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伊藤洋一(兵庫県立大学) 大朝由美子(埼玉大学)
UH/UKIRTの共同運用 伊藤洋一(兵庫県立大学) 大朝由美子(埼玉大学)
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UKIRTの歴史 イギリスの赤外線望遠鏡。口径3.8m 1979 運用開始 使いやすい望遠鏡、創意に満ちた観測装置(CGS4等)、観測者思いのソフトウエア 2004 WFCAM完成。観測時間の60%を占める。 2008 WFCAMの観測のみに集中 2009 閉鎖に向けた議論を開始 2010 年間60夜を韓国が使用 2014 ハワイ大学に譲渡 202? TMT建設のため閉鎖
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UKIRTの現在 NASAがロッキードと契約して運営 アリゾナ大学とハワイ大学も限られた夜数を使える 2015年後期の運用 観測装置: WFCAM, UFTI/UIST/Michelle (?) NASA: 93夜(51%) UA/UH: 76夜(42%) エンジニアリング: 6夜(3%) 観測無し: 8夜(4%)
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UKIRTの観測時間の変遷 共同利用の時代 大規模観測の時代 内部利用者の時代 2004年度まで:共同利用が主体 2004年度から:大規模観測(UKIDSS)が始まる。 2009年度から:大規模観測が大半を占める。 2010年度から:外国の比率が高まる。 2012年度から:使用者を制限
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UKIRTにかかわる論文数の変遷 近年は急速に論文数が低下 大規模観測は2年後ぐらいに論文化される
その他の観測は徐々に減少。アーカイブデータなどを使うからか? 2017年以降の財源は不透明。日本人時間の復活は無理?
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UKIRT日本人枠 2002年から2010年まで 装置開発 & すばる望遠鏡を支える研究の一環
国立天文台が交渉窓口、TACは全国の研究者で構成 一晩 300万円 (国立天文台の予算から) 旅費補助なし
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UHの共同利用 2016年後期の共同利用 観測装置: CCD, imaka(GLAO), SNIFS, DIPOL2
共同利用は5課題で71夜。PIはハワイ大学に限定(39%) NASA: 36夜(20%) 前期の補償: 27夜(15%) エンジニアリング: 25夜(14%) 未定: 21夜(11%) 観測なし: 4夜(2%) こんな閉鎖的な望遠鏡がTMT時代にも存続するとは
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UH日本人枠 2002年から2014年まで 装置開発 & すばる望遠鏡を支える研究の一環 国立天文台が交渉窓口(2012からはTACが行う)
復活の見込みなし 2002年から2014年まで 装置開発 & すばる望遠鏡を支える研究の一環 国立天文台が交渉窓口(2012からはTACが行う) TACは全国の研究者で構成 一晩 40万円 (国立天文台の予算から) 旅費補助なし
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すばる望遠鏡の観測時間の変遷 戦略枠 「共同利用の時代」から「大規模観測の時代」に移りつつある
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UKIRTの教訓 1979 運用開始 2004 WFCAM完成。観測時間の60%を占める。 2008 WFCAMの観測に集中 選択と集中
共同利用 大規模観測 内部利用者 1979 運用開始 2004 WFCAM完成。観測時間の60%を占める。 2008 WFCAMの観測に集中 選択と集中 2009 閉鎖に向けた議論を開始 + 2010 年間60夜を韓国が使用 国際共同運用? 国内コミュニティーの減少 202? TMT建設のため閉鎖 予算削減 国内コミュニティーの規模を維持するためには、数多くの研究者が望遠鏡を利用することが有効 (大規模観測+共同利用)
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UH88日本人時間枠の機関別採択件数 総採択件数 119件* *採択されたが観測が実行されなかったものを除く。 国立天文台/総研大 JAXA
宮崎大学 国学院大 明治学院大 岡山理科大 スペース ジョンズホプキンス大 総採択件数 119件* スタンフォード大 SISSA 広島大学 名古屋大学 ソウル大学 Gemini プリンストン大 ジェネシア 国立天文台/総研大 群馬天文台 JAXA 東工大 埼玉大学 理研 東京大学 大分大学 神戸大学 名古屋市立大学 京都大学 東北大学 *採択されたが観測が実行されなかったものを除く。
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UH88日本人時間枠の分野別採択件数 総採択件数 119件* 太陽系内 機器開発 星 銀河・銀河系 星・惑星形成
総採択件数 119件* 星間現象 太陽系内 機器開発 星 銀河・銀河系 星・惑星形成 *採択されたが観測が実行されなかったものを除く。
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