差を見ると、壱番館駐車場入り口レベルより弐番館の地下出入り口 の方が約580mm高く、壱番館の地下室浸水防止策が優先された。  3-2 豪雨による雨の直接流入対策:天候の激化の趨勢を考えると再 検討して措く必要があるかも知れない。 過去に、下記の有川報告を受けた後も特段の処置は講じられていないようだ。 の理事会で「相対的に開口部の大きな弐番館」につき、新都市リビン グ㈱有川技術部次長から次の報告を受けている。     「弐番館地階の浸水の可能性:恩田川氾濫水の流入がなく降雨のみの場合      *排水ポンプの能力を超える浸水は毎時72mm以上      *排水ポンプが稼動しない場合は総雨量300mm以上 の雨で機械室へ浸水    」 4. ES成瀬住民としての対策 広範囲な激しい水害では停電、断水もありうることです。 災害対策備品については「震災対策マニュアル」の記述に準じた用 意も必要でしょう。  4-1 街中での注意  (1) 急激な増水と早期避難 恩田川は都市河川です、一気に水位が上がります。 (2) 都市型水害を回避 低地にある路面や地階(地下街)からは早く脱出する。 車で水の溜まったアンダーパスは通らない 水深がわからないのでエンストし閉じ込められる危険有り。 マンホールに注意 位置がわからなくなり、吹き上げて蓋が外れていることがある、落ちる危険有り。 5

7 5.洪水時の避難所と災害備蓄倉庫 4-2 日常と非常時行動 対策1 日頃から家庭での準備と心がけが必要
4-2 日常と非常時行動 対策1 日頃から家庭での準備と心がけが必要    ・天気予報や気象情報に気をつけましょう    ・窓まわり、ベランダ、テラスの点検・整備をしましょう    ・事前に、非常袋、ライト、携帯ラジオ、その他備品の確認 対策2 大雨が降ってきたら、各住居で行うこと ・気象情報を確認する:警報の種類や用語については付録2を参照 ・窓の点検 ・側溝や集水口が詰まる前に掃除 対策3 状況を見て、地階の対策  ・車の退避、防災用品・備蓄品の退避を 対策4 自主防災隊の指示で、土嚢積みに協力 5.洪水時の避難所と災害備蓄倉庫 洪水時避難施設 南第二小学校、市立総合体育館   (これは、避難勧告、指示が発令された時に開設され、仮宿泊が可能な施設)     洪水時臨時避難施設 なるせ駅前市民センター   (これは、河川の増水やがけ崩れの前兆などから自主的に避難する人に開放さ れる施設) 災害備蓄倉庫(水防用品有)    ・成瀬コミュニティセンター内 防災倉庫    ・町田下水処理場内 倉庫  以上 設置場所 土嚢種類 在庫場所 西門止水板外側 吸水ポリマー入り 第1,2防災倉庫 玄関・風防室前 砂入り 弐番館駐輪場 地下駐車場出入口 6

8 付録1 町田市の異常雨量 付録2 警報の種類と雨の解説 町田市では異常雨量につき次のように想定されている。
付録1 町田市の異常雨量   町田市では異常雨量につき次のように想定されている。     市町村の50年に一度の値一覧 平成27年6月24日現在    注1)R48:48時間降水量(mm)、 R03:3時間降水量(mm)    注2)特別警報の判定に用いるR03の値は、3時間降水量が150mm以上 となった 5km四方の領域のみを判断対象とする。 地域 R48値 R03値 町田市 442mm 164mm 八王子市 477mm 162mm 相模原市 538mm 169mm 付録2 警報の種類と雨の解説 2-1 気象庁の特別警報は次のような分類で発せられる。 7

9 2-2 気象情報の発表基準(気象庁) 2-3 雨の強さと降り方(気象庁)
2-2 気象情報の発表基準(気象庁) 大雨や強風などの気象現象によって災害がおこる恐れのある時に「注意報」を、 重大な災害がおこる恐れがある時に「警報」を呼びかけます。 猛烈な雨を観測した場合、「記録的短時間大雨情報」が発表されることがあり ます。なお、情報の基準は地域によって異なります。 2-3 雨の強さと降り方(気象庁) 雨の降り方で、だいたいの雨量を知ることができます。自分で判断して避難が 出来るように、降り方と雨量の関係を知っておきましょう。 8

10 付図  ES成瀬敷地内土地高レベル調査結果 H 総会資料 数値の単位:mm 9


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