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鹿児島大学教授 岡本嘉六(農学部獣医学科 獣医公衆衛生学)

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1 鹿児島大学教授 岡本嘉六(農学部獣医学科 獣医公衆衛生学)
錦江湾高校出前講義 2007年7月6日 鹿児島大学教授 岡本嘉六(農学部獣医学科 獣医公衆衛生学) 鹿児島大学農学部の目指すところ 古代からのアジア交流拠点であった鹿児島は、温帯から亜熱帯に亘る多様で豊かな自然環境を有しており、現在も世界自然遺産を抱え日本の食料基地の役割を果たしている。この地域特性を生かし、明治に開学した鹿児島高等農林学校の伝統を継承し、人間性と国際性の豊かな人材育成および創造性に富んだ研究を行うことにより地域とアジアに貢献し、「農学憲章」の具現化を図る。

2 農学憲章(平成14年全国農学系学部長会議制定)
農学の理念: 農学の理念は、地球という生態系の中で、環境を保全し、食料や生物資材の生産を基盤とする包括的な科学技術および文化を発展させ、人類の生存と福祉に貢献することである。 農学の定義: 農学は、人間の生活にとって不可欠な農林水産業ならびに自然・人工生態系における生物生産と人間社会との関わりを基盤とする総合科学であり、生命科学、生物資源科学、環境科学、生活科学、社会科学等を重要な構成要素とする学問である。 農学の特質: 農学は、農林水産生態系の持続的保全と発展を図りながら、人類と多様な生物種を含む自然との共生を目指す総合科学であり、その意味において、他の学問分野とは異なる独自の存在基盤を有する。 農学の役割: 農学は、環境調和型生物生産、生物機能の開発・利用および自然生態系の保全・修復に関する科学の促進と技術開発を行うとともに、生命科学として他の学問分野と連携した研究を推進することにより、人間性を育む科学としての社会的役割を担うものである。

3 鹿児島大学農学部

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6 鹿児島大学教授 岡本嘉六(農学部獣医学科 獣医公衆衛生学)
食の安全性 ~安全・高品質の食料は,豊かで快適な生産環境から~ 鹿児島大学教授 岡本嘉六(農学部獣医学科 獣医公衆衛生学) 1.人畜共通感染症の予防 ヒトと動物が罹患する感染症で共通の病原体によるものを人畜共通 感染症といいます。たとえば、狂犬病(ウイルス)、オウム病(リケッチア)、炭疽(細菌)、トキソプラズマ(原虫)など、各種の病原体が含まれます。感染源、感染経路、感受性者についての特性を解明し、予防措置について研究します。 2.食品衛生の向上  病原体や化学物質などに汚染された食品による健康被害を防止し、 食品のもつ栄養や風味のみならず健康増進機能などの特性を保持することが食品衛生の役割です。そのため、生産、加工、流通、消費の 各段階において安全性と品質を確保するための衛生的措置について研究します. 3.環境衛生の向上  種々の化学物質による環境汚染の問題において動物の行動や生理などを専門としている獣医学の役割は大きく、とりわけ人間社会への 影響に先立って現われる野生生物への影響評価は重要です.さらに、 水質汚染、悪臭、害虫発生などの畜産業による環境負荷を軽減し、 農村のアメニティーを向上することも重要課題です. 4.動物福祉への貢献   生命体としての地球が人間活動によって破壊されつつある中で、動 植物が織り成す景観が心の癒しに欠かせないものとされています。家 族の一員としての伴侶動物の別の側面として、不適切な飼育管理によ る衛生上の問題(感染症、排泄物、咬傷、放浪・野良など)があります。ヒトと動物の良好な関係を構築するために活動しています。  公衆衛生は、個人を相手とする医師とは違い、集団を対象としています。上にあげた諸問題を社会的に解決することを目標にしています。  社会の仕組みとして、どうしたら良いのかを考え、提案していくことです。今日のテーマである「食の安全性」についても、「公衆衛生の立場で考えると」という枠組で話します。

7 化学物質 新技術 病原体 「カビ毒・自然毒」は、化学物質より怖くない???
農薬 輸入食品 添加物 汚染物質 組換え食品 健康食品 微生物 飼料 化学物質 プリオン 器具・容器包装 新技術 カビ毒・自然毒 ウイルス 病原体 放射線照射 新開発食品 「カビ毒・自然毒」は、化学物質より怖くない??? 動物用医薬品 肥料 異物混入 その他 10 20 30 40 50 60 70 80 食品の安全性の観点からより不安を感じているもの 内閣府食品安全委員会: 平成15年 食品安全モニター・アンケート調査 「食の安全性に関する意識調査」結果

8 平成18年食中毒発生状況(速報) 原因物質 事件 % 患者 % 死者 % 総数 細菌 サルモネラ属菌 ウェルシュ菌 カンピロバクター
腸炎ビブリオ ブドウ球菌 腸管出血性大腸菌 その他の病原大腸菌 ウイルス 化学物質 自然毒 植物性自然毒 動物性自然毒 1491 774 124 35 416 71 61 24 19 504 15 138 103 100.0 51.9 8.3 2.3 27.9 4.8 4.1 1.6 1.3 33.8 1.0 9.3 6.9 2.4 39026 9666 2053 1545 2297 1236 1220 179 902 27696 172 511 446 65 100.0 24.8 5.3 4.0 5.9 3.2 3.1 0.5 2.3 70.9 0.4 1.3 1.1 0.2 6 2 1 4 3 100.0 33.3 16.7 66.7 50.0

9 食中毒患者数の推移 患者数(細菌) 患者数 40,000 (自然毒) 35,000 (化学物質) 細菌 100 200 300 400
100 200 300 400 500 600 30,000 25,000 自然毒 20,000 15,000 化学物質 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 食中毒患者数の推移

10 原因物質別にみた食中毒による死者数の推移
● 化学物質による死亡者はいない ● 患者数では細菌の100分の1であった自然毒だが、死亡数は細菌とほぼ同等。自然毒は 致命率が高い! 20 18 16 14 年間死亡数 12 :総数 :細菌 10 :自然毒 8 6 4 2 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 原因物質別にみた食中毒による死者数の推移

11 自然毒の脅威との戦いが人類史の一側面 文化(Culture;耕す) ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン
50%致死量 μg/kg mouse 産生・保有 ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン サキシトキシン 0.0001 0.3 0.6 8.7 10 細菌 イソギンチャク類 フグ、ヒョウモンダコ 二枚貝 文化(Culture;耕す)  人間が改良を加えてきた物心両面の成果、とくに西洋では精神的生活に関わるものを「文化」とし、「文明」と区別する。危害を取り除いて<安全に食べる>ことが文化であり、「ナチュラル=非文化」は危険です。 青酸カリ 10,000 ギンナン中毒: 国内で過去約80人の患者が学会報告され、うち約30人が死亡 ボツリヌス毒の1億倍食べないと死なない 青酸配糖体:アミグダリン(ウメ、アンズ、モモ)、ドーリン(イネ科) ファゼオルナチン(アオイマメ)、リナマリン(キャサバ) 青酸配糖体を含む生薬: キョウニン(杏仁)、トウニン、ショウキョウ

12 年齢・死亡原因物質別にみた死亡者数 累積死亡者数 年齢 (1996~2002) 4 2 0~4 5~9 10~14 15~19 20~29
累積死亡者数 0~4 5~9 10~14 15~19 20~29 ハイリスク者への特別対策 12 :動物性自然毒 :植物性自然毒 :大腸菌 :サルモネラ :ぶどう球菌 :腸炎ビブリオ 10 衛生教育 8 6 4 2 30~39 40~49 50~59 60~69 70~ 年齢 年齢・死亡原因物質別にみた死亡者数 (1996~2002)

13 食中毒患者数および死者数の年齢別割合 死者数 人口 患者数 20 40 60 80 100% 15歳 50歳 70歳 :0~4 :5~9
20 40 60 80 100% 食中毒患者数および死者数の年齢別割合 :0~4 :5~9 :10~14 :15~19 :20~29 :30~39 :40~49 :50~59 :60~69 :70~

14 日本における人口構成の変化 昭 和 25 年(1950) 平 成 12 年(2000) :女性 :男性 85~ 80~84 75~79
年齢 昭 和 25 年(1950) 総人口: 84,114,574 平 成 12 年(2000) 総人口: 126,925,843 :女性 :男性 85~ 80~84 75~79 70~74 65~69 60~64 55~59 50~54 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 20~24 15~19 10~14 5~9 0~4 600 400 200 200 400 600 万人 日本における人口構成の変化

15 二つの要素を同時並行的に解決しないと、抜本対策とはならない
「安全性」を巡る情況の変化 死亡事故が激減しているのに、 かつてなかった騒動を繰り返すのは何故か? 生産過程が見えない ハイリスク集団の比重が増加 都市と農村の乖離 農産物の自由化(1994) 高齢化(絶対数) 少子化(希少価値) 「食農教育」、トレーサビリティー 食品衛生法に健康弱者を規定する 二つの要素を同時並行的に解決しないと、抜本対策とはならない

16 ~安全・高品質の食料は,豊かで快適な生産環境から~
食・生命(いのち)・環境 ~安全・高品質の食料は,豊かで快適な生産環境から~ 鹿児島大学教授(獣医公衆衛生学)  岡本 嘉六  食品の安全性を巡る混乱の中で、凶悪犯罪が連日のように報じられてきた。これらは根っこが繋がっていないか?  「生命観」の崩壊が原因ではなかろうか?  <生きる> とは・・・・・  生かされている身の回り(環境)を観る目が淀んでいる。

17 世界観 宗教 科学 生命観 科学と宗教は 車の両輪 生 き る 仏教 キリスト教 自然科学 イスラム教 社会科学 人文科学
仏陀釈迦牟尼の教え キリスト教 イエスの教え 自然科学 生物学、医学、農学、工学、・・・ 宗教 科学 イスラム教 マホメットの教え 社会科学 法学、経済学、・・・ 人文科学 歴史、心理学、文学、・・・ 現実によって動く心の世界の解明と導き 2000年変わらぬ世界 生命観 現実にある事象の解析と解決方法の提示 日進月歩の世界

18 地球の誕生: 約46億年前 原始大気と原始海洋の誕生 最初の生命体(原核生物) 35億年前の最古の化石 緑藻類などの真核生物 10億年前
地球の誕生: 約46億年前  原始大気と原始海洋の誕生 最初の生命体(原核生物) 35億年前の最古の化石 緑藻類などの真核生物 10億年前 アオミドロ 1991年5月普賢岳の噴火 なし 生物の光合成 石灰岩CaCO3 地下有機物(化石燃料) 0.03% ただし増加中 二酸化炭素  CO2 酸素  O2 原始大気 大量 起源 原始地球から脱ガス その後 縞状鉄鉱などの酸化物 その後は大気中に蓄積 成層圏のオゾンO3層 現在 21%

19 大気と水に恵まれた地球で生命が誕生し進化してきた
大気中ガス濃度 炭酸ガス CO2 酸素 O2 光合成を行うラン藻類(シアノバクテリア) 27 46 35 10 緑藻類などの真核生物 5.1 脊椎動物の出現 脊椎動物の上陸 3.7 人類の出現 500万年前 陸上植物の出現 4.4 ほ乳類の出現 2.1 地球誕生 原始生物 地球にも寿命があり、地殻活動などの環境変化により絶滅した種もいる。人類は? ダーウィンの著書 1859年 「種の起源」 進化論 ミラーの実験 「化学進化」 原始大気と放電でアミノ酸ができる パスツールの実験 1862年 「生物は生物からしか生まれない」

20 人類の進化 約5000年前、世界各地に文明が発生する。 年代 (万年前) 分類 概要 発見年/発見場所 類人猿 猿人 原人 旧人 新人
2000 500 130 100 50 40~25 15~4 4 プロコンスル プロコンスル 類猿人からの分化 ホモ・エレクトス ジャワ原人 北京原人 ホモ・サピエンス ネアンデルタール人 クロマニヨン人 1948年/ビクトリア湖ルシンガ島 ミトコンドリアDNAの分析 大脳の発達(850ml) 「言語の発達・火の使用」 1888年/ジャワ島/石器と火の使用 1929年/中国・周口店/石器と火の使用 古代ホモ・サピエンス 1856年/ドイツ・ネアンデル谷/中期旧石器時代 1868年/フランス/後期旧石器時代 猿人 原人 大脳の発達(850ml) 「言語の発達・火の使用」 石器 旧人 新人 プロコンスル: チンパンジーと人類の共通の祖先 110万年前アフリカを出発した原人は、地球各地に広く生活の場を求めて広がっていった。 ユーフラテス川沿岸で1万2000年前の定住村落遺跡の発掘から、150種を超える植物の種子が発見された。9500年前ころ農耕は西アジア各地に広がった。 約5000年前、世界各地に文明が発生する。

21 地球環境問題 人類のエネルギー消費量の推移 世界の石油換算エネルギー消費量 折れ線グラフ(100万バーレル/日) 100 50 75 25
80 50 60 20 人口 (億人) 一人当たり消費量 棒グラフ(1000キロカロリー/日) 技術人 250 地球環境問題 200 輸送 150 産業人 高度農業人 初期農業人 農業・工業 100 原始人 狩猟人 50 家庭・商業 食料 紀元 100万 10万 5000 1000 1000 1600 1700 1800 1900 2000 人類のエネルギー消費量の推移

22 財団法人 日本ユニセフ協会 世界子供白書2006 ~存在しない子どもたち~ 4億人の子供達が、水には色がついていると思っています。
財団法人 日本ユニセフ協会 世界子供白書2006 ~存在しない子どもたち~ 世界には、出生証明制度の不備等からその存在が公に認知されず、生存・発達に欠かすことのできないサービス-予防接種などの基礎保健・医療、安全な水、初等教育など-を受けられない子どもが数多く存在します。 なぜ子どもたちは社会から排除され、存在が見えなくなってしまうのでしょうか? 「存在しない子どもたち」の証言とともに、その原因と課題、解決策を探ります。   対象: 中学生以上、約16分 4億人の子供達が、水には色がついていると思っています。 栄養 地域社会に根ざした栄養不良への革新的アプローチ マダガスカル 栄養不良が子どもたちの命を脅かす エチオピア 治療用栄養支援で栄養不良の子どもの命を救え 干ばつと水不足で栄養不良が深刻化<エリトリア>

23 ● 国際的食料事情 新世紀の発展目標に関する報告 2005 目標 1: 極度の貧困と飢餓の克服 目標 2: 一般的な初等教育の達成
● 国際的食料事情 新世紀の発展目標に関する報告 2005 国際連合     目標 1: 極度の貧困と飢餓の克服 目標 2: 一般的な初等教育の達成 目標 3: 男女平等の推進と女性への公的権限の付与 目標 4 : 小児死亡率の低減 目標 5 : 母体の健康増進 目標 6 : HIV/AIDS, マラリアおよびその他の疾病の克服 目標 7 : 環境の持続性を確保 目標 8: 発展のための地球的規模での提携の推進

24 The Millennium Development Goals Report 2005 United Nations
新世紀の発展目標に関する報告 2005 国際連合 サハラ以南のアフリカ サハラ以南のアフリカ 南アジア 東南アジア 東アジア ラテンアメリカとカリブ海沿岸 西アジア 北アフリカ 発展途上地域 体重が足りない5歳以下の子供の割合(%) 目標 1. 極度の貧困と飢餓の 克服 世界の貧困率は低下しており、それはアジアがもたらした。しかし、サハラ以南のアフリカだけで100万人以上が貧困に喘いでおり、しかも貧困が更なる貧困を生んでいる。  飢餓対策は進展してきたが、農業生産高の成長が遅く、ある地域では増大する人口が後戻りさせている。1990年以降、サハラ以南のアフリカと南アジアにおいて数100万人が恒常的な飢餓状態にあり、それらの地域では5歳以下の子供達の半数が栄養失調に陥っている。 Goal 1. Eradicate extreme poverty & hunger Global poverty rates are falling, led by Asia. But millions more people have sunk deep into poverty in sub-Saharan Africa, where the poor are getting poorer. Progress has been made against hunger, but slow growth of agricultural output and expanding populations have led to setbacks in some regions. Since 1990, millions more people are chronically hungry in sub-Saharan Africa and in Southern Asia, where half the children under age 5 are malnourished. 南アジア 東南アジア 東アジア ラテンアメリカとカリブ海沿岸 西アジア 2015年の目標 北アフリカ 不十分な食事で生活している人口の割合(%) 発展途上地域

25 Dietary Energy Consumption (2000 - 2002)
1日当りカロリー摂取量 ( ) Dietary Energy Consumption ( ) 92.8 127.0 169.0 196.6 2001-3 206.2 サハラ以南のアフリカにおける栄養不足人口(100万人)

26 Undernourished Population (2000 - 2002)
栄養不足の人口割合 ( ) Undernourished Population ( )

27 カロリー供給量の食品別割合の比較 (2002年) 穀類 砂糖類 芋・豆・野菜 肉類 卵類 乳製品 魚介類 その他 インド 中国 エジプト
日本 イギリス ドイツ フランス 米国 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 1人1日当たりKcal カロリー供給量の食品別割合の比較 (2002年) (総務省統計局)

28 世界人口の推移と予測 牛肉 豚肉 鶏肉 鶏卵 大豆油 菜種油
食品1kgを生産するために必要な穀物量 (農水省試算) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 1950 1960 1970 1980 1990 2000 世界 先進国 発展途上国 世界人口の推移と予測 (総務省統計局) 億人 牛肉 豚肉 鶏肉 鶏卵 大豆油 菜種油 11 kg 7 kg 4 kg 3 kg 5 kg 2 kg 2010 2020 2030 2040 2050 食肉については、可食部の生産に必要なとうもろこし量。 油については、各原料の量。 食事内容が改善され、動物性蛋白や油脂の摂取量が増えると、そのまま食べる穀物量は相対的に少なくなる。かつては穀物輸出国であった中国が輸入国に転じた理由は、経済的発展による食事内容の改善であった(日本も同様)。 飼料摂取量 飼料要求率= 増体量 鶏肉の飼料要求率=約2

29 The Next Food Revolution
-5 10 20 30 40 50 60 牛肉 豚肉 鶏肉 先進国 途上国 100 200 300 400 500 600 Live stock to 2020 The Next Food Revolution 1999, FAO 肉(kg)、伸び率(%) 乳(kg) 一人当たり年間摂取量の予測 :1993年、 :2020年(推定)、 :伸び率=2020年/1993年

30 生態系と人類の福祉: 健康の創生 ECOSYSTEMS AND HUMAN WELL-BEING : Health Synthesis
A Report of the Millennium Ecosystem Assessment World Health Organization 2005 生態系と人類の福祉: 健康の創生 新世紀の生態系アセスメント報告 WHO 2005 死亡率の低い先進国では、食事と関連するリスクは主に栄養過剰と運動不足によるものですが、病気に罹る10分の1から3分の1に及んでおり、それらは、主として高血圧、冠状動脈性心臓病ならびに糖尿病のような健康状態に起因する。 5歳未満死亡率 (2003年推定) 170~318 110~170 55~110 25~55 3~25 データなし 1000名の新生児の中で、5歳までの死亡数 WHO 2005

31 大気と水に恵まれた地球で生命が誕生し進化してきた
大気中ガス濃度 炭酸ガス CO2 酸素 O2 光合成を行うラン藻類(シアノバクテリア) 27 46 35 10 緑藻類などの真核生物 5.1 脊椎動物の出現 脊椎動物の上陸 3.7 人類の出現 500万年前 陸上植物の出現 4.4 ほ乳類の出現 2.1 地球誕生 原始生物 地球にも寿命があり、地殻活動などの環境変化により絶滅した種もいる。人類は? ダーウィンの著書 1859年 「種の起源」 進化論 ミラーの実験 「化学進化」 原始大気と放電でアミノ酸ができる パスツールの実験 1862年 「生物は生物からしか生まれない」

32 世界観 宗教 科学 生命観 科学と宗教は 車の両輪 生 き る 仏教 キリスト教 自然科学 イスラム教 社会科学 人文科学
仏陀釈迦牟尼の教え キリスト教 イエスの教え 自然科学 生物学、医学、農学、工学、・・・ 宗教 科学 イスラム教 マホメットの教え 社会科学 法学、経済学、・・・ 人文科学 歴史、心理学、文学、・・・ 現実によって動く心の世界の解明と導き 2000年変わらぬ世界 生命観 現実にある事象の解析と解決方法の提示 日進月歩の世界


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