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鉄筋コンクリートの成立条件・特徴 コンクリート工学研究室 岩城一郎
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鉄筋コンクリートの成立条件 コンクリートと鉄筋との付着が十分 →鉄筋とコンクリートが一体となって外力に抵抗する(引張力を鉄筋が分担することが可能). コンクリートの中の鉄筋は錆びにくい. →コンクリートのアルカリ性(pH12-13)によって鉄筋に不動態皮膜が形成され,鉄筋の腐食を防護 コンクリートと鉄筋の熱膨張係数(α=10×10-6/℃ )がほぼ等しい. →任意の温度変化に対して,コンクリートと鉄筋が同じ挙動をする.ε=α・ΔT,ΔL=ε・L
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鉄筋コンクリートの特徴(鋼構造と比較して)
任意の形状,寸法の部材および構造物を作ることができる.(Merit) 構造物の性質,特に耐久性は,施工の良否に依存する.(Merit and/or Demerit) 材料の入手が容易であり,経済的である.(Merit) 耐久性および耐火性のあるものを容易に作ることができる.(Merit) 改造あるいは取り壊しが容易でない.(Demerit) 自重が大きい.(Merit and/or Demerit) 重力式ダム・擁壁,アンカレイジ⇔地盤沈下,地震
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自重が大きいことによるメリット 国土交通省鬼怒川ダム統合管理事務所HP 首都高速道路㈱HP
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自重が大きいことによるデメリット 阪神高速道路㈱HP
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例題:熱による鉄筋コンクリートの変形 長さ10mの鉄筋コンクリート製の橋が20℃から40℃に温度変化した.このとき,何mm変形したか(伸びたか?縮んだか?)求めよ.ただし,鉄筋およびコンクリートの熱膨張係数は,α=10×10-6(/℃)とする.
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