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教科毎に集まって、お座りください
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「情報活用の実践力育成の観点からの 授業づくり校内研修パッケージ」 -思考ツールの活用を通して-
「情報活用の実践力育成の観点からの 授業づくり校内研修パッケージ」 -思考ツールの活用を通して- (講師紹介) (研修テーマ、ファシリテーター挨拶) ○○○○学校 ○○ ○○
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はじ めに 2分 ① グループの確認 ② 自己紹介 グループ開き (グループ開き 例)
(グループ開き 例) 2分とりますので、①グループの確認 ②自己紹介 をお願いします。 それではどうぞ。★ ※自己紹介は、学校の実態に応じて変更してください。 2分
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それぞれの特徴や共通点を記入してください。
スマートフォン パソコン はい、2分経ちました。和やかな雰囲気になったでしょうか。 突然ですが、みなさんは、日頃からスマートフォンやパソコンを使っていますね。それぞれの特徴を理解して、今後も、有効に情報機器をこれからも使っていきたいですよね。 情報活用の実践力として、パソコンの詳しい操作を勉強していきたいと思います。でも、机の上にパソコンはないですよね。実は情報活用の実践力というのは、パソコンの操作を学ぶことではありません。では、どういうことなのか。これからみなさんに情報活用の実践力を試してもらいたいと思います。 スマートフォンとパソコンのそれぞれの特徴と共通点を沢山あげて、白紙のワークシートに記入してみてください。 2分間とります。お願いします。 (2分後) どんなことを記入されましたか。 (それぞれの特徴と共通点の3種類に分けて記入している先生をみつけて、質問をする) 進行役「○○先生は、どういう書き方をされましたか」 受講者「スマートフォンとパソコンの特徴や共通点に分けて、考えました」 進行役「先生は、情報を上手に処理されていますね。これが実践力の1つなんです。それぞれの特徴と共通点の3種類にすぐに分けて書けましたよね。生徒は果たしてすぐに書けると思いますか。はじめに、違いに注目して考えていくことが予測されますが、共通点まで目を向けることが難しいかもしれません。」★
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ベン図 そこで、ベン図を使います。 これを見て、ピンときますよね。★
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ベン図の使い方 スマートフォン パソコン スマートフォンとパソコンに共通 スマートフォン だけ パソコン だけ
スマートフォンだけに言えるイメージは、左側に記入します。 パソコンだけに言えるイメージは、右側に記入します。★ スマートフォンとパソコンに共通するイメージは、円が重なっているオレンジ部分に記入します。 何を何処に書くか、可視化されますね。 では、みなさんが挙げたことを、この図に書いていきましょう。 では、2分間でお願いします。 (2分後) (重なっている箇所を示し) ○○先生、ここには、何が考えられましたか? 受講者「○○○」 なるほど、そういう考えがあるんですね。★ スマートフォン だけ パソコン だけ
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ベン図の記入例(自作) スマートフォン パソコン 事務作業がし易い 通信速度が速い 充電を気にしなくて良い 画面が大きくて見やすい
大容量で記憶できる DVDが見られる 持ち運びに便利 手軽に使える ケースで飾れる 写真が撮れる SNS 音楽が聴ける ゲームができる メールの送受信 ができる 私は、スマートフォンは持ち運びに便利。パソコンは事務作業がし易い。 共通点は、どちらも音楽が聴ける、と考えました。 ○○先生、白紙のワークシートとベン図では、どちらが書きやすかったですか? 受講者「○○○」 そうですね。白紙のワークシートを使って考えなさいと指示するよりも、ベン図を使って考えなさいとした方が、何処に何を書いたら良いか可視化され、書きやすいですよね。 関西大学黒上晴夫教授は、「自由に書くより、制約をつける方が豊かなアイディアを生み出すことがある」と、思考ツールについて紹介しています。★
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比較する 分類する ベン図の使い方 共通点 相違点 相違点
ベン図の用途は、比較することと分類することが挙げられます。図の形から、相違点と共通点をとらえられますよね。このことは、「何かを比べるとき、つい相違点にだけ目が行きがちですが、ベン図を用いると、相違点と共通点の両方が意識されます。」と、Web上で説明されています。 なお、思考ツールは、別名「シンキングツール」と呼ばれています。★ 『シンキングツール ~考えることを教えたい~』(2012年4月 黒上晴夫教授ら)Webサイトより
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校内研修の流れ Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習
Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習 ・ Xチャート (10分) ・ イメージマップ (10分) さて、思考ツールを体験して頂いたところで、校内研修は、このような流れですすめていきます。★ Ⅳ まとめと情報共有 (20分)
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校内研修の流れ Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習
Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習 ・ Xチャート (10分) ・ イメージマップ (10分) では、はじめに「Ⅱ の情報活用の実践力を知ろう」です。★ Ⅳ まとめと情報共有 (20分)
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本 研 修 の 目 的 ◆生徒の情報活用の実践力を育成するため に、思考ツールの活用法を体験し、授業 で活用できる場面を考えることができる。
◆生徒の情報活用の実践力を育成するため に、思考ツールの活用法を体験し、授業 で活用できる場面を考えることができる。 まずは、「本研修の目的」について、説明します。 「生徒の情報活用の実践力を育成するために、思考ツールの活用法を体験し、授業で活用できる場面を考えることができる」です。★
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情報活用の実践力とは 情報活用の実践力 ・課題や目的に応じて情報手段を適切 に活用すること。 ・必要な情報を主体的に収集・判断・
・課題や目的に応じて情報手段を適切 に活用すること。 ・必要な情報を主体的に収集・判断・ 表現・処理・創造すること。 ・受け手の状況などを踏まえて発信・ 伝達できる能力のこと。 情報活用の実践力 では、先程ふれた、情報活用の実践力とは何かを説明します。 文部科学省が2010年に発行した『教育の情報化に関する手引』によると、「課題や目的に応じて・・・(スライドを読んでください)」と示されています。★ 『教育の情報化に関する手引』(2010年、文部科学省)
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思考ツール 情報活用能力調査より 情報活用の実践力の育成 情報活用の実践力の育成 表やグラフの 複数のデータ 情報の適切な分類
課題研究 など 総合的な 学習 の時間 そして5年後、文部科学省は、小・中学校の『情報活用能力調査』の結果から、「表やグラフの比較による分析」「情報の適切な分類」「複数のデータからの情報収集」など情報活用の実践力に関わるポイントが苦手なこととして示しました。★ 対応策として、その中の「情報の適切な分類」を行う一手段として思考ツールが紹介されています。★ 思考ツール 表やグラフの 比較による分析 情報の適切な分類 複数のデータ からの情報収集 『情報活用能力育成のために』をもとに作成(2015年、文部科学省)
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「思考ツール」を活用すると 思考ツール 情報活用の実践力 を高める
では、思考ツールを活用すると、生徒がどのように変容するかのイメージ図を見ていただきたいと思います。 左下の生徒は、情報の判断や処理などに困っています。そこで、思考ツールを活用することで、課題解決に向けた次の段階に進むことができるようになるかもしれません。 この情報活用の実践力は、総合的な学習の時間や学校行事の企画・立案にも生かせそうですよね。 ここまでで、何か質問はございますか?★
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頭の中にある思いや考えを視覚的に表してくれるもの
Xチャート イメージマップ グラゲ・チャート フィッシュボーン 先程、演習したベン図以外の思考ツールを紹介します。左上から、Xチャート、イメージマップ、クラゲ・チャート、フィッシュボーンです。 なお、思考ツールは、これ以外にもあるので、用途によって選択していってください。★ そして、思考ツールは、『頭の中にある思いや考えを視覚的に表してくれるもの』と定義されています。 こちらのWebサイトで詳しく紹介されています。★ 思考ツールとは 頭の中にある思いや考えを視覚的に表してくれるもの 『シンキングツール ~考えることを教えたい~』(2012年4月 黒上晴夫教授ら) (
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情報活用の実践力と思考ツールの関係性 身に付けさせたい情報活用の実践力 思考ツールの種類と用途(一部) 発達段階 情報活用の実践力 小学校
教育の情報化に関する手引(文部科学省) 関西大学 黒上晴夫教授ら(2012) 発達段階 情報活用の実践力 小学校 情報を収集する 情報を比較する 中学校 情報を選び取る 高等学校 情報を結び付ける 多面的に分析 整理する 種 類 用 途 比較する 分類する 多面的に見る 焦点化する 広げてみる 関連づける 分析する 構造化する ベン図 Xチャート では次に、今まで説明した情報活用の実践力と思考ツールとの関係を比べてみましょう。何か気付きませんか。★ イメージマップ フィッシュボーン
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情報活用の実践力と思考ツールの関係性 共通点が多い 身に付けさせたい情報活用の実践力 思考ツールの種類と用途(一部) 発達段階
教育の情報化に関する手引(文部科学省) 関西大学 黒上晴夫教授ら(2012) 発達段階 情報活用の実践力 小学校 情報を収集する 情報を比較する 中学校 情報を選び取る 高等学校 情報を結び付ける 多面的に分析 整理する 種 類 用 途 比較する 分類する 多面的に見る 焦点化する 広げてみる 関連づける 分析する 構造化する ベン図 Xチャート 例えば、小学校で身に付けさせたい情報活用の実践力の「情報を収集する・比較する」とベン図の用途の「比較する」が共通していますね。 また、高等学校で身に付けさせたい情報活用の実践力の「情報を結び付ける・多面的に分析・整理する」とイメージマップの用途の「関連づける」やフィッシュボーンの用途の「分析する」が共通していますね。つまり、情報活用の実践力育成のために、思考ツールを活用することが有効なのです。 そして、ベン図やイメージマップは小学校の実践例としても書籍で紹介されています。思考ツールを活用すると学習活動が具体的になるので、是非、高等学校でも思考ツールを使っていきたいですよね。★ イメージマップ 共通点が多い フィッシュボーン
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ここでは、高等学校商業科の思考ツールを活用した実践例を紹介します。先に紹介した思考ツールではありませんが、企業の経営改善案を生み出す場面で発想が広がり、多くの案を考えることができていますね。★
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これも、高等学校商業科のある生徒が実際に記入した思考ツールです。商品開発の学習で、環境分析と市場調査とを関連づけながら、新しい商品のアイディアを考えたことが伺えますね。★
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生徒のアンケートより 思考ツールの活用について ・「(会社の特徴を)種類ごとに分けることで、次に調べる べきことがわかった」
べきことがわかった」 ・「いろいろな情報を元に、付箋紙に沢山記入し、グループ でまとめる時に、自分の意見や考えを言えた」 ・「友達からの意見も聞いて、分類できた」 ・「グループで考えると、とらえ方や見方の違いもわかった」 ・「自分が考えもしなかったことを、思考ツールで考えること ができたので良かった」 では、思考ツールを活用した高校生の感想を紹介します。 ・「(会社の特徴を)種類ごとに・・・(スライドを読んでください)」 という記述がありました。 このように、高校生は、思考ツールを活用した授業の良さを認識していました。是非、活用していきたいですね。★ 岡山県立玉島商業高等学校での情報活用の実践力育成を目指した授業実践におけるインタビュー調査より
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情報活用能力調査(高等学校)より 課題点 複数の情報がある多階層のウェブページから、目的に応じて特定の情報を見つけ出し、関連付けること。
小・中学校と同様の傾向 複数の情報がある多階層のウェブページから、目的に応じて特定の情報を見つけ出し、関連付けること。 複数の統計情報を、条件に合わせて整理し、それらを根拠として意見を表現すること。 次は、2017年に文部科学省から発表された『情報活用能力調査(高等学校)概要』により、高等学校の課題を見ていきます。 まず、小・中学校と同様の傾向で、 「複数の情報が・・・」と 「複数の統計・・・」に課題があると示されています。★ 『情報活用能力調査(高等学校)概要』(2017年、文部科学省)
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情報活用能力調査(高等学校)より 課題点 ある事象の原因や傾向を推測するために、どのような情報が必要であるかを明確にすること。
新たに見られた課題 ある事象の原因や傾向を推測するために、どのような情報が必要であるかを明確にすること。 多項目かつ桁数の多い数値のある表で示された統計情報を、表計算アプリケーションを使って、数的な処理をすること。 さらに、高等学校にだけ見られた新たな課題として、「ある事象の・・・」と「多項目・・・」が挙げられています。★ 『情報活用能力調査(高等学校)概要』(2017年、文部科学省)
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情報活用能力調査(高等学校)より 調査結果から見る生徒の 下位3割の低得点生徒 見慣れない状況で、単純で整理された情報を、
特徴 調査結果から見る生徒の 上位1割の高得点生徒 見慣れない状況で、複雑な情報を、複数の条件に合わせ、 分析的にとらえ評価することができる。 下位3割の低得点生徒 見慣れない状況で、単純で整理された情報を、 明確な一つの条件に合わせて用いることができる。 こちらが調査結果です。この調査結果を見ていかがでしょうか。 そして、調査結果から生徒の特徴を見ると、★ 上位1割の高得点生徒は、「複雑な情報を複数の条件に合わせ、分析」していることが分かりました。★ 下位3割の低得点生徒は、「単純な情報を、一つの条件に合わせて」いることが分かりました。★ 『情報活用能力調査(高等学校)概要』をもとに作成(2017年、文部科学省)
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生徒の情報活用の実践力を育成していく必要がある。
情報活用能力調査(高等学校)より 傾向 調査結果から見る生徒の 課題や問題点を解決しようとする場合に、「関連付け」、「取捨選択」、「優先順位付け」、「振り返り」といったメタ認知的方略をとる生徒ほど得点が高い。 傾向としては、「課題や問題点を解決しようとする場合に、「関連付け」、「取捨選択」、「優先順位付け」、「振り返り」といったメタ認知的方略をとる生徒ほど得点が高い」ことが明らかとなり、生徒の情報活用の実践力を育成していく必要があります。★ 生徒の情報活用の実践力を育成していく必要がある。 『情報活用能力調査(高等学校)概要』をもとに作成(2017年、文部科学省)
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校内研修の流れ Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習
Ⅰ 思考ツール(ベン図)を体験しよう(10分) Ⅱ 情報活用の実践力を知ろう (10分) Ⅲ 演習 ・ Xチャート (10分) ・ イメージマップ (10分) では、演習に入ります。★ Ⅳ まとめと情報共有 (20分)
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演習を行う、思考ツール 種 類 用 途 多面的に見る 焦点化する 広げてみる 関連づける 思考ツールの用途と種類(一部)
関西大学 黒上晴夫教授ら(2012) 種 類 用 途 多面的に見る 焦点化する 広げてみる 関連づける Xチャート この研修では、2つの思考ツールを用意しました。「Xチャート」「イメージマップ」の2種類です。 では、「Xチャート」から演習を行います。★ イメージマップ
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テーマ 『長期休暇で旅行へ行く計画』 行き先 時期・期間 誰と したいこと
テーマ 『長期休暇で旅行へ行く計画』 行き先 時期・期間 誰と はじめに、先生方、長期休暇で旅行に行く計画を立てている場面を思い浮かべてください。 では、ワークシートを準備してください。(ワークシートを提示して)こちらの面の、Xチャートという思考ツールを使って計画していきます。 Xチャートはテーマについて4つの視点から考えます。今回は、行き先、誰と、したいこと、時期・期間と設定しました。まずは、個人で3分で記入してください。記入後、グループで情報交換していきます。 (3分後) だいたい書けておられるので、グループ内で情報交換をしてください。 3分でお願いします。 (情報交換後) 活発に話をして頂き、ありがとうございます。 Xチャートを使ったことで、グループで情報共有や比較が行いやすかったですよね。 自分が伝えること、人から聞くことが統一された視点だったので、比較し易かったと思います。★ したいこと
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焦点化する 多面的に見る Xチャートの使い方 行き先 時期・期間 誰と したいこと では、Xチャートの用途を見ていきましょう。
Xチャートについて、「4つの視点を設けて見方を多面的にします。また、一方、設けた視点は、ものの見方を限定して焦点化することにもつながります。」と紹介されています。 4つの視点を決めて考えるということは、裏を返せば、行き先、誰と、したいこと、時期・期間の4つの視点以外は、考えないということです。 例えば、旅行には、お金がいくらいるか考えますよね。 では、Xチャートに予算について記入された先生は、手を挙げてみてください。 (手が上がってないことを確認) いないですよね。 この演習は、こちらが4つの視点を決めて行いましたが、授業で活用する場合、どんな視点が必要かを生徒に考えさせていくことも大切で、情報活用の実践力の育成につながります。 授業で活用できそうな場面が浮かんでくるでしょうか。★ したいこと
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テーマ 『学校を活性化するために』 考えてみてください。 では次の演習です。
はじめに、「学校を活性化するために」というテーマで、先生が知恵を出す場面を想定してみてください。 では、頭の中だけで1分考えてみてください。お願いします。★
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広げてみる 関連づける イメージマップの使い方 (1分後)
知恵が出てきましたか。もっと知恵を絞るために、イメージマップを使って考えを可視化していきましょう。 用途は、広げてみたり、関連づけたりすることです。★
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学校の 活性化 生徒も 挨拶運動に 参加 部活動 の充実 魅力ある 授業をする 挨拶が 大切 登校時に 挨拶をする
参加 部活動 の充実 魅力ある 授業をする 学校の 活性化 挨拶が 大切 登校時に 挨拶をする まずは、使い方を説明します。 真ん中に、テーマ「学校の活性化」を書きます。 そして、思いつくことや連想することをなるべく沢山書き出します。 そうすることで、「学校の活性化」に関する事柄を多く見つけることができます。 その後、例えば、「挨拶が大切」という事柄から、「登校時に挨拶をする」と発想を広げて、「生徒も挨拶運動に参加する」と解決する方法まで導きだすことができます。 では、実際に、学校を活性化するために、このイメージマップを使って、知恵を出してみてください。 5分とりたいと思います。では、お願いします。 (5分後) (受講者に感想を聞いてみる) イメージマップを使ってみて、どうでしたか? 受講者「○○○」 ありがとうございました。 そうですね、関連する事柄を繋げると、発想を広げやすくなっていきますね。 授業で活用できそうな場面が浮かんでくるでしょうか。★
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授業実践事例の紹介 出典:岡山県総合教育センター (http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/)
では、実際に、どのように授業で思考ツールを活用して情報活用の実践力を育成しているのか知りたいですよね。 県内の高等学校における授業実践事例が、岡山県総合教育センターのホームページで紹介されています。 トップページ内の『情報教育』をクリックしていただくと、★ 出典:岡山県総合教育センター (
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授業実践活用例 出典:岡山県総合教育センター (http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/)
国語「現代文B」① 「現代文B」② 地理歴史「地理A」 保健体育「体育」 家庭「子どもの発達と保育」 外国語「コミュニケーション英語Ⅰ」 情報「社会と情報」 農業「植物バイオテクノロジー」 「フードシステム」 商業「簿記」 このように、科目名が表示されます。★ それを拡大したものが、こちらになります。 ここでは、授業の流し方や思考ツールを使用した動画コンテンツも含まれており、大変参考になります。 ぜひ、ご覧になってください。★ 出典:岡山県総合教育センター (
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思考ツール 情報活用の実践力育成のための まとめ
演習は以上です。まとめをします。今日の研修の目的は、「生徒の情報活用の実践力を育成するために、思考ツールの活用法を体験し、授業で活用できる場面を考えることができる。」でした。 思考ツールは使うことが目的ではありません。思考ツールは、生徒たちの思考を可視化でき、情報活用の実践力育成に有効だということを実感していただけたでしょうか。★
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授業で活用できる場面を考える→情報共有 □□□の単元の ○○○の場面で 使えると思います。
それでは、研修を踏まえて、情報共有の時間をとりたいと思います。 思考ツールを活用して、いかがだったでしょうか。授業づくりのヒントが見つかったと思うので、持ってこられた教科書と学習指導要領を見ながら、情報活用の実践力育成を踏まえた授業で思考ツールを活用できる場面を考えていただきたいと思います。 次の授業から生かせそうなことはないでしょうか。ワークシートのまとめ欄に、まずは個人で書いてください。 それでは、13分間とりますので、お書きください。 (13分計測する) 時間となりました。★
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まとめ 5分 ① 発表 ② 研修の感想 ③ あいさつ グループ閉じ 私は、○○ します! では、グループ内で互いに発表し合ってください。
その後、グループ内で、せっかく同じ時間を共有した仲間同士ですので、今日の研修の感想を話し合ったり、あいさつを行ったりしてください。では、合わせて、5分でお願いします。 (グループ内で発表) 先生方、発表ありがとうございました。授業づくりのヒントが共有できたでしょうか。 さらに、職員室で、先生方が情報交換ができれば、活用の場が広がっていきますね。 これにて情報共有の時間を終わります。★ 5分
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研修に参加頂き、 ありがとうございました。
以上で、予定していた内容が終わりましたが、何か質問はございますか? 今回の研修が、先生方に少しでも参考になりましたら、幸いです。 最後まで、熱心な取り組みをして頂きまして、ありがとうございました。 ぜひ、先生方のお力で、生徒の情報活用の実践力を一層育成するために、思考ツールを活用しましょう!! これにて、校内研修を終了いたします。ありがとうございました。★ ○○○○学校 ○○ ○○
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参考資料 『情報活用能力育成のために』(2015年、文部科学省) ( 『情報活用能力調査(高等学校)の結果について』(2017年、文部科学省) 『シンキングツール ~考えることを教えたい~』( 2012年4月 黒上晴夫教授ら) 岡山県総合教育センター内『教科等の指導に役立つ情報』→『情報教育』 ※思考ツールの用途や説明文の引用については、関西大学黒上晴夫教授の 許可をいただいています。
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