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炭素循環モデルグループの進捗状況 吉川知里 共生2連絡会議 2004.09.29 C. Yoshikawa.

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1 炭素循環モデルグループの進捗状況 吉川知里 共生2連絡会議   C. Yoshikawa

2 2003年4月~ 海洋単体モデル + 海洋炭素循環

3 2003年12月~ 大気海洋結合モデル + 海洋炭素循環

4 2004年4月~ 大気海洋結合モデル + 陸域・海洋炭素循環

5 ~ 2006年 統合モデル (KISSME)

6 今回紹介する 大気海洋結合モデル + 陸域・海洋炭素循環
今回紹介する 大気海洋結合モデル +  陸域・海洋炭素循環 まるちゅう T42L20 大気x=128,y=64,z=20 海洋x=256,y=192,z=44

7 温暖化実験のテストラン ★ 今回は、20年間のspin upの結果を報告します。 少し気が早いですが、本番に向けて改良すべき点を検討したい。
CO2排出シナリオを与える 外部から CO2濃度を 与える 20年間 spin up CO2排出シナリオを与える るが、大気とは交換させない。 1850 1900 2100 spin up 285から300 ★ 今回は、20年間のspin upの結果を報告します。    少し気が早いですが、本番に向けて改良すべき点を検討したい。

8 単体モデル、観測とのクロロフィル濃度の比較
統合 観測と比べても、海洋単体モデルと比べても、統合モデルの亜熱帯域の生物生産が活発すぎる。 単体は、沿岸の赤い所を除けば、観測とだいたいあっている。ちょっと南太平洋が大きすぎるけど(鉄制限ないから)。 コンタ書きなおすかmax50で。 高緯度で栄養塩が多いのに生産少ないのは、やっぱり氷のせいか・・・。

9 単体モデル、観測との硝酸濃度の比較 観測 単体 統合 海洋単体モデルと比べるとかなり富栄養。 観測とは、だいたいあっているように見える。
特に亜熱帯で高濃度というわけでもない。 海洋生態系モデルをチューニングしなおす 必要があるということか・・・。

10 単体 ちなみに、 全く同じ生態系モデルなのに、 亜熱帯で見慣れない高生産域が できてしまった理由は・・・ 統合
単体は、沿岸の赤い所を除けば、観測とだいたいあっている。ちょっと南太平洋が大きすぎるけど(鉄制限ないから)。 コンタ書きなおすかmax50で。 高緯度で栄養塩が多いのに生産少ないのは、やっぱり氷のせいか・・・。

11 海洋単体モデルで与えた風の場と統合モデルの風の場が異なる。
植物プランクトンは0.1umolあれ十分生きていける。 海洋単体モデルで与えた風の場と統合モデルの風の場が異なる。

12 単体モデル、観測とのクロロフィル濃度の比較
統合 観測と比べても、海洋単体モデルと比べても、統合モデルの亜熱帯域の生物生産が活発すぎる。 衛星なので、最表層のみ。 光合成の式のチューニングが必要。

13 単体モデル、観測とのCO2フラックスの比較
統合 統合 統合 クロロフィル濃度の分布が結構異なるにも かかわらず、CO2フラックスの分布に大差はない。

14 Leaf Area Index と Net Primary Production
改良する予定あり GPPの全球平均値は、103PgC/m2/day。

15 CO2フラックス

16 J K K K L モデルの改良すべき点と今後の予定
10月末のIGBP/GAIM(AIMES)のワークショップに向けて、引き続き温暖化実験を行う。 J K Sim-CYCLEのパラメータを最新バージョンに更新する。 K 土地利用変化を与える。 K モデルの最適化を行い、スピードアップさせる。 1890~1950の60年平均 L クロロフィル濃度の亜熱帯の分布がおかしいので、海洋生態系モデルのチューニングが必要かもしれない。

17 CO2フラックスの季節変化

18 単体モデルと結合モデルのエクマン湧昇の比較


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