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平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄
一挙4倍の根拠が薄弱。もっと増えるのでは? (出典)経産省「平成29年度 経済産業省関係予算案の概要」 平成28年12月 ①平成29年度 経済産業省関係予算案 (出典)東京電力・1F問題委員会「東電改革提言」 平成28年12月20日 (出典) 資源エネルギー庁電力・ガス事業部「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会電力システム改革貫徹のための政策小委員会中間とりまとめに対する意見募集結果について」 平成29年2月6日 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 ②総額約22兆円の福島第一原発事故費用 470億円×35年≒1.6兆円 東電株価が5倍になって売却益4兆円を確保? 経産省関連予算(案) 総額 1兆3366億円 ■廃炉の研究開発: H28年度補正予算までの累計0.2兆円 国家予算から流入 (うち中間貯蔵施設費用に469億円) 国家予算へ逆インパクト 資料1
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①1F廃炉費用8兆円(6兆円増額)の根拠について ②「非連続の経営改革」=他社との連携(全分野での事業再編)
第 6 回東京電力改革・1F 問題委員会(2016 年 12 月 9 日)配布資料「有識者ヒアリング結果報告」(以下、「有識者ヒアリング結果報告」という。)から引用。経済産業省として評価したものではないことに留意。 経産省の付ける留保 廃炉機構の付ける留保 ①1F廃炉費用8兆円(6兆円増額)の根拠について ②「非連続の経営改革」=他社との連携(全分野での事業再編) (出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「有識者ヒアリング結果報告(福島第一原子力発電所1~3号機のデブリ取出し)」2016年12月9日 (出典)東京電力・1F問題委員会「東電改革提言」 平成28年12月20日 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 (出典)資源エネルギー庁「東京電力改革・1F問題委員会」事務局「論点を明確にするための素材」 平成28年10月5日 ○TMI-2 におけるデブリの取出しから輸送までの直接費用は 9.73 億ドル ○福島第一原子力発電所 1~3 号基と TMI-2 を比較すると、デブリ取出しについて、以下の相違点がある。 ・ 1 基当たりの取出し量が最大 2 倍程度 ・ デブリの位置が炉内全体に分散 ・ 放射線量が高く大規模な遠隔作業に依存 ・ 格納容器の閉じ込め機能に損傷があるため附属的な系統設備が不可欠 ・ 取出すべき基数が 3 倍 ○福島第一原子力発電所 1~3 号基のデブリ取出しに向けて確保すべき資金について、TMI-2 の事例を参考に、上記の相違点を踏まえつつ最大値を推測すると概ね25~30倍程度となり、これに物価上昇率を考慮すると約50~60倍程度となる。 資料2
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資料3 ②最初の12日間、消防車の注水は1号機に届いていたのか? ①沸騰水型原子力発電所の構造 注水
早期に開始するほどよい。 長期間継続するほどよい。 ペデスタル:圧力容器を支えるコンクリート製の円筒状台座。メルトダウンした燃料デブリ調査の焦点の一つ。 核燃料の位置(炉心) 最も早くメルトダウンし、その後の事故の進展を決定づけた1号機をめぐり、現場で何が起きていたのかに迫る。 NHKスペシャル「原子炉冷却 12日間の深層」 2017年3月12日(日)21:00-(総合ch) 圧力容器 消防車による代替注水の経緯(政府事故調) ①沸騰水型原子力発電所の構造 (出典)芝浦工大・新井民夫教授「2016年IRIDシンポジウム・ロボットが担う廃炉技術~君に期待すること~」2016年8月4日 格納容器 (出典)渕上正朗・笠原直人・畑村洋太郎「政府事故調技術解説 福島原発で何が起こったか」(日刊工業新聞)2012年12月25日 (出典)IRID・IAE「解析・評価等による燃料デブリ分布の推定について」H28年10月4日 (出典)NHK「NHKスペシャル『メルトダウンFile.6 原子炉冷却 12日間の深層』」2017年3月12日 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 ②最初の12日間、消防車の注水は1号機に届いていたのか? 1号機の事故進展解析結果(IRID、IAE) 核燃料集合体 資料3
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①ペデスタル外側のデブリは上アクセス工法では困難 ②圧力容器の内部・底部の構造物は横アクセス工法では困難
(出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略プラン 2016」2016年7月13日 (出典)奥住直明「国際廃炉研究開発機構における研究開発の状況について」2017年2月9日 (出典)桑原浩久「福島第一の廃炉に向けた研究開発の現状と課題」2016年3月11日 圧力容器 ①ペデスタル外側のデブリは上アクセス工法では困難 ②圧力容器の内部・底部の構造物は横アクセス工法では困難 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 (出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略プラン 2016」2016年7月13日 横アクセス工法 上アクセス工法 横アクセス工法では、ペデスタル内側と外側の燃料デブリを回収できるが、圧力容器の内側や圧力容器底部の構造物撤去は難しい。 上アクセス工法では、圧力容器・ペデスタル内側の燃料デブリを回収できるがペデスタル外側に漏れ出た燃料デブリの回収は難しい。 圧力容器 資料4
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②2号機における横アクセス工法のイメージとは
セル化・連結使用 ②1号機オペフロは2022年まで作業中 (出典)国際廃炉研究開発機構「平成26年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業費補助金(燃料デブリ・炉内構造物取り出し工法・システムの高度化事業)」中間報告」平成28年4月 (出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「燃料デブリ取り出しの意義とリスク低減の考え方」2017年3月4日 (出典)増田尚宏「福島第一原子力発電所の廃炉を取り巻く状況と課題」2016年8月4日 (出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「燃料デブリ取り出しの意義とリスク低減の考え方」2017年3月4日 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 ②2号機における横アクセス工法のイメージとは 燃料デブリ 1号機使用済燃料プールからの燃料取出しについては、原子炉建屋最上階=オペレーションフロア(オペフロ)の上部に、燃料取出し専用カバーを設置する計画。このプランの実施に向け、放射性廃棄物の飛散抑制対策を徹底したうえで、建屋カバーを解体し、オペフロ上部のガレキ撤去を実施する。計画では、燃料取出し完了は2022年度半ば頃の見込み。 検討すべきではないか。 2022年度半ばまで予定されており、オペフロでの作業が必須の上アクセス工法を行うことは困難。従って、まず横アクセス工法を 1号機は、使用済燃料取出しが 資料5
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①燃料デブリの回収に際して必要な対策とは ②燃料デブリ取り出し:方針の決定→方法の確定→取り出しの開始
(出典)奥住直明「国際廃炉研究開発機構における研究開発の状況について」2017年2月9日 (出典)原子力損害賠償・廃炉等支援機構「東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略プラン 2016」 2016年7月13日 ②燃料デブリ取り出し:方針の決定→方法の確定→取り出しの開始 平成29年3月22日 参議院経済産業委員会 民進党・新緑風会 石上俊雄 (出典)東京電力ホールディングス株式会社「2号機PCV内部調査について」 2017年1月26日 臨界管理 資料6
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