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今回のお題 -ニトリホールディングスと良品計画で財務比率として何が異なるのか。そこから何が読み取れるか。
-各社の経営者の立場で、どのような経営上あるいは財務上の課題を抱えているとみることができるか。 -投資家の立場に立った場合、どちらが魅力があるか。なぜか。そうした観点で見た場合、魅力のない企業に対して、何を問いかけ、何を促そうとするか。 1
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チームの結論 良品計画が魅力的に映りました 2
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アジェンダ 1.財務分析 2.経営戦略分析 3.比較 3
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アジェンダ 1.財務分析 2.経営戦略分析 3.比較 4
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財務分析の結論 ・両社のビジネスモデルに沿った構成比率になっている ーニトリは有形固定資産が多い ー良品計画は棚卸資産が多い
・両社ともに負債比率を下げている(安全性を高めている) ・FY16のROEは良品計画がよい ー良品計画は回転率とレバレッジが効いている ーニトリはROSが高い 5
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項目別分析 ニトリ 良品計画 メッセージ 構成比率 安全性 効率性 収益性 成長性 企業価値 6 ・有形固定資産が多い ・原価率が低い
・棚卸資産が多い ・支払債務が多い 安全性 ・自己資本比率が高い ・財務レバレッジが低い 効率性 ・棚卸資産回転率が高い ・キャッシュ化速度が速い ・棚卸資産回転率が低い ・キャッシュ化速度が遅い 良品計画が総資産に対する効率性が高い 収益性 ・ROEが高い 成長性 企業価値 ・時価総額が高い ・EPSが高い 6
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アジェンダ 1.財務分析 2.経営戦略分析 3.比較 7
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経営戦略分析結論 ニトリ 良品計画 強み 製造、物流、小売りを自社で行えている(SPA) 国内特化のビジネスモデルが機能している
時価総額成長 ホームファッション等成長余力あり ビジネスモデルが海外に適用できている(有形固定資産をもたない) 海外進出は早い →収益部分は実績あり 店舗規模最適化 製造していない(スマイルカーブ) 弱み 市場拡大(海外展開) →SPAが展開できるか 成長投資できていない(M&A) →大型M&Aへの準備の内部留保 効率性悪化(在庫の回転率) 国内市場の展開 8
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アジェンダ 1.財務分析 2.経営戦略分析 3.比較 9
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IR視点の分析 両社ともに今後成長のためには海外進出が必須 ニトリ
将来のビジョンは明確である一方で、自社の強みであるSPAが海外でも通用するかは未知数 将来のM&Aに備えてお金をためている 良品計画 ビジネスモデルを変えずに海外に展開しており収益面での一定の成果を残している 10
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ROEの見通し IR視点から将来に大きな変更が起きない前提でROEを算出 11
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ROEの見通し(要素別) ROS 回転率 レバレッジ 12
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結論 両社ともに成長機会の可能性は高い より大きく成長する可能性があるのはニトリ 一方で中期計画にあげているグローバル展開の進捗度合いの
開示情報が必要であると判断し、現状をもとに算出した ROEの結果より良品計画が投資対象として魅力的であると 結論付けた。 13
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