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地震による斜面崩壊の模擬実験 H2918 勝見 泰次
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動機 阪神・淡路大震災の年に生まれた者として、地 震の研究に貢献したいから。
大阪大学中之島センターでの田中輝彦先生の講 演を聞いて、斜面崩壊についてもっと知りたく なったから。
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目的 斜面地に建っている家は大地震発生時危険であ るということを示す。 斜面を平地に造成する既存の方法が正しいこと を実験によって証明する。
斜面を平地に造成する既存の方法以外の造成方 法を考える。
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実験に使うもの Ｌ字型の金属板 平らな金属板 アクリルケース 土 箱 振動機 デジタルカメラ
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実験方法 土をアクリルケースに盛る。 Ｌ字型or平らな金属板を使って、土の斜面に 平地を造成する。
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実験方法 振動機で地震動を再現する。 VIDEO POINT 2.5を用いて、星印の部分の加 速度を測定する。
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実験１ 地面に対して鉛直に平らな金属板を配置し、平 地を造成する。
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実験１の結果 鉛直に配置した平らな金属板は支えがないため、 斜面は崩壊してしまう。
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実験２ 地面に対して５０°から８５°の間隔で、平らな 金属板を斜めに配置して平地を造成する。 50°< θ < 85° θ
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実験２ Θ＝８５°の時 Θ＝８０°の時
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実験２
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実験２ Θ＝７５°の時 Θ＝７５°の時
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実験２の結果 金属板にかかっている重力が、斜面崩壊の仕方 に影響している。
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Results of Acceleration
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Results of Acceleration
縦軸 vertical axis 横軸 horizontal axis
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実験３ Ｌ字型の金属板を用いて平地を造成する。
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実験３の結果 Ｌ字型の底面部分に土の重力がかかっているた め、斜面崩壊は起こらない。
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まとめ 実験１ : 斜面を支える金属板は、支えがなけれ ば倒れてしまう。
実験２ : 斜めに配置した金属板は、斜面崩壊の 仕方に違いが出る。金属板の重力が影響。 実験３ : 土の重力が、Ｌ字型の金属板の底面部 分にかかって、斜面崩壊を抑制する効果があ る。 →これらをまとめると、斜面に何らかの力を加え ることで、斜面崩壊を抑制することが出来る。
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今後の課題 実験方法をもっと正確になるように改良する。 Ｌ字型以外に斜面崩壊を防ぐことが出来る構造 物がないか調べる。
土の種類を変えてみる。
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御静聴有り難う御座いました
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