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地域統計 小宮山智志
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いま、社会が大卒の学生にもとめているものは?(行動科学でも話したけど)
何だと思いますか? 1分間、考えてみてください。 回りの方と相談しても構いません。 私の講義では、このような相談タイムを設けます。その時間は、どんどん話してください。 ただ私が話しているときは、決して話さないでください。小声でも話してはいけません。
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いろいろな考え方があるとは思いますが、 集団で、問題を解決する能力
会社で、地域で、もっと皆が働きやすく、暮らしやすくなるように問題を自分たちで見つけて 解決していく能力。 一人の視点では“皆のため”はわからない。 また一人の力は限られている。 集団で協力する能力(=コミュニケーション能力+関係構築能力)も必要です。
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グループを作って話し合いやすいように、座ろう!(横一列では話せません) まずグループを作ろう! 1分!
レッツチャレンジ!! グループワーク 周りの方々とグループを組もう。 (1人~4人) お一人で構いません。 グループを作って話し合いやすいように、座ろう!(横一列では話せません) まずグループを作ろう! 1分!
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考えてみよう! 各グループにグループの人数分ぐらいのお菓子を配ります。 グループ内で、“平等”に分配してください。
さて、皆さんは、どのように分けるかな? まずはみんなで相談 5分!
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ちなみに、いくつか比較 商品 価格(円) エネルギー(kcal) 重さ(g) Kabayaのチョコレート 7.5 28.0 5.0 純露 7.9 15.7 4.0 黒あめ 7.4 30.3 キャラメル 8.5 36.2 8.1 ハッカ飴 8.6 21.8 5.6 meijiのチョコレート 9.3 33.0 5.8
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さて、どのように分けたかな(課題1) いろいろな分け方があったかと思います。 自分たちの分け方をレポートに書いてみよう。
1.誰がどんな意見を出したか、紹介してください。 2.最終的にチームではどんな分け方にしたかな? それについて、いまあなたは、どのように考える(平等?)かな? 3.他にどんな“平等”が考えられる?
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“平等”は一つではない。 “平等”=「みんな同じこと」と当たり前に考えている。 しかし“平等”一つではない。 いろいろな“平等”がある!
例えば、量を同じにする結果の平等。 ただ量も、たくさんあります。 個数・重さ・値段・エネルギー どれも“平等”です。 しかし分け方は変わってきます。
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他にもあるぞ、“平等” 結果の“平等”だけが、“平等”ではありません! ジャンケンやクジで勝者を決めて、勝った人から好きなのを取る!
→機会の“平等” ジャンケンで勝った人が総取りといいのも、機会の“平等”=結果は著しく“不平等”だけど
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まだまだあるぞ 朝ご飯食べてこなかった! お腹すいている人に、一番エネルギーあるのをあげる。
必要を満たすという“平等”(誰もが、等しく必要を充足する) キャラメル嫌い・チョコ好きなど、効用に応じて“平等”に分配する(誰もが等しく、満足する)。
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ヤッカイなのは、みんな一理ある どれも“平等” しかも、みんなあまり何が“平等”なんて考えない! 自分の“平等”が当たり前だと思っている
だからケンカになる!(下手すると戦争:市場をどのように分配するか、資源をどのように分配するか) どれも一理あるけど、状況によって、選択すべき“平等”は変わってくる。
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私の調査の経験 大学二年生の時 調査に参加すると、テスト受けなくても単位もらえる! 決められた地点に行く
そして市役所で、住民票を見せてもらう 決められた手順で、調査の対象者をくじで選ぶ(ランダムサンプリング) 一軒、一軒、回って調査。
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テーマが“平等” 調査の練習で、父・母にやってみた! あまりに対照的 母は、基本的に結果の平等を重視。 父は、機会の平等を重視。
しかも面白いのは、、、 どちらも「二人やっても、同じ答えにしかかけって来ないぞ」と思っていたこと…
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実際に調査すると 「こんなこと調査しても皆同じじゃない」 しかし、こんな感想を漏らす人ほど、 あっと驚く分配を主張する!
けど、みんなと同じ“平等”を信じていると考えている!
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地域間格差 小宮山 2004 階層線形モデル“地域不公平感”の分析 同じ所得の人でも、地域によって不公平感異なる…例えば
小宮山 2004 階層線形モデル“地域不公平感”の分析 同じ所得の人でも、地域によって不公平感異なる…例えば 同じ所得でも、所得が多い地域=不公平 所得以外(フロー)の分配が不平等の地域(資産の不公平)など
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全国一律モデルから地方分権モデルへ 政治=分配(分配の手続きと、分配の仕方) 霞が関(官庁)のお役人に任せていた。
しかし地域によって、何が必要(いまの資源の配分状況)かも、何が“平等”という考えもことなる。 地方分権が進められようとしている。 自分たちで決める? とっても難しい。
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地方で誰が決める? みんな自分の“平等”が当たり前 地域で情報共有する必要 みんなの考えや、必要 やっぱり地方の役所に任せるのではなく
住民が役所と一緒になって考える“協働”の形模索している ちなみに新潟市西区自治協議会には本学の学生さんも参加
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情報文化学部 多くの方と情報共有 当たり前=文化を共有 そして、お互いが幸せな地域を これができるのが、新潟国際情報大学!
調査し、分析し、シミュレーションし、そして情報共有のための情報システムを創る。 外国籍の方もいる…露・中・韓・米の勉強も すべてそろっているのが、本学
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