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メディア社会学 (第2.5回) 2018年4月24日(火) 1
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1.3 社会学の独自の類型論 -理念型ー 理念型(理想型)(イデアルティプス) ウェーバーが提唱
1.3 社会学の独自の類型論 -理念型ー 理念型(理想型)(イデアルティプス) ウェーバーが提唱 世界観に近い・・・信ずる宗教とも近い・・・その点でそれ自体属性に近いともいえる(アンケートで聞くレベルの属性の説明力のみ低下しているともいえるかも)
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マックス・ウェーバー(1864-1920) wikipediaからの画像及びhttp://www. geocities
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理念形・・・極端な事例、両極端、色立体、 研究者の想念(頭の中)OK 現実の多様性 索出的
理念型① 「社会学独自」 (?) 通常の類型論・・・平均的な像 VS 理念形・・・極端な事例、両極端、色立体、 研究者の想念(頭の中)OK 現実の多様性 索出的
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マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
理念型② 現実の世界に対応物がなくて構わない マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 禁欲的カルヴィニスト あの世のためだけに金儲け 本当? 意図と結果のパラドックス(ロバート・K・マートン)(ショーン・Kと同じ学歴、テンプル大卒→ハーバード大学院卒をもつ社会学者)
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(参考)ロバート・K・マートン①(1910-2003) テンプル大では手品師として有名でハーバードの院に受かったことを友人に驚かれる
プロ倫を「意図と結果のパラドックス」と纏める さらにそれをより精緻に理論化 順機能、逆機能 顕在機能、潜在機能 ハーバード教授の息子は金融工学でノーベル賞受賞。自分の理論を実践して、失敗。
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(参考)ロバート・K・マートン② とノーベル賞を取った長男https://en. wikipedia. org/wiki/Robert_K
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『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(通称・プロ倫)についてのやや詳しい説明 救霊予定説
理念型③『プロ倫』(1) 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(通称・プロ倫)についてのやや詳しい説明 (今年は4/17に少しやった) 救霊予定説 不安 → 恩寵の証 → 蓄財 (この心理プロセスは事故のときの安否情報や入試後の合格祈願のよう) 人に喜ばれる行為 → 儲け 禁欲的蓄財 → 資本の蓄積、産業基盤 → 雇用の促進
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ベンジャミン・フランクリン「時は金なり」(ウェーバーは引用・でもフランクリンは実は信者ではない) そのフレーズのあとに「遊びは二重の出費」
理念型④『プロ倫』(2) ベンジャミン・フランクリン「時は金なり」(ウェーバーは引用・でもフランクリンは実は信者ではない) そのフレーズのあとに「遊びは二重の出費」 (ウェーバーの挙げているものではないが、) プロテスタント的行動の例 ・・・ 『エデンの東』 カトリック的行動 ・・・ カーニバル、宵越しの金は持たない南米・・・あるいは休日・余暇は何もせずに瞑想することを重視するトマス・アクィナス
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参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン①
参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン① ベンジャミン・フランクリン( ) ボストン生まれ、兄の印刷業手伝うが兄と喧嘩してフィラデルフィアに出る 1730年、フィラデルフィアのセントジョーンズ・ロッジにてフリーメイソンに入会 1731年、フィラデルフィアにアメリカ初の公共図書館(フィラデルフィア組合図書館)を設立 1748年、印刷業から手を引き、ペンシルベニア植民地議員や郵便総局長をつとめた。 1751年、フィラデルフィア・アカデミー(後のペンシルベニア大学-某大国現大統領の母校)を創設。
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参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン②
参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン② ペンシルベニア州、フィラデルフィア市はプロテスタントの一派、クエーカーの集まった地域。そこの有力政治家。(著名なイギリスのクエーカーの貴族でペンシルベニアの植民地を築いたウィリアム・ペン(の父)に因む) よってフランクリンをプロテスタントと多くの人は勘違いして、たぶんウェーバーもその口。(『自伝』で参事会員のほとんどがクエーカーで、自分は違ったが、と記される) 実際は高須クリニック院長同様のフリーメーソン(他にモーツァルト、ヴォルテールが有名。ただし後者はフランクリンが誘う)で、理神論者。 アメリカ最初の公共図書館の創設者(当初は会員制図書館」)、避雷針の発明者。
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参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン③https://ja. wikipedia
参考 アメリカの建国の父の一人、 フランクリン③
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理念型⑤ 丸山真男『日本の思想』(1960年、岩波新書) 丸山真男 「実感信仰」と「理論信仰」 「タコツボ型」と「ササラ型」
日本の戦後最大の政治学者の一人とされる。ウェーバーの影響を強く受ける。 「実感信仰」と「理論信仰」 「タコツボ型」と「ササラ型」 「であること」と「すること」 Amazon.co.jpからの画像
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丸山真男(1914-1996) http://doraku. asahi
丸山真男( ) 並びに
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丸山真男(1914-1996) の経歴1 著名なジャーナリスト丸山幹治(1880-55)の次男(松代藩士の家)
父親の親友で20世紀の日本を代表する大ジャーナリストで左翼の長谷川如是閑( )に、幼少期より可愛がられる。 兄はNHKプロデューサー後、音楽評論家 一中→一高→東大法学部→戦争中、キリスト教徒の反戦政治学者南原繁の下、東大助手
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丸山真男( ) の経歴2 学生時代、父の親友長谷川如是閑の出る唯物論研究会の講演会を覗き、特高(特別高等警察)に拘留されることあり。 東大助教授、教授。ファシズム研究で知られ、進歩的知識人・岩波文化人の代名詞のように。 東大紛争( )で学生の突き上げを受け体調を崩し、東大を辞任。研究とクラシックの音楽鑑賞の日々を送る。
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