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2014年度Smips特許戦略工学分科会報告 2015年4月11日 報告:片岡
2015年4月11日 報告:片岡 Smips特許戦略工学分科会は、2003年10月11日に発足、12年目になります。 特許戦略工学分科会の目的は、特許戦略工学を研究し、特許戦略論の普及および特許戦略システム構築の引き金になること。 オーガナイザー: 片岡 敏光 赤間 淳一 安彦 元 永井 隆 岡崎 邦明 久野 敦司(京都在住) 1
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特許戦略工学 特許戦略システム 特許戦略論 PCML(請求項記述言語) 特許明細書 PCMLツール 知財組織 /
特許戦略工学は、特許戦略論と特許戦略システムから構成 特許戦略工学 特許戦略システム PCML(請求項記述言語) PCMLツール 特許戦略論 特許明細書 (格成分数による技術的範囲の広狭の研究) 知財組織 / 人物研究: (気質分析・ 組織分析) 格成分数自動抽出 (商用化) 2013、2014年度 研究テーマ 2
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2003年~請求項記述言語(PCML)の研究 (世界初)
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2008年~ 請求項格成分数分析の研究(世界初) 5
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2014年度の特許戦略工学分科会活動成果 ・全体セッション:企画・共催 計3回 ・分科会セッション2:開催 計8回 ・ 格成分数分析研究の書籍化 ・イノベーション組織分析の通信教育教材化
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2014年度 特許戦略工学分科会活動実績 ・ 内容(その1)
2014年度 特許戦略工学分科会活動実績 ・ 内容(その1) 開 催 日 全体セッション企画 分科会セッション2 4月14日(土) 156回 ― コミュニケーションゲームを通じて組織アセスメントを学ぶ 佐野之泰 様(佐野社会保険労務士・行政書士事務所所長)/岡崎 5月11日(土) 157回 モノづくり企業を活性化する4つの秘訣~ネジザウルスGTの開発から得られた「MPDP」理論 高崎充弘 様(株式会社エンジニア 代表取締役社長 / 知的財産教育協会 中小企業センター長) 高崎講師を囲んでのフリーディスカション 6月9日(土) 158回 脳科学・無線技術の新しい技術シーズの知財にどう取り組むか 酒井將行 様((株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)経営統括部 知的財産チームリーダ 酒井講師による30分間スピーチ「特許出願翻訳でのコンピュータエイディッド処理の可能性」&フリーディスカション 7月13日(土) 159回 ― 小説・TV番組「ルーズヴェルト・ゲーム」を題材に特許戦略を考える。 講師:岡崎オーガナイザー モディレータ:片岡オーガナイザ 7
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2014年度 特許戦略工学分科会活動成果 ・ 内容(その2)
2014年度 特許戦略工学分科会活動成果 ・ 内容(その2) 開催日 全体セッション企画 分科会セッション2 10月11日(土) 161回「これからの日本企業のとるべき知財戦略」 講演者:ヘンリー幸田 様(DLA Piper法律事務所・東京 シニアカウンセル、米国弁護士) (知財学会・知財学ゼミナール共催) 黒田官兵衛に学ぶ知財軍師のあり方秀吉と官兵衛を中心とした組織から知財軍師に必要な要件を学ぶ ヘンリー幸田先生同席 分析発表:岡崎オーガナイザー 11月14日(土) 162回 直木賞受賞作品「下町ロケット」池井戸潤著作を題材に知財を考える ~人の行動パターンと組織のあり方~ 1月12日(土) 164回 アイデアマラソン ー 考えて書く、毎日続けて知的変革を!講師:樋口健夫様(アイデアマラソン研究所 所長 (キャリア分科会と共催企画) 講演者樋口様ご指導によるアイデアマラソンのワークショップ (キャリア分科会と共催企画) 2月8日(土) 165回 「イノベーションを動かす自分力」 ~スティーブ・ジョブスと孫正義の行動から学ぶ~ 孫正義発明分析:片岡、 気質分析:岡崎オーガナイザー 3月8日(土) 例会休会、3月19日オーガナイザスカイプ会議 8
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●共著出版 安彦オーガナイザー: 日本知財学会知財学ゼミナール
日本知財学会知財学ゼミナール 編集委員会から、「知的財産イノバ―ション研究の展望」出版(白桃書房)第3章執筆 知的財産、イノベーション、ならびにそれらの交錯する領域において、今後重要性が高まる研究課題を展望。特許制度の課題とその分析手法、知財の創出あるいは活用の段階におけるマネジメント、産学連携、特定技術分野のイノベーション、ならびに知財をめぐる新たな課題をテーマとした、14の論文を収録。 17
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●通信教育教材 岡崎オーガナイザー: 職業訓練法人 日本技能教育開発センターから通信教育講座、教材、「最強のチームをつくる・・・
岡崎オーガナイザー: 職業訓練法人 日本技能教育開発センターから通信教育講座、教材、「最強のチームをつくる・・・ 自分力アップ講座」出版 最初にWeb自己分析アンケートに回答して自分の強み/弱みを知る それを基にテキストを読み「自分力アップと最強のチームづくり」を学ぶ 17
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2014年度メイン活動テーマ 組織アセスメントから見た 知財戦略における 組織と人の研究概要 9
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石垣イメージモデル:6つの組織風土タイプ 石垣イメージモデル図に示される形により、組織がもっている風土がわかる。
ただし、その組織風土が実現されるかどうかは、リーダーシップの発揮とメンバーのモチベーションによる。 2014年10月のSmips当分科会『黒田官兵衛に学ぶ知財軍師のあり方』にヘンリー先生にご出席いただき、気質分析・組織アセスメントの視点で知財戦略を考えることは有意義であるとの御言葉を頂戴いたしました。 10
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突出とバランスをもつリーダーやメンバーが必要
突出とバランスをもつ組織 突出とバランスをもつリーダーやメンバーが必要 自在思考・感情性・大局的判断力が優れている 戦略思考・論理的思考が優れている 戦略思考 自在思考 思考バランスをもって全体 をとらえ尖った人材をつなぐ 隙間をうまく埋める 異なる思考をつなぎ 隙間をうまく埋める 安定思考 戦術思考 安定思考・現場対応力・組織調和力が優れている 戦術思考・行動力・ 柔軟性に優れている 11
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コミュニケーションゲームで各チームが描いた地図
Cチーム Aチーム Bチーム 2014年4月14日 「コミュニケーションゲームを通じて組織アセスメントを学ぶ」にて 12
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3チームの組織アセスメント結果① 【全体】 Aチーム Bチーム Cチーム 人数 4 5 役割分担 × △ 分類 手順 ○ 参加 地図完成度
3チームの組織アセスメント結果① 【全体】 Aチーム Bチーム Cチーム 人数 4 5 役割分担 × △ 分類 手順 ○ 参加 地図完成度 採点 (72/100) (32/100) (84/100) 組織タイプ 自在思考型 安定思考型 戦略思考型 人間関心度 66% 55% 58% 事物関心度 48% 54% 59% アナログ度 82% 55% 50% リーダーカバレッジ レベル L1:33%, L2:67%, L3:0%, L4:0% カバレッジ広さ>深さ L1:0%, L2:60%, L3:20%, L4:20% L1:25%, L2:0%, L3:25%, L4:50% バレッジ広さ<深さ 評価 Ⅲ型+Ⅳ型の理想重視に偏り 人間重視の傾向 アナログ型に偏り アサーティブ傾向(53%) Ⅰ型+Ⅲ型+Ⅳ型 一定バランス 人間重視と事物重視 一定バランス アナログ傾向若干あり 一定バランス パッシブ傾向(68%) Ⅲ型+Ⅱ型 偏り アナログ型+デジタル型 一定バランス パッシブ傾向(76%) 13
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3チームの組織アセスメント結果② 【石垣イメージモデル】
3チームの組織アセスメント結果② 【石垣イメージモデル】 Aチーム Bチーム Cチーム 自在思考型 ウォームハート(イノベーション)型 変化対応に強い 安定思考型 オペレーション型 定型対応に強い 戦略思考型 大局/柔軟対応型 Copyright(C)Algosoft Ltd. 14
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3チームの組織アセスメント結果③ 【石垣グリッドモデル】
3チームの組織アセスメント結果③ 【石垣グリッドモデル】 Aチーム Bチーム Cチーム とても強い 33% 強い 0% バランスもつ 67% 全体コミュニケーションややしやすい 柔軟性が強い とても強い 20% 強い 60% バランスもつ 20% 一定の柔軟性はある とても強い 25% 強い 25% バランスもつ 50% 全体コミュニケーション しづらい 15
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イノベーションに強い風土の組織例 ■特徴 戦略思考型 上段が大きく、下段が小さいイノベーション型風土 長期展望で、戦略的に研究する方向
リーダーは戦略思考型 組織内に同じ戦略思考型が多いことから、メンバー間のコミュニケーションが良好 現場でのオペレーション部分の弱みを強化する場合は、別の実行組織と連携する、現場に強いメンバーを入れる、などの対応が必要 16
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2015年度活動方針 事業戦略 知財戦略 事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の三位一体化を図る 知財センス 発明的問題解決 TRIZ
知財センス 発明的問題解決 TRIZ 技術の目利き (先読み) 事業の目利き (先読み) 知財の目利き (先読み) 18
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2015年度活動計画 【オープン活動】(月例会) ・知財戦略・知財組織活性化の研究
・知財戦略・知財組織活性化の研究 4月 NHKドラマ「太陽の環」にみるパテントトロール問題と対応 ・TRIZ教科書の研究(日本TRIZ協会教育分科会と共催) 5月 世界の大学、企業におけるTRIZの普及状況 大学におけるTRIZ教育教科書・シラバス研究 6月 大学におけるTRIZ教育教科書・シラバス研究 7月 大学におけるTRIZ教育教科書・シラバス研究 ・知財戦略関係書籍著者等による講演 ・オーガナイザ研究発表 【クローズド活動】(非定期、有志による活動) ・請求項関連研究 19
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