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フィールドセンシング 最終課題(課題1選択)

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1 フィールドセンシング 最終課題(課題1選択)
総合政策学部2年 多村 知洋 ・s04550tt

2 Google Maps/Earthの機能・利点
各方面・大人数の間で情報共有ができる 地図情報と知識情報を連携させて表示させることができる。 GISデータを3次元の世界で表現することができる。                ・                ・         など

3 今日、情報共有が必要な場とは 政治分野 防災分野 自然保護の分野 など
自然保護の分野      など →今回は地図にリンクさせるという意味合いもあるため、防災分野でのWebサービスについて案を出したい。

4 防災webサービス ①:災害状況報告システム
いざ地震などの災害が起こってしまい、一度避難所や親戚の家などに避難してしまうと、なかなか自宅周辺の状況を知るのが難しい状況になる →このような時にGoogle Mapsの機能を利用して例えば・・・「○○町×丁目の現状は・・・です。」         「△△地域では地震に伴う火災が発          生しました。」などの情報を登録。

5 防災webサービス ①:災害状況報告システム
このような手順を踏み、情報を各避難所などにおいて公開することで、被災者に安全な場所においてかつ正確な情報を伝えることができる。 また行政側のメリットとして、どこに(例えば地震で家具の下敷きになった)被害者がいるか、なども簡単に察知することができる。

6 防災webサービス ①:災害状況報告システム
問題点  ①まず誰が被害状況を見て回るか?という問    題がある。また特定の人のみが携帯などを    通して情報を送ることができるようにするの    か、それとも住民全員が情報を送ることができ    るようにするのかという問題も生じてくる。

7 防災webサービス ①:災害状況報告システム
 ②送られた情報を見ることができるようにする    には、体育館や公民館などの避難施設にパ  ソコンを設置し、またブロードバンドを用意する 必要性も生まれてくる。 Google Maps/Earth は画像データなため、とてもデータが重たい。 そのためナローバンドでは情報を得にくい。 (次のスライドに続く)

8 防災webサービス ①:災害状況報告システム
  →災害時にブロードバンドを確保できるかどう     かがこのwebサービスが有用性を持つかどう かのポイントである。

9 防災webサービス ②:災害伝言システム 「災害のときにどうしても安否が知りたい。連絡が取りたい。」という時によく使われるのがNTTの災害伝言システム(171)。 これを応用して、Google Mapsの機能を利用してweb上で被災者の伝言を登録しておけば、親戚などはweb上でこれを見ることができる、というシステムがこれである。

10 防災webサービス ②:災害伝言システム 伝言システムがweb上で機能するようになれば、パソコン上で容易に被災者の情報を手に入れることができる。 被災者の家があった場所をクリックするとコメント(伝言)が出てくるシステムにすれば、情報を見たい人は被災者の方の住所さえわかればすぐに検索が可能になる。

11 防災webサービス ②:災害伝言システム <問題点> ①まず、伝言のセキュリティの問題がある。被災 者が登録した伝言は、最低限伝えたい人にだ
 ①まず、伝言のセキュリティの問題がある。被災    者が登録した伝言は、最低限伝えたい人にだ    け伝われば良いわけであるから、そこにはあら    かじめ(被災者とその伝言を伝えたい相手との    間で)パスワードを登録しておく必要性がある。  →つまり事前登録が済んでいないと、利用不可。

12 防災webサービス ②:災害伝言システム ②この問題点は1つ目の災害状況報告システム に少し似ているが、被災者が伝言を登録する
 ②この問題点は1つ目の災害状況報告システム    に少し似ているが、被災者が伝言を登録する    のに十分なパソコン環境を提供できるか、とい    う問題がある。特に災害伝言システムの場合    にはパソコンの台数を確保することが特に求    められる。また、高齢者など、パソコンが使い    慣れていない人への対策も必要である。

13 防災webサービス ③:災害危険箇所把握システム
今までの2つのシステムが「災害が起こった後に」活用されるシステムで会ったのに対し、この災害危険箇所把握システムは災害が起こる以前に活用されるシステムである。

14 防災webサービス ③:災害危険箇所把握システム
このシステムの使い方の例  ①「この建物は地震が来たら倒壊の危険性があ    る」などの情報をあらかじめ地域住民の方々か    ら登録してもらい、いざという時の参考にする。  ②「この団地の周辺には不審者が時々出現す    る」などの情報を地域住民の方々から登録して    もらい、防犯などに役立てる。

15 防災webサービス ③:災害危険箇所把握システム
また、いざという時、このシステムによって得た情報が頭に入っていれば、危険を回避することもできる。

16 防災webサービス ③:災害危険箇所把握システム
<問題点>  ・どのような重要度の情報まで載せれば良いかと   いう問題がある。Web上で誰でも投稿できる以  上、情報管理の面でしっかりとした対策を立てる必要性がある。

17 まとめ 以上、防災に関係する3つのシステムを提示したが、共通するこれからの課題として以下の点を挙げたい。
 ①災害時に利用するためには、行政、並びにそ    れに準ずるものがパソコン環境をどのように提    示していくか、という点。  ②情報のセキュリティをどこまで確保するかという点。

18 参考サイト・文献 フィールドセンシング授業使用パワーポイント。


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