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~小学校入学までに子供に身に付けてほしいこと~
埼玉県のマスコット コバトン 子育ての目安「3つのめばえ」 ~小学校入学までに子供に身に付けてほしいこと~ 子供の教育は、 家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲き、地域の教えで実がなります。 子供を育てていく上で、家庭の教育が大切で、土台となります。 そこで、これから、保護者の皆様に、子育ての目安「3つのめばえ」について説明いたします。 埼玉県教育委員会
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特に、幼児期は発達の個人差が大きい時期と言われています。
子育ての目安「3つのめばえ」 子供の育ちは一人一人異なります。 特に、幼児期は発達の個人差が大きい時期と言われています。 お子さんの育ちを長い目で見つめながら、かかわり方を考えていきましょう。 子供の育ちは一人一人異なります。 特に、幼児期の子供は発達の個人差が大きい時期と言われています。 子供の育ちを長い目で見つめながら、子供へのかかわり方を考えて、一人 一人のもつよさを育てていきましょう。
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では、どのように子供にかかわっていけばよいのでしょうか・・・ 「生活」の面で、
子育ての目安「3つのめばえ」 生活面で こんな場面はありませんか・・・ 子供の気持ち 「片づけなんて面倒くさいよ」「使わなければよかったな」 「また使うんだし、このままでいいじゃない」 「お母さんが片づけてくれればいいじゃない」 親の気持ち 「おもちゃが多すぎるから、大事にしないのかしら・・・」 「このまま広げておいては、邪魔で困るよ」 「大きくなったんだし、自分で片づけられるでしょ」 では、どのように子供にかかわっていけばよいのでしょうか・・・ 「生活」の面で、 子供が、片付けを面倒に思ったり、人任せにしたりしたときなどには、 親としては、「おもちゃが多すぎるのかしら…」とか、「なんで自分でできないのかしら…」、と心配になります。 このようなときは、どうかかわっていけばよいでしょうか…
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「物を大切にする」気持ちが子供にめばえるようにするためには、 進んで片付けをすることが大切です。
子育ての目安「3つのめばえ」 生活面で こんな場面はありませんか・・・ 子供の気持ち 「片づけなんて面倒くさいよ」「使わなければよかったな」 「また使うんだし、このままでいいじゃない」 「お母さんが片づけてくれればいいじゃない」 かかわりのヒント ⇒「おもちゃを使って遊んで、とても楽しかったよね」 ⇒「大事なおもちゃをなくしたり、こわしたりしないようにしまっておこう」 ⇒「片づけたら、部屋がきれいになったね。気持ちがいいよ」 ⇒「しまった場所がわかっていれば、使いたい時すぐに出せるよね」 親の気持ち 「おもちゃが多すぎるから、大事にしないのかしら・・・」 「このまま広げておいては、邪魔で困るよ」 「大きくなったんだし、自分で片づけられるでしょ」 「物を大切にする」気持ちが子供にめばえるようにするためには、 進んで片付けをすることが大切です。 片付けを通して「物を大切にする」ことが子供にめばえるようにするために、 「おもちゃを使って遊んで、とても楽しかったよね」 「しまった場所がわかっていれば、使いたい時すぐに出せるよね」 と お子さんと一緒に片付けたあとの清々しさを体験してみましょう。 まだ他にもかかわり方があるかもしれません。話し合ってみましょう。
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他者との関係で こんな場面はありませんか・・・
子育ての目安「3つのめばえ」 他者との関係で こんな場面はありませんか・・・ 子供の気持ち 「『おはよう』って言うのは はずかしい」 「お母さんが言ったからいいでしょ」 「○○ちゃんだって、言わないよ」 「あいさつしたのに、知らんぷりされたよ」 「損しちゃった」 親の気持ち 「他の子はできるのに・・・」 「しつけが悪いと思われてしまいそう」 「○○ちゃんの家でも、注意してくれればいいのに」 「大きくなったのに、もっとしっかりしてくれないかしら」 「他者との関係」では、 子供があいさつを恥ずかしがったり、 相手の反応を気にして挨拶ができなかったりしたときなどには、 親としては、「他の子はできるのに…」とか、 「もっとしっかりしてくれないかしら・・・」と心配になります。 このようなときは、どうかかわっていけばよいでしょうか…
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他者との関係で こんな場面はありませんか・・・
子育ての目安「3つのめばえ」 他者との関係で こんな場面はありませんか・・・ 子供の気持ち 「『おはよう』って言うのは はずかしい」 「お母さんが言ったからいいでしょ」 「○○ちゃんだって、言わないよ」 「あいさつしたのに、知らんぷりされたよ」 「損しちゃった」 かかわりのヒント ⇒「お母さんと一緒に言ってみよう」 ⇒「元気よくあいさつするって気持ちいいよ」 ⇒「あいさつしたら、友達と仲良しになった気がするよ」 ⇒「あなたと同じ、はずかしかったのね。もう一度、言ってみようよ」 親の気持ち 「他の子はできるのに・・・」 「しつけが悪いと思われてしまいそう」 「○○ちゃんの家でも、注意してくれればいいのに」 「大きくなったのに、もっとしっかりしてくれないかしら」 気持ちを「言葉で伝え合う」ことができるようになるためには、 あいさつを交わすことが大切です。 あいさつを通して「言葉で伝え合う」ことが子供にめばえるようにするために、 「お母さんと一緒に言ってみよう」、 「あいさつしたら、友達と仲良しになった気がするよ」 と、 自分からあいさつができるようにしていきましょう。
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興味・関心について こんな場面はありませんか・・・
子育ての目安「3つのめばえ」 興味・関心について こんな場面はありませんか・・・ 子 「お母さん、この本読んで」 親 「ごめんね、ご飯の支度をしなければならないの、あとで読んであげるね」 子 「つまんない」 親 「字が読めるようになったんだから、自分で読んでみたら」 子 ・・・・・・(お母さんに読んでほしかったんだけど) 子供の気持ち 「お母さん、見て!見て!」 「字が読めるよ」 「でもね、お母さんに読んでもらうとお話がとっても楽しい」 「本を読んでもらう時間、お母さんと一緒にいられるのがうれしいんだ」 「興味・関心」の面については、 例えば、 子供が、本の読み聞かせをせがんできたときに、 大人は「あとでね」とか「自分で読んでみたら」と、つい言ってしまいます。 そんな時、子供は、 「字が読めるのを見てほしいのに…」、「お母さんと一緒のほうが楽しいのに・・・」と、 興味をそがれてしまいます。 では、どのようにかかわればよいでしょう…。
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興味・関心について こんな場面はありませんか・・・
子育ての目安「3つのめばえ」 興味・関心について こんな場面はありませんか・・・ 子 「お母さん、この本読んで」 親 「ごめんね、ご飯の支度をしなければならないの、あとで読んであげるね」 子 「つまんない」 親 「字が読めるようになったんだから、自分で読んでみたら」 子 ・・・・・・(お母さんに読んでほしかったんだけど) 子供の気持ち 「お母さん、見て!見て!」 「字が読めるよ」 「でもね、お母さんに読んでもらうとお話がとっても楽しい」 「本を読んでもらう時間、お母さんと一緒にいられるのがうれしいんだ」 かかわりのヒント ⇒「今は無理だけど、夜、眠る前には読んであげようかしら」 ⇒「今日は、お父さんが読んであげるよ」 ⇒「この前一緒に読んだ冒険のお話、とっても楽しかったね」 子供の「文字などの感覚を豊かにする」ためには、 本を読むことへの興味をもたせることが大切です。 文字などへの豊かな感覚がめばえるように、 「今日は、お父さんが読んであげるよ」、 「この前一緒に読んだ冒険のお話、とっても楽しかったね」と、 文字などに触れる楽しさを味わわせるようにしていきましょう。
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小学校入学までに 子供たちに身につけてほしいこと
子育ての目安「3つのめばえ」 「3つのめばえ」とは 子育ての目安「3つのめばえ」は、子供たちに 小学校入学までに身につけてほしい内容を、子 育ての目安として示すものです。 子育ての目安「3つのめばえ」 小学校入学までに 子供たちに身につけてほしいこと ◇健康で安全な生活をする ◇自分のことは自分でする ◇物を大切にする 生 活 このような、大人と子供のかかわりを通して、子供たちに身につけてほしいことをまとめたものが、『子育ての目安「3つのめばえ」』です。 これは、子供たちに小学校入学までに身につけてほしい内容を、子育ての目安としてまとめたものです。 ◇人とかかわる力を身につける ◇言葉で伝え合う ◇きまりや約束を守る 他者との関係 ◇好奇心や探究心をもって いろいろなものにかかわる ◇文字や数量などの感覚を豊 かにする ◇自分の思いを表現する 興味・関心
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幼児期の子供は、生活 が広がり、友達とのつながり ができ、興味・関心 の対象も広がってきます。
子育ての目安「3つのめばえ」 生 活 他者との関係 興味・関心 健康で安全な 生活をする 人とかかわる力 を身につける 好奇心や探究心を もっていろいろな ものにかかわる 自分のことは 自分でする 文字や数量などの感覚を豊かにする 言葉で伝え合う 幼児期の子供は、生活 が広がり、友達とのつながり ができ、興味・関心 の対象も広がってきます。 そこで、 子育ての目安「3つのめばえ」は、 「生活」と、友達などとの「他者との関係」と、 「興味・関心」 の3つの柱をたて、それぞれに3つの内容を示しました。 物を大切にする きまりや約束を 守る 自分の思いを 表現する
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「3つのめばえ」の内容を、子供に芽生えさせるための、子供へのかかわり方です。
子育ての目安「3つのめばえ」 自主性がめばえます 生 活 規則正しい生活リズムを 身につけましょう ◇ 寝る時刻や起きる時刻を決めていますか 戸外で遊びましょう ◇ 戸外での遊びを子供と一緒に楽しんでいますか 自分のことは自分でしましょう ◇ できない部分は手を貸して、できるところはほめて励ましていますか 物を大切にしましょう ◇ 物の置き場や片づけ方を決めていますか 社会性がめばえます 他者との関係 家族とのあたたかいつながり を つくりましょう ◇ 子供の目を見て話をきいていますか ◇ 毎日できる手伝いをさせていますか 返事やあいさつをしましょう ◇ まわりの大人があいさつの手本になっていますか きまりや約束を守りましょう ◇ よいこと、悪いことを示していますか 「3つのめばえ」の内容を、子供に芽生えさせるための、子供へのかかわり方です。 家族との温かいつながりが土台となります。 学びへの意欲がめばえます 興味・関心 いろいろなものへの 興味・関心を高めましょう ◇ 子供の「なぜ?」を一緒に考えていますか 生活の中で、文字や数などに 触れましょう ◇ 文字や数などに触れる場面を大切にしていますか 夢をもちましょう ◇ 子供のよいところや頑張っていることを見つけ、ほめていますか
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自分のことは自分でする ◇ 着替えや片付け、脱いだ靴をそろ えるなど、できない部分は手を貸して、 できるところはほめて励ます 生 活
子育ての目安「3つのめばえ」 自主性がめばえます 生 活 自分のことは自分でする ◇ 着替えや片付け、脱いだ靴をそろ えるなど、できない部分は手を貸して、 できるところはほめて励ます 例えば、生活面で、子供に「自分のことは自分でする」ことをめばえさせるためには、 「できない部分は手を貸して、できるところはほめて励ます」ことを通して、子供にかかわっていきましょう。
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返事やあいさつをする ◇ 元気のよい「はい」という返事や 「おはよう」などのあいさつを、まわりの 大人が手本となる 他者との関係
子育ての目安「3つのめばえ」 社会性がめばえます 他者との関係 返事やあいさつをする ◇ 元気のよい「はい」という返事や 「おはよう」などのあいさつを、まわりの 大人が手本となる また、他者との関係では、例えば、子供が「返事やあいさつをする」ために、 「まわりの大人があいさつの手本となる」ことを通して、子供にかかわっていきましょう。
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いろいろなものへの興味・関心を高める ◇ 子供の「なぜ?」を一緒に考える 興味・関心
子育ての目安「3つのめばえ」 学びへの意欲がめばえます 興味・関心 いろいろなものへの興味・関心を高める ◇ 子供の「なぜ?」を一緒に考える そして、興味・関心の面では、例えば、「いろいろなものへの興味・関心を高める」ために、 「子供の『なぜ?』を一緒に考える」ことを通して、子供にかかわっていきましょう。子どもを認め、家族の温かいつながりを深める中で、ぜひ、心がけてみてください。
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「生きる力」の基礎となり、小学校に入学してからの教育につながるものです。
子育ての目安「3つのめばえ」 「生きる力」 規律ある態度 学力 体力 中学校 家庭 ・ 地域社会 家庭 ・ 地域社会 小学校 生きる力の基礎 興味・関心 生 活 この『子育ての目安「3つのめばえ」』は、 「生きる力」の基礎となり、小学校に入学してからの教育につながるものです。 そして、小学校や中学校で身につけさせたい「学力」「規律ある態度」「体力」にもつながっていきます。 子供にかかわるすべての人が、『子育ての目安「3つのめばえ」』を通して、幼児期の子供について共通理解をすることによって、子供を共に育てていくことを目指しています。 子育ての目安「3つのめばえ」 小学校入学までに身につけてほしいこと 幼稚園 保育所 認定こども園 他者との関係
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家庭と幼稚園・保育所・認定こども園、 小学校がともに手を取り合って、 愛情と思いやりをもって、 すこやかな子供の育ちを支えましょう。
子育ての目安「3つのめばえ」 家庭と幼稚園・保育所・認定こども園、 小学校がともに手を取り合って、 愛情と思いやりをもって、 すこやかな子供の育ちを支えましょう。 家庭と幼稚園、家庭と保育所、家庭と認定こども園、それぞれが連携して、さらに小学校ともつながり、ともに手を取り合って、 愛情と思いやりをもって、すこやかな子供の育ちを支えましょう。 埼玉県教育委員会
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