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なぜ今、環境経営が必要か? 環境経営とマネジメントシステム

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Presentation on theme: "なぜ今、環境経営が必要か? 環境経営とマネジメントシステム"— Presentation transcript:

1 なぜ今、環境経営が必要か? 環境経営とマネジメントシステム
なぜ今、環境経営が必要か? 環境経営とマネジメントシステム

2 次世代へ自然と共生する環境を残す事業活動
地球環境問題(9つに分類されます) 人口増加 大量生産・大量消費・大量廃棄 有限の資源を活用する事業活動 地球的規模の変化を抑制する事業活動 次世代へ自然と共生する環境を残す事業活動 自主的に、積極的に、継続的に

3 なぜ今、環境経営が必要か? ~環境経営が求められている背景~
(課題) 異常気象激化、食料不足 化石資源は底が見えてきた 生物、子孫への影響の深刻化 資源の枯渇 有害物資汚染 地球温暖化 (目的) <循環型社会> <安心安全社会> <低炭素型社会> (目標) 3R社会の構築 地下資源から生物資源へ 温室効果ガスの削減 吸収源の確保(森林、海洋他) 代替物質の開発転換 回収、無害化 (実施計画) 省エネ、新エネ、森林保全 代替物質開発(フロン他) 省資源、3Rの推進 代替資源開発(生物資源) 代替物質開発 回収、無害化システム開発 ※省エネ、省資源、有害物質非使用が重要な取り組み

4 環境を配慮するとは どういうことか。 環境負荷を知る。 今、業務で活動していることと、環境を関連づける。(環境からの視点を持つ)
  今、業務で活動していることと、環境を関連づける。(環境からの視点を持つ) 守るべきことを知る。   関連づけた環境からの視点を環境法規制と照らし合わせる。 環境の視点から行動する。   環境の視点から、今の業務を効率的に実行できるような仕組みを考えて実行する。

5 環境負荷を知る。 今、業務で活動していることと、環境を関連づける。 (環境からの視点を持つ)
環境負荷を知る。   今、業務で活動していることと、環境を関連づける。 (環境からの視点を持つ) 例1)  だれもいない部屋の蛍光灯は消している。 なぜ? 電気代が無駄である。(もったいない) 電球の寿命が縮まる。 (もったいない) 環境からの視点 電気を使うと発電所でCO2が発生している。 電球の交換回数が増えると廃棄物が増える。 蛍光灯の廃棄物から水銀という有害物質が発生する。 環境負荷

6 例2) 整備中、オイルはこぼさないようにしている。
例2)  整備中、オイルはこぼさないようにしている。 なぜ? オイルが無駄である。(もったいない) 作業床が汚れる。 (作業環境) 作業着が汚れる。 環境からの視点 環境負荷 石油という資源を消費している。 床掃除や作業着の洗濯に水を使用している。(排水) 油やVOCによる大気汚染や土壌汚染の可能性がある。

7 守るべきことを知る。 関連づけた環境からの視点を環境法規制と 照らし合わせる。
守るべきことを知る。   関連づけた環境からの視点を環境法規制と 照らし合わせる。 オイルの使用について何か規制はないか? 1.作業中    整備マニュアル、作業基準は?    廃棄する場合は?(保管場所、保管方法) 2.保管    保管量は? 大量に保管する場合は?    危険物にあたる?  消防上は?  保管責任者は? 3.廃棄処分    適正な処分の方法は?(産業廃棄物、廃棄物業者との契約、マニュフェスト) 4.緊急時    漏れた場合は?  こぼした場合は?  

8 業務上、殆どの規制はクリアされている。(クリアしないと商売ができない)
許可、届出、報告など書類は提出されている。 どのような法規制で書類を提出しているのか、関連性がはっきりしない。また、なぜ、そのような書類が必要なのか理解していない。 法規制は 作業の安全、健康への影響、緊急事態 などを考えた内容になっている。 環境法規制を 知らなかった 守っていない 守るべき法規制を抽出し その内容を知ることは 作業の安全、健康への影響、緊急事態 などに対応できるということである。 もっとも 環境配慮を していない企業

9 環境の視点から行動する。 環境の視点から、今の業務を効率的に実行できるような仕組みを考えて実行する。
環境の視点から行動する。   環境の視点から、今の業務を効率的に実行できるような仕組みを考えて実行する。 オイルをこぼさないようにするには、どうするか。 オイルをこぼしてしまったら、どうするか。 環境の視点からの 対策 手順 環境を配慮した 活動 業務の効率化 環境配慮型企業

10 環境配慮型企業になっても環境経営をしているとは言えない
環境経営とはなにか。 環境配慮型企業になっても環境経営をしているとは言えない 環境を配慮した事業活動により、事業者としての責務を果たす。(社会に貢献する) 環境を配慮した事業活動をしていることをお客さま・お取引先にPRし、事業に利益を生む。 環境に配慮する情報を収集し、仕組みを常に改善する。(社会的ニーズに応える)

11 環境を配慮した事業活動により、 事業者としての責務を果たす。(社会に貢献する)
自動車整備工場は業務の特徴から、社会的にどのようなことに貢献できるのか。 車検、整備 ・自動車の延命化(廃棄物の削減) ・整備車両の燃費向上(資源の節減) ・排ガス規制への適合(大気汚染、地球温暖化) 修理、塗装 ・中古車のリユース(廃棄物の削減) 販売 ・低公害車のPRと普及 ・次世代自動車の情報収集、技術の普及など 廃棄物対策の3R リデユース(廃棄物抑制) リユース(廃棄物再使用) リサイクル(廃棄物再利用)

12 消費者の目と企業の動向~経済社会のグリーン化~
環境を配慮した事業活動をしていることを お客さま・取引先にPRし、事業に利益を生む。 消費者の目と企業の動向~経済社会のグリーン化~ 【消費者の目】 【大企業の動向】 【中小企業の動向】 有害物質の非使用、省エネ設計、省資源化(軽量化・、簡易包装・再生資材の利用等)、製品情報の開示 【製品・サービス】 安心・安全で環境負荷が少ないものを選択 材料の変更(有害物質の転換)、設計の変更(小型・軽量化、分別容易化) グリーン調達 グリーン購入 ISO14001、EA21認証取得、LCA手法の導入、資材の環境情報開示、環境報告書、環境会計 ISO14001認証取得、グリーン調達の実施、 LCA(製品の生涯の影響評価をする)の実施、一層の環境情報公開 【製品・サービスと企業】 環境を配慮した企業の製品・サービスで環境性能の優れたものを選択

13 環境に配慮する情報を収集し、 仕組みを常に改善する。(社会的ニーズに応える)
今ある仕組み 作業手順・業務手順・記録・提出書類など 環境 配慮型企業 環境を配慮した考え方 仕組みをチェックして改善する仕組み 環境 経営 企業 環境を配慮した社会的ニーズに応える仕組み

14 環境を配慮した社会的ニーズに応える仕組み 環境マネジメントシステムを構築・運用する
■事業活動のinput & output を見直す ■事業所内の無理や無駄を探す ■従業員の意識を高める ■適切な目標を立て、進捗状況を評価する ■責任の所在、役割を明確にする ■できない場合の真の原因を探す ■地道な活動を積み重ね、継続させる 環境マネジメントシステムを構築・運用する

15 環境経営はなぜ必要か 今や環境配慮は企業として当たり前 自社の環境活動がどのように社会的に貢献しているかをPRすることが重要
お客様、取引先と共通の環境意識を持って、お互いの利益を追求できることが理想的 常に改善がなければ、社会的ニーズに応えられない 自社の目標や計画を明確にし、確実に実行することが生き残りの方法

16 ちょっと、ここで PRを例にした 環境経営とマネジメントシステム を考えてみましょう。
ちょっと、ここで PRを例にした 環境経営とマネジメントシステム を考えてみましょう。

17 (Public Relations、直訳:公的な親密関係)
PRとは何か? パブリック・リレーションズ (Public Relations、直訳:公的な親密関係) 個人ないし国家や企業その他の組織体で、持続的または、長期的な基礎に立って、自身に対して公的な信頼と理解を獲得しようとする活動のこと。 お客様、取引先に  自社の何を見せたいか。(何が売りか)  自社の何を見てもらいたいか。(何を買ってほしいか) 自社の特徴を見せることにより  お客様の信頼と理解を獲得する。

18 お客様に見てもらいたい 自社の特徴を探せ。
お客様に見てもらうためには 「ええかげんなもの」は見せられない。 社内の体制 教育訓練 確実な実行 が必要 マネジメントシステムの利用 見てもらいたいものを目標に設定 目標達成に向けての行動を開始 原材料の特徴:環境、リサイクル品、技術開発、設計、企画 製造過程・サービスの特徴  環境、衛生、安全、スピード、不良率、社員教育、親切、確実、エンターテイメント 製品・サービスの結果の特徴  物理特性(軽い、丈夫など)、便利、長持ち、メンテナンス、価格、最新技術、利益 製品の廃棄・サービス終了時の特徴:環境、将来利益 その他の活動:環境保全活動、投資、社会貢献 見せたいものは役職、部署により様々 社員全員の意見・提案が必要

19 マネジメントシステム(MS)を利用した PRの実施例
STEP1:何をPRすればよいかわからない。 MSの実行内容 PRの内容を決める計画を立てる。 1.会議(意見集約、教育訓練方法) 2.社内アンケート(社員のアイデア) 役割と期限を決めて実行する。 評価してPR内容を決める。 STEP2:PRの方法がわからない PRの方法を決める計画を立てる。 1.会議(方法、経費など) 2.情報収集(他社、異業種のPR方法) 役割と期限を決めて実行する。 評価してPR方法を決める。 STEP4:改善 STEP3:PRの実行 事項の検証と評価 より効果的なPRに改善(継続的)

20 環境経営とマネジメントシステム わかって頂けましたか? マネジメントシステムは いきなり、設備投資や効果を期待するものではない、 環境経営をゼロから実施できる道具であることを。


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