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災害準備のための事業所チェックリスト 125 役所のハザードマップなどを確認(21) 避難所の環境確認(12) 避難所までの経路確認(9)

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1 災害準備のための事業所チェックリスト 125 役所のハザードマップなどを確認(21) 避難所の環境確認(12) 避難所までの経路確認(9)
職員個人用持ち出しバック(1) 事業所持ち出しバック(1) 災害時の事業所運営に必要なもの(13) 7-1. 事業所と地域とのつながり(7) 7-2. 利用者・当事者職員と地域とのつながり(13) 8. 事業所の構造確認(10) 9. 事業所の地震対策(12) 事業所の水害対策(2) 事業所の避難計画(11) 医薬品・医療機器の確認(4) コミュニーション方法(8) 事業所の課題 災害準備のための事業所チェックリストは、障害者事業所であってもなくても使えます。障害に強く関係するのは11と12のみです。 職場の準備状況のうち欠けていることを知るのに、お使いください。 全部で108項目あります。すぐに、全部できなくても、できるところから 少しずつ準備を進めてください。人によっては、あてはまらない項目もあります。 準備を進めるということは、ここで確認した内容を実際に用意したり、ヘルプカードに情報を整理するということです。ヘルプカードの様式と記入の手引きは準備中です。 ヘルプカードを作ったら、持ち出しバックの中に入れるほかに、災害発生時に「すべきこと」を確認できるように、玄関などに置いてください。 「避難済」「在宅待機」のマークも作っておきます。 チェックリストで準備ができていないことがわかった項目は ①自分でできること ②支援者(家族でも、友人でも、障害団体でも、ボランティアやヘルパーでも)と一緒にできること ③地域の人と相談する必要があること に分けて、 ①と②は、ご自身で改善してください。①も、同じような課題を持つ人と一緒に考えると効率よく、また、よいアイデアが出ます。 ③は、仲介してくれる人を探しながら、作戦を練って、地域で解決を図ります。 ③を、どう解決していくかは、まだ、定型の方法が決まっていませんので、ぜひ、下記まで、記入したチェックリストをお送りください。 研究として、一緒に解決策を考えさせていただきます。 北村弥生 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 埼玉県所沢市並木4-1 北村弥生(国立障害者リハビリテーションセンター研究所) 2019ⒸYayoi Kitamura

2 役所のハザードマップ等を確認  (事業所、利用者、職員) 事業所、利用者自宅、職員自宅の安全、地域の防災体制を確認します。〇:安全、?:要調査、*:要対策を左欄に入れてください。 1 ハザードマップを入手(居住市区町村、県、隣接         ) 2 市区町村の地域防災計画をネットでダウンロード(はい、アップされていない、いいえ) 3 地震ハザードステーションwebで被害予想を確認する 4 震度予測(7,6強,6弱, 5強. 5弱) 5 周囲に土砂崩れの危険・周囲に氾濫しそうな河川・津波の危険 6 浸水予想(   )m、火災・倒壊予測(危険度  ) 7 原子力発電所(半径100Km以内にない、100Km以内、50Km以内, 30Km以内, 20Km以内) 8 周囲の上下水道管の交換工事 9 所在市区町村の防災メールに登録(済、未、不明、支援必要) 10 給水場所・救護所・マンホールトイレの位置を防災計画などで確認する 11 避難場所・避難所・福祉避難所リストと地図を確認する 災害の主幹は、市区町村なので、役所から災害に関してどんな情報が出されているかを収集します。インターネットで、「○○市、ハザードマップ」「○○市、防災」と検索してください。役所の防災部署を訪問して、印刷資料をもらうのもいいと思います。 収集した情報は、地域の人にも役に発ちます。 資料が読みにくい場合は、支援者と一緒に内容を読み解き、このチェックリストから、自分が使いやすい形式で記録すると、同様な困難を抱える人に役立ちます。 すべてを自分一人でしなくても、資料を収集して、読み解く活動を、一緒にすることは、災害準備の仲間づくりにもなります。 ここで集めた情報は、整理して、地域に提供できます。市町村、地区ごとに違うので、各地で作る意味があります。 他の地区の情報も見てみると、代用できるもの、自分の市でも作ってほしいものがはっきりしてきます。東京都、京都市は進んでいます。 右の枠に〇をつけたり、記入して、その項目が安全だと思ったら、左から2番目の列に〇を、危険で何か対策が必要と思ったら*を記入してください。情報が集まらなかったら?を記入してください。 全部記入した後で、?と*が追加項目を列挙し、誰かに聞いたり、相談したりして、対策を考えます。 選択肢に支援必要とあるのは、全盲だったり知的障害があったりした場合です。この場合は、誰かが読むか、電子ファイル版か音声版を行政に依頼するかを検討することになります。 あなた自身の場合、お子さんの場合について、チェックリストを確認してください。 1. お住いの市区町村のハザードマップは最低限です。7近隣の市区町村のハザードマップと比較することも大事です。 例えば、隣の市区町村と被害予想が大きく違う場合もありました。どちらかが間違っているか、楽観的な判断をしている場合です。 職場から複数の市区町村をまたいで帰宅する場合には、途中の市区での災害予測も必要になります。様式の右上に、(事業所、利用者、職員)とあるので、そのうちのどこの情報かを指定してください。途中に危険な場所がある場合は、移動に注意が必要です。 水害の場合には、所在市内での避難では収まらない場合もあります。近隣市に逃げないといけない場合には、どちらの方向に、どこまで逃げればいいのか知るために、近隣市の情報は必要です。 また、県の情報も、県の全体像を知るのに重要です。 2.ご所属の市区町村の地域防災計画をネットで検索してみてください。ネット上にアップされていない場合は、役所の窓口で必要な内容を尋ねたり、役所の資料室で閲覧してみてください。 自治体によって、公開されている内容には差があります。地域防災計画に詳細が書かれてて、ネットにアップできていない場合もあると思います。 多くの情報はネットから検索できるのですが、中には、地域防災計画の特に「資料編」に詳しく書かれている場合があります。 全部を読む必要はありませんが、読める状態にはなっているとよいと思います。 3 ハザードマップや地域防災計画には、ご所属の自治体の震度予測に改定あります。これらは、過去の経験を基にしているので、少し多めに各自では覚悟しておくのがよいと思います。 4 ハザードマップには土砂崩れについての記載もあります。地理的な起伏は、住宅の造成に伴って変わるので、細かいところまでは、地図に載っていない場合もあります。ご近所で、崩れそうな場所がどこか、台風などの時にどうなっているかは各自で確認して、地域で共有できるとよいと思います。 5 自宅あるいは職場、経路の鉄道の浸水予想・火災・倒壊予測を確認して、記入してください。 6.原子力発電所が、どのくらいの距離にあるのか、google mapで自宅と発電所の経路を検索すると数値が出てきます。 避難の必要性を考えるのにも、知っていたい数値です。 7.地震で水道管が破損して水害が起こることがあります。水道管を新規に交換して安全対策をしている最中の自治体も多いと思います。ネットや広報で、水道管の交換をどう行っているのか確認しておいてください。最近、交換したばかりで、少し安心できるのか、かなり古い管で危険が高いのかくらいの認識でよいと思います。 8.市区町村の防災メールへの登録をしておいてください。自治体によって、提供される情報は違いますので、どのような情報提供があるのかを平時から確認しておいてください。 通勤経路になっている複数の自治体、家族の学校や勤務先の自治体、遠方の親戚の自治体にも登録しておくと、それぞれの状況がわかるだけでなく、情報の補完もできます。 9.在宅避難する場合にも、給水場所・救護所・マンホールトイレの場所を知っておくのは有意義です。 10. 避難場所・避難所・福祉避難所がどこにあるのか、地図上で確認します。 2019ⒸYayoi Kitamura

3 所在市区町村の防災ハンドブック入手(東京防災、 )
12 所在市区町村の防災ハンドブック入手(東京防災、         ) 13 所在市区町村の要配慮者ガイドを入手(東京都心身障害者センターHP,                              ) 14 所在市区町村の避難所マニュアル入手(済、代替、無、不明、支援必要) 15 所在市地区町村から入手した資料をファイルする(済、未、支援必要) 16 事業所・利用者自宅・職員自宅間など、よく行く場所の経路をgoogle mapで印刷する 17 役所・公民館・病院・薬局・コンビニ・スーパーなど、災害時に役立つ施設が事業所の周囲にあるか確認する(地図、連絡先リストを作る) 18 災害時行動マニュアル(BCP)を各部門の所定の位置に置き、かつ、持ち出しバックに入れる 19 「避難済」「待機」マークを作って各部門の出入口に置く 20 地盤サポートマップ 21 降雨情報検索サイトの使い方を確認する 気象庁  Yahoo 雨雲レーダー   東京アメッシュ  など 11. 防災ハンドブックは、地域住民を対象としたものです。居住市区町村になければ、東京都の東京防災を検索して、お読みください。ネット上で、pdfだけでなく音声、DAISY版も入手できます。小学生用やワークシートもあります。英語、中国語、韓国語もあります。それ以外の言語が必要な場合、東京都新宿区など外国人が多い自治体の資料が参考になります。 12. 要配慮者ガイドも、居住市区町村になければ、東京都心身障害者センターのホームページの記載が参考になります。他にも、先進的な事例や、類似の地理的状況の自治体でどうなっているか探してみてください。 13. 避難所マニュアルは、避難所ごとに作ってあればベストです。なければ、市区町村や都道府県の作成ガイドが考え方の参考になります。静岡県、高知県黒潮町など、災害危険度が高い自治体のマニュアルは充実しています。 14. 以上の資料をファイルして、すぐに持ち出せる場所に保管します。 15 google map の「経路」で、車と徒歩での経路と時間を印刷しておいてください。ただし、災害時には、徒歩帰宅者を考慮した帰宅支援対象道路(16幹線:東京都地域防災計画(震災編】)がある一方、交通規制もあります。交通規制については、警視庁HP  16 複数の地図を見て、役所・公民館・病院・コンビニ・スーパーなど、災害時に役立つ施設が自宅の周囲にあるか確認し、自分の地図上に記入し、連絡先リストを作ります。 17. 準備を進めるということは、ここで確認した内容を災害時行動マニュアル(あるいは事業継続計画)に整理するということです。 利用者・職員個人の様式は「ヘルプカード」の様式集と記入例をご参照ください。 災害時行動マニュアル(あるいはヘルプカード)を作ったら、持ち出しバックの中に入れるほかに、災害発生時に「すべきこと」を確認できるように、玄関などに置いてください。 18. 「避難済」「在宅待機」のマークも作っておきます。 19-20  災害に関する情報は公的機関だけでなく、民間でも出しています。便利な情報を、平時から使えるようにしておきましょう。 2019ⒸYayoi Kitamura

4 2. 避難所の環境確認 一人で、あるいは手助けを得てできるか確認してください。
〇:できる、?:要調査、*:要対策を左欄に入れてください。手助けする人がいない場合は*です。 1 地域の防災訓練に参加する(参加しにくい理由を整理して、相談する) 2 避難所に行った、体育館に入った、校舎に入った 3 体育館入口の段差を超えられない利用者(  )人 4 使えるトイレがある(  )台(段差、広さ、洋式) 5 使えるタイプの仮設トイレの備蓄がある(   )台 6 使いにくいところを確認し、避難所運営者と相談する 7 避難所で配慮してくれる人を確認する 8 構内のどこに何があるかわかる 9 体育館内のどこに何があるかわかる 10 校舎内のどこに何があるかわかる 11 体育館の床に段ボール1枚で眠れる(携帯マット、簡易ベッド) 12 一番近い福祉避難室について、上のことを確認する (                                ) もし、避難所に行くなら、小学校の体育館とか公民館とか、その環境を知っておくことは大事です。 まず、地域の防災訓練に参加してください。避難所で行うことが多いです。防災訓練に参加しにくい理由があったら、書き出して、相談できる人を探します。別稿に防災訓練への障害者の参加事例がありますので、ご参照・お問合せください。 避難所に行って、体育館と校舎に入ってみてください。 学校のHPや広報で学校公開日に訪問したり、地域の人と一緒に「災害の時のために見学」を依頼するとよいと思います。 3. 車いすや杖の人は、体育館の入り口などの段差で越えられないところがどこにあるかを確認してください。 4. 移動も含めて、使えるトイレがどこに、何台あるか。小学生用に、全体の作りが小さいこともあります。バリアフリートイレは、平時は鍵をかけている場合もあるので、鍵のありかも確認して起きてください。トイレの一角や廊下の一角に、介護用のトイレとカーテンでコーナーを作れば使えるかどうかも検討価値があります。 5.仮設トイレの備蓄は、学校にどんなタイプがあるのか。自治体には、使えるタイプの仮設トイレが、どこに何台あるのかも確認しておけば、災害時に、何を依頼したらいいかの準備ができます。市区町村の地域防災計画資料編に備蓄一覧はあることが多いです。 6. 避難所で使いにくいところがどこかを確認して、避難所運営者と対策を相談します。 7. 避難所で配慮を依頼する窓口や、介助などできる人を確保します。 8-10. 敷地内、体育館内、校舎内で、使える資源や場所がどこかを目星をつけて、事前に相談しておくとよいでしょう。災害が起こってからでは、落ち着いて相談することはできません。 11. 体育館の床に、段ボール1枚で眠れるでしょうか? 携帯マットや簡易ベッドで大丈夫なら、各自で備えておくのも有効です。 12.国のガイドラインでは、避難所に福祉避難室を3部屋以上確保するように勧められています。 すでに、どの部屋が割り当てられているか決まっている場合は、その部屋を見せてもらいましょう。 また、自分だったら、どの部屋がいいのか考えてみましょう。学校の教室で、最大20名程度しか入れませんので、希望者全員が福祉避難室に入れるわけではありません。どうやって、配置を考えるのかも、事前に相談ができるといいと思います。 車いすでしたら、段差、トイレ、どう寝るかでしょうか。備蓄は何があるでしょうか。地域防災計画に書いてあることもあります。 どこに何があるかわかっていると安心だと思いますので、その施設の公開日に見学したり、イベントに参加するのがよいと思います。 環境確認したら、写真をつけて、いいところ、改善してほしいところを整理して、学校・町内会・市役所に報告します。 あまり批判的にならずに、一緒に改善していこうという気持ちが大事です。改善方法は機器であれば具体的な型番などの例を挙げたり、人手でできることを考えたりします。 2019ⒸYayoi Kitamura

5 3. 避難所までの経路を確認 一人で、あるいは手助けを得てできるか確認してください。
〇:できる、?:要調査、*:要対策・要支援を左欄に入れてください。手助けする人がいない場合は*です。 1 地図を見なくても行ける(事業所から、駅から、     ) 2 一人で行ける、同行者が要る、地域の人に連れて行ってほしい、道路が安全かの確認が要る 3 避難所までの経路上の危険場所を地図上で確認した(家から、駅から) 4 実際に避難ルートを歩いて、排水溝、マンホール、ブロック塀、看板、ガラス、落下など危険だと思われる場所を確認した 5 避難ルートの危険を書き込んだ地図が玄関にある 6 避難ルートの危険を書き込んだ地図を携帯している 7 車のガソリンは、いつも、半分以上入れている 8 同行者を何人か依頼してある 9 同行者に依頼する手順書を作ってある もし、避難所に行くとしたら、どこに行くかあらかじめ決めておくことが必要です。 慣れたところや、下見をしたところが安心です。 1.場所、経路(家から、駅から)を知っているか。 2.そこに、一人で行けるのか、誰かといくのか。 3-6 経路にある危険物を、地図に書き込んで、玄関に置いておきます。 7 車で移動するのであれば、駐車場はどこか。 ガソリンは、いつも半分以上入れておくように習慣づけたいです。 水害であれば、早い時期にタクシーを使うのもいいです。 住所と地図を書いた紙を渡せば間違いはありません。 8.同行者を探すのは簡単ではないかもしれません。 隣の人でなくても、徒歩で10分以内のところにいる人に様子を見に来てくれるように頼んでおいたり、助けを求められるように連絡先を調べておきます。例えば、町内会役員、民生委員、消防団員などです。 9.同行者に何をどう頼むかも、あらかじめ書き出しておきます。例を別紙に作ってありますので、ご参照ください。 2019ⒸYayoi Kitamura

6 4.職員個人用持ち出しバック:1-3日分例 老眼鏡、コンタクト、眼鏡、入歯、ヘルメット
常備薬、シップ、バンドエイド、粘着包帯、紙テープ、マスク、鎮痛剤 ヘッドライト、ラジオ、電池、笛、軍手 現金、通帳、印鑑、クレジットカード ティッシュ、ウエットティッシュ、おりものシート(生理用品)、かみそり、歯ブラシ 傘、レインコート、アルミシート、便袋、帽子、はさみ、マジック、筆記具、ノート、地図 靴下、下着上下、Tシャツ、トレパン、スカーフ、上履き、袋、弾性ストッキング、アイマスク カロリーメイト、飴など、水、箸、スプーン 免許証、保険証、年金手帳、障害者手帳、定期 時間をつぶすもの(本、トランプ)、家族の写真 携帯電話・充電器、鍵、自転車鍵 寝袋、水筒、 保管場所:玄関下駄箱 5Kg 個人用の持ち出しバックの内容の例を挙げました。避難所に行くときに持ち出す1-3日分です。人によって、この内容は変わってくると思いますので、自分のバックを作る参考にして、修正してください。バックを誰かにとりに行ってもらうかもしれないので、場所を示した図や写真を左に貼る場所を作りました。 バッグは各自用を作りましょう。着替えは、夏冬で交換します。持てる重さも確認しましょう。 2019ⒸYayoi Kitamura

7 5.事業所持ち出しバック:1-3日分 保管場所:玄関下駄箱 5Kg 事業所の運営に関して持ち出すべき書類・機器を上げてみましょう。
2019ⒸYayoi Kitamura

8 6. 災害時の事業所運営に必要な物を確認 〇:安全、?:要調査、*:要対策を左欄に入れてください。 1
〇:安全、?:要調査、*:要対策を左欄に入れてください。  1 食糧 ( )日分、3日分のメニュー作成 2 飲料水( )日分 1日3リットル、ボトル( )本 3 便袋 ( )日分 1日一人最低2セット ( )セット 4 カセットコン、ガス( )日分、1本2時間 ( )本 5 特殊食(                           ) 6 必要な医薬品・アレルギー: 電気を必要とする機器: 7 冷蔵しなければいけない物: 8 現金、貴重品(通帳、印鑑、                ) 9 ヘッドランプ( )、携帯充電器(電池式)、電池(       ) 10 ビニール袋( ),救急箱、ラップ( )、ティッシュ( )、トイレットペーパー( )ウエットティッシュ( ),ホカロン( )、点火棒( )、生理用品( )、マスク( ) 11 情報入手方法(避難所に行く、事業所で入手:net, FMラジオ、電池式テレビ、伝達を受ける) 12 配給受け取り(取りに行ける、持ってきてほしい、その他) 13 毛布( )、ベッド( ) ライフラインがない場合に事業所を運営するために、何を備蓄してあるかを確認します。 ヘルパーに手伝いに来てほしい場合には、ヘルパーの分も余裕をもって備蓄します。 水害でしたら、3日分備蓄すればいいでしょうか。大震災でしたら、7日とか14日分あると安心です。他に、新型インフルエンザなどが流行して、ライフラインはあるけれど家から出ない方がいい場合も14日分と言われています。 飲料水は、一人当たり1日3ℓ(最低2ℓ)。他に、水洗トイレを流す生活用水をどのように確保するかは課題です。 断水したとき、排水管の損傷の有無が確認されるまでは、水洗トイレは流さずに、便袋で個別に取り分けます。親しい間柄で共有するとしても、1日最低一人2セットとして、7日分用意します。 電気・ガスが止まると、お湯を沸かすのに、カセッコンロが要ります。カセットコンロのガスも7日分はあると安心です。 子ども・高齢者・嚥下困難など、特殊食はいるか。 医薬品は、いつも飲んでいる薬(2週間分)、怪我対応の救急用品です。また、電気を必要とする機器を使っている人は、書き出してください。アレルギーがあったら、そのための食品も必要です。 冷蔵保存の薬などは、常温ではどの程度有効かを確認します。 ATMもレジも動きませんので、現金や小銭も必要です。広域避難するなら、そこまで行くための旅費を用意します。 両手をあけるにはヘッドランプは便利です。家の中で暮らすにはランタンが便利です。 携帯電話の電池式充電器と電池、電池式のラジオやテレビ 誰かに、情報や物資の伝達を頼めるように相談しておきます。相談は、地域の支援者にも手伝ってもらいます。 2019ⒸYayoi Kitamura

9 6. 事業所運営に必要な物を確認:例 (夫婦、乳幼児、高齢女性1人の合計4人用) 「東京防災」(東京都)より 1
 (夫婦、乳幼児、高齢女性1人の合計4人用) 「東京防災」(東京都)より 1 食糧 ( )日分:無洗米5Kg、レトルトご飯6個、乾麺1包、即席麺3個;缶詰各6、レトルト9、果物缶詰1、野菜ジュース9、飲料500mlx6、チーズ、かまぼこ、菓子3、栄養補助食品3、健康飲料粉末 2 飲料水( )日分 1日3リットル、2ℓボトル(12)本 3 便袋 ( )日分 1日最低2セット (30)セット 4 カセットコンロ 1台、カセットコンロボンベ 1本2時間 (6)本 5 粉ミルク20,離乳食1w, お尻ふき1、おむつ70; おかゆ1W,補聴器電池6 6 必要な医薬品・アレルギー1か月分: 電気を必要とする機器: 7 冷蔵しなければいけない物: 8 現金、貴重品(通帳、印鑑、保険証、マイカード、障害者手帳) 9 ヘッドランプ(人数分)、携帯充電器(電池式)、電池、手回し充電器 10 ビニール袋30,救急箱、ラップ1、ティッシュ5、トイレットペーパー12,ウエットティッシュ1,使い捨てカイロ10、点火棒1、生理用品60 11 情報入手方法(避難所に行く、家で入手:net, FMラジオ、電池式テレビ、伝達を受ける) 12 配給受け取り(取りに行ける、持ってきてほしい、その他) 東京都が発行している「東京防災」の例を青で書き込みました。 2019ⒸYayoi Kitamura

10 7-1. 事業所と地域とのつながり 事業所がある地区の町内会や地域資源とのつながりを確認します。 1
事業所がある地区の町内会の行事に参加(有:     、未、要支援) 2 町会掲示板確認 3 所在市区町村の広報をチェック 4 事業所がある地区の町内会長の名前、顔、電話、メールを知っている 5 事業所がある地区の民生委員の名前、顔、電話、メールを知っている 6 コミュニティソーシャルワーカー(社協)の名前、顔、電話、メールを知っている 7 地域のキーパーソン(名前:                ) 8 9 10 11 12 13 こちらは、事業所と地域とのつながりを確認するための様式です。 1.居住していない事業所は町会に入れなくても、町会の行事に協力して、顔なじみになっておきます。 2.町会の掲示板がどこにあるか確認し、定期的に内容をチェックして、町会の動きを知ります。 3.事業所がある市区町村の広報もチェックして、地域の活動に参加する機会を探したり、地域の状況を知ります。 4.町会長の名前、顔、電話番号、メールアドレスは知っておきたいです。 5.社協のコミュニティソーシャルワーカーとも知り合いになります。 6.町会や地域の行事に参加する中で、地域のキーパーソンを探します。 10. 事業所について、職員のニーズや対処方法を、地域の人に伝えておきます 11.地区の民生委員の名前、顔、電話番号、メールアドレスを知っているか 12.障害や介護保険のサービスを使っているか 13. 地区の社協職員を知っているか 14. 地域のキーパーソンは誰か。を、確認しましょう。 2019ⒸYayoi Kitamura

11 7-2. 利用者・当事者職員と地域とのつながり 事業所の利用者・当事者職員と地区の町内会や地域資源とのつながりを確認します。 1
利用者・当事者職員は災害時要援護者名簿(避難行動要支援者名簿)に登録する 2 各人の名簿を地域で持っている人に挨拶する(町会長、民生委員、社協、) 3 各人の名簿を持っている人に各人のニーズを説明した(カードを渡した) 4 各人のニーズへの対処方法を相談する(近所、町会、民生委員、    )  5 町会入会 6 町会の行事に参加(有:      、未、要支援) 7 町会掲示板確認 8 町内会長の名前、顔、電話、メールを知る 9 民生委員の名前、顔、電話、メールを知る 10 町会回覧板を使う(工夫する) 11 町会の班長をする(工夫する) 12 CSW(社協)の名前、顔、電話、メールを知る 13 地域のキーパーソン(名前:                ) こちらは、事業所の利用者と当事者職員が居住する地域とのつながりを確認するための様式です。 利用者あるいは当事者職員は、災害時要援護者名簿、あるいは災害時避難行動要支援者名簿に登録されているのか。 2. この名簿を持っている人に挨拶に行きましょう。 意図を自治体に伝えて、連絡先を聞いてみましょう。支援者側の準備が整っていなくて、連絡先交換がうまく進まなかったら、町内会の活動に参加して、自然に連絡先を交換できるような関係づくりをします。 3. 名簿を渡された人も、詳しい情報はないので、自分から、どんな状態なのか、個人用のチェックリストで出てきたことを伝えるといいと思います。事業所の職員に説明を手伝ってもらうことも有効です。 4.急がなくていいのですが、各人の状況について、災害時に地域の人が何をできるのかを相談します。 5.町会に入会するには、役所に住所から町会の連絡先を聞き、入会申し込みをします。 障害があると、「班長を頼んでいいのか」「回覧板は回せるのか」「会費は同額でいいのか」など、町会側がわからないので、入会に難色が出る場合があります。その時は、どういう補助があればできるのかなど、事業所職員や支援者と一緒に相談してみましょう。 6.まず、町会の行事に参加します。 7.町会の掲示板まで行けるか、読めるか 8.町会長の名前、顔、電話番号、メールアドレスを知っているか 9.担当の民生委員の名前、顔、電話番号、メールアドレスを知っているか 10.回覧板は回せるか、読めるか。できなかったら、どうしたらいいか。 11.町会の班長・役員をすることはできるか。できなかったら、どうしたらいいか。 12.地区の社協職員を知っているか 13.地域のキーパーソンは誰か。を、確認します。 2019ⒸYayoi Kitamura

12 8. 事業所の構造確認 1 形態 一軒家、アパート、マンション、その他 2 階数 ( )階建ての( )階が寝室、エレベータ使用 3
8. 事業所の構造確認  1 形態 一軒家、アパート、マンション、その他 2 階数 (  )階建ての(  )階が寝室、エレベータ使用 3 非常階段 非常階段(昇れる、昇れない、降りられる、降りられない) 持出 非常持ち出しバッグを作った、内容物リストを入れた 非常持ち出しバッグはすぐに持ち出せる場所にある 6 避難 ブレーカー、ガスメーター、水道メーターの位置と使い方を知っている 連絡 利用者名簿・職員名簿(     )の印刷を用意している (メール、ツイッター、FaceBook、電話) 職員・利用者は家族の集合場所・連絡方法を決めた 職員・利用者は事業所への連絡方法のメモを持っている 10 参集 職場への参集基準・参集方法・職場での初動を確認する 当てはまるところに〇をつけたり記入し、一番左の数字のところに、その項目を達成していれば〇を、達成していなければ×をつけてください。 2019ⒸYayoi Kitamura

13 9. 事業所の地震対策を確認 1 耐震性 □1981年以降に建てた □1981年以前に建てたが耐震補強工事をした
9. 事業所の地震対策を確認  1 耐震性 □1981年以降に建てた □1981年以前に建てたが耐震補強工事をした □1981年以前に建てて耐震性に不安がある 固定 タンス、本棚、食器棚、冷蔵庫などの家具は固定されている 3 テレビ、照明、電子レンジ、食器など危険物は落下してこない 配置 家具の転倒・移動などによって出入り口を塞いだり、下敷きにならない 退避 玄関・廊下などの避難経路は、荷物などの散乱で邪魔されない 室内には身を守るスペースはある(       ) 寝てる時に地震があった場合の行動は(          ) ガラス 窓ガラス、食器棚・書棚のガラス、鏡に飛散防止フィルムを貼った 9 火事 ガス(電気)テーブルの周りに燃えやすいものはない 10 ガス(電気)テーブルの周りに消火器はある 11 課題 固定、飛散防止フィルム貼りに手伝いが要る 12 行動 家族全員の災害時の行動手順を決める 13 食事 心配事はなにか 当てはまるところに〇をつけたり記入し、一番左の数字のところに、その項目を達成していれば〇を、達成していなければ×をつけてください。 2019ⒸYayoi Kitamura

14 10. 事業所の水害対策を確認 1 土のう 排水口からの水の浸入を防ぐ ( )個 2 貴重品
排水口からの水の浸入を防ぐ (  )個 貴重品 高い位置にあげる貴重品を整理する(あらかじめ上げておく) 3 課題 心配事はなにか 一番左の数字のところに、その項目を達成していれば〇を、達成していなければ×をつけてください。準備したことは,( )内に概要を書いたり、別紙に書き出してください。 2019ⒸYayoi Kitamura

15 11. 事業所の避難計画 1 判断 事業所出勤停止の判断基準を決める( ) 2 利用者 それぞれの利用者避難の判断基準・避難場所を確認する
事業所出勤停止の判断基準を決める(         ) 利用者 それぞれの利用者避難の判断基準・避難場所を確認する 職員 職員の出勤停止の判断基準を決める(          ) 利用者に同行避難できる職員・家族を確認する 避難先 事業所の避難先候補(                 ) 費用 事業所避難の交通費見込み(              ) 事業所避難の滞在費の見込み(             ) 移動 事業所避難の方法(車、電車、徒歩、その他       ) 人員 事業所避難の参加者(                 ) 10 連絡 事業所避難の通信方法(メール、LINE、teitter, FaceBook、電話、FAX、その他(                ) 11 地元の連絡先(                    ) 12 課題 心配事はなにか 一番左の数字のところに、その項目を達成していれば〇を、達成していなければ×をつけてください。準備したことは,( )内に概要を書いたり、別紙に書き出してください。 2019ⒸYayoi Kitamura

16 12. 医薬品・医療機器の確認 事業所として準備しておく医薬品・衛生用品・医療機器は何か確認します。以下の項目についてメモを作って持ち出し荷物に入れているかどうか。〇:達成済み、×:未達成、?:要調査、*:要対策を左欄に入れてください。 1 要冷蔵薬品(なし、あり、常温保存期間      ) 2 事業所近くの医療機関(災害時)、薬局 3 当事者職員・利用者の医薬品・医療機器情報をまとめた 持ち出しバックに入れた 4 障害関係全国組織の連絡先 5 6 7 8 職員個人の医薬品・医療機器で事業所に保管してほしいもの 個人のお薬手帳や医療者情報・補装具情報は各自で、ヘルプカードにしておくことは必須です。 2019ⒸYayoi Kitamura

17 13.コミュニケーション方法 8 1 2 聴覚、要約筆記、手話、触手話、読み上げ、手書き文字、指文字、指点字、大きな声、音声通訳 3
利用者・当事者職員のコミュニケーション方法については、地域の人と交流したり、一緒に会議に参加するときに、どんな方法をとるのかを伝える準備をしてください。 1 印刷物の読み 普通、墨字、拡大文字(  ポイント)、テキストファイル、エクセル、ワード、パワポ、メール:html、要約筆記、手話、触手話:読み上げ、ルビ 2 声の受信・ビデオの音声 聴覚、要約筆記、手話、触手話、読み上げ、手書き文字、指文字、指点字、大きな声、音声通訳 3 電子ファイル 不要、音声読み上げ、点字ディスプレイ  書き 墨字、拡大文字(  ポイント)、テキストファイル、エクセル、ワード、パワポ、メール, 手話 発信 発声、聞き取り補助、手話、意思伝達装置、筆談、マイク 6 会議会場 エレベーター、バリアフリートイレ、90㎝幅、経路・交通機関にバリアがない 電話 可、スピーカー使用、介助者、FAX、メール 8 スライド 画像が見えないのでわからない内容は言葉で説明する 事前か事後にワードかテキストファイルを得る(pptファイルは、パソコンで音声読み上げするソフトが高価) 利用者・当事者職員のコミュニケーション方法については、地域の人と交流したり、一緒に会議に参加するときに、どんな方法をとるのかを伝えるための準備をしておいてください。あてはまるものに〇や()に記入してください。 2019ⒸYayoi Kitamura

18 事業所の課題 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ここまでを記入して、?と*がついた項目を、ここに列挙します。 その時に、 ①事業所でできること
②すでにいる支援者(家族でも、友人でも、ボランティアやヘルパーでも)と一緒にできること ③地域の人と相談する必要があること に分けます。 ①と②は、事業所で改善してください。 ③は、仲介してくれる人を探しながら、作戦を練って解決を図ります。 研究として取り組ませていただきます。 以上 2019ⒸYayoi Kitamura


Download ppt "災害準備のための事業所チェックリスト 125 役所のハザードマップなどを確認(21) 避難所の環境確認(12) 避難所までの経路確認(9)"

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