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毎月レポート くらしの情報 (2016年10月号).

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1 毎月レポート くらしの情報 (2016年10月号)

2 くらしの情報 2016年10月号 ■私たちの家は、お宝の山!「都市鉱山」
 「都市鉱山」ということばを聞いたことはありますか?「都市」と「鉱山」という真逆の言葉の組み合わせがちょっと不思議ですよね。  都市鉱山とは、今から約30年前の1988年に提唱されたリサイクル概念のひとつです。日本は産業に不可欠な金属資源のほとんどを、海外からの輸入に頼っています。ところが近年は資源を持つ新興国の、自国の経済発展による需要が増加するなどし、とりまく状況が変わってきました。  これらの金属を輸入による購入に頼るだけでなく、廃棄された製品から回収してリサイクルする。そう考えると、わたしたちが住んでいる場所は金属を生み出す鉱山とも言えますよね。これが都市鉱山の考え方です。  都市鉱山は新たな採鉱や探索といった作業が不要で、しかも金銀プラチナなどの貴金属やレアメタル等さまざまな種類の金属が存在します。すでに加工を経て使用されたものなので、天然鉱石よりも質が良いといった利点もあります。どのぐらい「採掘」できるの?と思う方も多いと思いますが、身近な例でいうと、携帯電話1トン(約1万台分)から回収できる金は、約280グラムにものぼるそうです。廃棄処分になればこれらの金属は使い捨てになると考えると、もったいない話ですね。  いいことづくめのような都市鉱山ですが、問題も抱えています。それは、該当製品の回収率が低く、分別や解体といった手作業に多くのコストがかかることです。回収率を上げるための取り組みとして、家電量販店やスーパー、役所などへの回収箱の設置が進められています。また、製品から金属を取り出すためのノウハウが蓄積・共有され、事業として展開している企業も出始めました。  自分の家にも、機種変更で不要になった古い携帯電話やスマホ、買い替えで使わなくなったデジカメ、LED、パソコン等があれば、もう立派な都市鉱山です。冷蔵庫やエアコン、テレビといった大型家電のようにリサイクルが義務づけられているわけではありませんが、資源を持たない国の資源有効活用という見地からも、「採掘」できるようにリサイクルをしたいものです。 ※参考: 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 ジャパン・フォー・サステナビリティ kids環境ECOワード 読売新聞社 2016年10月号 2

3 くらしの情報 2016年10月号 ■世界中で食べられている「めん」料理
 ラーメン、うどん、そばなどなど、麺類は季節や老若男女を問わず、根強いファンの多いメニューですね。  めんの原料になる小麦は、紀元前7000年頃のメソポタミアで栽培が始まりました。小麦はシルクロードを経由して中国にわたり、めんが生まれたのです。日本に伝わったのは奈良時代。その当時は高貴な人々だけが食べることができるお菓子だったとされています。鎌倉室町時代になると、現在のうどんやきしめんに似たものが食べられていたようです。  いま、世界中には数多くの「めん」があります。めんとひと口にいっても小麦だけでなく、ソバや米、豆、タピオカなど、その土地でつくられる食材でつくられているのが特徴でしょう。  めんは製法別にいくつかの種類に分けられます。まずは「手延べラーメン系」。道具を使わず、手のひらでのばすのを基本とし、中央アジアのラグマンや日本のラーメンがそれにあたります。「そうめん系」は、生地の表面に油を塗り、竹の棒を使って引き伸ばしためん。台湾の線麺や日本のそうめんです。「切りめん系」は平らにのばした生地を包丁で切るもので、日本のうどんや蕎麦はこの製法です。「押し出し系」はところてんのように押し出して細長いめんをつくる方法、ビーフンがそうです。最後が「河粉系」と呼ばれる、水に漬けた米をペースト状にして固めてから包丁で切る製法で、ベトナムのフォーがそうです。さらに北アフリカにはクスクスという直径1mmほどのめんがありますし、イタリアにはご存じパスタがありますね。  炒めたりスープに入れたり、ソースにからめたりとバリエーションに富む調理法があり、合わせる食材やだしなどを加えると、まさに「食文化の数だけめん料理あり」。世界のめん料理が食べられる施設のほか、各地でイベントも開催されています。いつもの麺類ではないめん料理で、新しいおいしさを発見してみませんか? ※参考: シマダヤ株式会社 日本製粉株式会社 マイナビウーマン 旅Motto 世界の麺料理 カップヌードルミュージアム 2016年10月号 3

4 くらしの情報 2016年10月号 ■見上げてごらん、秋の夜空を
 長かった残暑も終わり、いよいよ本格的な秋の到来です。澄みきって冴えわたるような空気も心地よいですね。こんな季節は星を見ながら過ごすのにぴったりです。  夜空には無数の星がまたたいていますが、星と星を結んで人物や動物に見立てたのは、約5000年前のメソポタミア地方の羊飼いたちです。それが古代ギリシャにも広まっていき神話や伝説と結びついたのが星座の始まりです。古代エジプトでは、ナイル川の氾濫を星の観測によって把握し、農作物の植え付けや刈り入れ時期なども掌握していたといわれています。  2世紀頃にギリシャの天文学者プトレマイオスが整理した「プトレマイオスの48星座」は、その後約1500年間使われました。その後望遠鏡の発明や、天文学者が個人的に星座をつくったことがもとで星座の数が100を超え、収拾がつかなくなる事態に。そこで国際天文学連合が協議し、現在の星座の正式な数は88個と定義されています。  秋を代表する「ペガススの四辺形」は四角く並ぶ4つの星で、これはアンドロメダ姫の危機を救った勇者ペルセウスの愛馬、ペガススの胴体部分です。この四辺形から左の方角にアンドロメダ座が伸びており、光る雲のような美しい銀河を双眼鏡等で見ることもできます。  おなじみの星占いは12星座ですが、88個の星座からどうやってこの12星座が選ばれたのでしょうか。実は星占いの星座は、どれも太陽の通り道にあります。生まれた時に太陽が位置していた星座が自分の星座になります。数年前には“13番目の星座”として「へびつかい座」が話題になりましたね。秋の空を見上げながら、星座の物語に耳を傾けるのもいいですよ。 ※参考: パレットおおさき 宇宙情報センター コニカミノルタプラネタリウム アストロアーツ 星座を見つけよう 鳥取市ウェブサイト 2016年10月号 4


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