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電気系3学科講義体系コース間関連表(電気工学・電子情報工学・電子工学)
電気系3学科は、電気工学、電子情報工学、電子工学に関連する広範な社会的要求に応えられ、かつこれらを基盤として新しい産業領域を創造できる人材の育成を目的としている。3学科にほぼ対応した3つのコースを設定しているが、講義体系は3コースがカバーする全領域を総合的に考慮して構成されている。教養学部での関連講義の履修を基礎として、3年夏学期までは各コースに共通する講義が用意されている。学年が進行するにつれて、それぞれのコースの特徴を反映した講義に分離してゆくが、いくつかの限定選択科目を除いて、講義の履修選択にはフレキシビリティがある。 本ページでは、全講義体系の各コース間での関連が示されている。次ページには、各コースの履修モデルの例を示した。 A(エネルギー・環境・制御)コース B(情報・通信・メディア) コース C(エレクトロニクス) コース 1,2年教養学部 数学ⅠB:微積分・解析学 数学Ⅱ:線型代数 物理学:力学 化学:構造化学 基礎実験 情報処理 熱力学 振動・波動論 計算機プログラミングⅠ 計算機プログラミングⅡ 計算機科学概論 電気・電子・情報工学入門 物理学:電磁気学 エレクトロニクスの基礎 必修 総合E: 物質・生命 等 総合F: 数理・情報 ・ 等 ・ 全学自由研究ゼミナール 等 3年夏学期 A コース 制御工学第1 電気機器学基礎 電気回路理論第2 信号解析基礎 エネルギー環境論 数学2D 電気電子情報工学倫理 電気電子情報実験第1 ・ コンピュータハードウェア コンピュータソフトウェア ネットワーク工学概論 2年冬学期 電気磁気学 電気回路理論第1 電気電子計測 エネルギー工学 論理回路基礎 コンピュータアルゴリズム コンピュータプログラミング 電子基礎物理 電子デバイス基礎 電気電子数学演習 数学1D エネルギー機械工学概論 A コース B コース C コース 電子回路基礎 電子物性基礎 B コース 半導体デバイス工学 C コース
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電気系3学科(電気工学科・電子情報工学科・電子工学科)
3年冬学期 A コース 卒 業 論 文 4年冬学期 エネルギー変換工学 制御工学第2 数理手法3 電離気体論 電力システム工学第1 工業経済 職業指導 電磁界応用工学 システム数理工学 パワーエレクトロニクス オペレーティングシステム 電気系製図 数学3 電気電子情報実験第2 電子物性第1 電子情報機器学 システム工学基礎 情報通信工学 信号処理工学 ソフトウェア基礎理論 B コース VLSI工学基礎 C コース 光波電子工学 電磁波工学 4年夏学期 A コース 高効率エネルギー変換、電気エネルギー輸送・貯蔵・配分、環境保全・改善、クリーンエネルギー、核融合、燃料電池、極低温送電、電力用半導体素子、超電導応用、リニアモータ超高速鉄道、電気自動車、ロボット工学、汚染物質の分解、新素材生成、エネルギー・環境政策、...... A(エネルギー・環境・制御)コース 高電圧工学 電力システム工学第2 プラズマ理工学 電気機器制御 超電導エネルギー工学 応用電気工学 電気機器設計法 電力工学計画及製図 グローバルシステム工学 電気材料基礎論 情報システム工学 実習 光電子デバイス 通信理論 演習 通信網工学 電気系特別講義第1、2 半導体物性工学 メディア工学 VLSI設計工学 電子通信機器設計法 無線通信応用工学 電子量子力学 電子通信工学計画及製図 プログラミング言語 電子物性第2 光情報工学 B(情報通信・メディア)コース コンピュータ、ソフトウェア工学、インターネット、マルチメディア、情報処理、情報通信、ネットワーク、システム工学、生体工学、メディア情報処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、人工現実感、光通信、移動体無線通信、ディジタル放送、実時間音声認識、...... 人工知能 電子材料プロセス C(エレクトロニクス)コース ヒューマンインターフェース工学 電子デバイス、大規模集積回路、システムオンチップ、光デバイス、光集積回路、光情報システム、材料科学、デバイス物理、微細加工技術、自動設計、システム設計、右脳型コンピュータ、量子コンピューティング、新電子材料創成、原子レベル物質設計、ナノテクノロジー、...... C コース B コース
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電気系3学科コース別履修モデル例(電気工学・電子情報工学・電子工学)
教養科目 基礎科目 (2年生冬学期など) 専門基礎科目(3年生夏学期) 水力、汽力、原子力発電等、各種電気 エネルギー発生方式の基礎原理を概説。 エネルギー変換工学 送変電設備の絶縁協調、送電安定度、 故障時の電圧、電流計算など。 電力システム工学第1 強い電界が加えられたときの気体 分子、気体中の自由電子の振る舞い。 電離気体論 (3年冬学期) ●必修 電気磁気学 エンジニア向けの静電界からマックス ウェル方程式までの電気磁気学。 数学ⅠB:微積分・解析学 電気回路理論第1 線形システム解析の基礎となる電気回路の 解析法とネットワーク理論の導入部など。 数学Ⅱ:線型代数 A (エネルギー・ 環境・制御) コース 物理学:力学 電気電子計測 電気諸量の測定法の基本的な考え方を中心 に実用測定器、電子応用測定についても概説。 物理学:電磁気学 電気-機械エネルギー変換の原理 とその応用装置、変圧器を概説。 電気機器学基礎 動的システム理論、 安定判別、フィードバック系設計。 制御工学第1 化学:構造化学 エネルギー工学 エネルギー工学の歴史、電気エネルギーの 発生・輸送・利用、高電圧工学、環境問題など。 基礎実験 情報処理 論理回路基礎 情報・論理基礎、組み合わせ回路、 順序回路。 ・ 等 アナログ回路網の性質、合成、解析。 特にフィルタについて学ぶ。 電気回路理論第2 コンピュータアルゴリズム アルゴリズムの基本概念・ データ構造・数値計算アルゴリズム。 信号解析基礎 信号の確率的取扱、時間、周波数 領域での取扱、変調方式。 ●総合 E : 物質・生命 コンピュータプログラミング C言語の基礎・実践的プログラミング・演習。 コンピュータハードウェア コンピュータハードウェアアーキ テクチャと入出力機器の構成法。 B (情報通信・ メディア) コース 熱力学 電子基礎物理 コンピュータソフトウェア 振動・波動論 量子力学と統計力学の基礎を学び、固体 や気体の中での電子の振舞いを理解する。 検索、整列などのアルゴリズムと 各種ソフトウェアの構成法。 ・ 等 ネットワーク工学概論 電子デバイス基礎 コンピュータネットワークを構成する 要素技術と全体構成に関する概要。 トランジスタやFETの動作原理、それを 使った集積回路などの紹介。 ●総合 F : 数理・情報 (3年冬学期) 電子情報機器学(3年冬) 待ち行列理論、ネットワーク理論、 信頼性理論、シミュレーション。 システム工学基礎 ディジタル回路、マイクロプロセッサ回路・ 動作・応用・インタフェースなど。 エレクトロニクスの基礎 エネルギー環境論 計算機プログラミングⅠ 電気電子数学演習 トランジスタ増幅回路の解析・設計、アナロ グ集積回路の基本回路の基礎を学習する。 電子回路基礎 電気系学生を対象とした数学の演習。 計算機プログラミングⅡ C (エレクトロ ニクス) コース 計算機科学概論 数学1D ・ 複素関数論、常微分方程式、ベクトル解析。 等 半導体、磁性体、超伝導体など電子工学 の基礎物質を物性物理の立場から概説。 電子物性基礎 数学2D(3年夏) フーリエ解析、偏微分方程式、変分法。 ●全学自由研究ゼミナール ダイオード、トランジスタの構造や特性を 論じ、集積回路に結びつける。 半導体デバイス工学 数学3(3年冬) 電気・電子・情報工学入門 初期値・境界値問題、グリーン関数、 近似解法。 ・ 等 エネルギー機械工学概論 A、B、Cコース 共通 電気電子情報実験第1 特許法 電気電子情報工学倫理
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電気系3学科(電気工学科・電子情報工学科・電子工学科)
専門基礎科目 (3年生冬学期など) 専門科目 (4年生夏学期) 制御工学第2 電気材料基礎論 プラズマ理工学 状態空間法、最適制御とディジタル 制御の基礎。 導体、誘電体、磁性体の物性と 重要な材料についての各論。 宇宙のプラズマ、実験室でのプラズマ、 工業利用プラズマ、核融合プラズマ等。 電磁界応用工学 高電圧工学 超電導エネルギー工学 静電界、静磁界の基礎と工学的応用。 (粒子、細胞、DNA操作、磁気分離など。) 高い電圧、強い電界が加えられた 時の物性とその応用技術。 超電導を応用したエネルギーの 発生、輸送、貯蔵、利用技術の概説。 パワーエレクトロニクス 電力システム工学第2 グローバルシステム工学 電子デバイスを用いて電流を制御する 手法・回路とその電力変換への応用。 電力系統の周波数制御、電圧制御、 経済運用、信頼性、設備計画。 地球規模のエネルギーシステムと 地球環境などについて概説。 卒 システム数理工学 電気機器制御 電気工学実習 制約条件式の下で目的関数の最大値、 最小値を求める手法とその応用。 パワエレによるモータ制御、メカトロ ニクス、ロボット制御。 学外の研究所、工場等における 2週間程度の実習。 応用電気工学 電気機器設計法(4年夏) 電気工学演習 電力の熱・光と電気鉄道など交通 分野への応用。 各研究室で卒業論文の準備を行う。 電力工学計画及製図(4年夏) 情報通信工学 通信網工学 無線通信応用工学 変復調方式、伝送線路、周波数分割多重 通信、ディジタル通信、データ通信。 通信網構成、交換方式、 ネットワーク制御。 電波伝播、アンテナ特性、レーダ 方程式移動体通信、宇宙通信。 業 信号処理工学 通信理論 メディア工学 離散時間回路、ディジタルフィルタ、 FFT、各種信号処理回路。 情報源符号化(データ圧縮)と通信 路符号化(誤り制御)の基礎を学ぶ。 放送テレビ、記録方式、移動通信、CATV、 電気音響装置、電話機、ファクスなど。 情報システム工学 ヒューマンインターフェース工学 オペレーティングシステム データベース、ミドルウェアなどの 大規模情報システムの構成法。 人間における情報入出力、処理機能 及びそれを機械的に実現するための方策。 計算機運用、記憶管理、各種管理。 ソフトウェア基礎理論 プログラミング言語 電子情報工学実習 集合、二項関係、距離空間、記号 論理、オートマトン、計算可能性。 プログラミング言語の考え方、仕様記 述、コンパイラなどの処理系構成法。 学外の研究所、工場などにおける 2週間程度の実習。 論 電子通信機器設計法(4年夏) 人工知能 電子情報工学演習 知識表現とその処理、自然言語、 推論。 各研究室で卒業論文の準備を行う。 電子通信工学計画及製図(4年夏) VLSI工学基礎 電子物性第2 光電子デバイス ディジタル集積回路の基礎。基本回路様式、 レイアウト様式、加算器等の機能回路。 光物性、高周波物性、磁性、超伝導 等についての量子物性工学。 光エレクトロニクスを支えるレーザ、 光検出器、光スイッチ等を論ずる。 電磁波工学 半導体物性工学 光情報工学 電磁波工学を主に理論的な側面から 伝送系、回路、アンテナに分けて概説。 VLSI技術の基礎となる半導体表面 現象、各種の基本集積回路技術など。 光を利用した信号・情報の処理、 記録の基礎と応用。 光波電子工学 電子材料プロセス 電子量子力学 光通信の特色、要素技術(レーザ、 光ファイバ等)、システム設計。 文 電子材料とVLSI、レーザ、量子効果 デバイス等の製作プロセス。 やや高度な量子力学、多粒子系の 電子の量子力学までを学ぶ。 半導体のバンド構造の計算、電子の輸送 方程式、電子散乱と電気抵抗の起源など。 電子物性第1 VLSI設計工学 電子工学実習 VLSI設計で用いられる設計様式と デザインアルゴリズム及びシミュレーション手法。 学外の研究所、工場における 2週間程度の実習。 電子通信機器設計法(4年夏) 電子工学演習 各研究室で卒業論文の準備を行う。 電子通信工学計画及製図(4年夏) 電気電子情報実験第2 電気系特別講義第1(4年夏) 電気系特別講義第2(4年冬) 電気系製図 数理手法3 工業経済 職業指導
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