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省エネルギーを指向した複合ビルの環境設計

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Presentation on theme: "省エネルギーを指向した複合ビルの環境設計"— Presentation transcript:

1 省エネルギーを指向した複合ビルの環境設計
 省エネルギーを指向した複合ビルの環境設計  -熱負荷低減を中心として-    関根 秀幸

2 複合ビルの全設備コストのうち約50%が空調設備コスト
 設計趣旨   複合ビルの全設備コストのうち約50%が空調設備コスト  空調設備における 省エネルギー化 複合ビルにおける全設備コストのうち約50%を空調設備コストが占めている。 本環境設計は建物を工夫することで室内空調の熱負荷を下げることを目的としている。  熱 負 荷 の 低 減 

3 ダブルスキンの熱線反射ガラスと普通ガラスの侵入熱量の計算結果
 外観パース   ダブルスキンの熱線反射ガラスと普通ガラスの侵入熱量の計算結果    階数:11階 1階床面積:2801㎡    高さ:43m  光のダクト   太陽光発電   普通ガラス   ダブルスキン   熱線反射ガラス  建物の外観は、下階の上に三棟が配置している形で、屋上には太陽エネルギーを利用できるように 光のダクトと、太陽光発電を設置して、4階部分には風害を防止するために中空層と、その中を通り 抜ける風で風力発電ができるようにしました。また建物にあたった風による吹き降ろしを防止するた めセットバックしました。ダブルスキンの材料は熱線反射ガラスを採用して普通ガラスより4000W程 度侵入熱量を削減しました。  ダブルスキン   風害を防ぐため  のセットバック  風害対策の中空層   熱線反射ガラスの採用  風力発電  N

4 N 屋外 室内 ダブルスキンは空調機器の負荷が大きくなるペリメーターゾーンの熱負荷を下げるため、外周に設けて、
 ダブルスキン   ダブルスキン  N 屋外 室内  太陽光  ダブルスキンは空調機器の負荷が大きくなるペリメーターゾーンの熱負荷を下げるため、外周に設けて、 太陽光により暖められた空気は、夏期は排出、冬は回収して利用できるようにしました。  ペリメーターゾーン   5階平面図 

5 ダブルスキン内に設けたライトシェルフと、屋上の光のダクトのより太陽光を乱反射させて、室内内部 へ自然採光を取り入れられるようにしました。
 ライトシェルフ   ライトシェルフ   光のダクト  ダブルスキン内に設けたライトシェルフと、屋上の光のダクトのより太陽光を乱反射させて、室内内部 へ自然採光を取り入れられるようにしました。  ライトシェルフ   自然採光   5階平面図 

6 鉛直断面気流分布 N 風向 3階以上はセットバックさせて、建物にあたった風によりおこる吹き降ろしを防止できるようにしました。
 風害を防ぐためのセットバック   数値シュミレーションによる周辺気流   セットバック  鉛直断面気流分布  3階平面図  N 風向 3階以上はセットバックさせて、建物にあたった風によりおこる吹き降ろしを防止できるようにしました。  吹き降ろしの防止 

7 風害対策を兼ねた中空層の設置 風害対策を兼ねた中空層の設置
風害対策を兼ねた中空層の設置   風害対策を兼ねた中空層の設置  風力エネルギーの利用   4階平面気流分布   中空層  N 夏の日中の 卓越風向 4階には、中空層を設けて風を通して風害を防止し、三棟は卓越風向を誘導して中空層内で 風力発電をして、夏の電力のピークカットができるようにしました。 風が通るように  建物の配置で誘導   4階平面図   風力発電のプロペラ   夏の日中を想定したピークカット風力発電 

8  ダクト配管系統図  N 熱負荷が大きく異なる南東と北東の二箇所からダクトを引き 還気ダクト 給気ダクト  5階平面図 

9 夏は外気による冷房、冬は温水による暖房ができるようにしました。
 ダクト配管系統図  夏は外気による冷房、冬は温水による暖房ができるようにしました。  空調概念図 

10 空調設備機器は7系統を使用して、南西と北東の事務・店舗にわけ、空調機器は「外気冷暖房空調機」 を用い、ダブルスキン内の空気を使用している。
 空調設備機器  空調設備機器は7系統を使用して、南西と北東の事務・店舗にわけ、空調機器は「外気冷暖房空調機」 を用い、ダブルスキン内の空気を使用している。  外気冷暖房空調機   ダブルスキン内の空気を使用 

11 ・熱線反射ガラスと普通ガラスの侵入熱量の計算 ・数値シュミレーションのよる建物周辺気流の把握
 環境設計   検討事項   ・熱線反射ガラスと普通ガラスの侵入熱量の計算   ・数値シュミレーションのよる建物周辺気流の把握   ・ダブルスキンの効果に関する負荷計算  熱線反射ガラスと普通ガラスの侵入熱量の比較、数値シュミレーションによる周辺気流の把握、ダブルスキンの効果に関する 負荷計算を検討し、設備設計をしました。 以上で発表を終わります。  設備設計 


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