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機器分析学 X線による分析法 ー回折法ー (単結晶)X線結晶構造解析 粉末X線回折法 ーその他 X線分光法 等ー
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紫外可視分光法 波長 短 長 マイクロ 波 γ線 X線 赤外線 ラジオ波 高 E (光子のエネルギー;単位: J) 低 分子の 回転運動
10-12 10-11 10-10 10-9 10-8 10-7 10-6 10-5 10-4 10-3 10-2 10-1 100 (m) 紫外線 可視光線 マイクロ 波 γ線 X線 赤外線 ラジオ波 分子の 回転運動 核スピンの 反転 物理現象 分子振動 回転 分光法 赤外分光法 NMR 分光法 測定法 ラマン 分光法 ESR 分光法 蛍光 分光法 CD, ORD 旋光度 分光法
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紫外可視分光法 波長 短 長 マイクロ 波 γ線 X線 赤外線 ラジオ波 高 E (光子のエネルギー;単位: J) 低 電子による
10-12 10-11 10-10 10-9 10-8 10-7 10-6 10-5 10-4 10-3 10-2 10-1 100 (m) 紫外線 可視光線 マイクロ 波 γ線 X線 赤外線 ラジオ波 電子による X線の弾性散乱 分子の 回転運動 核スピンの 反転 物理現象 分子振動 回転 分光法 赤外分光法 X線結晶構造 解析 NMR 分光法 測定法 ラマン 分光法 ESR 分光法 蛍光 分光法 CD, ORD 旋光度 回折法 分光法
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の 構造 (化学構 造ではない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶 を検出する手法。X線回折を利用して 結晶格子の違い (結晶相) を評価する手法。
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長 波長)) を観測 する分光法 長 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の 三次元 構造 (化学構 造ではない) を決定する手法 三次元 粉末X線回折法 結晶 多形 を検出する手法。X線回折を利用して 結晶格子の違い (結晶相) を評価する手法。 多形
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長 波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の 三次元 構造 (化学構 造ではない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶 多形 を検出する手法。X線回折を利用して 結晶格子の違い (結晶相) を評価する手法。
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2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合(位相がそろっている場合) +
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2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):弱め合う場合(逆位相の場合) +
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X線回折とは X線回折はちょうど良い角度のときだけ起こる 出典:イメージから学ぶ構造解析法(第2版)定金豊 著、京都廣川書店
2019/4/8 X線回折とは X線回折はちょうど良い角度のときだけ起こる 出典:イメージから学ぶ構造解析法(第2版)定金豊 著、京都廣川書店
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2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合 θ θ
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2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合 θ θ θ 1波長のずれ 2波長のずれ 3波長のずれ
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2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合 θ θ θ d 1波長のずれ d = d sinθ 面間隔 d
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X線回折とは 2d sinθ = nλ 波の回折(波の干渉):強め合う場合 θ θ θ d d 波長×nのずれ + = 2d sinθ
2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合 2d sinθ = nλ θ θ θ d d 波長×nのずれ + = 2d sinθ = nλ 面間隔 d
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X線回折とは 2d sinθ = nλ nλ d = 2sinθ d = f(θ) 波の回折(波の干渉):強め合う場合 θ θ
2019/4/8 X線回折とは 波の回折(波の干渉):強め合う場合 2d sinθ = nλ 2sinθ nλ d = θ θ 面間隔d(分解能) は角度θの関数 θ d d = f(θ) d 面間隔 d = 分解能
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2019/4/8 X線回折とは 回折X線 入射X線と回折 X線のなす角度 2θ 回折X線 θ d 面間隔 θ 入射X線
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の三次元構造 (化学構造では ない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶多形を検出する手法。X線回折を利用して結晶格子 の違い (結晶相) を評価する手法。
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X線結晶構造解析 回折点 格子状に並んでいる (厳密には逆空間中) 格子点 (h, k, l) で 各回折点を指定できる
2019/4/8 X線結晶構造解析 南江堂 パートナー分析化学II 回折点 格子状に並んでいる (厳密には逆空間中) 格子点 (h, k, l) で 各回折点を指定できる 各回折点は固有の強度を有している X線回折データ 格子点 (h, k, l) の 回折(X線)強度 逆フーリエ変換(コンピュータによる計算) 電子密度
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X線結晶構造解析 回折点 格子状に並んでいる (厳密には逆空間中) 格子点 (h, k, l) で 各回折点を指定できる
2019/4/8 X線結晶構造解析 南江堂 パートナー分析化学II 回折点 格子状に並んでいる (厳密には逆空間中) 格子点 (h, k, l) で 各回折点を指定できる 各回折点は固有の強度を有している X線回折データ 格子点 (h, k, l) の 回折(X線)強度 逆フーリエ変換(コンピュータによる計算) 電子密度 電子密度への原子の割当 一次データ = 三次元構造の決定 (二次データ)
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X線の散乱 X線を散乱させる本体: 電子 散乱X線は電子(電子密度) の情報を持っている。 入射X線 散乱X線 e−
2019/4/8 X線の散乱 X線を散乱させる本体: 電子 散乱X線は電子(電子密度) の情報を持っている。 入射X線 散乱X線 e− 散乱X線 = f(電子密度) y = f(x) yはxの関数の意
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X線の散乱 y = f(x) X線回折 散乱X線の干渉 yはxの関数の意 Σ(散乱X線) 散乱X線を 足し合わせ るの意
2019/4/8 X線の散乱 y = f(x) X線回折 散乱X線の干渉 yはxの関数の意 Σ(散乱X線) 散乱X線を 足し合わせ るの意 X線を散乱させる本体: 電子 散乱X線 e− 入射X線 回折X線 入射X線 散乱X線 散乱X線 = f(電子密度) e− 回折X線 = Σ(散乱X線) 散乱X線 e− 入射X線 回折X線 = f1(電子密度) 電子密度 = f2 (回折X線) 即ち、
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の三次元構造 (化学構造では ない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶多形を検出する手法。X線回折を利用して結晶格子 の違い (結晶相) を評価する手法。
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結晶多形 (結晶相) とは 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶相の異なる結晶では、結晶(即ち薬物)の
2019/4/8 結晶多形 (結晶相) とは 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶相の異なる結晶では、結晶(即ち薬物)の 溶解速度が異なる!!! バイオアベーラビリティ (腸管吸収速度等) に違いがでる!!! 薬の化合物の重要な規格の一つ
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結晶多形とは nλ d = 2sinθ 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶格子が変化 d1 d2
2019/4/8 結晶多形とは 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶格子が変化 d1 d2 単位格子 単位格子 2sinθ nλ d = 面間隔 d が変化 角度θが変化 粉末X線の回折点の (パターン) の変化
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結晶多形とは nλ d = 2sinθ 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶格子が変化 d1 d2
2019/4/8 結晶多形とは 同一分子が結晶内で、異なる配置で並んだ結晶を作る現象 結晶A 結晶B 結晶格子が変化 d1 d2 単位格子 単位格子 2sinθ nλ d = 面間隔 d が変化 角度θが変化 粉末X線の回折点の (パターン) の変化 位置
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粉末X線回折 2θ nλ d = 2sinθ 粉末微結晶 (多数) 360° あらゆる方向に回折 回折点が にならぶ 円周上
2019/4/8 粉末X線回折 南江堂 パートナー分析化学II 2θ 粉末微結晶 (多数) 出典: Wikipedia 360° あらゆる方向に回折 回折点が にならぶ 円周上 元を正せば、単結晶の回折点 θ d 面間隔 2sinθ nλ d = 面間隔 d の情報 結晶格子の情報 結晶多形の確認
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粉末X線回折 2θ 粉末微結晶 (多数) 360° あらゆる方向に回折 回折点が にならぶ 円周上
2019/4/8 粉末X線回折 南江堂 パートナー分析化学II 2θ 粉末微結晶 (多数) 出典: Wikipedia 360° あらゆる方向に回折 回折点が にならぶ 円周上 回折像の赤線に沿って回折X線強度をプロットすると 回折X線 強度 2θ (回折角)
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粉末X線回折 2θ tan(2θ) = H/L H よって、2θ = tan-1(H/L) L θ = {tan-1(H/L)}/2
2019/4/8 粉末X線回折 南江堂 パートナー分析化学II tan(2θ) = H/L 2θ H よって、2θ = tan-1(H/L) L θ = {tan-1(H/L)}/2 粉末微結晶 (多数) 360° あらゆる方向に回折 回折点が にならぶ 円周上 回折像の赤線に沿って回折X線強度をプロットすると 回折X線 強度 2θ (回折角)
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2019/4/8 粉末X線回折
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2019/4/8 粉末X線回折 結晶Aの回折ピークを1/2に
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粉末X線回折 nλ d = 2sinθ 結晶Aと結晶Bは回折角が 同じところにピークがある。 回折強度もほとんどそろっ ている。
2019/4/8 粉末X線回折 結晶Aと結晶Bは回折角が 同じところにピークがある。 回折強度もほとんどそろっ ている。 結晶Aと結晶Bは結晶格子 (結晶相) が同一。 2sinθ nλ d =
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粉末X線回折 nλ d = 2sinθ 結晶Aと結晶Cは回折角が 異なるところにピーク。 結晶Aと結晶Cは結晶格子 (結晶相) が異なる。
2019/4/8 粉末X線回折 結晶Aと結晶Cは回折角が 異なるところにピーク。 結晶Aと結晶Cは結晶格子 (結晶相) が異なる。 このような現象:結晶多形 2sinθ nλ d =
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粉末X線回折 散漫な散乱 (ハローパターン) 粉末中の化合物が結晶格子 を形成していない (非晶質)。 =結晶でない
2019/4/8 粉末X線回折 散漫な散乱 (ハローパターン) 粉末中の化合物が結晶格子 を形成していない (非晶質)。 =結晶でない 粉末中で化合物がデタラメな 向きにむいて凝集している。
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の三次元構造 (化学構造では ない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶多形を検出する手法。X線回折を利用して結晶格子 の違い (結晶相) を評価する手法。
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X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収(分光法) E = hν = h(c/λ) 短波長 長波長 高エネルギー側
2019/4/8 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収(分光法) E = hν = h(c/λ) 短波長 長波長 高エネルギー側 低エネルギー側 南江堂 パートナー分析化学II
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X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 図1 図2 左右反転 &拡大 (注意参照) 短波長 長波長 低エネルギー側 高エネルギー側
2019/4/8 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 図1 図2 左右反転 &拡大 (注意参照) 短波長 長波長 低エネルギー側 高エネルギー側 高エネル ギー側 低エネル ギー側 注意:高エネルギー側が図1と図2では逆 南江堂 パートナー分析化学II
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X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) XANES 原子の価数 配位の対称性 EXAFS 中心原子に対する 配位元素の情報
2019/4/8 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 図1 XANES 原子の価数 配位の対称性 EXAFS 中心原子に対する 配位元素の情報 中心原子に対する 配位原子数 低エネルギー側 高エネルギー側 中心原子と配位原子 の原子間距離 南江堂 パートナー分析化学II
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配位とは 配位結合:ルイス酸とルイス塩基の共有結合性の結合 空軌道 Co2+ ルイス酸 (註) の空軌道に ルイス塩基が孤立電子対を提供し
2019/4/8 配位とは 配位結合:ルイス酸とルイス塩基の共有結合性の結合 空軌道 Co2+ ルイス酸 (註) の空軌道に ルイス塩基が孤立電子対を提供し 形成される共有結合性の結合 H2O ローンペア (孤立電子対) 註:ルイス酸:主に金属イオン 共有結合:両原子が不対電子を出し合って形成する結合 H H H H
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水中の金属イオン 配位子 (リガンド) 空軌道 Co2+ H2O Co2+ H2O ローンペア (孤立電子対) 六配位正八面体構造
2019/4/8 水中の金属イオン 配位子 (リガンド) 空軌道 Co2+ Co2+ H2O H2O ローンペア (孤立電子対) 六配位正八面体構造 アクア錯体:水分子が配位結合した金属-水分子複合体 錯体:金属イオンが形成する配位結合性の複合体 配位子:ローンペアを持つ分子(H2O, NH3, ピリジン等)
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X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法
2019/4/8 X線分析法 X線吸収分光法 (XANES, EXAFS) 原子によるX線吸収を観測する分光法 蛍光X線分光法 原子が発する蛍光X線 (低エネルギー(= 長波長)) を観測 する分光法 X線結晶構造解析 X線回折を利用して、分子の三次元構造 (化学構造では ない) を決定する手法 粉末X線回折法 結晶多形を検出する手法。X線回折を利用して結晶格子 の違い (結晶相) を評価する手法。
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蛍光X線分光法 一次X線 エネルギー M殻 L殻 蛍光X線 エネルギー K殻 E = hν = h(c/λ)
2019/4/8 蛍光X線分光法 エネルギー 準位 一次X線 エネルギー M殻 L殻 蛍光X線 エネルギー K殻 E = hν = h(c/λ) K, L, M殻のエネルギー準位が元素固有 元素の同定
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冬休みの宿題 宿題 粉末X線回折において回折パターンから結晶相が判別できる 理由を、論理飛躍なく説明しなさい。
2019/4/8 冬休みの宿題 粉末X線回折において回折パターンから結晶相が判別できる 理由を、論理飛躍なく説明しなさい。 宿題 絶対配置R体の化合物の比旋光度が30°であった。この化合物の 濃度2 g/mLの溶液を光路長20 cmのセルに入れた時の旋光度を 求めなさい。 (予習) 成功している人と、そうでない人は、何が一番異なるので しょうか?
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演習 X線が結晶の格子面に対して下図のように角度θで入射し、角 度θで散乱(反射)している(前提条件)。
2019/4/8 演習 X線が結晶の格子面に対して下図のように角度θで入射し、角 度θで散乱(反射)している(前提条件)。 この時、角度 a, b が a = θ, b = 2θとなることを証明しなさい。 θ θ d a 面間隔 d b d
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演習 角度 a, b が a = θ, b = 2θとなることを証明しなさい。 θとaに挟まれた角をcと すると
2019/4/8 演習 角度 a, b が a = θ, b = 2θとなることを証明しなさい。 θとaに挟まれた角をcと すると a + c = 90° eq.1 θ θ θ + c = 90° eq.2 c d a eq.1とeq.2の差をとると a + c = 90° d −) θ + c = 90° b d a − θ = 0° 即ち、 a = θ
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演習 角度 a, b が a = θ, b = 2θとなることを証明しなさい。 角度 d, e, f, g, h を図の ように定義する。
2019/4/8 演習 角度 a, b が a = θ, b = 2θとなることを証明しなさい。 角度 d, e, f, g, h を図の ように定義する。 ∠d (= ∠k) = ∠f = ∠h d e k θ θ a よって ∠h = θ d ∠g = ∠e = θ d b g f θ θ θ h d ∠b = ∠g + ∠h = θ + θ = 2θ
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宿題 以下の文章から読み取れることを書き出しなさい。 例)A氏が軽井沢でゴルフをする時はいつも、40人近い長野
2019/4/8 宿題 以下の文章から読み取れることを書き出しなさい。 例)A氏が軽井沢でゴルフをする時はいつも、40人近い長野 県警の警察官が警護に当たるのが常だった。 16歳の少年が郷里の新潟県から出稼ぎに上京したのは1934年 (昭和9年)のことだった。 余裕があれば以下の課題もやってみて下さい。 「定性(分析)」とはどのような分析かを説明しなさい(この 言葉の辞書の編集者になった気持ちで)。
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宿題 以下の文章から読み取れることを書き出しなさい。 16歳の少年が郷里の新潟県から出稼ぎに上京したのは1934年
2019/4/8 宿題 以下の文章から読み取れることを書き出しなさい。 16歳の少年が郷里の新潟県から出稼ぎに上京したのは1934年 (昭和9年)のことだった。 16歳で働く>少年の学歴は中学以下 16歳で働く>この時代はこの年齢で腹をくくって働かなけれ ばならない時代 16歳で出稼ぎに出なければならない>家は裕福ではないかも 1934年は第二次世界大戦の少し前>日本の世界の中の立ち位 置は発展途上国>国全体がまだ貧しい時期 新潟県は雪国>冬は雪で閉ざされる>生活も大変>冬場の労 働が限られる>やはり貧しさにつながる
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機器分析学 熱分析法 I巻9章 p
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた
2019/4/8 熱分析法 結晶の 熱応答性 を測定する方法 結晶: 原薬の結晶 示差熱分析法 (DTA) 測定対象の試料と基準試料を同時に加熱して、生じた 温度差 から結晶の状態を解析する手法 示差走査熱量測定法 (DSC) 熱量 から結晶の状態を解析する手法 結晶加熱時の 質量 を測定する方法 熱質量測定法 (TG) 測定対象の試料加熱して、生じた 質量変化 から 結晶の状態を解析する手法
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2019/4/8 示差熱分析法 (DTA) 炉の温度 基準試料の温度 測定対象の試料 基準試料 炉 測定対象試料 の温度 装置構成 時間
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示差熱分析法 (DTA) 炉の温度 基準試料の温度 測定対象の試料 基準試料 測定対象試料 の温度 装置構成 DTA曲線 炉 時間
2019/4/8 示差熱分析法 (DTA) 炉の温度 基準試料の温度 測定対象の試料 基準試料 炉 測定対象試料 の温度 装置構成 DTA曲線 時間
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熱質量分析法 (TG) 熱質量測定法 (TG) 測定値: 熱をかけながら、結晶の質量を測定 結晶の熱分解による 結晶水の気化 気体発生
2019/4/8 熱質量分析法 (TG) 熱質量測定法 (TG) 測定値: 熱をかけながら、結晶の質量を測定 結晶の熱分解による 気体発生 (結晶の熱分解反応) 結晶水の気化 (結晶の脱水和) 加熱 気体として失われた 質量が減少 気化した結晶水 の質量が減少
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熱質量分析法 (TG) 熱質量測定法 (TG) 測定値: 結晶の質量 熱をかけながら、結晶の質量を測定 結晶の熱分解による 気体発生
2019/4/8 熱質量分析法 (TG) 熱質量測定法 (TG) 測定値: 結晶の質量 熱をかけながら、結晶の質量を測定 結晶の熱分解による 気体発生 (結晶の熱分解反応) 結晶水の気化 (結晶の脱水和) 加熱 気体として失われた 質量が減少 気化した結晶水 の質量が減少
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DTA曲線&TG曲線 TG曲線 熱質量測定法 (DTA曲線) 示差熱測定法 ① CaC2O4•H2O → CaC2O4 + H2O↑
2019/4/8 DTA曲線&TG曲線 TG曲線 熱質量測定法 (DTA曲線) 示差熱測定法 ① CaC2O4•H2O → CaC2O4 + H2O↑ ② CaC2O4 → CaCO3 + CO↑ ③ CaCO3 → CaO + CO2↑
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宿題 「定性(分析)」とはどのような分析かを説明しなさい(この 言葉の辞書の編集者になった気持ちで)。
2019/4/8 宿題 「定性(分析)」とはどのような分析かを説明しなさい(この 言葉の辞書の編集者になった気持ちで)。 定性(分析):おまかに性質を決定すること。 定性分析においては、「命題 」に対して、真 (yes) か偽 (no) かを決定すること。 例)水溶液中に特定の金属がいるか (yes) いない (no) かを調 べることは、典型的な定性分析。 蛍光X線分光法の説明の中で「資料物質の定性」と書いてあ るのをそのまま写された方が多かった。「資料物質の定性」 が何を指すのか曖昧。
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演習 宿題 (12/22締切分) 粉末X線回折において回折パターンから結晶相が判別できる 理由を、論理飛躍なく説明しなさい。
2019/4/8 演習 粉末X線回折において回折パターンから結晶相が判別できる 理由を、論理飛躍なく説明しなさい。 宿題 (12/22締切分) 絶対配置R体の化合物の比旋光度が30°であった。この化合物の 濃度2 g/mLの溶液を光路長20 cmのセルに入れた時の旋光度を 求めなさい。 (予習) 成功している人と、そうでない人は、何が一番異なるので しょうか?
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2019/4/8 冬休みの宿題 1 2
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冬休みの宿題 下のグラフは、x軸正の向きに進む周期2.0秒の正弦波 (sin波) の、時刻0秒での変位y (m) の様子を表している。
2019/4/8 冬休みの宿題 下のグラフは、x軸正の向きに進む周期2.0秒の正弦波 (sin波) の、時刻0秒での変位y (m) の様子を表している。 (a) この波の高さはいくらか。 (b) この波の振動数 (周波数) はいくらか。 (c) この波の進行速度はいくらか。 (c) 任意の時刻 t(s) の、位置 x(m) での変位 y(m) を表す式を 求めよ。
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