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従来の感染症法では、感染症患者の治療及び感染症の予防を行うための法律内容であった。

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1 従来の感染症法では、感染症患者の治療及び感染症の予防を行うための法律内容であった。
近年では、テロリズムが世界的に流行していることから、改正感染症法では、バイオテロリズム対策と病原性微生物の適切な取扱を含めた内容となっている。 従来からの感染症患者治療と予防のための病原性微生物の分類と、バイオテロ対策、及び取扱のための病原性微生物の分類は必ずしも一致していない。

2 一種病原体は基本的に所有が認められない。感染力が強く、治療法も確立されていないものも多い。
二種に関しては、治療・研究目的のために所有は認められるが、強い規制がかかる。 以降、各微生物の病原性などに準じてグルーピングが行われ、それぞれの規制の下で使用する。 ちなみに、鳥インフルエンザウィルスは第4種病原体に分類されるが、強毒性鳥インフルエンザウィルスの場合では、第二種病原体に分類されることになる。

3 また、それぞれの等級により所有、運搬、その他規制がかかっておりその法令に従う必要がある。

4 消毒剤の分類と作用機序 水準 分類 消毒薬 作用機序 高 アルデヒド系 グルタラール、フタラール タンパク質や核酸と反応. 酸化剤
過酢酸、過酸化水素*、二酸化塩素* 活性酸素による酸化作用 次塩素酸系 次亜塩素酸ナトリウム、強酸性水 次亜塩素酸による酸化作用 ヨウ素系 ポビドンヨード ヨウ素がタンパク質や脂肪と反応 アルコール系 エタノール、イソプロパノール タンパク質を変性・凝固 フェノール系 クレゾール 脂質の溶解・破壊  第四級アンモウ       ニウム系 塩化ベンザルコニウム、         塩化ベンゼトニウム 細胞膜に吸着・障害 タンパク質を変性 ビグアナイド系 グルコン酸クロルヘキシジン (基本的に界面活性剤)  両性界面活性剤 アルキルポリアミノエチルグリシン 脂質を分解できる場合がある 消毒剤はどれも同様の効果を発揮するわけではなく、消毒水準を分類することができる。 高水準な消毒薬としてはアルデヒド系、酸化剤などがある。過酸化水素はオキシドールごときの低濃度ではなく、高濃度過酸化水素を使う。しかし日本では、過酸化水素、二酸化塩素は爆発性があるため、用いられない。 次亜塩素酸は有効であるが、汚れがひどいときには十分な消毒効果が得られにくい。大量使用の必要がある。また、次亜塩素酸やエタノール系は長期間の消毒効果が認められない。 アルコール系では、炭素数の小さいものほど消毒効果が薄い。メタノールではほとんど消毒できない。 クレゾールに関しては現在しようが規制されている。 低水準消毒液は逆性石鹸等とも呼ばれる。結局は洗剤として使用される。

5 界面活性剤系の低水準消毒薬の抵抗性 グラム陽性菌 < グラム陰性菌 ブドウ球菌 レンサ球菌 肺炎球菌 腸球菌 大腸菌 セラチア菌 緑膿菌
セパシア菌 結核菌は脂質に被われているので抵抗性が高い 従って、グラム陽性菌よりもグラム陰性菌の消毒の難しくなってくる。分子生物学実験をやっている人は大腸菌から簡単にプラスミドやゲノムDNAを調製してくるが、あれは、K-12株由来の大腸菌を使用している。この株は人為的にものすごい改良がなされていて簡単に溶菌する様に仕組まれているからである。通常の人からの大腸菌を培養して、ゲノムを取ろうとしてもなかなか溶菌しない。 環境細菌は、消毒薬や抗菌薬に抵抗性が高い 緑膿菌、セパシア菌、セラチア菌 (レジオネラは環境中ではアメーバなどに寄生している)

6 手洗いの種類と方法 手洗いの種類 方 法 社会的手洗い 日常生活における手洗い 衛生的手洗い 流水による手洗い
方  法 社会的手洗い 日常生活における手洗い 衛生的手洗い 流水による手洗い 抗菌成分を含まない石けん (薬用石けんを用いる場合もある) 生体消毒薬を用いない手洗い 消毒薬配合スクラブ 生体消毒薬を用いた手洗い 擦り込みによる手洗い 速乾性手指消毒薬 手術時手洗い 消毒薬配合スクラブを用いた厳密な手洗い             (仕上げとして速乾性手指消毒薬を用いる) 手洗いもグレードがある。手術に際しては徹底的な手洗いが求められる。過去にはブラシを使用して洗っていたが、ブラシにより傷が付き、そこから感染が起こる事があるので現在では行われていない。 研究所における実験では、この表で言う衛生的手洗いを行うことが望ましい。


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