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第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料

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1 第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料
資料-4 第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料 2006年1月12日

2 議事内容 第4回までの協議会における議事内容 「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験について
ガイドライン第1.0版(案)における現時点で明らかになった課題と対応案 今後のスケジュール その他

3 1.第4回までの協議会における議事内容

4 1.第4回までの協議会における議事内容 協 議 会 開 催 日 協 議 内 容 第1回協議会 2005年1月18日
協 議 会 開 催 日 協   議   内   容 第1回協議会 2005年1月18日 インタフェースの標準化の目的  「ガイドライン0.5版(案)」の提示 第2回協議会 2005年2月10日 標準インタフェースの適用範囲・他の標準との整合性 第3回協議会 2005年3月18日 標準インタフェースの具体的構成 「ガイドライン1.0版(案)(素案)」の提示 2005年5月23日 「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」に関する説明会 の開催 98名参加(58社、3財団法人、4大学、1国機関) 第4回協議会 2005年6月23日 追加関数  「ガイドライン1.0版(案)」の承認

5 2.「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験について

6 「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験の目的
あいまいな記述など、編集上の不具合を明らかにする 技術的な不具合を明らかにする 仕様の精査を行い、実際に開発することで、アプリケーションが動くことを確認する 実利用を意識したアプリケーションを開発することで、実運用上の課題の有無を明らかにし、その対応を整理する 実行速度(データ量、通信速度、トラフィックの負荷) 信頼性 セキュリティ 送受信されるデータの確からしさ 運用管理

7 実利用を意識したアプリケーションを開発 実利用を意識し、河川事務所、地方整備局、本省で利用可能な2つの場面で利用できるアプリケーションを開発する。 日常業務支援 日常利用として、予算要求・実施計画、平常時の河川巡視等の説明図の作成等に利用可能。 緊急時業務支援 緊急時利用として、洪水時の河川巡視報告、被害状況及び関連情報の整理、参照・修正が可能。 以下を対象に実証実験を実施する 本省 東北地方整備局 阿武隈川水系の2事務所 仙台河川国道事務所 福島河川国道事務所 また、これとは別途、全国の事務所から利用可能なテスト用サイトの構築を行う

8 開発するアプリケーション 開発するアプリケーション 機能 日常利用 アプリケーション 登録用 ・事務所で利用
・事業計画箇所等の位置や内容の入力、関連する写真・画像・資料等の登録ができる ・入力したデータを、河川基盤地図等とあわせて参照・修正できる 参照・修正用 ・本省・地整で利用 ・本省-地整-事務所をまたいだデータの利用ができる ・事務所で保有するデータや事務所が入力したデータを、本省・地整で確認できる ・異なる事務所間のデータをシームレスに参照する ・河川基盤地図、河川基幹データなど 緊急時利用 ・上記の日常利用アプリケーションの機能については緊急時アプリケーションでも網羅 ・巡視状況の確認画面や被災状況確認画面など、用途に応じて画面を切り替えられる ・被災状況をリアルタイムに確認できる ・新規に登録された被災箇所などの情報については新着情報として案内表示 ・特に確認を要する地点など、注視ポイントを強調表示 ・被災の状況を時系列的に表示したり、災害種類別に表示する

9 標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題
実証実験実施にあたっての確認事項 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 インタフェース仕様に関する確認 GIS基本性能が実現できるかどうか確認する ・あいまいな記述など、編集上の不具合を明らかにする ・技術的な不具合を明らかにする ・Q&Aにより対応する ・必要に応じてガイドラインを改定 河川基盤地図以外の静的なデータベース(基幹DBなど)に対し、接続することができるかどうか確認する 河川基盤地図とあわせて利用ができるかどうか確認する 異なる場所におかれた河川基盤地図を呼び出して利用できるかどうか確認する ・サーバの配置に留意する ・データの接合について確認 GISソフトウエアを自分で持っていなくても、地図を提供するサービスに接続し参照できるかどうか確認する ○   ・地整側は、事務所のGISを利用するようなアプリケーションとして開発  ネットワークについての確認 どの程度の速度が実現できるか? ・報告書に取りまとめる 異なる地整・事務所間の通信ができるか? 本省‐同一地整内 ・プロキシやファイヤーウォールなどのネットワーク機器の設定の確認 ・異なる地整間の通信は未確認であり、ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 都道府県・市町村とも接続ができるか? ・未確認 ・ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 他省庁、財団、一般企業・大学等とも接続ができるか?

10 標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題
実証実験実施にあたっての課題 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 インタフェース仕様に関する課題 ガイドライン1.0版で定義していない関数仕様以外のものを利用する場合に、ガイドラインにもとづいて関数仕様等を拡張ができるか ・Q&Aにより対応する ・必要に応じてガイドラインを改定 ガイドラインをもとに、事務局以外の第三者がアプリケーションを開発できるか ・協議会参加会社の協力を得て実施 異なる機関(業者)が開発したデータベースの標準インタフェースを介して、そのデータを取得できるか ・ガイドラインの解釈の違い ・異なる開発言語での開発 ・協議会参加会社の協力を得て、標準インタフェースを実装するデータベースとそれを利用するアプリケーションを異なる会社が開発することで対応 解析等を実施するアプリケーションに対し、解析等の処理を依頼し、その結果を呼び出して、別のアプリケーションで利用できるか(動的なデータベースに対する接続) ・今回実証については未対応 ・今回開発した内容をもとに、課題を整理する

11 標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題
実証実験実施にあたっての課題 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 登録に関する課題 登録、検索の試行を実施し、実際に標準インタフェースの登録検索がおこなえるかどうか確認する ・登録用文書の作成まで ・文書の作成はQ&Aで対応 ・登録管理システムについては別途業務で検討 ネットワークに関する課題 都道府県・市町村、他省庁や大学等、外部機関との間で標準インタフェースによる接続を行う場合に、セキュリティが確保できるか? ・未確認 ・ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 ネットワークへの負荷はどの程度か? ・必要に応じてネットワーク負荷試験を実施 データベースのデータと、取得したデータが同一のものであるか? ・とりまとめで対応 データの暗号化が可能か? ・ネットワークの設定を確認する

12 開発するアプリケーションとその構成1(事務局案)
基本的にすべてのデータは事務所のサーバで管理する。 地整からは、地整の参照・修正用サーバにより事務所のデータを参照・修正する 地整参照・修正用 緊急時には 画面切替 本省 日常・緊急時利用アプリ 東北地方整備局 事務所 イントラネット 仙台河川国道事務所 福島河川国道事務所 事務所登録用 事務所登録用 日常・緊急時利用アプリ 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG GIS PG ※仙台河川国道事務所と同じ構成 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ A事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ 緊急時 河川巡視・被災 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ

13 開発するアプリケーションとその構成2(代替案1)
地整参照・修正用 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 福島河川国道 事務所 事務所登録用 事務所登録用 本省 日常・緊急時利用アプリ 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG PG PG 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ 被災 データ サーバ 緊急時 河川巡視 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ GIS 標準I/F 標準I/F GIS 基本的にデータは地整のサーバですべての事務所のデータを管理する。 事務所では、事務所のサーバにある登録用アプリケーションで入力を行い、その結果は地整のサーバに登録される。 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ

14 開発するアプリケーションとその構成3(代替案2)
日常・緊急時利用アプリ 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 福島河川国道 事務所 地整参照・修正用 事務所登録用 本省 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG PG PG 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ 被災 データ サーバ 緊急時 河川巡視 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ A事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ GIS 標準I/F 標準I/F GIS 基本的にデータとアプリケーションは地整のサーバで管理する。 事務所では、地整のサーバにある登録用アプリケーションで入力を行い、その結果は地整のサーバに登録される。 B事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ

15 実証実験の進め方 日常利用・緊急時利用アプリケーションの開発を事務局で実施する
日常利用・緊急時利用アプリケーションから呼び出されるデータベースおよびそのデータベースへの標準インタフェースの開発を協議会のメンバーにご参加いただきたい 開発におけるガイドライン1.0版(案)の編集上の疑問・技術的な疑問については、事務局で対応方法を検討し、参加者へフィードバックする

16 河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェースの 実装・実証における必要な技術
必要な作業・技術 対応内容 各種データベースサーバに標準インタフェースを実装し、アプリケーションの開発をおこなう GISエンジンに標準インタフェースを実装する 各種データベースに標準インタフェースを実装する ①で開発した各種データベース・アプリケーションの標準インタフェースに接続する処理をおこなう 日常利用、緊急時利用アプリケーションを開発する 国交省内で分散するサーバ間の接続の確認をおこなう ネットワーク、セキュリティについて、ネットワーク管理者と確認する 実装された標準インタフェースに対し、ガイドラインの検証、レスポンス等の確認をおこなう ガイドラインどおりに標準インタフェースが実装されているか確認 標準インタフェースによる接続のレスポンス等の確認 ソフトウエアによる標準インタフェースの管理・運営をおこなう(将来像) 管理運営に向けての準備をおこなう

17 構成案1における開発体制(案) 開発項目 開発会社 確認・実験事項 標準インタフェースの実装 仙台河川国道事務所用
河川基盤地図データ 河川基幹データ ・市販GISエンジンに標準インタフェースを実装する ・標準インタフェースを実装した場合の地図操作の速度について確認する ・GISを利用した標準インタフェース対応のアプリケーションを開発する 福島河川国道事務所用 仙台・福島河川国道事務所 河川縦横断測量データ ・ガイドラインをもとに、標準インタフェースを実装する ・ガイドラインで定義した関数の不足等について確認する ・関数が不足する場合には、ガイドラインに基づいて拡張をおこなう ・標準インタフェース登録用の文書の作成をおこなう 事業計画データ 緊急時河川巡視データ 被災データ 備蓄資材 観測記録

18 構成案1における開発体制(案) 開発項目 開発会社 確認・実験事項 標準インタフェースに接続するアプリケーションの開発
仙台・福島河川国道事務所 日常利用アプリケーション (登録用) 事務局 ・アプリケーションの開発をおこない、他社が作成した標準インタフェースを実装したデータベースに接続する ・GISエンジンがなくても、地図を提供するアプリケーションに接続し参照できるアプリケーションを開発する 東北地整・本省 日常利用アプリケーション (参照用) 緊急時利用アプリケーション (登録用) 緊急時利用アプリケーション (参照用)

19 サブシステムを利用した 全国の事務所職員が利用可能なテスト用サイトの構築
水情報国土データ管理センターサブシステム 全国の 各事務所の職員 インターネット 日常利用アプリ 標準I/F 標準I/F PG GIS 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ 事業計画 データサーバ

20 作業のリスト(※開発するアプリケーションは、サーバの構成により変更あり)
開発項目 作業内容 標準インタフェースに接続するアプリケーションの開発 日常利用アプリケーション 福島河川国道事務所 日常利用アプリケーション (登録用) 福島河川国道事務所で利用する日常利用アプリケーションの開発 日常利用機能の設計・開発 GUIの設計・開発 他システム(標準インタフェース)との接続処理 サーバへのプログラムの格納 仙台河川国道事務所 仙台河川国道事務所で利用する日常利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所用と同様 GUIや利用できるデータ等について福島河川国道事務所用のカスタマイズ 東北地整・本省 日常利用アプリケーション (参照・修正用) 東北地整・本省で利用する日常利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所用と同様であるが、本省・地整での参照・修正を中心とした機能 福島・仙台のデータを重ね合わせて参照・修正できる機能開発 緊急時利用アプリケーション 緊急時利用アプリケーション (登録用) 福島河川国道事務所で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所の日常利用アプリケーションと同様 緊急時利用に特化した機能開発・GUI設計 仙台河川国道事務所で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 GUIや利用できるデータ等について仙台河川国道事務所用のカスタマイズ 緊急時利用アプリケーション (参照・修正用) 東北地整・本省で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所緊急時利用アプリケーションと同様であるが、本省・地整での参照・修正を中心とした機能

21 作業のリスト(※開発するアプリケーションは、サーバの構成により変更あり)
開発項目 作業内容 データベースの開発と標準インタフェースの実装 福島河川国道事務所用 河川基盤地図データ 河川基幹データ 福島河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBのGIS・データベースの開発 GISとDBエンジンへの標準インタフェースの実装 福島河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBの格納 仙台河川国道事務所用 仙台河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBのGIS・データベースの開発 基本的には福島河川国道事務所で開発するものと同じ 仙台河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBの格納 福島河川国道事務所 河川縦横断測量データ 福島河川国道事務所の河川縦横断測量データを格納するデータベースの開発 標準インタフェースの実装、データベースの開発 福島河川国道事務所の河川縦横断測量データの格納 仙台河川国道事務所 仙台河川国道事務所の河川縦横断測量データを格納するデータベースの開発 仙台河川国道事務所の河川縦横断測量データの格納 福島・仙台河川国道事務所 事業計画データ 仙台河川国道事務所、福島河川国道事務所で保有もしくは登録等行うデータベースの構築 標準インタフェースの実装 データベースの構築 サンプル用データの作成 サーバへのデータベースエンジンと開発したプログラムの格納 (備蓄資材については、福島・仙台のそれぞれの河川国道事務所のデータを格納) 緊急時河川巡視データ 被災データ 備蓄資材 観測記録 標準インタフェースに対応した水文水質データベースの試作 水文水質DBへの標準インタフェースの実装(試作) 河川基盤地図の観測所等との調整

22 3.ガイドライン第1.0版(案)における 現時点で明らかになった課題と対応案
第4回協議会開催以降、ガイドライン第1.0版(案)に対して、指摘や質問が寄せられた 事務局でも、実証実験の計画作成の段階で、ガイドラインとしてあいまいな表現等を確認した 資料5に、「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェースガイドライン第1.0版(案)における課題と対応案」として整理した

23 4.今後のスケジュール

24 ガイドライン1.0版作成に向けて 第4回協議会 H17年6月末 実証実験期間中 実証実験終了後(H18年6月まで)
1.0版(案)作成までの経緯 第4回協議会  「ガイドライン1.0版(案)(6月23日版)」 H17年6月末 「ガイドライン1.0版(案)」 誤字脱字の修正 索引における目次の不整合の修正 実証実験期間中 実験において判明した「ガイドライン1.0版(案)」の問題点等については、「Q&A」として対応方法を提示する 技術的な事項など、重要な事項については、協議会参加者へ照会の上、対応方法を検討する 修正内容は、開発するアプリケーションへ反映する 実装上不明な事項が生じた場合には、事務局へ問い合わせをお願いします 実証実験終了後(H18年6月まで) Q&Aの内容、および最終的な課題等を「ガイドライン1.0版(案)」に反映 「ガイドライン1.0版」としてガイドラインの改定を行う 「ガイドライン1.0版」の作成に向けて


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