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まねきねこプロジェクト 最終報告.

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1 まねきねこプロジェクト 最終報告

2 Hanaviシステム

3 要求 DMC機構嶋津先生より、以下の要求があった
慶應のコンテンツの学術利用は極めて少ない。 DMC機構では、慶應の学術コンテンツ検索システム(DMCシステム)を開発している。 DMC機構では、慶應のコンテンツをもっと知ってもらいたい、使ってもらいたい、と考えている。

4 つくったもの 「検索ワードを入力すると、その分野に関連のある人物の一覧および、その人物の関連研究分野に関係のある人物の一覧を表示するシステム」 特徴 自分が知らなかった「研究コンテンツ」を知ることができる 自分が知らなかった研究者を知ることができる。 自分が知らなかった研究分野を知ることができる

5 Hanaviシステム デモ 「コラマネ」に関係する人物は? 「心理学」に関係する人物は?

6 Hanaviシステムができるまで

7 プロジェクトについて メンバー 備考 荒木 恵 (政策・メディア研究科1年) 松田 航 (環境情報学部4年)
荒木 恵 (政策・メディア研究科1年) 松田 航 (環境情報学部4年) 福田 宙音 (環境情報学部2年) 備考 荒木、松田は以前同クライアントの依頼を受けている 実装技術はあまり高くない 全員このプロジェクトが第一希望ではない

8 設計・実装(〜1月半ば) 設計・実装担当 設計 実装 表示モジュール(荒木) 検索モジュール(松田) 全体設計をチームミーティングで決めた
引き渡しデータの仕様を決め、それぞれ設計をした 実装 それぞれ実装を行った

9 設計・実装(〜1月半ば) 失敗だったこと 苦労したこと 問題点 技術調査を怠っていた 仕様が変わることが多かった
検索してから表示するまでの時間が掛かる 1日に検索できる回数が限定される 全体的に表示が見づらい

10 評価 ベンチャー企業の社長からは「丸丸」という意見をいただけた グラフが見難い 研究者情報があるといい
学生は「面白い」という意見だが、使ってもらえるかは微妙

11 設計・実装(〜2月) 設計・実装の変更の目的 方法 グラフ表示を見やすくする グラフ表示を高速にする ノードの色分けを行う
キャッシュDBを持たせる

12 設計・実装(検索モジュール) キャッシュDBの追加 GeocodingModuleとは? どのように使ったか?
GeocodingModuleのDB機能を利用した GeocodingModuleとは? 前回松田関わったプロジェクトの成果物 地名に対して緯度経度情報を返すキャッシュモジュール どのように使ったか? APIによる制限、速度の低下を回避するために使った

13 設計・実装(表示モジュール) ユーザアンケートの結果を受けて、研究者検索システムとの連携 UIの改善 色と形を変えてみやすく
「グラフを止める」ボタンを作成 トップページにグラフの使い方の説明を追加

14 プロジェクトから学んだこと

15 プロジェクトから学んだこと 荒木 松田 福田 要求に対して、根拠を持って提案を行うことは難しい 前回プロジェクトの成果物の意義
要求=「もっと知ってもらいたい」に対して「知らないことを知ってもらうシステム」が必要である、ということに気づいたのが、システム作成後だった。 今回は方法論などを用いず、「自分の考え」と「直感」で提案を行ってしまった。 松田 前回プロジェクトの成果物の意義 自分の書いたソースコードが残った 福田

16 プロジェクトマネジメント報告

17 プロジェクトに生じた問題 仕様変更(人名抽出部分) 当初スコープで作らないと定義した部分を作ることになってしまった
当初はDMCの検索システムを使い、そこの機能である人名抽出を使う予定だった 開発期間中にDMCの検索システムが無くなってしまった 理由はIMB OmniFind から、Googleエンジンへと切り替え作業を行っているため。 クライアントからの要求は、バックエンドがどんな検索エンジンになっても使えるようにしてもらいたい(今後も変更の可能性あり)

18 どうして問題が起こったか 対応は不可能と判断 開発側とクライアント側の認識の違い Yahoo Japan を使う方向に転換
自前で人名抽出モジュールを作る必要性 開発側とクライアント側の認識の違い どういう方法で実装するのかきちんと伝えられていなかった 使う予定だったサイトが使えなくなってしまった クライアントの求めている品質を理解できていなかった 対応は不可能と判断

19 どうしたら問題は発生しなかったか クライアントと密に連絡を取る 社内で相談してみた 正直なところクライアントとは連絡があまり取れていなかった
用がなくても週に1回は会議の時間を作って顔を合わせにいく こちらから用がなくても、向こうにはある 両者に用がなくても、会うことで何か出てくる 余計な仕事が増えるのではなく、気づいていなかった問題点を発見できる

20 メンバーのマネジメント 連絡がつかない 週に1度授業で会う(木曜日) メールでのやりとりをベースに
メッセンジャーでサポート(プロジェクトの最初にお互いを登録)

21 どんな問題が起こったか メールの返事が来ない メッセンジャーにメンバーがログインしない メールで作業を依頼するが応答がない 文化の違い
メールを読んだのか、読んでないのか分からない 作業に問題が発生して止まっている 作業は終了しているのに報告をしていない メッセンジャーにメンバーがログインしない 文化の違い 自分の会社では、会社にいる間はメッセンジャーは常にオンラインである 自宅や外でもネット環境さえあればメッセンジャーは立ち上げている

22 どうやって解決したか 結局、週1の授業で直接会って話を聞くまで作業進捗が分からない事が多かった
まったくやっていない 問題があって止まっている 実はできあがっているのにメール報告してない 2月の開発延長では、メールに返事がない場合は携帯に電話する 2月中で合計7回

23 学んだこと 確実に連絡の取れる手段を確保して、お互いがそれを使って連絡を取ることを同意しておくことが大事


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