貞広幸雄 sada@okabe.t.u-tokyo.ac.jp 地理情報システム論 貞広幸雄 sada@okabe.t.u-tokyo.ac.jp.

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1 貞広幸雄 sada@okabe.t.u-tokyo.ac.jp
地理情報システム論 貞広幸雄

2 I. 地理情報システムとは何か

3 I-1　地理情報システムの定義 地理情報システム 　Geographical Information Systems 　Geographical Information Science 　　　　ー >　GIS

4 地図を代表とする空間的な情報を処理するための
　コンピュータシステム

5 ソフトウェアを指すことが多いが， ハードウェアを含むこともある

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10 空間データを 　作成，収集，管理，更新，変換，解析，出力 するための一連のシステム

11 現在は2（あるいは2.5）次元のものにとどまっている
CADとの融合

12 I-2　地理情報システムの機能 1. 空間データの作成 　　紙地図からのデジタルデータ作成

13 2. 空間データの表示 　　コロプレス地図（色の塗り分けによる表現） 　　重ね合わせ 　　縮尺変更

14 3. 空間データの検索 　　　空間的検索と非空間的検索

15 4. 空間データの重ね合わせ 　　「視覚的」重ね合わせではなく，データ自体の重ね合わせ

16 5. バッファリング

17 6. 3次元解析 　　等高線 　　段彩図 　　鳥瞰図 　　可視領域の同定 　　断面図

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21 7. ネットワーク解析 　　最短経路探索 　　資源割り当て問題 　　最大流問題

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24 8． アドレスマッチング

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26 I-3 手作業による地理情報システム スーパーマーケットの立地選定 人口分布図の作成 商圏内人口分布の計算 既存スーパーの位置を調査
バス停の調査 幹線道路の調査 用途地域の調査 空き地の検索 図の重ね合わせ，立地選定

27 I-4　地理情報システムの応用分野 初期： 　地理学，生態学

28 その後： 　都市工学，土木工学，交通工学，地域科学，地質学，水文学，地形学，森林学，公衆衛生学，歴史学，考古学，社会学，．．．．．

29 従来：研究のための特別な道具 今後：誰もが使える簡単な道具

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31 軍事利用から 研究利用へ 　さらに，Car Navigation，Web GIS，インターネットによる地図配信，i-mode 今後は？

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43 I-5　地理情報システムの効用 初期： 　地図入力など手作業の省力化 　　その結果，データの誤りが減少 　データの更新が容易

44 その後： 　リアルタイムな情報収集・配信 　産業化による価格の低下など 　二次加工等の容易さ 　学融合の進展

45 I-6　地理情報システムの利用例 東京都防災情報システム

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47 東京都都市計画情報システム

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50 横浜市都市計画情報提供システム

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53 東京ガス情報管理システム

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57 その他の応用例

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70 I-7　地理情報システムの構成要素 データ作成（入手）　data acquisition データ管理　data management 空間操作　spatial operation 空間解析　spatial analysis 出力　visualization