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文献検索の基本 それでは、ひきつづき文献検索の方法について説明します。

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1 文献検索の基本 それでは、ひきつづき文献検索の方法について説明します。
ここでは、文献・文献検索とは何か、なぜ必要かという点をお話した後、文献の種類と特徴・探し方について、説明します。

2 なぜ文献検索が必要? 文献検索とは- レポートや研究の参考となる資料(=文献)を 探し出す作業。
 「作文」:自分の感想を述べるもの(≒主観的)  「レポート」:事実・結果の報告や、それを元に 自分の意見や見解を述べるもの(≒客観的) 大学の授業での課題レポート →その授業で何を学んだか、どこまで理解して  いるかを、教員に納得させるために書く まずは、文献・文献検索とは何か、なぜ必要か、ということからお話したいと思います。 辞書で「文献」という言葉を検索すると、「昔の記録や言い伝え、文書」という意味と、「研究の参考資料となる文書・書物。」という2つの意味がありますが 大学では通常、後者の「レポートや研究の参考資料となる文書・書物。」の意味で「文献」という言葉が使われます。 これから大学生として学んでゆく中では、レポートや論文を書いたり、発表資料を作成したりする機会が多々あるはずです。 高校生までの「作文」ですと、自分の感想や考えを述べるだけ、主観的なものでよかったのですが、 大学のレポートではより上のレベル、実験や調査・結果の報告や講義内容を元に、自分の意見や見解を客観的に述べる必要があります。 また見方を変えますと、授業での課題レポートは、その人が授業で何を学び、どこまで理解したか、を確認するためのレポートと言えます。 ですので、それを先生=他の人でも分かるように書く必要があります。

3 なぜ文献検索が必要? 今、どんなテーマが取り上げられているか 他に参考になる文献がないか これまで何が明らかになっているか
テーマを 決める 今、どんなテーマが取り上げられているか 他に参考になる文献がないか 事実を まとめる これまで何が明らかになっているか 他の文献と矛盾しないか 意見を 述べる 同じことを言っている人がいないか これまでの意見と何が違うのか さて、レポートでは「自分がどれだけ良く、この講義内容を理解しているか」を示す必要があるわけですが、そうした説得力のあるレポートを書くには、いろいろな部分で 文献を読んでいく必要があります。 レポートのテーマを決める際には、今どういったテーマが取り上げられているか、重視されているかといった情報が参考になります。 また、「まず最初に読んだ本が、他にどういった資料を参考にしているか」、という方向から、次に読む本を絞るという使い方もできます。 事実や結果をまとめる際には、「これまでにどういったことがわかっているか」に触れた上で、自分の調べた結果が間違っていないかの確認した方が良いでしょう。 そして意見や見解を述べる際には、他に同じ意見を述べている文献があれば説得力が増しますし、自分の見解がこれまでとどう違うか、を述べるのも重要です。

4 文献の種類① 図書 特徴 たとえば 検索方法 体系的な知識を得るのに適しています
文献の種類① 図書 特徴 体系的な知識を得るのに適しています 発行までに時間がかかりますが、その分内容のチェックも しっかり行われます たとえば 太陽光発電のしくみについて詳しく知りたい 松本城の歴史について知りたい 検索方法 信大図書館の所蔵図書:蔵書検索システムOPACで検索する 信大図書館以外の所蔵図書 CiNii Books(国内の大学図書館の横断検索) 国立国会図書館サーチ(国内の公共図書館の横断検索) ではここからは、文献の特徴や探しかたを、種類ごとにみて行きます。 まず、図書ですが、図書は1冊あたりの情報量が多いので、あるテーマについて広く体系的な知識を得たいという時に役に立ちます。 その代わり発行までに時間がかかりますので、最新の情報を調べるにはあまり向いていないこともありますが、その間に複数の人間が内容を確認している、ということができます。 図書を探すには、信大図書館にある本ならば、【この後説明する/先に説明した】OPACで、また日本の大学図書館の本を検索できるCiNii Booksや、 公共図書館の本を含めて一括して検索できる国立国会図書館サーチ、といったデータベースが使えます。

5 文献の種類② 雑誌論文 特徴 たとえば 検索方法 最新の研究内容を知るのに適しています
文献の種類② 雑誌論文 特徴 最新の研究内容を知るのに適しています 多くの論文は、専門家が査読(内容のチェック)をしています 1冊の雑誌に、複数の論文が収録されています たとえば 太陽光発電パネル開発の動向について調べたい。 松本城周辺の景観保護政策について調べたい。 検索方法 論文検索データベースで検索する。 国内の学術雑誌や大学紀要に掲載された論文  :CiNii Articles、JDreamⅢなど 海外の学術雑誌等に掲載された英語論文  :Web of Scienceなど ◆次に、雑誌論文ですが、雑誌論文は発行されるまでの時間が図書より短いので、最近の研究内容を知るのに適しています。 専門分野ごとに、その分野専門の学術雑誌があり、定期的-年に1-12回に発行されています。 専門家がその論文が掲載に値するか、のチェックが行われていることも多いのが特徴です。 雑誌は一冊のなかにいくつもの論文が収録されています。 OPACはその雑誌が図書館にあるかどうかについては調べられますが、その雑誌にどんな論文が収録されているかについて調べることはできません。 なので、先に論文検索データベースを使って、どのような論文がどの雑誌に掲載されているかについて検索する必要があります。 論文検索データベースは、それぞれの分野毎にその分野独自のものが多くありますが、特に代表的な物を紹介しますと、 ◆まずCiNii Articlesというデータベースがあります。これは、学術誌・紀要・一般誌の記事や論文を幅広く収録している日本語の論文検索データベースです。 最初に使ってみるのにお勧めです。 ◆続いてJDreamⅢというデータベースですが、こちらは、科学技術文献を数多く収録している論文データベースになりますので、理工学系や医学系の分野の論文を探す際にお勧めです。この2つは日本語のデータベースになります。 ◆英語論文の論文検索データベースとして代表的なものは、Web of Scienceです。こちらは、世界を代表する論文データベースです。  これらは全て図書館のホームページから利用することができます。「資料を探す」というリンクから、各種データベースを利用可能です。

6 CiNii Articlesについて 日本国内の、大学紀要や学会誌に掲載された論文を探すことができます。
雑誌によっては、論文の本文へのリンクが 表示されます。 今日はCiNii Articlesについて、検索の仕方や画面の見方を簡単にお話します。 先ほども言いましたが、CiNii Articlesは日本国内で出版された学術誌・紀要・一般誌の記事や論文を幅広く収録しているデータベースです。 ◆論文によっては本文のPDFにリンクが貼られていて、その場で本文の提供元に行くことが出来ます。

7 CiNii Articlesの使い方① 太陽光発電 開発 キーワードを入力して検索 http://ci.nii.ac.jp/ja
太陽光発電 開発 CiNii Articlesのトップページです。今日は「太陽光発電 開発」というキーワードで検索してみます。 キーワードを入力して検索

8 CiNii Articlesの使い方② キーワードに関係する論文の 一覧が表示され、論文タイトルや収録雑誌の名前、号数やページ数などが確認できる 「太陽光発電」と「開発」というキーワードを含む論文が検索されます。 ◆それぞれを見ますと、論文のタイトルや掲載されている雑誌名、巻号、ページ数などが書かれています。 ◆ここに「DOI」や「J-Stage」アイコンが表示される場合、本文へのリンクになっています。 ◆「信州大学OPACを検索」のアイコンをクリックすると、その雑誌のOPACの検索結果が表示されます。 その先は、先ほどのOPACの説明の通りに、その巻号が所蔵されているかなどを確認してください。

9 どの雑誌に収録されているかがわからないと論文を探せません
CiNii Articlesの使い方③ 論文のタイトル 著者名 リンク先で本文を 読むことができます この論文の収録誌を探せます 論文のタイトルをクリックすると、詳細画面が表示されます。こちらでも、掲載されている雑誌名、巻号、ページ数などが確認できます。 雑誌名 巻(号),ページ,出版年 どの雑誌に収録されているかがわからないと論文を探せません

10 検索テクニック まずは、思いついたキーワードで検索 (例:太陽光発電)
  (例:太陽光発電) 検索結果が多すぎたら、もっと具体的なキーワードに (例:太陽光発電パネル) 検索結果が少なすぎたら、もっと抽象的なキーワードに (例:太陽光) 同じような意味の別のキーワードでも検索してみましょう。新たに見つかる文献があるはずです。   (例:ソーラー発電・太陽エネルギー) 詳細検索画面を使うと、より具体的な検索ができます(例:論題が太陽光発電で、出版年が過去3年以内) ここで、このような論文データベースを検索する際のテクニックについて、いくつかお伝えしたいと思います。 たとえば「太陽光発電」について調べたい場合、まずはそのまま検索することが多いかと思います。 結果が多すぎて読むべき論文が探しきれないならば、より具体的なキーワードに替えたり、キーワードを追加してみると良いでしょう。 逆に少なすぎるようならば、より抽象的な、上位の概念に変えてみると、結果が増えるはずです。 似た意味で、キーワードを変えてみるのも、また新たな文献を見つけるきっかけになります。 また、詳細検索機能で条件を追加してみるのも、より具体的に絞ることができるはずです。

11 《図書館ホームページ:「資料を探す」から》
電子資料について 電子ジャーナルは、PublicationFinderで検索 電子ブックはOPACで検索 《図書館ホームページ:「資料を探す」から》 紙の資料にない特徴 PC上でその場で読むことができる キーワードや著者による検索ができる ≪利用案内:12ページ≫ 利用は大学内からに限定   (一部のジャーナル・ブックは、ACSUにログインしてGakuNin経由で 接続すれば、大学内からと同じ条件で学外からも利用できる) お目当ての雑誌論文が見つかったら、次はその論文が掲載されている雑誌を探す必要がありますが、紙ではなく電子ジャーナルを探すという方法もあります。 電子ジャーナルはOPACではなく、電子ジャーナル検索PublicationFinderというものを使います。 こちらも先程と同じく、図書館ホームページから利用することができます。 大半は洋雑誌なのですが、原則信大で利用可能な雑誌タイトルのみ収録していますので、雑誌名などで検索し、ヒットすれば本文を読むことができます。 また、図書の中にも紙ではなく電子ブックとして利用可能なものもあります。 信州大学で利用できる電子ブックは、紙の本同様OPACで検索できます。 ◆なお、こういった電子ジャーナル・電子ブックについては図書館で契約をしているため、原則として大学内のパソコンからでないと読めません。 一部はACSUから規定の手順でログインすれば、自宅のパソコンからでも読むことができますので、職員に尋ねてみてください。

12 文献の種類③ 新聞記事 特徴 たとえば 検索方法 速報性が高い情報源です 記事が書かれた時の社会情勢の調査にも使えます
文献の種類③ 新聞記事 特徴 速報性が高い情報源です 記事が書かれた時の社会情勢の調査にも使えます たとえば 最近1カ月の太陽光発電に関する報道を知りたい。 過去に松本城開催されたイベントを調べたい。 検索方法 新聞記事データベースで検索 対象紙:朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞、信濃毎日新聞 図書館で保存している新聞や縮刷版を見る 新聞記事も文献の一種ですが、雑誌よりも速報性が高く、最新の情報を得るのに適しています。 また、過去の出来事については、その記事が書かれた時代の背景や社会情勢や知ることもできます。 記事を探す際は、新聞記事のデータベースのほか、図書館で縮刷版を保存しているものもあります。

13 新聞記事データベース 聞蔵(朝日新聞記事データベース) 日経テレコン21 ヨミダス歴史館(読売新聞記事データベース)
 創刊号からの記事検索・全文閲覧ができます。 AERAや知恵蔵等のデータも収録 日経テレコン21  日本経済新聞ほか日本経済新聞発行紙の記事検索・ 全文閲覧ができます。 ヨミダス歴史館(読売新聞記事データベース)  読売新聞の記事データベースです。  創刊号からの記事検索・1986年以降の全文閲覧ができます。 信濃毎日新聞データベース  創刊号から現在までの記事検索・全文閲覧ができる   (各図書館内の指定端末からのみ利用可) 続いて、新聞記事の検索データベースについて。 信州大学では朝日新聞と日経新聞、読売新聞、それから、長野県の地元紙である信濃毎日新聞の4種類の新聞記事データベースが利用できます。 こちらは、論文検索データベースとは違って、新聞記事の検索だけではなく、多くの場合記事本文もその場で読むことが出来ます。

14 文献の種類(番外) インターネット 最新の情報が手軽に入手できますが、中には 信憑性の低い情報 もあります。
文献の種類(番外) インターネット 最新の情報が手軽に入手できますが、中には  信憑性の低い情報  もあります。 一方、行政情報の多くは国や自治体のHPで公開されていて、信頼できる情報として利用できます。(法令・統計・世論調査など) 少なくとも、発信者が誰であるかはっきりしないインターネットの情報を、レポートや論文の参考にすることは避けましょう。 ここまで、各種文献の特徴を紹介してきました。 文献とはレポートなどの参考に調べる資料、ともいえますが、みなさんが日常でなにか調べたいことがある場合は、インターネットを使うことも非常に多いかと思います。 インターネットは、最新の情報が手軽に発信・入手できる便利なツールです。しかし、図書や雑誌が複数の人の目を通して発表されているのに対し、インターネットは誰でも気軽に発信できるため信憑性に欠ける情報もあることに注意が必要です。◆ 勿論インターネット上の情報全ての信頼性が低く、雑誌論文の全ての信頼性が高いというわけではありませんが、◆ 少なくとも発信者が誰であるかはっきりしないインターネットの情報を、レポートや論文の参考にすることは避けましょう。

15 必要な情報によって、適切な文献は変わります
文献の種類 必要な情報によって、適切な文献は変わります 数ヶ月~数年 数週間~数ヶ月 昨日 今日 速報:× 確実:◎ 図書 速報:△ 確実:○ 雑誌 速報:○ 確実:△ 新聞 速報:◎ 確実:▲ テレビ・ ラジオ 未来 では、文献の種類と特徴について簡単にまとめます。 主な文献の種類として、図書や雑誌、新聞が挙げられますが、それぞれ情報の確実性とスピードに違いがあります。 新聞やテレビ・ラジオは速報性が高いメディアですし、一方で雑誌・図書はある程度の時間をおいてから、体系的にまとめられた信頼性の高い情報を得ることが出来ます。。 そのため、自分がどのような情報を調べたいのかということを、よく考えて情報源を選んでください。

16 文献検索の手順 主題調査 所蔵調査 自分が調べたい テーマを、 雑誌論文DBや 新聞記事DBで 検索 必要な記事・論文が 掲載されている
文献を、 OPACや PublicationFinder で検索 文献を入手 して読み、 レポート・ 論文に活かす では、実際に文献を探す際、どのような手順をたどればよいのでしょうか。 大まかにまとめますと、まず、雑誌論文や新聞記事を検索できるデータベースを使い、どういった論文や記事があるか、参考になりそうなものを探します。◆ これを「主題調査」と呼んでいます。 そして、その読みたい論文が掲載されている雑誌や図書が、信大の図書館にあるか、利用できるかどうか、「所蔵検索」を行います。◆ 所蔵検索で資料のありか、利用方法を確認してはじめて、実際に文献を入手することが出来ます。 主題調査 所蔵調査

17 「他人の書いた文章を」「誰が書いたか明記せず」「そのまま丸写し(コピペ)」することは、
レポートを書く時は… レポートを書く際に文献を使ったら、 「参考文献」としてレポートの最後にその文献を書きましょう。 文献に書かれていた内容をそのまま本文に使う場合は、正しく「引用」しましょう。 さて、必要な文献を手に入れて、それらを参考にレポートを書いていくわけですが、その際は、入手した文献の使い方について、ご注意いただきたいことがあります。 レポートを書くのに参考にした文献は、レポートの最後に「参考文献」として載せましょう。 そして特に、文献の文章をそのまま使う場合には、正しく「引用」をしましょう。 最初にお話したように、レポートは自分の意見や見解を述べるわけですので、参考文献での他の人の意見とは区別する必要があります。 ◆他人の書いた文章を自分の言葉のようにそのまま使うこと、これは「剽窃」という不正行為です。 「ひょうせつ」、難しい言葉ですが、つまりは「文章を盗んだ」という意味です。 どんなにすばらしいレポートを書いても、それだけですべて台無し、最悪の場合、他の科目も0点になってしまうかもしれません。 絶対にやってはいけません。 ◆参考文献や引用した文献の書き方は分野によって違いもありますので、提出する先生に聞くのが一番です。 また、図書館で開催する「レポートの書き方講座」でもご説明しますので、こちらもぜひご参加ください。 「他人の書いた文章を」「誰が書いたか明記せず」「そのまま丸写し(コピペ)」することは、 『剽窃』という不正行為です。

18 最後に 図書館ホームページ 「資料を探す」 データベースの利用説明会 ラーニングアドバイザー
図書館ホームページ 「資料を探す」 「電子ジャーナル」「電子ブック」 「学術情報データベース」の各ページ データベースの利用説明会 ラーニングアドバイザー 今日お話ししたようなデータベースは、全て図書館のホームページから利用が可能です。 1年生の入学直後にはまだ必要ないかもしれませんが、前期の試験が近くなってきたり、今後学年が上がっていくと必要になってくると思いますので、 その際に利用案内や図書館のホームページで確認していただけたらと思います。 また個別のデータベースの利用説明会も図書館で行っていますので是非参加して下さい。 講習会のスケジュールは図書館ホームページや図書館公式Twitterでお知らせします。 また、図書館のカウンターの職員や先程お話ししたラーニングアドバイザーに質問してもらってもかまいません。 それではこれで文献検索の基本についての説明を終わります。何か質問はありますか?どうもありがとうございました。


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