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高齢者虐待や不適切なケアを 防ぐためには (未然防止)

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Presentation on theme: "高齢者虐待や不適切なケアを 防ぐためには (未然防止)"— Presentation transcript:

1 高齢者虐待や不適切なケアを 防ぐためには (未然防止)
高齢者虐待や不適切なケアを 防ぐためには (未然防止) 高齢者の権利擁護のための研修 3 神奈川県 平成26年9月 平成28年11月改訂 【研修3のねらい】 ここでは、「施設職員のための高齢者虐待防止の手引き」の第3章の内容である、「高齢者虐待や不適切なケアを防ぐためには」について説明をします。 高齢者虐待や不適切なケアの未然防止のために、施設としてとりくむべき課題について理解します。 神奈川県

2 高齢者虐待の起きる要因 組織運営 チームアプローチ ケアの質 倫理観とコンプライアンス(法令順守) 負担・ストレスと組織風土
【高齢者虐待の起きる要因】 虐待と思われる行為が発生する要因としては、「虐待と思われる行為を受けた利用者側の要因」や、「高齢者虐待を行った職員側の要因」などの個人的な要因や、「業務が多忙等の要因」などその他の要因もあげられます。 高齢者虐待の起きる要因を、県の高齢者虐待防止の手引では、次の5つの要因に分けて考えています。  1 組織運営の要因  2 チームアプローチの要因  3 ケアの質の要因  4 倫理観とコンプライアンス、法令順守の要因  5 負担・ストレスと組織風土 これらの要因が直接的に虐待を生み出すわけではありませんが、相互に関係しあい、いくつかの要因が作用することで、虐待の発生が助長されたりすることがあります。 単純に職員個人だけに原因があると考えるのではなく、施設・事業所全体として考えていく必要があります。 神奈川県

3 高齢者虐待や不適切なケアの防止策 【高齢者虐待や不適切ケアの防止策】
5つに分けた要因から、具体的に問題と考えられる内容と、その問題への対応について、見ていきましょう。 これらの対応について検討することは、高齢者虐待や不適切なケアの未然防止につながります。 神奈川県

4 → 組織運営の健全化から考える ●理念とその共有の問題 ●対応策 ・介護理念や組織全体の方針がない ・理念を共有するための具体策がない
・介護の理念や組織運営の方針を明確にする ・理念や方針を職員間で共有する ・理念や方針を実現するための具体的な指針を提示する 【組織運営の要因】 虐待防止や不適切なケアを防ぐためには、組織全体の運営の健全化が必要です。 ●組織運営の健全化を阻む問題 1=「理念とその共有の問題」  ・施設・事業所に、「介護理念や組織全体の方針がない」。  ・理念があったとしても、その「理念を共有するための具体策がない」。 ●その問題への対応策  ・「介護の理念や組織運営の方針を明確にする」   組織で働く職員全員が高齢者虐待や不適切なケアを防ぐために、一つの方向を見て仕事をするためには、施設・事業所で、一定の理念や方針が必要です。  ・「理念や方針を職員間で共有する」「理念や方針を実現するための具体的な指針を提示する」   理念や方針があるだけではなく、その考えが、職員全体に伝わり、その考えを具体化するための方法を考えることが必要です。 神奈川県

5 → 組織運営の健全化から考える ●組織体制の問題 ●対応策 ・責任や役割の不明確さ ・必要な組織がない ・職員教育のシステムがない
・それぞれの職責・職種による  責任や役割を明確にする ・苦情処理体制をはじめとする  必要な組織を設置・運営する ・職員教育の体制を整える ●組織運営の健全化を阻む問題 2=「組織体制の問題」  ・組織のトップから、現場の職員までの、「責任や役割の不明確さ」  ・具体的に組織を運営したり、虐待防止を検討や実施するための「必要な組織がない」  ・虐待防止や理念を伝えるための「職員教育のシステムがない」 ●その問題への対応策  ・「それぞれの職責・職種による責任や役割を明確にする」  ・「苦情処理体制をはじめとする必要な組織を設置・運営する」  ・「職員教育の体制を整える」 施設長や管理者だけでなく現場の職員が一丸となって、組織全体で問題に対処していく必要があります。 神奈川県

6 → 組織運営の健全化から考える ●運営姿勢の問題 ●対応策 ・情報公開に消極的 ・効率優先 ・家族との連携不足 ・第三者の目を入れ、開かれた
 組織にする ・利用者・家族との情報共有に  努める ●組織運営の健全化を阻む問題3=「運営姿勢の問題」  ・「情報公開に消極的」  ・介護などの日々の業務が「効率優先」  ・「家族との連携不足」 ●その問題への対応策  ・「第三者の目を入れ、開かれた組織にする」   ボランティアや介護相談員、第三者委員を、施設・事業所に積極的に入れていくことが必要です。=組織全体の取組み。  ・「利用者・家族との情報共有に努める」   利用者や家族との情報共有は、組織全体で取組むことが必要であると同時に、現場職員が取組み、その取組みを、システムとして組織全体に広げていくなど、職員一人一人   が、始めることが可能です。 神奈川県

7 → チームアプローチの充実から考える ●役割や仕事の範囲の問題 ●対応策 ・関係する職員がどのような役 割を持つべきなのか明確にす
・リーダーの役割が不明確 ・介護単位があいまい ・介護単位が広すぎる ●対応策 ・関係する職員がどのような役  割を持つべきなのか明確にす  る ・リーダーの役割を明確にする ・チームとして動く範囲を確認  する 【チームアプローチの要因】 虐待防止や不適切なケアを防ぐ為には、「チームアプローチの充実」が必要です。 ●チームアプローチの充実を阻む問題1=「役割や仕事の範囲の問題」  ・現場の「リーダーの役割が不明確」であるという問題。  ・実際にケアを行う職員の「介護単位があいまい」や「介護単位が広すぎる」という問題。 ●その問題への対応策  ・「関係する職員がどのような役割を持つべきなのか明確にする」  ・「リーダーの役割を明確にする」   組織の中で、リーダーとして何を求められており、何を行わなくてはならないかということを明確にして、リーダーの業務全般を整理することが必要です。  ・「チームとして動く範囲を確認する」   現場でケアを行う職員の、マニュアル等で決められている業務の範囲は適切なのか、一人で行うべきケアなのか、複数の職員で行うケアなのかなど、一定の期間で業務を見直して   いくことが必要です。 神奈川県

8 → チームアプローチの充実から考える ●職員間の連携の問題 ●対応策 ・情報共有の仕組みがない ・意思決定の仕組みがない
・異なる職種間の連携がない ・年齢や採用条件による壁が  ある ・誰かがやってくれる ●対応策 ・情報を共有するための仕組み  や手順を明確に定める ・チームでの意思決定の仕組み ・よりよいケアを提供するため  には立場を超えて協力するこ  とが必要不可欠であることを  確認する ●チームアプローチの充実を阻む問題2=「職員間の連携の問題」  ・「情報共有の仕組みがない」  ・「意思決定の仕組みがない」  ・「異なる職種間の連携がない」  ・「年齢や採用条件による壁がある」  ・「誰かがやってくれる」   職員間の連携が取れないと、虐待や不適切なケアが発生しやすくなります。 ●その問題への対応策  ・「情報を共有するための仕組みや手順を明確に定める」  ・「チームでの意思決定の仕組みや手順を明確に定める」  ・「よりよいケアを提供するためには立場を超えて協力することが必要不可欠であることを確認する」   リーダーが中心になって、職員間の効率的な連携が取れるように考えていく必要があります。 神奈川県

9 → ケアの質の向上から考える ●認知症ケアの問題 ●対応策 ・認知症について正確に理解す ・中核症状への誤解 る ・症状へのその場しのぎの対
 応 ●対応策 ・認知症について正確に理解す  る ・本人なりの理由があるという  姿勢で原因を探っていく 【ケアの質の要因】 虐待防止や不適切なケアを防ぐためには、ケアの質の向上が必要です。 ●ケアの質の向上を阻む問題1=「認知症ケアの問題」  ・「中核症状への誤解」  ・「症状へのその場しのぎの対応」   この方は、何故このような行動をしてしまうのだろうということがわからなければ、虐待やその場しのぎの対応など不適切なケアを行いやすくなってしまいます。 ●その問題への対応策  ・「認知症について正確に理解する」  ・「本人なりの理由があるという姿勢で原因を探っていく」 神奈川県

10 → ケアの質の向上から考える ●アセスメントと個別ケ アの問題 ●対応策 ・心身の状態を丁寧にアセスメ ントする ・利用者の心身の状態把握し
 アの問題 ・利用者の心身の状態把握し  ていない ・プランと実際のケアの内容  が連動していない ●対応策 ・心身の状態を丁寧にアセスメ  ントする ・アセスメントに基づいて個別  の状況に則したケアを検討す  る ●ケアの質の向上を阻む問題2=「アセスメントと個別ケアの問題」  ・「利用者の心身の状態把握をしていない」  ・「プランと実際のケアの内容が連動していない」 ●その問題への対応策  ・「心身の状態を丁寧にアセスメントする」  ・「アセスメントに基づいて個別の状況に則したケアを検討する」   ケアマネジャーがプランを作成する際に必要なことは、次のようなことです。   ・利用者をよく見ている現場の職員の意見を取り入れる。   ・ケアマネジャーが作成したプランを具体化して、支援を行うのは、現場の職員であり、プランを作成する際は、現場と一緒に作り上げていく。   ・現場の職員の意見のみを反映するのではなく、組織として、各利用者の心身の状態を客観的に丁寧にアセスメントする。   ・アセスメントに基づいて個別の状況に則したケアを現場の職員全体で検討する。   丁寧なアセスメントにより作成されたケアプランに基づくケアを実践することは、ケアの内容について、そのケア方法をとっている理由を明確に説明できることにつながります。   また、その検討した過程を記録として残しておくことも大切です。   現在実施しているケアの内容について説明できるかどうか、チェックしてみてください。 神奈川県

11 → ケアの質の向上から考える ●ケアの質を高める教育の問題 ●対応策 ・認知症ケアに関する知識を共 有する ・学習する機会の不足
・アセスメントとその活用方  法の知識不足 ●対応策 ・認知症ケアに関する知識を共  有する ・アセスメントとその活用方法  を具体的に学ぶ ●ケアの質の向上を阻む問題3=「ケアの質を高める教育の問題」  ・「学習する機会の不足」  ・「アセスメントとその活用方法の知識不足」   研修の機会をもらっていないから、業務が忙しくて学習する時間がないなどの組織的な問題としてだけ、捉えるのではなく、自分たちでできることも考えていく必要があります。 ●その問題への対応策  ・「認知症ケアに関する知識を共有する」  ・「アセスメントとその活用方法を具体的に学ぶ」   研修に参加した職員が得た知識を共有することや、自分たちでアセスメントとその活用方法を具体的に学ぶことなどが必要です。 神奈川県

12 倫理観と法令順守を高める 教育の実施から考える
●非利用者本位の問題 ・安易な身体拘束 ・一斉介護・流れ作業 ●対応策 ・利用者本位という大原則をも  う一度確認する ・実際に提供しているケアの内  容や方法がそれに基づいたも  のであるかをチェックする 【倫理観と法令順守の要因】 虐待防止や不適切なケアを防ぐためには、倫理観と法令順守を高める教育の実施が必要です。 ●倫理観と法令順守を高める教育の実施を阻む問題1=「非利用者本位の問題」  ・「安易な身体拘束」   利用者の視点よりも、家族からの意見や職員の考えにたって、利用者の支援を行っている時に起こりやすいといえます。   家族が、利用者をけがをさせないでほしいと言っているからとか、職員の人手不足により目が行き届かない時間帯があるからという理由のみでの身体拘束などです。  ・「一斉介護・流れ作業」   作業効率優先での、日課に沿った排せつ介助など。 ●その問題への対応策  ・「利用者本位という大原則をもう一度確認する」  ・「実際に提供しているケアの内容や方法がそれに基づいたものであるかをチェックする」 神奈川県

13 倫理観と法令順守を高める 教育の実施から考える
●意識不足の問題 ・職業倫理の薄れ ・介護理念が共有されていな  い ●防止するためには ・基本的な職業倫理・専門性に  関する学習を徹底する ・目指すべき介護の理念をつく  り共有する ●倫理観と法令順守を高める教育の実施を阻む問題2=「意識不足の問題」  ・「職業倫理の薄れ」  ・「介護理念が共有されていない」   利用者を支援する職員の意識について考えていく必要があります。 ●その問題への対応策  ・「基本的な職業倫理・専門性に関する学習を徹底する」  ・「目指すべき介護の理念をつくり共有する」   職員が日々、職業倫理や専門性を学習する機会を設ける、介護の理念をみんなで一緒に作り上げるなどして、職員の意識について、組織全体で向上させていくことが必要です。 神奈川県

14 倫理観と法令順守を高める 教育の実施から考える
●虐待・身体拘束に関する意識・知識の問題 ・必要な法令を知らない ・拘束に替わるケアを知らな  い、考えない ●対応策 ・関連する法律や規定の内容を  知識として学ぶ ・拘束を行わないケアや虐待を  未然に防ぐ方法を具体的に学  ぶ ●倫理観と法令順守を高める教育の実施を阻む問題3=「虐待・身体拘束に関する意識・知識の問題」  ・「必要な法令を知らない」  ・「拘束に替わるケアを知らない、考えない」   現場の職員全員が虐待防止法や身体拘束について理解しているでしょうか。   虐待防止法の目的や施設従事者の責務、高齢者虐待の5つの類型、虐待を発見した際の対応方法、身体拘束原則禁止の規定、3要件など、知識として持っていますか。 ●その問題への対応策  ・「関連する法律や規定の内容を知識として学ぶ」  ・「拘束を行わないケアや虐待を未然に防ぐ方法を具体的に学ぶ」 神奈川県

15 負担・ストレス・組織風土の 改善から考える
●負担の多さの問題 ・人手不足 ・業務の多忙さ ・夜勤時の負担 ●防止するためには ・柔軟な人員配置を検討する ・効率優先や一斉介護・流れ作  業を見直し、個別ケアを推進  する ・夜勤時については配慮を行う ●ストレスの問題 ・負担の多さからくるストレ  ス ・職場内の人間関係 【負担・ストレスと組織風土の改善】 虐待防止や不適切なケアを防ぐためには、負担・ストレス・組織風土の改善が必要です。 ●「負担・ストレス・組織風土の改善を阻む問題1、2=「負担の多さの問題」「ストレスの問題」  ・「人手不足」  ・「業務の多忙さ」  ・「夜勤時の負担」  ・「負担の多さからくるストレス」  ・「職場内の人間関係」 ●その問題への対応策  ・「柔軟な人員配置を検討する」  ・「効率優先や一斉介護・流れ作業を見直し、個別ケアを推進する」  ・「夜勤時については配慮を行う」   組織として、業務マニュアルや、勤務表を作る際に、他の職員が応援をしやすい「柔軟な人員配置を検討する」ことや、「効率優先や一斉介護・流れ作業を見直し、個別ケアを   推進する」ことなどがあります。   また、職員配置がどうしても少なくなってしまう、夜勤時については、他のセクションの職員が応援を行う体制をとるなどの、配慮を行うことも考えられます。 神奈川県

16 負担・ストレス・組織風土の 改善から考える
●組織風土の問題 ・見て見ぬふり ・安易なケアや身体拘束容認 ・連絡の不徹底 ●対応策 ・組織運営の健全化、チームア  プロ―チの充実、倫理観と法  令順守を高める教育の実施に  丁寧に取り組んでいく ・取組みの過程で体験的に共有  する ・負担の多さやストレスへの対  策を十分に図る ●「負担・ストレス・組織風土の改善を阻む問題3=「組織風土の問題」  ・「見て見ぬふり」   他の職員が虐待や不適切なケアを行っている場面を見たとしても、「見て見ぬふり」をする。  ・「安易なケアや身体拘束容認」   個々の利用者のケアについて、組織内できちんと検討を行ったうえで、判断することなく「安易なケアや身体拘束容認」を行ってしまう。  ・「連絡の不徹底」   ケアの内容の変更などがあった場合も、必要な職員に情報がいきわたらないような「連絡の不徹底」。   このような問題は、組織全体の慣習や、体質などの問題と考えられます。 ●その問題への対応策  ・そのような組織風土の問題に対する防止策としては、組織全体、職員全員が、意識を変えるような「組織運営の健全化、チームアプロ―チの充実、倫理観と法令順守を高める   教育の実施に丁寧に取り組んでいく」ことが必要です。  ・組織を変えていく取り組みをトップのみが行うのではなく、現場の職員を含め、職員全員が「取組みの過程で体験的に共有する」ということが考えられます。  ・「負担の多さやストレスへの対策を十分に図る」ことも重要です。 神奈川県

17 対策のポイント それぞれの要因の問題は直接的に虐待や不適切な ケアを生み出すわけではなく、放置することでそ の温床になったり、いくつかが作用し発生を助長 させる 対策の基本は、それぞれの要因における問題を分 析し、組織的な取組みを行い、その中で、職員 個々が必要な役割を果たすこと 【対策のポイント】 ここまで、虐待や不適切なケアが発生する5つの要因について、その問題点と対応策について説明をしてきました。 ここで説明した問題は、直接的に虐待や不適切なケアを生み出すものだけではありません。 放置することでその温床になったり、いくつかが作用し発生を助長させることが考えられます。 また、この問題だけあるということではなく、それぞれの問題が、複数発生し、相互に強く関係していると考えらます。 そのため、部分的に捉え、対策をとるのではなく、多角的に捉える必要があります。 そこで、「対策の基本は、それぞれの要因における問題を分析し、組織的な取組みを行い、その中で、職員個々が必要な役割を果たすこと」が対策のポイントとなります。 組織的な問題、職員個々の問題、それぞれが、自分たちの抱えている問題を分析し、それぞれが役割をきちんと検討し、果たしていくことが必要になります。 神奈川県

18  未然防止の実践    ~施設職員調査から~ ① 施設理念や運営方針の周知徹底 ② 施設内虐待防止委員会と身体拘束廃止委員会 設置 ③ 報告・通報しやすい体制づくり 【未然防止の実践~施設職員調査から~】 ・具体的にはどのように実践すればよいのでしょうか。 ・施設職員調査において、各施設・事業所が実践している方法を具体的に記載してもらった内容をいくつか紹介します。  ①「施設理念や運営方針の周知徹底」の具体的な実践。   ・理念や方針を新人研修や育成研修で伝え、毎年の事業計画提示の際、周知するように努めている。(有料老人ホーム)   ・職員全員に対し、「どのような施設にしたいのか、また、どのようなケアをしたいのか」というアンケートをとり、出された意見をもとに施設長等が検討し、施設のプランとしてまとめた。    プロセスを経たことですべての職員が基本理念についてキーワードとして理解している。(特別養護老人ホーム)  ②「施設内虐待防止委員会」「身体拘束廃止委員会」の立ち上げ。(特別養護老人ホーム)   ・入居者の人権を守るために虐待行為をなくす努力をしている。   ・マニュアルの作成は、高齢者虐待種別5項目について、どのようなことが考えられるか職員にアンケートをとり、それに対してどのような取組みが必要かを検討した。   ・研修会の開催、マニュアルの作成、委員会での検討は、自分たちで気付いていくために必要。  ③報告・通報しやすい体制づくり(有料老人ホーム)   ・ヒヤリハットなどすべて挙げてもらうようにしている。   ・事故報告はきちんと挙げてもらい、ミーティング等で情報共有し、改善に努めている。   ・職務上の報告や相談は中傷ではないことを徹底。   ・職員との個人面談を年1~2回設けている。 高齢者虐待の未然防止の観点から、5つの要因に照らして、自分の職場ではどんな解決すべき問題点があるのか、またその改善策について考えてみてください。 神奈川県


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