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クック原子力発電所における 最低PWR線量の達成 発表者:Bob Hite 米国電力会社、クック原子力発電所 放射線防護マネージャー

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1 クック原子力発電所における 最低PWR線量の達成 発表者:Bob Hite 米国電力会社、クック原子力発電所 放射線防護マネージャー
2012年9月24~25日 アジアISOE ALARAシンポジウム 東京

2 プレゼンテーションの概要 成功のアプローチ 成功の再現 DCクックが実施した取り組みのベンチマーキング及び再現
データに関するバイアス及び障害の除去 DCクックの成果の要点 Co-58/60ピーク SG(蒸気発生器)線量率 粒子同位体混合

3 NRC 2010年 四分位数の改善 - 44% 3 CRE 第1四分位数 すべての期間における改善

4 DCクック1号機のWANO(世界原子力発電事業者協会)ランキング 設計:4ループ > 1000 Mwe, W またはF設計
DCクック:放射線作業許可(RWP)時間は20,000~25,000時間 アイスコンデンサ型格納容器:1/3 小さい。 BWRドライウェルに類似している。

5 成功はこのようにして始まった… そして、取り組みを持続する…
トップシニア・リーダーシップ・チームによって開始された。 第一に、コミュニケーションが重要 プロセスを変革するための管理者の関与 ベンチマーキング、及び成功に至った解決策の正確な再現 協力的なチーム・プロセスの展開 シニア・リーダーシップ・チームは以下を実施することを決定した。 放射線防護(RP)が主体 – 非常に重要(当社には性能測定基準がある) 運転管理、化学的管理、及び運転停止管理におけるインターフェイスが必要 Industry Practices Vary Greatly for Documenting, Investigating and Calculating Dose

6 低線量運転停止のための必須条件 リーダーシップ・チームと組織的な責任能力 優れたALARAプログラム
結果に対する責任を組織全体に持たせるようにしなければならない。 優れたALARAプログラム すべてのプラント被ばくがコロイド(微粒子)の移行や堆積によって生じるとは 限らない。 作業管理も重要である。 発電所においては化学的状態をモニタリングし、維持しなければならない。 化学的安定が重要である。 異物排除プログラムは優れたものでなければならない。 「パーフェクト」が目標!!! 浄化系を最良の状態に維持しなければならない。 運転停止する前に、浄化系を保守・点検し、最良の状態にしなければならない。

7 DCクック1・2号機 最近の燃料取替停止時の集団放射線被ばく
2C18:33.8 レム 米国の記録:4ループIC低線量 1C23: 37.0 レム 35 日間 5年間ALARA計画- 2010~2015年 目標:20~25 REM、30日間RFOs Turkey Point 3,4 is the lead PWR for the integration of PRC-01. They only implemented PRC. Rejected other methods based on lack of supporting technical data and operating experience to confirm efficacy, or high risk to fuel.

8 成功の秘訣 - ベンチマーキング+++ 相違点を理解し、過去に効果的であったことを実施
成功の秘訣 - ベンチマーキング+++ 相違点を理解し、過去に効果的であったことを実施 費用効果的な解決策について、他の発電所でベンチマーキングを実施した。 VC Summer及びターキーポイント3・4号機 上記の発電所における相違点は何であったか? 亜鉛注入を使用しなかった。 オルト・マクロ多孔性樹脂を使用しなかった。 RTDラインがなかった。 燃料浄化または除染をしなかった。 望ましい運転停止・起動操作を行った。 化学体積制御系(CVCS)及び使用済燃料プール(SFP)においてPRC-01M 樹脂を使用した。4サイクル以上で持続。 運転停止・起動プロトコルを最適化するために、外部専門家を擁していた。 DCクックは、望ましい実績を持つ他のプラントを詳細に再現するための プログラムに着手した。 Acid Reducing approx. 1 hour after shutdown – average hours Oxidize to stop the reaction and then finish the cleanup (chemical crudburst) No RCP’s used during the cleanup phase – only RHR with max flowrate through the demin and then depressurize We target 0.02 uCi/cc for the best results prior to flood up to achieve 5 mrem/hour on surface of water and 2 mrem/hr on bridge crane. We have achieved 0.01 uCi\cc recently

9 有効なソース・ターム結果 新たな樹脂媒体液

10 ソース・ターム低減の機会 運転停止、そして起動!
何を除去するか? すべての移行クラッドを除去 Co-58及びCo-60のみの除去ではない。 コロイド、鉄、ニッケル どのようなときに? 81% の移行は運転停止時に発生する。 運転停止に着目しなければならない。 さらに、起動にも着目しなければならない。 どのような方法で? 工学的解決 運転停止制御 プレートアウト(沈着)の防止 停止時脱塩装置におけるPRC-01媒体技術(これは重要な工学的解決策である。)

11 曖昧さの排除: PRC-01技術の評価 停止時浄化脱塩装置の性能
PRC-01樹脂、2C14の導入前 Co-58及びCo-60除染係数(DF) > 1,000:99.9%の効率 PRC-01、2C20、樹脂及び工学的解決策の導入後 Co-58及びCo-60除染係数 > 1,000:99.9%の効率 PRC-01解決策の実施後: 結果:システムの線量が68%減少 結論: NPE/PRCによる工学的解決の成果を判断する際に脱塩装置除染係数(DEMIN DF)を使用することはできない。 放射線防護測定基準、すなわち線量率、傾向データ、集団被ばく線量を用いなければならない。

12 ベンチマーク:技術 技術を正しく用いることが成功の秘訣である
従来の混床式樹脂-HOH PRC-01 媒体 2パートの工学的解決策: 運転停止/起動の改善 実施: 1 um RCSフィルター付 I/S 従来の樹脂の上にPRC-01Mオーバーレイ 停止時に底部(ベッド)から排出し、起動時に再装荷 使用済燃料プール PRC technology is based on technology licensed exclusively to (n,p) Energy, Inc. by Los Alamos N.L., University of California. (n,p) Energy, Inc is a small business, solutions provider in the area of nuclear chemical engineering. They are not resin vendors or brokers. NPE collaborates with utilities to achieve the maximum benefit from system operations and the capability of PRC-01 to reduces costs, maintenance and exposure and NPP. NPE engineered the technology into a solution as part of a sponsored development effort by Florida Power and Light. The result is the evolution of a technology into a finished product, PRC-01 media. PRC-01 PRIMARILY FUNCTIONS AS AN ULTRA-FILTER WITH UNIQUE PROPERTIES RELATED TO THE INVENTION OF THE TECHNOLOGY. It is incorrect to think of this as an ion exchange resin, although a secondary function is that of a weak acid ion exchange resin substrate. PWR ディープ・ベッド型(深層)容器

13 DCクック2号機:PRCによるCo-58のピーク減少 相関係数:99.25%
運転停止スケジュールにおける確実性

14 DCクック2号機の蒸気発生器線量率変化 2C15と2C19の間、2007年~2010年(RTDなし)

15 新たなツールの使用:CZTとは何か? テルル化カドミウム亜鉛(CZT)ガンマ線エネルギー分析
新たなガンマ線エネルギー分析技術 – 混合が変わる場合に非常に重要 100 keV~1800 keVのエネルギーにおける同位体を特定 特定された同位体: Co-58、Co-60、Ag-110 m、Cs-137、Sb-124 & 122、Sn-113Cr-51、Fe-59、Mn-54、Zn-65、Zr/Nb-95 小型で軽量 持ち運びが可能 費用効果的 冷却不要 燃料取替停止 2日間の測定 2日間の分析 運転中でも使用可能 11/8/2018 15

16 CZT に関する結果 ー ベンチマーク Co-58蒸気発生器ホットレグ配管沈着放射能

17 CZTに関する結果 - ベンチマーク Co-60蒸気発生器ホットレグ配管沈着放射能

18 DCクックはどのような継続的改善を行っているか? Co-60は線量を左右する同位体である – しかし、これは変化しつつあるのか???
運転停止/起動方法 早期の過酸化物添加を可能にするための確実な加圧器(PZR)操作、 +18時間 対 +30時間 スケジュールに忠実な作業を行い、高レベル放射能が存在する原子炉冷却系(RCS)における作業時間を短縮し、線量を抑え、作業開口部を開けておく。 その他の変更を行ってはならない! ALARAを徹底的に追求する 線量率が継続的に減少したとしても、ALARAプログラムの高い基準を下げようとしてはならない(これは重要である)。 現場の問題区域を特定する(専門家を関与させる)。 テルル化カドミウム亜鉛(CZT)技術は、改善に向けた新たな機会に当社を導く データをもたらす。

19 DCクックはどのような継続的改善を行っているか?
Co-60 は線量を左右する同位体である – しかし、これは変化しつつあるのか??? これまで、同位体Co-58/60は最も優勢な離散粒子であった。 しかしこの状況は次第に変化しつつある。その理由は、PRC-01樹脂が使用され、洗浄戦略が実施されているためである。 Zr/Nb-95がより優勢になりつつある。 Co-60の優勢は低下しつつある。 長期的な影響を予測するために、傾向分析が実施されつつある。 電子線量計と熱蛍光線量計(TLD)の割合は変化しつつあると考えられる。 これに関する傾向分析も実施中である。

20 「成功には思考が必要である」 データや結果は用意されている。 推量をしてはいけない。
今後のソース・タームの様相 当社の今後:5年計画 DCクック1号機及び2号機 近い将来:>15 ~ <25 レム RFO U2C20 - 40.2 レム 100%渦電流探傷試験において約10 レム 残りに関しては30.2レム U2C20からの3~5レム低減は特定しやすい。 皆さまの今後…??? 「成功には思考が必要である」 データや結果は用意されている。 推量をしてはいけない。

21 今後は? 戦略を継続する 線量のアカウンタビリティーを高める さらなる取り組みが必要…
今後のソースタームの様相 今後は? 戦略を継続する 線量のアカウンタビリティーを高める さらなる取り組みが必要…


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