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電子ペーパーマネー・システムの構築 ―誰でも・どこでも創れるお札―

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Presentation on theme: "電子ペーパーマネー・システムの構築 ―誰でも・どこでも創れるお札―"— Presentation transcript:

1 電子ペーパーマネー・システムの構築 ―誰でも・どこでも創れるお札―
2006年3月10日 明治大学商学部   松井 孝憲              相原 早紀                須田 理恵子

2 困っていることは何か? ゼミのテーマ 金融情報システム(決済システム)から考えよう! 現金をATMにとりに行くのが面倒!
電子マネーで問題は解消するか? キャッシュレス化の現状を見よう!

3 日本銀行券の発行残高

4 リアルマネーへの愛着・ニーズ 心理的理由 リアルという実感があるからこそ使われる。 経済的理由 ①「一般受容性」
 リアルという実感があるからこそ使われる。 経済的理由  ①「一般受容性」  ②発行者である中央銀行の信用力

5 リアルマネーの不便さ ①必要な不便さ   ーリアルな実感と表裏一体の不便さ ②不必要な不便さ   ーATMまで行くこと   ー大量の現金輸送

6 「ハイブリッド・マネー」の可能性 「バーチャル・マネー」と「リアル・マネー」の長所を兼ね備えた新しいマネー。
不必要な不便さを解消+リアルな面も。 誰でも、家庭や職場で創れる「お札」  +リサイクル可能な「お札」

7 電子ペーパーの構造 ・カラー表示、曲げる事が可能 ・電源なしでも半永久表示 (出典:株式会社富士通研究所ホームページ)

8 電子トークンとは 中央銀行が証明する「本当のお金」  という信号=「お金の魂」 「電子トークン」+「電子ペーパー」 =「電子ペーパーマネー」

9 ニセモノ電子トークンの防止 ①電子ペーパーにICチップを埋め込む。 ②中央銀行の「電子署名」を電子トークンに入れ、ICチップでデータ処理。

10 IC付き電子ペーパー トークンあり トークンなし

11 電子署名の仕組み 日本電子認証株式会社HP

12 電子署名 本人を証明する署名をデジタル・データで。 「暗号技術」が基本→「秘密鍵」と「公開鍵」の対応関係でチェック。 「秘密鍵」=中央銀行
「公開鍵」=お札のユーザー 「ハッシュ関数」は、データ処理の効率化のため。

13 電子PMシステムの全体図 中央銀行 電子 トークン 電子 トークン 銀行A 銀行B 電子 トークン 認証局 電子 トークン 自宅 プリンター
商店 手渡し チェッカー付き携帯電話 チェッカー デポジター IC電子ペーパー

14 金融政策(金融調節)の不安 電子トークンを現在の銀行券と同じ仕組で発行・回収すれば問題なし。 関係者のバランスシートを見ればわかる。

15 中央銀行と民間銀行のバランスシート 中央銀行のB/S 民間銀行のB/S 国 債 準備預金 準備預金 顧客預金 - - - トークン トークン
国 債 準備預金 準備預金 顧客預金 トークン トークン

16 私たちの提案 電子PM 電子ペーパー 電子署名 電子トークン

17 ご清聴  ありがとうございました。


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